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「メン・イン・ブラック:インターナショナル」MIBの第一作、第二作あたりは本当に大好きだ。本作はシリーズ四作目となるが、流石にここまでくるとアラが目立つわけだ。。今回は吹き替え版で拝見したが、主役の女優さんの声を日本の若手女優が吹き替えており、始まって数分で「こりゃあかん!」という感じだった。日本映画を英語圏で吹き替える際も俳優さんを使うことが増えているようだが、やはり"餅は餅屋"ということで声優さんの領域は汚さない方が良さそうだ。出演俳優はそこそこ大物揃いで、軽めのノリはこのシリーズ相変わらずのパターンだった。ただ、第二作目のようなグッとくる部分は無くなってしまい、不満を感じずにはおかなかった。インターナショナルすぎて、全体が大雑把になったということかなぁ。残念だ。評点:71点
2022.10.13
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昨日の天気予報では午後から雨が降るということだったが、夕方まではもちそうだ。ならば、畑のさつまいもの様子見をして荒川を散歩しよう。今年は(も)暑い夏だったので、芋の発育も早いはずだけど、我が家のさつまいもはどうも順調には育っていないようだ。Why?養護施設前では今日も猫たちが遊んでいた。「バイクに乗って、なんか文句あるか??」とばかりに睨まれてしまった。Sony RX100M5荒川の河川敷では三連休の中日ということでシニアリーグ(野球)の大会をやっていたので、ちょっと見学。(今日は望遠を持っていなかったので撮ってないけど、、)やや風は強かったが、暑くもなく寒くもないこの季節は散歩にはちょうどいい。幸魂大橋の勇姿を横目に河川敷のあちこちでやっている野球を見ながら、上流に向かって散歩開始。40年以上前の自分の姿(一応、ピッチャーやってました)を思い出しながら。散歩の途中、やや肌寒く感じてきたので、無理せず昼寝をしている家族のもとに引き揚げよう。帰って"ほうとう鍋"を作らねばのぉ。それにしてもお粗末な写真ばかりで、我ながら嫌になるなぁ。
2022.10.09
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「ザ・ミスト」あの最悪ラスト映画「ザ・ミスト」のリメイクかと思って観てみたら、、全然違う!!まぁ、そのことはどうでもいいのだが、何気にかったるい進行と何より本家(?)以上にアレレ、、、的なラストはどうよ。。主演の二人はそこそこ有名な俳優さんだし、熱演していたと思うけどね。ある日のこと、そこそこ大きな地震の後、地下から吹き上がる"ミスト"が地上5階までパリの街を覆う。サバイバルファミリーよろしく二人は可愛い娘を救うために奮闘するのだ。そのミスト内で動物は生きる事ができない。。。健康な人はね。というオチ。だからどうした!とつっこむ私でした。評点:61点
2022.10.07
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我が家には(私以外全員なのだが)コナン・フリークが大勢いて、必ず劇場鑑賞するのだが、私はDVDリリースまで「待つ派」なのです。コナン以外では「鬼滅の刃」のようなブームに乗っかるものや"ディズニープラス"で観るような"無害"なアニメが我が家のメインとなっている。しかし、私は今回のアニメのような毒々しい(?)ものも好きなのです。「呪術廻戦 0」TVシリーズの前段となる作品で、本来のメインキャラクター君は影も形もございませんでした。本作で一番気になったのは、物語ではなく"挿入歌"。"King Gnu"の楽曲がかっこいい。この作品に登場する現代版「畑カカシ」的存在の「五条悟」が兎に角強い。いや、強すぎる。そのため、他のキャラクターが霞んでしまう。この「呪術廻戦」という漫画がどういう方向に向かっている作品なのかは私は知らないが、この手の作品でハラハラ度合いがほぼ無いのは問題では?と思ってしまった。来月のコナンまで、、アニメは観ない予定。評点:68点
2022.10.06
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昨日は久しぶりの家族旅行でした。8時に新宿からロマンスカーに乗って箱根湯本へ。(前方風景にピントは合っておりません。。)Sony RX100M5今日のスケジュールは娘たちに任せた。てっきり彫刻の森美術館に行くと思って超広角ズームを持参したが、確認すると美術館はパス。箱根湯本からバスに乗って一気に芦ノ湖まで。このバスに乗っていると六甲山に来たような気分になってしまった。。Sony α7S II + TAMRON 28-70mm F2.8芦ノ湖畔まで来たのは何十年ぶりか、、、忘れてしまった。パワースポットの箱根神社も鳥居のみで参拝はパス。海賊船に乗って対岸まで遊し、そこでとても早い昼食にありつくのだ。やや霞がかかっているもののどこからでも雪のない富士山を拝むことが出来た1日だった。日頃の行いの良さだろう。多分ちょっと盛ってみた。。若者はブラックバス、おっさんおばさん達はワカサギをそれぞれ釣っていたようだ。釣り船の多さにも驚く。海賊船で隣に座った外人さんが我々がこれから昼食をとる予定のレストランのことを話していた。「あそこは美味くない、、、」だって。これは聴きたくない話題。実際、確かにめっちゃ美味いものではなかったが、量は多かったので腹は満足した。さて、ここからロープウェイに乗って大涌谷。相変わらず臭い!例の"黒玉子"も食さず、お土産屋めぐりと散策。来年から娘たちも忙しくなり、家族旅行に行けなくなるかも、、という次女の発案だったこの旅行だが、そのことよりお父さんの体力の方が心配かもね。。まぁ、いつものディズニー詣よりは楽だったけど、後半はやや思考回路も頼りなくなってきた。体力維持は朝夕の散歩だけではダメなのかも。早雲山にも大文字焼があることは知らなかった。多分お盆に送り火するのだろう。相変わらずのボンヤリ写真の量産だが、家族抜きの風景写真はあまり撮らなかったので、ご勘弁を。病気の愛猫が心配だったので、夜7時前には帰宅。コロは元気だった。。ヨシヨシ。これが最後の家族力ではないだろう。(そう信じたい)この次は海外旅行なんかがいいんじゃないのかなぁ。よろしくね。
2022.10.03
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今日は我が家の裏を流れる川の"お祭り"だったので、昼食後昼寝をして出掛けてみると、、すでに終わっていた。とほほとてもよく晴れた日に子供達の川遊び、、なんてイメージして出掛けてみたのだが。Sony RX100M5この越戸川は源流が湧き水なので水はとても綺麗。(生活用水も流れこんでいるようだが)ところで明日は朝から家族で箱根に行く予定。私以外は皆さんお忙しいので"日帰り"です。新宿に出て箱根湯本、大涌谷経由で芦ノ湖まで行くという日帰りとしては強行軍なので、今日は足の鍛錬(?)を兼ねた散歩ということ。最近、我が家の近所でもこの"酔芙蓉"をよく見るようになった。葉っぱは"立葵"のようだが、何と言っても夏場は1日で花の色が変わるという特徴が受けているようだ。やや儚い薄めの色の花を見る事が多いが、それは私があまり夕方散歩をしていないという証拠なのだ。
