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『跳びはねる思考 会話のできない自閉症の僕が考えていること』
東田直樹著 「壊れたロボット」から見える世界
眠れなくてテレビを見ていた。
何げなくつけていたNHKのドキュメンタリーに釘付けになり、本を買いに走った。
22歳の自閉症者、東田直樹さんのエッセーだ。
自閉症者というと、奇声を上げたりコミュニケーションができなかったり、
思いもよらぬ方向に歩き出したり......そんなイメージがある。
コールアンドレスポンスがままならないゆえ、
こちらの言葉を理解していないんだとずっと思っていた。
しかし一概にそうとも言えないと、東田さんから知った。
彼はパソコンのキーボードを押しながら、
もしくは母親がつくったキーボードの配列を記した紙を指さしながら、
自分の意志を伝えることができるのだ。
「僕は、まるで壊れたロボットの中にいて、操縦に困っている人のようなのです。」
と自分自身の身体と心の乖離について語る。
壊れたロボットの中から世界を見つめ、考え続けた東田さん。
彼の言葉はみずみずしく軽やかでありながら、
生きることの本質を鋭くとらえている。
これが本当に自閉症者が書いた本なのか、そう思った。
そして自分が思っていた自閉症者への「この程度の知性だろう」という認識が、
いかに間違っていたかを教えてくれる。
自身の障害のこと、幼少期のこと、学校のこと、周囲からの視線、
自然のこと、見上げるのが好きな空のこと、
そしてずっと見守り、応援してくれている家族のこと。
彼の文章を読んでいると、世界は私が思っている以上にまぶしいことを知らされる。
晴れの日も雨の日も、いつだって特別で、いつだって美しい。
ちなみに冒頭のドキュメンタリー番組『君が僕の息子について教えてくれたこと』は......残念、
9月13日に再放送が終了している。
が、また放送するかもしれないので是非。
そして、「書く東田直樹」もさることながら「動く東田直樹」もとびきり可愛く、
とびきり好みのタイプだということもここに記しておきたい。
(イースト・プレス 1300円+税)=アリー・マントワネット 【福井新聞】
【楽天ブックスならいつでも送料無料】跳びはねる思考 [ 東田直樹 ]
世界で多くの反響のあったこのNHKの番組、更新が遅れていますが、
既に再放送は終わっております。
でも、見逃した方も多いようなので、
またいずれ放送されるといいですね。 🌠
この日、ブログ友さんの 大好きゆずるくん
さんとランチでした。![]()

彷徨った丸ビルです。。![]()
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