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2014.09.06
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テーマ: 自閉症(498)
カテゴリ: 自閉症関連

自閉症児の療育 自分たちが変える

 熊仁美(くま・ひとみ/NPO法人「ADDS」共同代表)

特定のものに強いこだわりを示したり、

社会性やコミュニケーション能力に困難が生じたりする自閉症。

 発達障害の一種で、先天的な脳機能の障害によるものと考えられている。

こうした自閉症を持つ子どもと、

その家庭の支援に取り組んでいるのが、

東京を中心に活動するNPO法人

ADDS (Advanced Developmental Disorders Support)」だ。

IQ20ポイント向上 「ABA」が生みだす効果

ADDSが手がけるのは、

2~5歳程度の未就学児に対して、

その子の障害の特性に配慮しながら

日常生活に必要な能力を育てていく「療育」という分野。

 たとえば、人のまねを通じて「バイバイをする」行動を教えるために、

まずは指導者がバイバイの動作を見せる。

直後に子どもにまねをしてもらい、

うまくできたら「やったね!」などと言って大きくほめる。

米国を中心に研究が進んできた

「応用行動分析(ABA)」と呼ばれる心理学をもとにしていて、

ほめられる喜びで行動が身につくように誘導するやり方だ。

うまくできない場合は手を導いてあげるなどの手助けをするが、

何度も繰り返すうちに自分だけでできる回数を増やし、

次の行動にステップアップしていくのだという。

ADDSではこうした内容を、

「早期療育スタートアッププログラム」として前後期半年ずつの計1年間実施。

子ども本人への療育と、両親への療育技術の指導を行うため、

訓練を受けた学生スタッフが自宅に訪問したり、

親を会場に集めて全体研修をしたりしている。

療育の経過を記録、分析しながら本人に合ったやり方を模索し続けることで、

プログラムを終える頃には、最初は言葉が出なかった子も、

「お茶ちょうだい」や「りんご」といった

簡単な意思表示ができるようになることが多いという。

 ADDS共同代表の熊仁美さん(30)は

「早期にABAに基づいた療育を行うことで、

1年間でIQ平均が20ポイント程度上がります」

と話す。

こうした成果は米国を中心に多くの論文で報告されていて、

ADDSの支援実績に基づくデータでも同様の結果が出ているが、

国内ではあまり知られていないのが現状という。

「自閉症の子どもたちにとって、

ABAはコミュニケーションの幅を大きく広げてくれる療育法。

これを広めるのが、私たちの役割です」

憧れの存在はブラック・ジャック

 熊さんは小さい頃から人の役に立つ仕事に憧れていたという。

両親が手塚治虫のファンだった影響で漫画「ブラック・ジャック」が好きになり、

時に批判を浴びても圧倒的な技術で患者の命を救う様子に

「自分もこんな仕事がしたい」と思っていた。

子ども好きが高じて幼稚園の先生や保育士を志したこともあったが、

「困っている人の役に立ちたいと思った」と心理学の勉強をしようと決め、

慶応大文学部心理学専攻に進学した。

 療育支援にかかわるようになったのは、

大学2年生だった2004年のことだ。

 現在はともにADDSの共同代表を務め、

心理学専攻の同級生だった竹内弓乃さん(30)が、

「言葉に遅れのある子どもに言葉を教える家庭教師のアルバイト」

として自閉症児を抱える家庭を受け持った。

その家庭の母親は米国でABAを使った療育を体験し、

日本でもわが子にABAによる療育を受けさせたいと、

興味のある学生を探していた。

熊さんもちょうどその頃、

授業でABAの存在を知って興味を持っていたといい、

竹内さんと一緒に、

そのお母さんを通じてABAの技術を学び始めた。

 すると、勉強し始めて間もないうちから口コミで

「うちにも支援に来て」と依頼が舞い込むように。

2人で20家庭ほどを受け持ち、

講義の合間を縫って1日3家庭くらいを訪問していたという。

 「当時の私たちには専門的な知識も技術もなかった。

それでも頼ってくれるお母さんたちが多くて、

逆に断らないといけないほどだった。

『こんな状態はおかしい。何とかしなきゃ』

と思うようになりました」

 子どもたちの成長に大きく影響する責任の重い役割だが、

「やめたいと思ったことはない」という。

「お母さんたちから頼られることにやりがいを感じていたし、

子どもの1つ1つの成長にダイレクトにかかわれ、人の役に立てる。

小さい頃から憧れていた仕事とぴったり合っていた」。

この活動を仕事にしようと決め、2009年、大学院修了を機にADDSを設立。

ETIC.が主催する社会起業塾への参加を通して、

「日本中すべての自閉症児とその家族が、

可能性を最大限に広げられる社会をつくる」

という自分たちのミッションを磨き上げていった。

社会の受け皿 もっと増やしたい

 NPOで社会を変える挑戦を続けてきたこの5年あまりについて、

「目の前にADDSの支援を必要としている人が大勢いた。

ニーズがあることは確信できていたので、

価値のある支援をきちんと提供できれば

仕事はあるだろうと思っていました」

と振り返る。

 これまでは東京・新宿区に構えた指導ルームを拠点として、

東京や茨城、神奈川などから集まる約100家庭へ支援を提供してきたが、

今年7月には同杉並区荻窪に新たな拠点をオープン。

ここでは「地域密着」をテーマに掲げ、

自治体と連携して、自閉症の診断を受けてから

スムーズに効果的な療育支援につながるモデルをつくりたいという。

 最近は急増する問い合わせにとても手が回らない状態といい、

当面の課題は、自閉症児の支援ができる人材をさらに増やしていくことだ。

 「ABAによる療育を望んでも、

いまは社会の受け皿がまったく足りていない。

全国どこでもサービスが受けられるように、

ADDSの活動を通して

どんどん支援者を生み出していきたいですね」  【読売新聞】

自閉症の療育が新たな領域から発展、進化しつつ、

保護者は本人の暮らしが心身ともに豊かになる、

NPO支援、時代は確実に進歩を遂げていますね。 🌠

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Last updated  2014.09.09 10:55:55
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