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「娘の知的能力は小学校の中学年程度。本来、援助を受ける場で被害に遭うなんて……」。
福岡県内に住む母親(56)は、
知的障害がある次女(23)が通所事業所で受けた性暴力被害について
自責の念にさいなまれている。
事件は2017年8月、次女が調理技術を身につけるために通っていた
同県久留米市の就労移行支援事業所で起きた。
通所し始めて数カ月で様子がおかしくなった。
次女に聞いても黙り込むだけ。
その後、別の障害者施設で手首を傷つけて「死にたい」と訴えた。
旧知の別の施設職員が理由を聞き取り、支援事業所での性暴力被害が発覚した。
相手は支援事業所の40代の男性所長だった。
数カ月にわたって事業所内で胸を触られたり、
日中に近隣のホテルに連れ出され、わいせつな行為をされたりしたという。
「支える立場の人なのに」。
ショックを受けた母親は17年12月、福岡県警に被害届を出し、
自宅がある自治体にも相談した。
この自治体は
障害者虐待防止法に基づく調査を実施し「所長による性的虐待があった」と判断。
事業所がある久留米市は18年4月、虐待防止策を講じるよう運営会社を行政指導した。
事業所は既に閉鎖している…
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