2022.10.01
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「十二単衣を着た悪魔」"黒木瞳の監督作品"という変なフィルターが最初からかかった作品だが、意外にも楽しく観ることが出来た。偉そうなことを言うならば各シーンのカット割やカメラワーク全般にメリハリがないように感じたが、テーマである人間の持つべきポリシーやブライドのようなものがこんな私にも伝わった。これは恐らく宝塚出身女優として色々な仕事をこなす中で数々のバッシングを食らってきた黒木さんの"叫び"であろう。"タイムスリップ物"にありがちなストーリーなので容易に先読みは出来るが、三吉さんを通して届く黒木さんのメッセージだけでも観る価値はあった映画かもしれない。評点:70点
2022.09.15
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ベルファスト「BELFAST」なんとも終始モヤモヤする映画だった。どうしても悪口っぽくなってしまうが、・これみよがしのモノクロ・軽快な音楽にアメリカ映画大好きモード・アイルランドの暗黒時代を軽めに描くetc.北アイルランドでの内紛を子供とその家族を通して描いた作品であり、監督、脚本担当のケネス・ブラナーが少年時代の体験をベースに実話っぽく描いている。決してダメな映画とは思わないが、「ジョジョラビット」ほど吹っ切れていないし、「この世界の片隅に」ほど繊細でも無い気がしてしまうのは私だけか。主人公の子役の演技力に頼った感もあるかな、、DVDの特典として収録されている"もう一つのラストシーン"なんかは成長して故郷に帰ったケネス・ブラナーが昔の我が家周辺を散歩するシーンが描かれるが、これを観て再来月に関西に行く予定の私とダブらせた。私にとっての"ベルファスト"は"加古川市"なのだから。評点:72点
2022.09.13
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7月の初旬に娘と横浜に行って以来、久しぶりのカメラ散歩やはり最初はココ(赤塚植物園)でリハビリ開始。Sony α7R II + SEL85F18あまりに久々なので、カメラの設定も忘れている。入っていた電池の残量も20%、、やれやれだ。あんなに煩かった蝉もすでにご臨終の様子で、藪蚊と戦いながら相変わらずの写真を楽しむ。今日は"花"を撮るつもりで、マクロレンズも持参したがレンズ交換が面倒になって85mmで通すことになった。しかし、蓮もすでにこんな状態では、あまり撮るものは無い。最後は仏さんにご挨拶。皆さん歯痛か??次女の国家試験の合格でようやく親としての支援はほぼ終わりを迎えたのかもしれないが、まだまだ死ぬには早いようなので、ゴアテックス素材のランニングシューズを買い込んで脚力強化月間としよう。再来月には生まれ育った兵庫県の加古川と神戸を散策するつもりなので、少しはカメラにも慣れておかないとまずい。小学校時代の通学路を散策したり、国宝の寺院に行ったり、有馬温泉を満喫したり、、、関西に行くのは恐らく親戚の冠婚葬祭以外では最後になるかも。
2022.09.11
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「ブルー・バイユー」"ブルー・バイユー"と聞いてディズニーランドのレストランを連想してしまう私。ミッキーに毒されているなぁ。。この映画はのほほんと島国日本で暮らしている人間にはなかなか理解できないと思う。もちろん、アメリカでも日本でも法律に完璧なものは無いし、それを司どるのは人間だから余計ややこしいことも起こるというものだ。お話は韓国で生まれ、幼くしてアメリカの白人夫婦の養子となった男が、大人になり自分の子供までいる年齢となっているのに、ある時突然"国外退去命令"が下る。途中、その男が犯罪に手を染めるところは何となく"必要悪"的に描かれているのは気になるが、実際こんな形で国外退去する人は多くいるようだ。この日本でも同じようなことが起こっているのかも知らず、興味も持たず、のほほんと暮らしている人の何と多いことか、、、(私も)監督、脚本、主役の韓国系アメリカ人のお兄さんの思いは確かに伝わるけど、、評点:71点
2022.08.23
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「春待つ僕ら」高校野球決勝の後、時間があったのでAMAZONで観た。"この手の映画"の需要はどこに?主演の土屋さんの最近の定番キャラで登場、、、不器用で実は芯が強い。ちょっと序盤からダラけたシーンもあり、少し観るのが辛かった。彼女の本格デビュー作「鈴木先生」と比較するのは違うと思うが、本作も漫画が原作なそうだ。そもそも野球、サッカー、バスケ等等を題材にした漫画の実写映画はそれだけで一定のハードルを設けてしまうと思うが、やっぱりねぇ、、と思いながらも一応最後まで鑑賞した。前述の「鈴木先生」はかなり過激な漫画のため、中学生たちが主役なのにTVも夜遅くの放映だった記憶がある。その中でも土屋さんのキャラクターは大変インパクトがあり、かつ土屋さんのイメージを確立させるものでもあっただけに、今も強烈な印象が残る。その後何本か主演映画も拝見したが、"それ"を超える作品には出会えていない。本作も残念ながらそんな感じ。バスケ未経験者のキャストもいる中で、それなりに頑張っていたが、、可もなく不可も無くという印象だが、下手なワイヤーアクションを使うよりマシかもしれないと感じた。一定の人気を保ちながらこれからも女優を続けるであろう土屋さんを応援したいが、、出演作品を選ぶ時期かも。評点:60点
2022.08.23
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毎朝(雨が激しく降っていない場合)の散歩は欠かさないし、週に二、三度、畑の草むしりも健気にやっている私。今日は午後から散歩がてらに近所のスーパーに出かけた。このスーパーは前市長も足繁く通う有名(?)なお店で、TVでも紹介させたこともある。ここでは何かしらの"宝物"に出くわすのだが、本日は少し事情が違っていた。いつものように"安い買い物"だけして、店を出ると玄関には「ご自由にお持ち帰りください」の貼り紙が。まず「履歴書用紙」と「香典袋」が山のように積まれているのが目についた。もう働く気のない私には履歴書は要らないし、自分の香典袋も不要だから、、、と思って隣のカゴに目をやると、、、あるはあるは"宝物たち"が。SONY RX100M5じっくり見ればもっといいのもあったのかもしれないが、何せ気の小さな私なので取り敢えず使えそうなものをゲット!1,000円足らずのお買い物で、こんなの貰って良いものか、、、戦利品一覧・CD-R ✖️ 8枚・DVD-R ✖️ 1枚・カラーフィルム(27枚撮り) ✖️ 4個(まだ、フィルムカメラ持っているが、多分使わないだろうな、、)・単五電池 ✖️ 4本(正直言って使い道は不明)・補聴器用ボタン電池 ✖️ 6個(これも定価が高かったから貰っておいた)なにはともあれCD-RとDVD-Rは即戦力だ。私のような客が少ない場合は、明日もまだ何か残っているかも、、お買い物は楽し!
