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江東の障害児放課後活動施設が舞台
ありのままの素顔映画に
江東区にある障害児の放課後活動施設
「こぴあクラブ」 に通う子どもたちの姿を追った
ドキュメンタリー映画「 世界一すてきな僕たち私たちへ 」が完成した。
区内の制作会社「ピース・クリエイト」の
宮崎信恵監督(71)が三年をかけて取材し、
放課後の子どもたちの自然な表情をとらえた。
八月五日に
江東区文化センター(東陽)で完成披露上映会を開く。
宮崎さんは「障害のある子にも放課後を過ごす場は、
成長に大切な場所であることを知ってもらいたい」と話す。
障害児の放課後活動は、
昨春の児童福祉法改正で国の制度としても位置付けられた。
学校から施設に向かう道のり、夕食やおやつ作り、
夏休みの川キャンプ、他の学童保育との交流会...。
小学生から高校生まで三十人の表情が輝く。
映画は、
施設で過ごす子どもたちの様子をありのままに映し出していく。
こぴあに通うのは、知的障害のある子どもたちで、
自閉症を含む発達障害の子もいる。
先の見通しを持ったり、
気持ちを切り替えようとしたりするのも大変なことだ。
言葉で伝えられないもどかしさに、パニックを起こす子も。
職員は、
そうした子どもたち一人一人の気持ちを受け止めていく。
職員や友人との交わりを通じ、
子どもたちはゆっくりと確実に成長する。
子どもたちを見守る職員の奮闘もスクリーンに広がる。
障害のある子どもを育てる母親たちが中心になって
十八年前、こぴあを作った。
現在は、NPO法人「こどもの地域生活サポーターこぴあ」が運営し、
常勤四人と非常勤十三人の職員が働く。
北村恵子所長は
「放課後はほっとして好きな友達と自由に過ごす時間。
子どもたちがここにいる大人たちに安心感を持ってくれているのがうれしい」
と話す。
福岡県の知的障害者施設を舞台にした
前作を見た北村さんから感想をもらったことをきっかけに、
宮崎さんはこぴあの取材を始めた。
二〇一〇年夏のことだ。
宮崎さんは
「遊ぶこと、楽しい経験をすることで
子どもたちの心が解放されていくのが伝わってきた。
撮影を通じ、
一人一人の存在の確かさを感じていた」
と振り返る。
北村さん自身、障害のある子の母親だ。
「親も子も大変な面、辛いことはもちろんある。
でも、映画の中の子どもたちの
生き生きした表情を見てもらえば、
障害がある、そのことだけで
不幸なわけじゃないと分かってもらえるはず」
と語る。
披露上映会は
午前十時、午後一時、午後六時半の三回。
前売りは大人千円、中高生と障害者は五百円、小学生以下は無料。
問い合わせは北村さん=電03(3630)1363=へ。
<放課後等デイサービス>
障害児の放課後や長期休暇中の居場所を求める声を受け、
2012年4月に児童福祉法に位置付けられた制度。
学校教育と連携し、障害児の自立を促す。
放課後などに障害児が通う施設は従来、
自治体独自の制度で運営され、
利用できる施設がない地域もある。
こぴあクラブは、都の「心身障害(児)者通所訓練事業」として、
区の補助金も受けて運営してきた。
利用者定員による報酬単価の格差が大きいことや、
重度心身障害児の利用者負担が重いなどの課題もあり、
施設関係者や保護者が制度の充実を求めている。 [東京新聞]
何度となく、前触れをアップしていたこの映画も、
漸く公開への運びとなったようです。
夏休みなので、家族で仲間内で、
一夏の思い出に訪れるのもいいですね。
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