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障害のため、人との適切な距離が分かりづらかったり、
気持ちを抑えるのが難しかったりする子ども向けに
「性」について易しく解説した本
「かっこよくいきる すてきにいきるための5つのお話」
を、神戸市北区のマナ助産院院長、
永原郁子さん(60)が出版した。
発達障害や知的障害のある子どもが性被害に遭う事件は後を絶たず、
望まない妊娠をするケースも。
本は絵をたくさん使い
「親しい人は腕の半分の距離」
「下着を着けているところは大切なところ」
などと説明。
「自分や大切な人を守る気持ちを、
親子や学校で一緒に考えるきっかけになれば」
と話す。
永原さんは1993年に助産院を開き出産や産後ケアに携わる傍ら、
2000年に性教育グループ「いのち語り隊」をつくり、
学校園など年間200カ所以上で活動。
約7年前からは特別支援学校や障害者支援施設でも講演し、
その内容を、本人や保護者からの意見や質問も交え、
本にまとめることにした。
本は「人との距離のとり方」
「からだの中で特別に大切なところ(プライベートゾーン)」
「人を好きになったときのルール」
「結婚するための準備」
「しあわせにいきる方法」の5部構成。
最後に、男の子と女の子の事例も掲載した。
人との距離の取り方では
「家族・親しい人」「知っている人」「全く知らない人」
で適切なのは、
それぞれ「腕の半分」「腕を伸ばして届く」「腕を伸ばしても届かない」
ぐらいと説明。
「知らない人に近づき過ぎたり、
糸くずなどが気になって黙って体に触ったりすると驚かせてしまう」
と注意を呼び掛ける。
さらに胸や下腹部など
「下着を着けているところ」は
「体の中でも特に大切な部分」とし、
そこを触ろうとしたり、
見せてほしいと言ったりする人は「危険」と教える。
「好きになった人が、危険な人でないかどうかも確かめて」
などとアドバイスする。
本の内容を基に、各地で講演も行う。
11月には三木市立三木特別支援学校で、
市内外の教員や保護者ら約40人を前に
「語りにくい性ののことも伝えてほしい」
と呼び掛けた。
養護教諭の女性(33)は
「大人になる過程でで何を教えればいいか、
自分自身が考えておくことが大切と感じた」。
ダウン症の長男(9)と訪れた女性(47)は
「男の子だし、将来どう伝えたらいいか悩んでいたが、参考になった」
と話した。
A5判、100ページ、1404円。
ごま書房新社TEL03・3865・8641
【神戸新聞NEXT https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201712/0010817521.shtml 】
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