2022.08.21
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「弁護人」名優"ソン・ガンホ"の主演作であり、あの"ノ・ムヒョン"元大統領の実話をベースにした映画だ。何となく目の鋭くなった"林修"さんのようなソンさんだが、安定の演技力と言える。飯屋のおばちゃんのややオーバー気味の演技が気になったが、全体を通して楽しめる映画だった。本作は弁護士が"公安が絡んだある事件"を契機として"時の権力"に全力で戦うというドラマだが、ノ・ムヒョン氏の経歴や実績をたどりながらそれなりに実話調に語られる物語となっている。最後は色々あって自殺をした元大統領だが、今でも国民からは好感度No.1。できる事なら、大統領なんかにならず、弁護士として活躍すべきお方だったのかもしれない。無実の学生を陥れる公安の恐ろしさを全面に描いている本作を観て、日本でも同じような事が起こっていたし、今も水面下では行われているのではないかと、、被告の学生を完全には救えなかった"心の痛み"から政治の世界に進んでゆく主人公を支持する法廷シーンで映画は終わるが、実際は、ノ・ムヒョン氏の政治家人生が始まる場面でもある。評点:75点
2022.08.14
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「ザ・バットマン」本作は娯楽映画(?)なのにかなりの長編なので、なかなか観る気にならず、ずっと"お蔵"に入っていたが、今日やっと観た。ウエイン氏が"バットマン"になって2年経ったお話で、毎度お馴染みのゴッサムシティを地獄に叩き落とす悪人(今回は、なぞなぞ男のリドラー)が登場し、バットマンが解決するバットマン"初期バージョン"だが、"キャットウーマン"という味方も登場する。例のレイニー・クラヴィッツの娘さん。主人公の屈折した人生と悪人の人生が同期するストーリーで、長編だがそれなりに飽きることなく観ることができた。ただ、キャットウーマンとのロマンスには全く"ひねり"はなく、"バットマンもの"映画としてはやや肩透かし感はあった。なんというか「キック・アス」みたい。。今回のバットマンはブレる事なく正義を全うしようとする誠実なお方で、好感度はアップしたと思うし、演じた俳優さんも35,6歳の若手有望株だから次回作も楽しみだ。「ダークナイト」のような迫力や気が滅入るほどの"暗さ"には欠けるが、この映画だけ観たら、"初期バットマン"は完結する気さえするそんな映画だった。ただ、リドラーの"なぞなぞ"は、面白くない。。評点:79点
2022.08.08
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「ムーンフォール」テレビでやたら宣伝している作品なので、まぁあまり期待せず観た。ある意味で予想通りの作品といえよう。何せ監督さんがあの「インディペンデンス・デー」の方だし、、、終始、緊張感が有るのか無いのかわからない(実際、無いんだけど)、さほど笑えないギャグの連発だった。ある日、月が軌道を変えて地球に接近!どうも原因は月そのものが古代に知性の高いエイリアンが作った巨大建造物なんだと、、それでエイリアンも善と悪が存在し、人間は善エイリアンと手を組んで悪をやっつけて、めでたしめでたし、、配役にはそこそこ有名な人を配してるけど、「メッセージ」や「インターステラー」みたいな感動は微塵もないのだ。「インディペンデンス・デー」+「アルマゲドン」=娯楽B級作品。2時間の鑑賞時間がもったいない。評点:60点
2022.08.04
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「星の子」本作は2020年公開作品だが、"信仰2世"を取り上げた今村夏子の原作は2017年発刊だ。ある意味、今が"旬"な題材。子供(芦田愛菜)の病気を治したい一心で"怪しい宗教"にのめり込む両親、その"罠"からせめて子供達だけでも逃れさせようとしている母の兄家族、そして複雑な思いを持って両親と接する娘たち。冒頭の自宅シーンから子供達が大きくなって住んでいる部屋のシーン、、、明らかにボロ屋になっている。宗教の"食い物"になってしまった一家が悲しい。「こちらあみ子」で衝撃的なデビューを果たす今村夏子には興味津々だ。昨日、この映画を観る前に古本屋で「星の子」と「あひる」をそれぞれ80円でゲット。本当は「こちらあみ子」が欲しかったが、古本屋には無かった。。どうする。。単行本を本屋で買うか、、なんと言っても芦田さんの感情を抑え、時々耐えられなくて爆発する演技は圧巻。お医者さんになっても女優は続けていただきたいものだ。同じような題材を映画化した「愛のむきだし」とは全く異なるアプローチだが、原作が優れている分、本作の方がリアルで悲しい。結局、"家族"という呪縛から解き放たれることはないであろう娘のこれからの人生を考えると暗い気持ちにならざるを得ないが、別にそれが"宗教"でなくても縛る"道具"は人生にはいっぱいある。つくづく人間は難しい生き物だ。評点:77点
2022.08.03
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「CODA あいのうた」フランス映画「エール」(本作のオリジナル版)に引き続き、観た。大筋はオリジナル版を踏襲しつつ、よりロウ家族の"繋がり"を重視した反面、友達との関係性に関してはやや淡白な味付けと感じた。確かにそこそこ(実はかなり)感動するし、クライマックスの手話付き歌唱試験は盛り上がるのだが、そこは正直言ってオリジナルに軍配をあげたい。というか事前情報が少ない方が感動は大きいでしょう。やはり。ただ、本作がアカデミー賞作品賞を獲った要因の一つはジョニ・ミッチェルの名曲をラストに持ってきた事でしょう。個人的な思い出としては、約40年前に新宿の厚生年金会館でジョニのコンサートを見たことが本作で蘇る。人生において素晴らしい出会いの一つだ。彼女が難病から復活した事は喜ばしい限りだ。そして、ボストンに旅立つ娘が指サイン ↓これって"I Love You"だよね。。これからも家族みんな(つまり俳優さんたち)が強く生きてゆくのだろうね。しかし、ちょっと歌が上手い女の子がバークリーに行けるってホントかなぁ。主席卒業の上原ひろみや大西順子にお聞きしてみたいものだ。そして、バークリーを出て田舎の音楽教師になった彼女の"恩師"にも乾杯。彼の人生も"良きもの"と思う。評点:83点
2022.08.02
