PR
Calendar
Freepage List
Keyword Search
特性生きる職場へ 発達障害の社会人
コミュニケーションがうまく取れなかったり、
不注意な言動が多かったりする発達障害。
社会に出てからは企業内で「困った社員」扱いされる場合もあるが、
本人の工夫や周りの理解を得て「障害のない人」以上に活躍するケースもある。
どうすれば力を発揮できるのか。
当事者の声に耳を傾け、
成功事例の分析や職場への要望を整理した上で、
企業に周知していく試みが大阪府内で進んでいる。
「指示があいまいだと困る」
「結果は出すのでやり方は自由にさせてほしい」-。
発達障害と診断され、
なおかつ障害者雇用ではない形で働く人を中心に約100人が今月13日、
大阪市住之江区の府咲洲庁舎に集結。
自分の能力を発揮できる職場とできない職場について意見を交わした。
発達障害の特性を生かせる職場環境について、
当事者が話し合う府の事業
「届け!発達凸凹100人の声」として、
受託団体のNPO法人発達障害をもつ大人の会(大阪市)などが開いた。
参加者は「スケジュール管理」など11項目をテーマに、
職場で成功した工夫も報告。
ミスを減らすには
「口頭だと忘れやすいため、指示をメールでしてもらう」
といった声があった。
ここで出された意見は本年度内に集約され、
まとめた情報は冊子やホームページで企業側に周知する構えだ。
数十の職場を経験後、
今年5月に起業した参加者の女性(49)=大阪市=は
「私たちの意見について
『わがまま』『甘い』と感じる人はいると思う。
でも一人でも多く理解者が増えれば、
その分だけ私たちは力を発揮できる」
と力を込めた。
府は近年、発達障害の特性があっても
働きやすい職場のポイントを啓発する事業を継続中だ。
背景には、大人の発達障害について社会の理解が不十分なため、
職場に適応できずに働けない状態などになれば、
個人にも社会にも不利益になるという考えがある。
同NPO法人の2012年度調査によると
「場の空気が読めない」など
発達障害の代表的な特性を約10種類に分け、
一つでも当てはまる社員がいるか企業に尋ねたところ、
全103社のうち9割弱が「いる」と回答。
このうち社内でトラブルが起き、
対応がうまくいっていない企業は46社に上った。
そこで同年度は、5人の発達障害者の働き方の工夫や、
複数の雇用側の配慮を掲載した冊子を作成。
本年度はその取り組みを発展させる予定で、
府商工労働部の山本恭一課長補佐は
「企業側の職場不適応防止のマニュアルなどに生かしてもらえれば」
と話す。
「集中力のコントロールが難しい人には周囲の声掛けなどが効果的。
次々とアイデアが浮かんでいる場合があるので、
それを生かせる仕事を任せてみては」
と冊子には個別の特性と対応方法が例示され、
同NPO法人の広野ゆい代表はこう呼び掛ける。
「発達障害の特性は職場環境次第で
障害がないかのように働ける場合がある。
一人一人の特性に合った工夫を理解してほしい」 [大阪日日新聞]
社内でトラブルが起きる、
そもそも入社させる段階で本人の特性や受け入れ態勢をも、
十二分に把握して準備する採用する企業側の器も必要なのでしょうね。
明るく前向きな人材を、
如何様にも成長させられるのも、
受け入れ側の思惑一つでかなり変わってくる。
こういう取り組みが
ごく自然に行われるようになるといいですね。 🌠
「私がいなくなったら…」重度自閉症の息子… 2026.05.13 コメント(2)
中3少女、手足拘束され監禁で衰弱か 虐待… 2026.05.11 コメント(10)
『障害者の居場所』 立脇恵子著 中公新… 2026.05.09 コメント(10)