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女性や社会的弱者の人権が軽視された時代に、
女性の 自立支援
や知的 障害児教育
に生涯を捧げた
長崎県
大村市
出身の石井筆子(1861~1944年)
の功績をたどる特別展が16日、
同市東本町の歴史資料館で始まった。
筆子の波乱の生涯と、
その活動を支えた人々との関わりをわかりやすく展示している。
筆子は 明治維新
後、 フランス
で人権思想を学び、
帰国後は貧困家庭の女性の自立を支援した。
その後、夫の石井亮一と
日本初の知的障害者支援施設「滝乃川学園」(東京)を運営。
様々な困難を乗り越え、知的 障害児教育
に生涯を捧げた。
父の渡辺清は元大村藩士で、
西郷隆盛
と 勝海舟
の江戸無血開城の会談にも臨席した。
叔父の昇も、
坂本龍馬
とともに薩長同盟の締結に尽力した。
特別展では、
筆子が後に 津田塾
大学を創立する 津田梅子
とともに米国へ派遣され、
「万国婦人倶楽部大会」に出席した際の様子などを記した
「過ぎにし日の旅行日記」(1942年出版)の原稿ノートや、「
赤ずきん
」を自ら翻訳した未刊の原稿、
幼少期の家族写真などを展示。
昇宛ての 坂本龍馬
や桂小五郎の書状も公開されている。
また、滝乃川学園を支援した 勝海舟
や 渋沢栄一
についても紹介している。
初日の16日には、
大村が生んだ「福祉の母」の生涯を知ろうと、
大勢の市民らが訪れた。
歴史資料館の担当者は
「女性差別、 障害者差別
は解決済みではありません。
この特別展を見て、
差別について考えるきっかけにしてもらえれば、と思います」
と話している。
11月21日まで。
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