あま野球日記@大学野球

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2007.11.26
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カテゴリ: プロ野球
前・日本ハム打撃コーチの 淡口憲治 氏(三田学園高)が
ヤクルト二軍の打撃コーチに就任が決まった。元ロッテ
監督の 八木沢壮六 氏(作新学院高-早稲田大)も同時に
二軍投手コーチに。


まず八木沢さん、たしか社会人・東京ガスの投手コーチを
されていた。今春発覚した 西武裏金問題 の主役にさせられた
木村雄太 投手(明桜高、旧称:秋田経法大付高)にはカーブ
を伝授し、一層に投手としての完成度を高めたと言われて
いる。また過去、阪神コーチ時代には 井川慶 (水戸商高)に
チェンジアップを教え、大黒柱に育てた。


そして、淡口さん。
たぶん今回の就任は、 高田繁 監督(浪商高-明治大)の引きに
よるものなんだろう。そもそも日本ハムのコーチに就任した
のも、当時のGMだった高田氏の要請によるものだった。


淡口さんの日本ハム時代のコーチとしての実績については、
賛否両論がある模様。まっ、それはここでは省略して、
ボクには忘れられないことが2つある。


≪その1≫

85年のオフ。それまで在籍していた読売から近鉄にトレード
されるのだが、そもそもは近鉄・ 有田修三 (宇部商高)と読売・
定岡正二 (鹿児島実高)と決定されていた。


だが、定岡は 「トレードされるなら引退する」 と言い放ち退団。
その後釜として据えられたのが淡口だった。


その年の読売の納会。
たしか熱海後楽園ホテルの宴会場で、浴衣姿の淡口がウルサ型
のOBたちに挨拶して回る写真が新聞に掲載されていたのを、
ボクは憶えている。


「近鉄に来てくれてありがとう!」

たかが一ファンに過ぎないのに、ボクはそう思って写真を眺めて
いた。これは時期は前後するけど、同じく読売から近鉄に移籍
した 大森剛 (高松商高-慶應義塾大)、 香田勲男 (佐世保工高)、
そして 吉岡雄二 (帝京高)にも同じことを思った。


≪その2≫

このブログで何度も書いた 「伝説の10・19」


あまり語られることはないが、淡口は素晴らしいプレーを見せて
いる。それはダブルヘッダー第2試合でのこと。


近 鉄 000 001 210 0 =4
ロッテ 010 000 210 0 =4



4-4の同点で迎えた9回裏、ロッテの攻撃。
二死満塁と一打サヨナラの場面を迎えたロッテ、打席に立った
愛甲猛 (横浜高)が放った打球は低い弾道でレフト手前に飛ぶ
ヒット性の当たり。


レフトを守っていたのは淡口。
懸命に前進し、走りながら地面スレスレでライナーを捕球した。
もし他の選手だったら、どうだったろうか・・・?


この愛甲の打球、ヒットだったなら近鉄はサヨナラ負けを喫して
いた。そういった結末だったなら、10・19への世間の評価も
別なものになっていたのかもしれない。


淡口憲治、ボクには絶対忘れられない選手の一人なのだ。




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Last updated  2007.11.27 02:35:31
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