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2007.01.10
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カテゴリ: アトピー

怖いと言われるステロイド。でも、その役割とは?

アトピー治療をされている方ならステロイドという薬はご存知だと思います。そして、何らかの「怖さ」を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 私もその一人です。
脱ステをしなければ、ダメなんだっ!って心から思っていました。
でも、闇雲に怖がっていては道は開けません。
ステロイド薬、体内で生成されるステロイドホルモンについて
少し勉強したいと思います。

体内でのステロイドホルモン

============================
1 副腎で生成される
2 ホルモンである
3 代謝作用
4 中枢作用
5 コルチゾール換算で20~30mg/日(プレドニン換算で5mg/日)
6 免疫抑制作用
7 副腎機能抑制作用
8 抗炎症作用
============================

1 副腎で生成される
副腎という臓器はあまり馴染みがないかもしれません。
 腎臓の上にちょこんと乗っかっているような小さな臓器です。
副腎の位置


WIKIペディアより抜粋
  副腎(ふくじん、adrenal gland)は、哺乳類などに存在する器官で、
  多種のホルモンを分泌する内分泌器の一つ。

2 ホルモンである
ホルモンという言葉は焼肉屋さんで耳にしますね。
 でも、あのホルモンとこのホルモンは違います。

WIKIペディアより抜粋 =============================
  ホルモン(英:hormone)とは、動物の体内において、
  ある決まった器官で合成・分泌され、体液(血液)を通して体内を循環し、
  別の決まった器官でその効果を発揮する生理活性物質のこと。
  生体内の特定の器官の働きを調節するための情報伝達を担う物質であり、
  栄養分などとは違って、ホルモンの体液中の濃度は非常に微量であるのが特徴。
 =========================================

3 代謝作用
ステロイドホルモンは糖・脂肪・電解質・筋肉など様々な代謝に関わっています。

4 中枢作用
睡眠や気分、ストレスなどにも関係しています。
 ストレスを受けるとステロイドホルモンが消費されます。
 このことから、ステロイドホルモンをストレスホルモンと呼ぶこともあります。

5 コルチゾール換算で20~30mg/日(プレドニン換算で5mg/日)
 体内で生成する自前のステロイドホルモンの量を内服ステロイド薬に換算したものです。

体内で生成する自前のステロイドホルモンの量を内服ステロイド薬に換算したものです。 =================================
ここからは薬として生理的必要量を超えて投与された場合の作用です。

6 抗炎症作用
炎症を起こしたときに出る物質を抑えるなどもっとも強力な抗炎症作用を持っています。

7 免疫抑制作用
アレルギーを引き起こすリンパ球の過剰反応を抑えます。

8 副腎機能抑制作用
薬として体内に投与された場合、CRF(視床下部から分泌される
副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン)やACTH(脳下垂体前葉から分泌される
 副腎皮質刺激ホルモン)の産出を抑制します。CRF→ACTHと指令が来てから
 やっと
ステロイドホルモンが作られるので、CRF・ACTHが出ないと
 ステロイドホルモンは出ないことになります。

ステロイドホルモンの糖質コルチコイドの一つであるコルチゾールは
生理的な必要量を超えた薬用量の投与で
炎症やアレルギーに対する抵抗性を高める薬物の働きをします。

以下、サイト 『薬のメモ』 より抜粋し加筆===================
生理的な必要量を超えないコルチゾールの作用は
血液中のブドウ糖(グルコース)の供給を増加させることです。

特に脳については、正常時はブドウ糖を唯一のエネルギー源としており
血液中のブドウ糖の低下は、脳に大きなデメリットとなってしまいます。

コルチゾールを代表とする糖質コルチコイドは
主に末梢のタンパク質をアミノ酸へと分解させ
さらに肝臓においてアミノ酸からブドウ糖を作る過程を促進します。

この作用を「糖新生」と呼んでいますが、この「糖新生」作用により、
急激なストレス(寒冷、絶食、飢餓、炎症、血圧下降など)状態においても、
脳や心臓などの重要な器官が保護されるわけです。
========================================

以上がステロイドの体内での役割などの概要です。
なんとなくイメージができればいいと思います。






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Last updated  2009.03.16 18:17:44
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