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難病のアンジェルマン症候群の息子を持つ、
花巻市の牛崎恵理子さん(57)のフェイスブック(FB)
への投稿が共感を呼んでいる。
重度の障害がある長男、俊さん(30)が不審者に間違われ、
警察に説明した経緯などを紹介した。
FBコメント欄には
「考えさせられる」「同じような経験があり、何とも言えない思い」
との感想が寄せられている。
難病情報センターのサイトによると、アンジェルマン症候群は、
15番染色体にあるUBE3A遺伝子の働きが失われることで発症する。
重い知的障害があり、ちょっとしたことでよく笑うなどの特徴がある。
5月26日の朝、牛崎さんの自宅に警察官2人が突然、来訪した。
「24日に市内のスーパーの駐車場で
女性が不審者に声をかけられ腕をつかまれた。
男は股間に手をやっていたように見えた。
何か知らないか」
と尋ねられた。
男は俊さんのように思えた。
俊さんは1歳半ほどの知的レベルで、言葉は話せない。
そのスーパーはいつも利用していて、
同日も買い物に寄った。
俊さんと、同じくアンジェルマン症候群の三男、
直さん(25)は車内で待っていた。
10分ほどで牛崎さんが店から戻ると、
俊さんが車の前に立っていた記憶はある。
ただ、俊さんが今まで見ず知らずの人に近寄ることはなかった。
牛崎さんは「勘違いだろうから謝りたい」と思ったが、
女性が誰か分からなかった。
後日、女性がスーパーの従業員だったと警察から聞いた。
「一筆書いてもらわないといけない」と言われたため、
「被害に遭われた方へ」と題した文章を持って、警察署に出向いた。
牛崎さんは、俊さんが「トイレに行きたい」と女性に訴えようとしただけで、
危害を加えるつもりはなかったと推測する。
今後見かけた場合は
「遠くからそっと見守っていただけるとありがたいです」
とつづった。
牛崎さんは、
障害者の地域生活を支援するNPO法人「たんぽぽクラブ」で理事長を務める。
講演では活動や家族について話し、
ボランティア講座で障害の擬似体験について紹介してきた。
しかし「まだ啓発が足りない」と改めて痛感している。
俊さんのように自分の気持ちを言い表せない人がいる。
牛崎さんは
「親や支援者がそばにいる時は説明できるので大丈夫だが……」
と理解を求めた。
FBでは、大学教員から
「学生に紹介してもいいですか?」
などコメントが寄せられた。
牛崎さんは
「こんなに反響があるとは思わず驚いた。
障害者に対して批判的なコメントも覚悟して投稿したが、
好意的なものが多くてうれしい」
と話している。
【毎日新聞】
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