■今日(9月18日)慶應義塾大対立教大3回戦が行われ、慶應が連勝して勝ち点1をゲットした。
以下、ベースボール・マガジン社アマチュア野球班さんより。
8回に勝ち越した立大が2対1とリードしたまま迎えた9回裏に、ドラマが待っていました。慶大の松本大希選手(4年・桐光学園)が内野安打で出塁すると、前日のヒーロー・谷田成吾選手(2年・慶應義塾)が一塁線を破る二塁打で無死二、三塁の好機を作ります。そして次打者の横尾俊建選手(2年・日大三)。一打逆転のチャンスですが、ファウルで早々に追い込まれてしまいます。そして最後はワンバウンドの球に手を出して空振り三振。しかし捕手が球を弾くのを見ると、横尾選手は一塁へダッシュします。捕手は球を拾い、一塁へ投げたのですが、これがまさかの悪送球となり、白球が外野を転々--。この間に二者が生還して慶大の劇的な逆転サヨナラ勝利、勝ち点1をゲットしました。
(写真)慶應・横尾俊建。7回同点の適時二塁打を放ち、9回はサヨナラ振り逃げ~ 対立教1回戦より~
■スコア
立教 000 100 010 =2
慶應 000 000 102X=3
(立)澤田圭‐●齋藤、(慶)加嶋‐加藤‐○白村
立教と慶應のカードは最後までもつれる‐‐‐。これは定説になりそうだ。実は昨季もそうだった。1勝1敗のタイで迎えた3回戦は、慶應が4-3とリードして迎えた9回に立教・ 二場慎平
(4年、田川高)が2点適時打を放ち、立教が逆転勝利した。
【立教対慶應3回戦】(2013年4月15日)
立教 000 030 002 =5
慶應 100 020 100 =4
(立)齋藤ー大澤‐澤田圭‐○小林昌、(慶)白村‐加嶋‐●山形‐明
■惜しくも敗れた立教ナインは、試合終了後、皆が悔し涙を流したという報道もあった。それはそうだろう。勝てる試合をたんに落としただけではない。優勝もしくは最低Aクラスを狙う立教にとって、今日の敗戦は即ちBクラス転落の危機が迫ったことを意味する。
ふつう追いつかれた直後(8回表)に加点すれば「流れ」をつかむものだが、なぜかそれができなかった。最後はサヨナラエラーというのも、なんだか悲しい。
ただ悪い材料だけではない。 岡部通織
(4年、帝京高)の絶好調な打撃は光明だ。今日は4番に座り4打数2安打1打点。慶應との3連戦の成績は13打数7安打(1本塁打)5打点、打率.538と大活躍した。岡部が好調を維持するなら、まだまだAクラスの可能性は残されていると思う。
■また投手陣では、1回戦に続き今日も先発した1年生エース・ 澤田圭佑
(大阪桐蔭高)の存在が大きい。昨季も投げまくってチームのAクラス入りに貢献した。今季もかかる負担は相当に大きいだろう。
「孤軍奮闘」という言葉が似合う澤田だが、今度は休む間もなく中2日で破壊力No1の法政打線に挑む。
(写真)「孤軍奮闘」 立教・澤田圭佑は中2日で再び神宮のマウンドに立つ
~ 対慶応1回戦より ~
(写真)来週、澤田圭佑が対戦する法政打線の中軸・西浦直亨(4年、天理高)
~ 春季リーグ、対早稲田戦より ~
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