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「キャラクター」元々は「バットマン」(最新作)を観るつもりだったが、アマゾンで見つけた本作をなんとなく観てしまった。設定はなかなか面白そうだったし、前半のドロドロした雰囲気は悪く無かったと思うが、お話が進むにつれて"中途半端感"が目立つようになる。もっと主要人物の背景を掘り下げてみてはどうなのだろうか、、スピード感はない訳では無く、漫画家と殺人鬼の"キャラクター"作りも及第点ではなかろうか。ではなぜ、中途半端感が漂ってしまうのか?第一に警察の無能描写、、こんなの警察の人が観たら怒るんじゃないの、、そして、殺人鬼の犯罪動機がぼんやり、、サブキャラ殺人鬼のサブキャラ感も半端ない、、つまり脚本のミスを終始引きずってオールスターキャストを無駄にした罪かなぁ。fukase君も懲りずに次回作お願いします。評点:67点
2022.07.23
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「Pure Japanese」この俳優さん(ディーン・フジオカ)は何とも変だ!!本作も自身の企画もので、ストーリーや演出はハッキリ言ってリッチではないし、一本筋が通っているとは言い難い。"Pure Japanese"を誇る主人公が悪人退治。と言いたいところだが、実はコイツが一番悪人だったりして、、一応、最後は"悪人"ジャンルに入る人たちをバシバシ切って殺す。。最後はこの人も生きているのかどうかもよくわからない、、俳優陣もそこそこ贅沢な配置で、ビシッと決まると思いきや、そうでも無かった。以前観た彼の初期作品もちょっと似ていた。俳優、歌手、モデル、映画監督、、、才能多すぎる人は頭のネジも何本か飛んでいるのかも、、私の好きなタイプの映画では無かった。評点:55点
2022.07.19
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「護られなかった者たちへ」終始"違和感"が漂う映画だった。原作はクラッシック音楽絡みで有名な推理小説家さんのもの。残念ながら、全て未読だが、、本作は震災の仙台界隈を舞台にした物語で、被災者、生活保護の役人そして警察が主要登場人物なんだけど、観ていてずっと違和感があった。観終わって原作の概要を調べて、原作から本作への改変部分がその違和感の原因と腑に落ちた。佐藤健の鬱陶しい顔つきが最後にやや柔らかくなったのは救いだが、お話の"まとまり"というか"落とし所"を誤った映画だと感じてしまった。それと引き換えに、あまり読まない推理小説の本作を読みたい気になった。そのことだけが、救いの映画かも。それと清原さんの演技がやや不発気味だったのが、とても残念でした。評点:66点
2022.07.12
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「レディ・バード」主役の"シァーシャ・ローナン"は好きな女優さんなので観た。高校3年から大学入学までの心揺れる女の子の物語なのだが、主役の演技力は光っていたと思う。冒頭の運転中の車の中で「怒りの葡萄」の朗読テープを聞くながら涙する母娘の姿からニューヨークに送り出す際の別れのシーンなどで親子の絆はうまく表現されていた。ついでに、友達役のやや太めの女の子は「ブックスマート」で主役だった女優さんだ。本名のクリスティンという名前を呼ばれることを嫌がって、自分をレディ・バードと呼ぶ主人公はかなり"自己中"なめんどくさい女の子だが、優しい部分も持ち合わせており、終盤は自分の気持ちに素直に表現する。"レディ・バード"は短命な"てんとう虫"であり、"聖母マリア"も意味し、"淫らな女"というスラングもあるらしい。これからニューヨークで大学生活をエンジョイするのか、サクラメントに帰るのか、、それはわからない。この映画を観ていて、松たか子が若い頃に撮った「4月物語」を思い出した。正直言って、2度は観ない映画だが、観る人の精神状態によって評価が変わりそうな気がする。評点:70点
2022.07.05
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先日のディズニーに続いて、昨日は長女と横浜をぶらり。Sony RX100M5関帝廟の可愛い(?)狛犬流石に横浜も暑かったが、埼玉と比べると気温は約3度低い。いいじゃん! 神奈川中華街には北京ダック専門店もある。我々は飲茶とジャスミンティーの軽食を摂りながら"涼"もとっていたが、埼玉なら食欲も湧かなかっただろう。その後、オリゴ糖入りの杏仁アイスをいただいたが、高速で溶けてゆくので、手がベタベタに!マリンタワーが改装中で予定が大幅に狂ったが、公園をブラブラしてMacでマッタリ。氷川丸の鎖にカモメが乗っていないのは初めて見た。(と言っても来たのは2度目かな、、)ところで今日のメインイベントはこれなんですよ。最前列で観る劇団四季の「ノートルダムの鐘」は良かったね!!「キャッツ」に比べるとストーリーは分かり易いし、迫力のコーラスが特徴のこの舞台は前で観なけりゃ。公演前は写真撮影もOK。娘は千秋楽もココに来るそうな、、劇団四季の"通"達にとっては、この演目は最も人気があるようだ。それも納得。
2022.07.03
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「おと・な・り」2009年公開映画なので、かなり古い。毎度のアマゾンプライムで拝見した。一言で言えば"好きなタイプの映画"である。写真家おとこと花屋に勤めるフラワーデザイナーの卵が古いアパートの隣同士に住んでいる。二人とも夢がある。アパートは古いだけではなく、隣の音も筒抜けという絶対に住みたくない環境だが、二人ともかなりの期間住んでいるようだ。しかも隣の音を楽しみながら。お互いの辛い時期を何となく壁越しに感じながら過ごす日々だが、終盤に二人が学校の同級生であったことが判明するクダリは"ちょっと出来過ぎ"と思わざるを得ないが、この手の映画はそこがいい。そして、エンドロールでハッピーエンドを声だけで演じる二人。物語としては"蛇足"と感じるかもしれないが、これもやはりこの手の映画だから、、、できれば、上映時間は1時間半ぐらいまで短縮して欲しかったかなぁ。評点:73点
2022.07.01
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「アルキメデスの大戦」ツタヤのレンタルDVDが来るまで、まだ2週間ほど必要なので、AmazonPrimeで観てみた。原作漫画は読んだことはないし、そもそも戦争を題材にして映画もさほど好物ではないが、見やすそうな気がしてしまったのだ。原作はもっと壮大(?)な物語のようだが、制作予算の関係からか映画は"戦艦大和"が出来るまでのお話に終始しており、かなりチマチマしていた。予想通り、かなり見やすい映画だったが、その分あまり考える事もなく、感動も無し。ただそれだけの映画ということ。評点:65点
2022.06.28
