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2011.01.16
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カテゴリ: 植物
新聞を読んでいたら、「木守り」と言う文字に目がとまりました。

読み方は色々あるようで、“きまもり””きもり”“こもり”などがありました。

木になる果実(柿とかゆずとかetc・・・)を全部とらずに、一つだけ残しておくことをいうのだそうです。

実をつけてくれた自然への感謝の気持ちと、次の年にも実がたくさんなりますように。。。
という願いを込めた慣わしだそうです。

すべての物をいつも人間の物ばかりにしてしまっては、自然形態の破壊につながりかねません。
いえ、もうすでに破壊されているところも少なくないかも。

残ったひとつの実は、もし野鳥が食べてくれればそれは必ずや(種を食べる→糞をする→どこかで新しい芽が出る)という自然の命のつながりになりますから。

もし食べてくれずに残っても、自然に落ちてそれがまた土に還り新しい命の源になります。

利益を優先して、なんでも根こそぎとりたがる人間は、こうした慣わしをもっともっと大切にしなくてはいけないですね。

次の年の収穫のために。
次世代のために。

そして、ともにこの地球上で生きていく他の生き物たちのために。

そういえば昨年、近所のマルメロの実が、ずーーーっと一つだけ木のてっぺんに残っていました。

天気の良い日は、青い空と黄色い実のコントラストがとても素敵で、写真を撮ろうと思いつつそのままになっていて、やっとカメラを持って向かったらすでに落ちていました。

残念。。。。

また今年の秋に、マルメロの「木守」に会えるといいな。

その時は絶対に写真に収めようと思います。


売れ残りベゴニアのもうひとつの子。前に買った子→ 
うちの子になりました。
こちらは真っ赤で小ぶりな花です。可愛い
真っ赤なベゴニア









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最終更新日  2011.01.16 18:11:36
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