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一方、自閉スペクトラム症のもう一つの代表的な症状である
対人コミュニケーションの障害では、
明確な効果が確認できず、さらに検討すべき事項があるとしている。
研究チームには、2大学のほか、金沢大と名古屋大が参加した。
知的障害のない自閉スペクトラム症の男性計103人を対象に、
オキシトシンを鼻からスプレーで投与するグループと、
偽薬を使うグループに分け、臨床試験を行った。
国際的な判定方法「自閉症診断観察検査(ADOS)」で、
2014年12月から約1年半にわたり効果を調べた。
その結果、オキシトシンを投与したグループで
常同行動の軽減が確認できたのに対し、
偽薬のグループは変化がなかった。
対人関係の障害は、
両グループとも改善がみられ、差がなかった。
また、オキシトシンを投与したグループでは、
相手の目を見る時間が増えたという。
オキシトシンは脳内で分泌されるホルモンで、
安心感や信頼感をはぐくむ作用があるとされる。
研究チームに参加した福井大医学部の小坂浩隆教授(44)は
「オキシトシンによる自閉スペクトラム症の改善を
国際的な基準で確認できた。
治療薬が承認され、
安全に処方できるようになることを期待したい」
と話している。
【福井新聞】
治療して改善することで、
何より本人が暮らしやすくなるといいですね。 🌠
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