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「地獄の花園」いや〜、、、朝から暑かった!畑の水遣りまではこなしたが、散歩はできなかった。。昨日からエアコンはつけっぱなしだし、心の潤いを求めて「アメリカン・ユートピア」を再見してみたが、こんなものではオイラ満足できないょ。ということで、絶対に観て感動を得ることはない「地獄の花園」を観た。とても馬鹿馬鹿しい内容ではあるが、大泉氏の「三国志」よりははるかにマシだった。出演者が皆、真面目に演じていることに安心を覚えただけで、決して感動はしない。ヤンキー上がりのOL同士のバトルロイヤル、、、意味わからん!こんな暑くて、何もしたくない日にはまた観てみるか、、、ウソ!!評点:69点
2022.06.27
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「朝が来る」河瀨直美監督作品。何となく、観た。原作は未読。「あん」はそこそこ好きな映画だったが、この監督さんの作品はやや間延び感があり(私にはですが)、ちょっと時間を持て余すイメージだが、本作もやはりそうだった。中学生の女の子が妊娠出産後、生まれてきた子供は全然知らない夫婦に引き取られた。そして、その夫婦にある日のこと、電話が、、「子供を返して、ダメならお金を下さい」当然その夫婦は身構えて、その電話の主と会う事になる。会ってみると自分たちが知っている母親ではなかった。。。「あなたは誰ですか?」「なぜこんなことをするのですか?」結局のところ、それは本当の母親で、子供が幼稚園に通うまでに大きくなった今、母親は大きく変貌していた。まぁ、登場人物は借金取り立てのチンピラを含め、とことん悪人はおらず、ラストも何となくこれから先の将来に"あかりがさす"雰囲気で終わるので、嫌な気持ちで見終わることはなかったが、お母さんの奈良の実家の人々はどうしているの??ちょっとリアリティに欠ける感も否めなかった。昔は、大家族だったので、そのうちの一人二人は養子に出すなんてことは普通だったはず。もちろん現在の養子縁組とは事情が異なるが、、、本作のテーマが私にはイマイチ心が動くものではなかった。次回作に期待しましょう。評点:69点
2022.06.25
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「ドリームプラン」今年のアカデミー賞をぶっ潰した"ビンタおじさん"ウィル・スミス主演作。大筋のストーリーは理解した上で拝見したが、天才テニスプレーヤーをダブルで育てた頑固親父のリチャード物語だ。"天才"という言葉はよく聞くが、それらのほとんどは"素質のある努力家"のことだね。あとはメンタル面の強さかなぁ。個人的には、テニス以外に慈善活動家でもある彼の行動と娘たちの素直さをもっと引き出してくれたら、泣ける映画になったような気がする。あとは、どうしても黒人も白人も"外人"な日本人から見ると"黒人初の・・・"みたいなセリフはあまり響かないな。まぁ、最近は日本人選手でも大谷翔平君や大坂なおみさんみたいな存在もあるから、国籍や肌の色が賞賛の枕詞として使われるのも嫌ではなくなったが、、ただ、娘を守ることに徹した父親が徐々に子離れしてゆく姿はよかった。私もボチボチそんな段階かも。評点:71点
2022.06.24
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「燃えよ剣」何度も何度もリメイクされた定番時代劇。「燃えよ剣」といえば、当然のことながら"栗塚旭"だよね〜。。さて、本作だが、新撰組が出来るまでの"喧嘩ずきな百姓"→"京にのぼる上昇志向の愚連隊"時代。組織強化のための浄化時代。賊軍に成り下がってからの"死に場所を求め函館まで転戦する"晩年。どれもそこそこ知っている話だし、正直言って目新しいものはない。また、テンポを重んじたのか、雑な部分がかなり目立つ。個人的な好みだが、どうせ回想シーンとして土方本人に過去を語らせるのならば、土方の歴史をザッと舐めるよりも、榎本武揚とともに五稜郭に立て籠る部分を主とした"晩年"にもっとフォーカスを当ててほしかった。まぁ、二度見はないですね。評点:63点
2022.06.23
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「ノマドランド」"ノマド"からイメージするのは、放浪、遊牧の民。でもアメリカのノマドは家を追われた老人たちを含めた人々みたいだ。この映画の登場人物は、何も飾らず、偉ぶらず、"その日暮らし"に近いホームレス(ハウスレスかも)それぞれの傷を癒す旅を"車"という"馬"に乗って彷徨っている。ストーリーはただそれだけのものだが、不思議と観ていて嫌じゃなかった。(厳密に言えば、夫が病気で亡くなったことを結構引きずっていたり、旅の途中に知り合ったオッサンからの求婚に心が揺れてみたり、ノマド仲間のアラスカの旅に想いを馳せたり、、等等色々なエピソードは挿入されている。)主役のフランシス・マクドーマンドを観ていると、なぜか大竹しのぶを彷彿とさせるのは私だけか、、(まぁ、褒めのコメント)アカデミー賞を3度受賞している、いわば"名女優"だが、スターらしい花は感じず、その代わり変幻自在に演技する"技師"を感じるのだ。正直言って、私好みの映画ではないが、本作を否定する気持ちにはとてもなれないのも事実。そんな映画です。評点:不要
2022.06.15
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コロナ騒ぎもなんのその、、昨日は一家そろってディズニー詣。RX100M5関東地方は朝から雨が降ったり止んだりと、あいにくの天気だったが、一瞬の晴れ間を狙ったショット。。なんて言えばかっこいいけど、なんか"絵ハガキ"みたいで、個人的には、、、日曜日ということで子供連れも多く、これで海外のお客さんも増えてくれば、騒がしくなるだろうなぁぁ。私と妻は久しぶりのディズニーだけど、子供たちは友達や"ひとりディズニー"なんかも時々楽しんでおり、すっかり、ディズニー漬け状態ですな。ちょっとムシムシするこんな天気は、年金生活者にとっては全く歓迎できないが、一家であと何回ココに来れるのか分からないので、大人しく付いてゆきますよ。今やディズニーランドの"顔"となった「美女と野獣」のアトラクション。今回は、昼夜一回づつ味わってきましたよ。このお城のモデルはフランスの「シャンポール城」というトイレの洗剤のような名前だが、あのダヴィンチも設計に参加したという由緒ある城らしい。ここでも運よく晴れていた。夜は久しぶりにシンデレラ城の前に座り込んでパレードを見た。私はアトラクションより、こちらの方が好みで、子供たちがまだ小さかった頃はこっちがメインだったことを思い出す。朝9時から夜9時まで、みっちりと歩き回ったので、今日はバテバテ、、、ではなく、さっきも畑まで散歩してミニトマトをつまみ食いして帰ってきた。「意外に元気じゃん。私」今回は雨模様だったので、一眼はパスしてコンデジで動画中心に撮影した。コンデジでもまあまあの写りだったが、やはり動画にはジンバルが欲しいぞ!
