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2008.12.02
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カテゴリ: 武蔵野東学園関連

子どもにとって 依頼心は、本能的なもの です。

その依頼の柱は、いわば母親中心にして家族に広がり、自分を愛してくれる人(例えば幼稚園・学校の教師)に広がっていきます。



精神的に未熟な子ども達は、集団の中で色々な体験を持ち、これを通して自分の中に一つ一つ自信を得ていきます。



この成長と発達が 依頼心を少なくさせ ていき、その分だけ 聞き分け が育つのです。



依頼心と聞き分けとは、いわば反比例の関係 にあるのです。




言葉を換えて言うならば、

 依頼心とは子どもにとっての甘えであり、母親などの愛情に寄りかかろうとする心です。



子どもに頼るという意識はありませんが、親が依頼心を育てているのです。



子どもに甘えられると、子どもをかわいいと思う気持ちが満足されるので、ついそれを愛情と錯覚してしまいます。




しかし、大人がいつまでも子どもの甘えを無反省に受け入れて、甘えの時間の脱皮を図らないと、子どもがわがままになって自分の要求ばかりを通そうとします。





いわば、扁桃腺肥大のように甘えばかりが肥大してしまい、子どもにとって必要な自立ができなくなってしまいます。



わがまま というのは、 自己中心で、聞き分けのないこと です。



甘えの中では、決して聞き分けは育ちません。

今の世の中は、子どもを過保護に育てることが多く、必要以上に甘えを受け入れ過ぎる為に、子どもの聞き分けを育てることに欠けています。



幼児期に聞き分けをしっかり育てないと、大きくなっても自分の感情を押さえられない人間になり、一つ間違うと、簡単に友人を殺してしまったり、テレビのチャンネル争いから妹を殺すというような悲惨な事件を起こしかねません。




要するに、 聞き分けとは自立であり、それは仲間を通して広がっていくもの です。



聞き分けというのは、親や教師が生活様式とかマナーなどを完成した形で与えれば育つというものではなく、 集団生活の中から子どもが必要を感じて身に付けていく、子どもの知性 なのです。



つまり、 集団の中から聞き分けが育つ のです。

そして、更に学童になると、聞き分けからものの道理を理解することに発展していきます。




ところで、子どもにも 「生きがい」 というものがあります。



ですから、親はそのことを理解してやらなければなりません。



子どもにとって生きがいとは、 親や教師に自分の行為を認められ、良いことをしたら褒められ、自分の存在が認められて励まされること です。




それによって、子どもの ビジョン(ゆめ) が育つのです。

ビジョンは、ものを与えるように与えるものではないし、誰かから貰うものでもありません。

子ども自身が自分でつかむものです。


教師や親がビジョン(ゆめ)を持ち、未来を担う子どもが更に高いものをゆめ見ます。

子ども達にゆめを育てない教育は、インスタントラーメンを与えているようなものです。




特に幼児期には、手作り教育が大切です。

とかく子どもの規格品を作り、それに安住して子どものはみ出る部分を押さえる傾向がありますが、実は、このはみ出る部分が大切なのです。

これを上手に育てあげれば、これが 個性 となる訳です。





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Last updated  2008.12.02 09:05:48
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