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2017.06.23
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カテゴリ: 自閉症関連
「自閉症児は授業の妨げ、特殊学級に集めるべき」
ハンソン議員に同僚議員や福祉関係者から批判


  風変わりな発言でしばしば世間の話題になる
ポーリン・ハンソン連邦上院議員が議会で、
「自閉症児は授業の妨げになる。特殊学校に集めるべきだ」
と発言、
同僚議員や障害者支援団体から批判が出ている。


 ABC放送(電子版)が伝えた。


 連邦議会のポーリン・ハンソン・ワン・ネーション党上院議員は、
学校予算法案「ゴンスキ 2.0」審議中に、
「自閉症児、障害児は授業の妨げになる。
一般学級から外して特殊学級に集めるべきだ」
と発言した。


 ハンソン発言には、自閉症の子供を持つ議員や自閉症児、
障害児の家族団体や支援団体からも批判が続出している。
ハンソン議員は、
「ワクチンは自閉症の原因」
と発言して批判され、取り消しと謝罪を行ったばかり。


 ハンソン議員は、
「障害児は教師、学校のお荷物になり、
教師が障害児に時間を取られるため、
他の子供の授業が進まない。
そういう子供にも教育を受ける権利はある。
だから、特殊学級に入れて特別な世話をすべきだ」
と発言した。


 クリスチャン・ポーター社会福祉相は、
「ハンソン発言は古臭いし、問題の解決にならない」
と批判している。

 また、10歳の自閉症児を持つエマ・フサー労働党下院議員は、
「ハンソン議員の発言は、人々を分断し、
みんなと違う人は隔離すべしという考えだ」
と語った。


 また、ACTの障害者団体People With Disabilities
のクレーグ・ウォレス・キャンペーン部長は、
「ハンソン議員の考えは事実と合わない。
障害児は、健常児と共に学ぶ方が、
隔離されて教育を受けるより成績がいいという証拠が揃っている。
障害児を健常児と分離することで利益を得る者はいない」
と語っている。
また、オーストラリア自閉症団体のニコル・ロジャーソンCEOも、
「ハンソン議員の発言は50年以前の考えで、
おぞましく、偏狭で、人を傷つける考えだ。
オーストラリアには16万人の自閉症者がいて、
その家族は、彼女が味方だと言っている生活に苦闘する人達だ。
彼らはハンソン議員に投票することはないだろう」と語っている。
どこの国でも、未だにこういう事態が起こるんですね。
🌠






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Last updated  2017.07.08 08:18:53
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