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伝えたい言葉を毛筆で表現する、「書く」のコーナー。
小中高校生が込めたさまざまな思いとともに、まとめて紹介します。
■書道続けて自信、成長
東京都板橋区立板橋第三中3年生の吉村翔(かける)君(14)
が送ってくれたのは「春夏秋冬」の4文字。
発達障害がある翔君が、
書道を続けることで乗り越えてきた日々と、将来に向けた希望が込められていた。
マンションの居間で半紙に向かう。
書道は9段の腕前。
落ち着いた表情でさらさらと筆を運ぶ翔君を
、母由佳里さん(48)が感慨深げに見守る。
翔君は仮死状態で生まれた。
歩くのも言葉をしゃべるのも遅かった。
詳しい検査をしたところ生まれつき「左脳室拡大」があった。
幼いときから筆ペンで数字を書くのが好きで、
小学2年生から書道教室に通い始めた。
3年生のときに「人生」と書いた作品が
朝日小学生新聞に掲載されたことで自信がつき、めきめき上達した。
一方で、自分から人に話しかけることがほとんどないなど、
コミュニケーションにつまずきが見られた。
医師からは広汎(こうはん)性発達障害と診断された。
普通学級に籍を置きながら、
小3のときから週1回、特別支援学級に通った。
数字が好きで計算が得意。
学習面の遅れは徐々に克服し、塾に通って私立中受験の準備を進めていた。
そんなとき、東日本大震災が起きた。
ストレスのせいか吐いたり微熱が続いたりと体調を崩し、学校に行けなくなった。
中学受験は断念。
筆を握ることもできなくなった。
進学した公立中にも最初は登校できなかったが、
1年生の夏、先生の誘いで挑んだ校外学習で高尾山頂まで登れた。
これを機に徐々に通えるようになり、書道も再開した。
3年生の1学期には長崎に修学旅行に行き、
語り部の男性に得意の書で「平和日本」としたためて送った。
すぐにお礼のはがきが届いた。
由佳里さんは
「修学旅行に行けるようになったなんて夢のよう。
支えてくださった方々のおかげです」
と感謝する。
「筆を握っていると心が一筋になる」
と語る翔君。
「将来は書道を通してみんなが平和になるような活動をしていきたい」
と話している。 【朝日デジタル】

力強く、素朴な筆遣い、それも九段の腕前、
翔君の頑張りに素直な心が表れていますね。 🌠
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