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自閉症の若者と家族を描いた米国のドキュメンタリー映画
「ぼくと魔法の言葉たち」(全国順次公開中)の一部上映館で、
同様の障害を持つ人に配慮し
「動き回っても声を出してもOK」
という“フレンドリー上映”を行っている。
作品は、3歳で言葉を失い、
自閉症と診断されたオーウェン・サスカインドさんとその家族に
ロジャー・ロス・ウィリアムズ監督が2年間寄り添い、製作した。
米国では高い評価を受け、
今年のアカデミー賞長編ドキュメンタリー賞候補にもなった。
オーウェンさんは6歳まで他者と交流できなかった。
あるとき父親は、息子の意味不明の言葉が、
彼の好きなディズニーアニメのセリフだと気づき、
セリフで話すことで心が通うようになる。
「ライオン・キング」や「ピーター・パン」など、
ディズニーアニメの名作場面もちりばめ、
オーウェンさんの大学生活、
職探しや失恋に向き合う様子も描いている。
シネスイッチ銀座(東京都中央区)は
火曜日の2回目を“フレンドリー上映”としている。
4月11日は照明をやや明るめにした館内で
自閉症の子どもの保護者や乳幼児連れが鑑賞した。
これまでも対象者を限定する例はあるが、
同館や配給元によると、
一般向け上映でこうした企画は国内で初めてだという。
10歳の長女が自閉症と診断された
世田谷区の木村さほさん(44)は、
約10年ぶりに映画館で鑑賞した。
「自閉症への理解が広まれば、
声を上げる様子を怖がる人も減ると思う」
と期待する。
【毎日新聞 https://mainichi.jp/articles/20170507/ddm/013/040/014000c 】
できたら普通の映画にも、
こういう試みが増えればうれしいですね。 🌠
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