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音や光に敏感で、騒々しい場所にいるとパニックを引き起こすとされる「自閉症」。
そんな症状に苦しめられている人にも快適に買い物をして欲しいという願いから、
「静かな時間帯」を設けようとしているイギリスのスーパーが注目を集めている。
そのお店とは食料品から生活雑貨まで扱うASDAというチェーン店で、
マンチェスターのCheetham Hillという町にある店舗。
「静かな時間」は5月7日から始まり、
毎週土曜日の午前8時から9時までの1時間を予定。
店内では音楽のボリュームを下げ、エスカレーターも停止し、
自閉症の人たちも心地よく買い物を楽しめるようにするという。
この「時間」を思いついたのは店舗マネージャーのSimon Leaさん(39)。
実は彼も不安症を患っており、
以前から人びとが騒いだり音楽が鳴り響いたりするお店に入るのを苦手にしていたそうだ。
そんなある日、騒々しいお店で苦しんでいる自閉症の子供を目撃し、
自分の店舗には「静かな時間帯」を導入しようと決断。
人々の反応を確かめるために導入の予定を フェイスブック で知らせ、
アドバイスを求めたところ、約980人にシェアされ圧倒的な支持が得られたという。
実際に彼のフェイスブックには
「なんて素敵なアイディアなの!」
や
「いけ!Simon」「ファンタスティック」「よくやった!」
といった賞賛の声が多く届けられている。
自閉症の人は、そうでない人が平気な音でもドキッとしてしまい、
時には強い恐怖感と緊張に見舞われることがあるという。
特に救急車の音や消防車のサイレン、掃除機の音、怒鳴り声、
赤ちゃんの泣き声、犬の吠える声などが苦手とされ、
騒音から自分に必要な音だけを聞き分けるのが難しく、
大勢の中にいると全員の声が聞こえてしまいパニックに陥る場合もあるとか。
また視覚や嗅覚なども敏感で、店や公共スペースでは明るすぎる光や強い臭い、
人々の混雑などの過剰な情報によって、
圧倒されるような感覚を引き起こすケースもあるそうだ。
Simonさんは英紙 The Independent の中で
「(略)私はどうしたら
自閉症や障害を持つ買い物客を助けられるか話し合いました。
快適な買い物のために、私らがわずかに変えられるのなら、
お店は皆にとってもよりよい場所になると思います」
と語っている。
多様な人びとの願いを丁寧に汲み上げ、
1つ1つ実現していくという姿勢が社会全体にとっても大切なことなのかもしれない。
[irorio http://irorio.jp/daikohkai/20160430/317770/ ]

すばらしい試み、そして心強い一歩ですね。
ここまで障害者に寄り添えるって感動的です。
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