2022.06.13
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「エターナルズ」またもマーベルコミックの映画。我が家では"ディズニープラス"を契約しており、その恩恵に預かるため、父ちゃんが観ることが出来そうな映画は、、、と調べてみて本作を選んだ次第。監督さんは中国系のアカデミー賞監督ということを一縷の望みにして2時間半超の作品を拝見したが、やはり、私にはダメだった。(と言っても、決して"マーベルもの"を全否定するつもりはないです。)物語は7,000年前から現代にわたる壮大なモノなのだが、残念ながら"時代の重み"は感じなかった。主役もこれまた中国系イギリス人の女優さんで超一流大学出身のインテリ女優なのだが、私は存じ上げない方だった。人類を進化に導いたのも、原爆を作らせたのも全てエターナルズの仕業なんだそうだ。そして、人類がどんどん増えて"ジ・エンド"が見えそうな時に人類存続を願う彼らが立ち上がる。ただ、一枚岩の存在ではなく、内部分裂もすると喧嘩もするし、、結局は今の世界のダメさ加減を観客に知らしめて、反省を促そうとしているのか、、話がデカすぎる割に、揉め事の内容が小さかったり、敵味方のギリキリ中間的存在もあったりと、「観終わってスッキリ!」とは程遠いモノだった。そして、マーベルお馴染みのエンドロール後の"次回作に乞うご期待!"映像。もうええわ、、、という感じかな。評点:63点
2022.06.09
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「サイバー・トラップ」(原題:KIMI)あ〜あ、、あのレニー・クラビッツの娘さんが主演するということで、思わず観てしまったのだ。AIのデータ解析官のお姉さんは、コロナや事件の被害に遭うなどして心身ともにダメダメな状況の中、たまたま解析したデータの中に殺人現場を録音したストリームがあり、それを追っかけてゆくと、最後は自分が追っかけられる存在になっていた。。前半はやや複雑な環境を装うシーンが多いが、後半は追跡劇と反撃の連続。なんや、、強いお姉ちゃんやんけ!と思わずにはいられない。ラストは近所のおっさんと仲良くキッチンカーでお食事か、、、やれやれ、です。最近はアレクサが友達となった寂しい初老のおじさんが観てもなんの感動も湧かない映画であった。でも、"KIMI"は欲しいかも。。評点:62点
2022.06.08
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「ヤクザと家族 The Family」なんとなく、題名が笑いを誘いそうだったので、事前情報ゼロで観てみたが、なんのなんの「狐狼の血」の大人しい版だった。鶴瓶ちゃんの息子さんもしっかりヤクザやっていたし、、この映画、配役にやや難があるような気がしたが、ずっと観ていると自分の中の違和感は消えつつあったようだ。ただ、中途半端なヤクザ映画+中途半端な家族映画=とっても中途半端?街のチンピラで、親父がしゃぶ漬けになった綾野君はとっても気持ちが荒んでいるかといえば、そうでもなかった。また、そのチンピラを拾ってくれたヤクザたちも半分は善人ヅラしているような立派なヤクザで、抗争相手の悪徳ヤクザとは一線を引く存在のようだ。ヤクザは悪いに決まっているが。。ラストなんかもとってもウェットでホンワカしており、これが"The Family"??監督は「新聞記者」の方だと後で知った。。ラストが中途半端なのが、なんとなく腑に落ちた。評点:67点
2022.06.07
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さて、あなたにはこれが何に見えますか?ある人は、「2羽の白鳥」に見えるそうです。今夜は私もこういう姿で寝てみるか、、
2022.06.03
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「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」一般的な映画評価はともかく、私にとっては"観るに耐えない作品"だった。そもそもスパイダーマンを映画でシッカリと観るのは本作が初めてだったのに、スパイダーマンが1から3まで登場するし、それはまだいいとして、そこそこ長い映画でかったるいシーンの連続、、これは一体何の拷問なのか?スパイダーマンと並んで本作の主役であるドクター・ストレンジは一度映画で拝見したが、益々超人の域を超えており、全く危なげない存在のようだった。ハラハラドキドキ感も期待する(?)この手の映画でそんな存在は不要では。。私にとって"この手の映画"が受け付けないことを思い知ったという意味では、収穫"0"ではなかったということかな。神に誓って、今後スパイダーマンは絶対に観ないぞ!!評点:40点
2022.06.03
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「キングスマン:ファースト・エージェント」このシリーズも本作で3本目。正直言って、第1作の痛快さは影を潜め、「バットマン」や「スターウォーズ」的な過去に遡る作品になってしまった。おまけに、マシューヴォーン監督ということで期待した笑える痛快活劇も見事に裏切られた。ヨーロッパ各国の金と権力の有り余る奴らが一般市民を巻き込んで戦争だ。そして、それを裏で操る怪しい人物。歴史上の人物も多く登場するが、なかなか大胆で偏った描き方をしており、誰かに訴えられなければいいが。今回は極悪人のラスプーチン、レーニンが敵役なら、次回はヒトラーらしい。。やれやれ、、一作目のあの痛快さが味わいたいよ。かと言って、全然ダメな映画ではなかったので、やや辛抱しながらも最後まで観ることが出来たようだ。最強の助っ人がヤギなのはこの監督らしいところなのかも。さて、次回は観るのかなぁ。。評点:68点
2022.05.31
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「ラーヤと龍の王国」今月解約のディズニープラスを最後まで楽しもう。。ということでこの映画。ウチの娘のご推奨作品です。なんとなく冒頭から「kubo」を彷彿とさせる内容だが、映像の質は全然異なるものだ。ストップモーションアニメの「kubo」とバリバリ今風の作風の「RAVA」だから。騙される人と信じる人(?)との対比と"最後は信じる者が勝つ"という古典的なテーマだが、個人的に人が騙されるのを観るのが嫌な私。ちょっとその辺りが素直に本作を観ることのだきなかったノイズかな。そんな中でもトコトン人を信じる竜と王様に関しては心地よくはあった。こんな時代だから、こういう映画が響くのだろう。評点:70点
2022.05.31
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毎年「いつもこんなに暑かったかなぁ、、」と思ってしまうが、毎年暑いのだろう。関東の気温は30度を越えたらしいが、梅雨が過ぎれば、こんなもんじゃない暑さがやって来る。すでに冬が恋しくなってきた。SONY RX100M5散歩も朝と夕方だけにして、畑の水遣りも夕方に集中。来週中にジャガイモを全て収穫し、梅雨の間にサツマイモにチェンジ!それはそうとして、越戸川では今年もカルガモ親子がデビューしている。今年の雛は10羽。1羽も欠ける事なく元気に育って欲しいものだ。
2022.05.29
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「さがす」いや〜。傑作でしょう。少なくとも今年観た邦画ではNo.1ですね。なんと言っても、配役が最高にいい。・奥さんが亡くなった後のダメ親父ぶりと別の顔を使い分ける"佐藤二郎"・その親父の失踪を追いかけ回わす娘"伊藤蒼"・連続殺人犯そのものの"清水尋也"・そして自殺願望の女性役"森田望智"よくぞ、この四人を集めてくれたものだ。個人的には、森田望智さんの役所の広さには驚く。TVドラマでほんわかなしたOLを演じたかと思えば、今回のような役だったり、有名なAV女優役をこなしたりと、、、ストーリーも最初は殺人犯を街で見かけたと言って、懸賞金欲しさに犯人を追いかけるため姿を消すダメ親父とそれを必死に"さがす"娘が中心に進むが、途中から立場がガラリと変わる面白さ。そして、最後に本当の父親の姿を目の当たりにしたときに娘が下す結論の潔さ。また、前述の通り、死ぬまで自殺願望を持ち続けるムクドリ役の森田さん怖い演技。これはもはや憑依とも言える。2時間があっという間の作品で、満足感が高い。たまに大当たりする邦画。だから観るのをやめられない。評点:87点
2022.05.28
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子供(実は今でも時々)は、シービビを鳴らすのだ。SONY RX100M5学名は「カラスノエンドウ」だったと思うけど、我々は「シービビ」という。ネットで調べてみると、、、「シビビー」とか「シービービー」とか呼んでいる人もいるようだ。しずれにしても「シービビ!!」と高らかに鳴らすのはもう少し豆が膨らんでからだね。昨日、一昨日とジャガイモを掘ってみた。今回は全面マルチ張りなので、出来はマズマズで昨日はジャーマンポテトでキタアカリを食す。これから当分の間、我が家では芋が主食となる。梅雨入り前に全て掘ってしまいたいが、来週いっぱいで掘り尽くせるのかは疑問。どうしても梅雨の間にサツマイモを定植したい!一昨年、安納芋をネズミに食べ尽くされたリベンジなのだ。野良猫も懐疑的な眼差し最近、9時過ぎると眠たくて仕方がない。。そんでもって、朝早く目が覚めてしまう。。まさに"年寄りの証明"だろう。
2022.05.27
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「先生、私の隣に座っていただけませんか?」(セリフ有りの)登場人物はほぼ5人(教習所のおっちゃんを除いて)。いわゆる芸達者と言われる俳優さんたちの演技でも見てみるか、、、と思い鑑賞した。こりゃおもろい映画だ。衝撃のラストは、絶対TVではあり得ないでしょうが、思わず吹き出してしまいましたよ。漫画家夫婦の"不倫合戦"、親娘の不思議な距離感、そして不倫を漫画で復習する周到さ。。。そもそもがスランプなのか燃え尽きたのか、、仕事にやる気の出ない夫に売れっ子作家(?)の妻が不満を募らせていることは、冒頭で発覚するが、不倫までとは、、そこで、妻は漫画家らしく周到なストーリーをたてて"ネーム"を次々と作成。それに狼狽えながらも、修復を信じるダメ夫。そして、最後は粗大ゴミというか、便利屋というか、そんな感じで夫を処理する妻。終盤、夫の不貞を許し、"めでたしめでたし"なストーリーならTVでもOKだろうが、ラストのどんでん返しはNGでは。映画だからなんでもOKという事でしょう。(漫画もそうでしょう)こんなにお金をかけなくてもおもろしい映画でできるよ。という邦画の絵手本作品かも。評点:79点
2022.05.26
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SONY RX100M5ここのところ、グズついた日が多かったが、やっと夏への兆しを感じる今日。最近、毎朝のように、ゲロゲロしているクロコロだが、父ちゃんとの留守番の日はほとんど寝ていて、平穏無事です。畑もボチボチ収穫に向けた整備をする時期なので、朝の散歩は川沿いの遊歩道ではなく、市民農園へ直行することも多くなった。次女の就活以外はいつもと変わらない生活が続いているのだが、完全リタイア後の一大イベントはマンション管理問題。100人以上住んでいる建物には、当然いろいろな考えを持った人がいるわけで、、、しかし、意外とこんな調整仕事は好きなので、気ままにやってます。コロの冷たい視線を浴びながらね。
2022.05.18
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「アメージング・グレイス」アレサ・フランクリンの最も売れたアルバム「アメージング・グレイス」のLive映像。日本でゴスペルレーベルを立ち上げた伝説のジャパンロックシンガーかつゴスペルシンガーである小坂忠さんが逝去して数週間が経ったが、本場のゴスペルを体験しようと思い、この映画を観た。かなり古い教会で撮影されたことと、シドニー・ポラック監督の撮影、録音技術の稚拙さでかなりアラの目立つ作品だが、それを遥かに超えるパワーがそこにはある。先日見た「リスペクト」でアレサ役の女優さんの熱唱も感動的だったが、それを超える(当たり前だが、)ご本人の「アメージング・グレイス」に感動しない観客はいないだろう。あれを2日目に歌っていたら、観客として参加していたローリングストーンズのミック・ジャガーやチャーリー・ワッツも感涙に咽んだ事でしょう。そう言えば、アレサは「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」を歌っていたな、、こういう"縁"が彼らの間にはあったんだね。当時、彼女が率いたバンドメンバーには、チャック・レイニー(ベース)、コーネル・デュプリー(ギター)そしてバーナード・パーディ(ドラム)というスーパーミュージシャンを配し、しっかりサポートしていたが、映像上はかなり地味目な存在だった。それがゴスペルなんだろうね。逆にアレサのパパ牧師は、娘の自慢話に終始して派手で、見ててちょっと辛かった。ブラック・ゴスペルを1時間半観ると、年末恒例にウチの近所の教会で開催するゴスペルパーティに参加してみたくなった。感想はそんなものかなぁ。。映画としての質や構成なんてまったく度外視した"アレサによるアレサのためのゴスペルLive"だ。そういう意味では"アメリカンポップス史上No1."シンガーの最高のLiveです。というだけの映画です。評価:不可能
2022.05.17
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「フリーガイ」ずっと観てみたかった映画を、"ディズニープラス"でやっと拝見。なんと言っても、主役が「デットプール」のライアン・レイノルズで敵役が「ジョジョラビット」の監督、タイカ・ワイティティと来れば、楽しみは倍増だ。バーチャルの世界とリアルの世界を行き来する映画としては「レディ・プレイヤー1」が一番好きなのだが、この映画で最長不倒を更新!ゲーム中のどうでもいいキャラクターがAIの力でパワーを増してゆくところは大笑いの連続、そして、リアルな恋人ができ、そして別れがあり、新たな発見もある。正直言って、詰め込みすぎな感は否めないが、何度見ても都度、新鮮に笑えて感動できる映画でしょう。逆立ちしても邦画では再現不可能な映像に"お手上げ"。こんなに楽しく、人類を皮肉った素晴らしい映画を作る事ができるのに、くだらない戦争やイザコザを好む人も居るなんて、、できれば、私もフリーシティに住みたかったよ。評点:88点
2022.05.13
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「続・深夜食堂」予定通り、J:ComでCM無しを一気観。こちらがこのお話に慣れたからかもしれないが、、、深夜食堂 < 続・深夜食堂一作目もおばあさんが登場するのだが、正直な所、一作目の田中裕子さんより続編の渡辺美佐子さんがいいかなぁ。。と思う。続編では、まさに"お節介の吹き溜まり"と化した、真夜中のメシやがなぜか前作より心地よく感じてしまった。ありきたりなお話の連続ではあるが、九州のおばあちゃんの話は好きだ。観終わって何故か高田渡の"生活の柄"を口ずさんでしまった。やっぱり、年取ってるわ〜評点:74点
2022.05.09
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「深夜食堂」J:Comチャンネルで初めて観た映画。(2015年公開)本局と契約して25年以上になるが、このチャンネルそのものを初めて観た。映画の内容ではないが、途中でCMが一切入らない事には好感を持ってしまった。肝心の内容は、、、漫画が原作のようだし、TVドラマもやっていたようだか、いずれも未見。冒頭の雰囲気が良くてずっと観てしまったが、一見してクールな飲み屋(メシや)の大将が実は結構なおせっかい焼きだということはすぐに理解できた。話の内容は短編をつなぎ合わせており、録画したものをぶつ切りにして拝見するにはちょうど良い。基本的に貧乏な人々がそれなりに一生懸命生きる姿をメシやの大将が応援するという人情ものだが、ものすごく感動する内容ではないし、全く生理的に受け付けない内容でもなく、まさに暇な時に見る映画の決定版(?)かも。実は、今夜も本作の続編をJ:Comで配信するらしい。まずは、録画。続編を観て、併せて評価します。
2022.05.08
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巷ではコロナ自粛明けのG/Wでどこも"大混在"みたいだけど、和光市界隈はいつもと変わらない風景だ。雛祭りは、すぐに片付けないとダメみたいだけど、鯉のぼりはいつまで飾る事ができるのだろうか。近所の熊野神社でも今日になっても鯉がたくさん泳いでいた。SONY RX100M5周りをコンモリした森に囲まれたこの神社には、この時期参拝する人は少ないようだ。一応、日本初の淡水魚の養殖場跡や乃木大将が日露戦争前に水行した場所など、見どころ満載なのに。。これからドンドン暑さが増して、真昼間の散歩は厳しくなるだろうな。路上でバッタリと行き倒れにならないように頑張ろう。
2022.05.07
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先月末に5年間の癌闘病の末に亡くなった小坂忠さんの葬儀が明日、埼玉の所沢で執り行われる。日本ロックの草わけ的存在と表現される事が多い小坂さんだが、「小坂忠&Four Joe Half」や「ティンパンアレイ」時代よりも埼玉で教会の牧師を務めながら、ゴスペルや昔のセルフカバーなんかをやっていた時代の方が充実していたのだろう。(そう思いたい)娘さんの大火傷を機にクリスチャンとなった後も、細野晴臣、松本隆、松任谷正隆、矢野顕子、吉田美和等々の人たちと数々の名演もこなしてきた。昨年は元バンドメンバーだった松本隆さんの記念コンサートに病気をおして武道館にも出演したようだ。私が高校の時に大阪の「春一番コンサート」で歌った"機関車"と"どろんこ祭り"が妙に印象的で、その後もこの歳になるまで"機関車"はMy Favorite Songとなっている。https://www.youtube.com/watch?v=cL94G2xMEqIhttps://www.youtube.com/watch?v=CkOZPkywgTghttps://www.youtube.com/watch?v=ma0T3qoJDsY所沢といえば、我が家からそう遠くない場所だけど、葬儀に参列するのが初対面なんて嫌だから行かないけど、、これからも折に触れて貴重な音源を聞かせていただきます。こんな時代だからYouTubeに感謝だ。"ありがとう"https://www.youtube.com/watch?v=SCGJFSklFnU小坂さんのご冥福をお祈りいたします。
2022.05.06
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「ラストナイト・イン・ソーホー」「ジョジョ・ラビット」を観て以来すっかりファンになった女優さんトーマシン・マッケンジー主演のホラー映画。冒頭、田舎からロンドンのデザイン学校に入学する主人公が、ひょんな事から寮を出て、古い下宿屋を選んだ所から物語は現在と1960年代のロンドンが交互に登場する手法はなかなか面白かった。今流行りの"タイムリープもの"とも言えるが、霊に導かれた結果というところが、一味違う所。ただ、中盤でやや"中だるみ"的に感じたのは私だけなのか、、主役のトーマシンもニュージーランドから出て来てすでにいろんな映画に出演する売れっ子状態だが、撮影当時はまだ、18歳だったんだね〜。今後がとても期待される女優さんだ。もう一人の主役を演じたアニャ・テイラー=ジョイも「ウィッチ」で観て以来だったが、なかなかいい演技だった。ウィッチの時は子供という感じだったが、今回はトーマシンに比べると随分大人のイメージだった。観終わった後で知ったが、主人公の勘違いで酷い目に遭うじいさんがテレンス・スタンプだった。。びっくり。とても希望あふれるラストで1960年台側の主人公の"悲劇"が帳消しにはならないだろうが、なんとなくご都合主義、、?終わってみれば、ほ〜、なるほどね。。みたいな"どんでん返し"で、なんとなくB級ホラーっぽいイメージが付き纏った映画だが、それも作り手側の狙いだったのかもしれない。徹頭徹尾"いい人"たった学友との今後も楽しみなところ。ただ、この映画を2回以上観るかなぁ、、と考えると"?"は付きますね。評点:73点
2022.05.05
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「アメリカン・ユートピア」デヴィッド・バーンと言えば"トーキングヘッズ"だが、本作はグループを解消した後の作品となる。今年でちょうど70歳となるバーン氏のエネルギッシュでエキセントリックさには"流石!"という言葉以外に何も見つからない。"トーキングヘッズ"時代の音楽映画「ストップ・メイキング・センス」は今まで映画館で2度、その後はビデオテープとDVDを購入し、まさに永久不滅の作品だと思っているのだが、今回の作品は、音楽を楽しむ"ショー"であり、彼の主義主張を高らかに歌い上げるメッセージ色の強いものとなったブロードウェイミュージカル。ブロードウェイとは言え、舞台装置なし、マイクや楽器などもワイヤレスで出演者のみの舞台景色が斬新であった。できれば映画館で改めて観てみたいものだ。。約40年前に私がバーンさんを知ったのは、ダボダボの白いスーツを着て、変な踊りをするTVの缶酎ハイのCMが初めてだったのか、それともトーキングヘッズとしてだったのか、、全く記憶にない。グループとしての活動よりソロというかグループ以外の人たち(坂本龍一やブライアン・イーノ等)とのコラボ作品の方が今となっては有名になってしまったバーンさんだが、大昔に私がニューヨークに行った時、ブロードウェイで彼が出演しており、観てみたかったことを思い出す。何故かその時は「ボーイ・ミーツ・ガール」を観劇してしまった事が今でも残念でならない。本作を撮った時すでに65歳を過ぎていたはずだが、舞台で生演奏に、踊りそしてMC、、なんでこんなに元気なのか、、、とっても懐かして曲も随所に散りばめられている所も良いのだが、ラストに近付くにつれて強烈なメッセージを歌い上げる姿に感激せずにはいられない。「ショー」という言葉を彼は使っていたが、私にとってはまさにエンターテーメントだ。戦争や人種差別が渦巻く世の中で"アメリカンユートピア"がココにある。すごい"音楽ショー映画"としか言いようがない。評点:90点
2022.05.03
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