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「MOM,time is money!」@と子供に言われた。 水曜日からKIKIと二人の生活。 13歳以下の子供はひとりにしてはいけないという 法律のあるアメリカ、毎日、私にくっついていて、 テニスどころではない生活が続いているKIKI。 今は、二世ウイークの準備で、スタンプラリーの チラシを作ったり、アニメのコスチュームの材料 を買いに行ったりしている。 私がこれをすべてボランティアでやってることを 知ったKIKIに言われた冒頭の言葉。 「へ?そう?そんなのどこで覚えてきたの?」 「マミー、そんなこと、誰でも知ってるよ。」 「そうなの?じゃ、何でも時間を使うのは、お金 のためにしなきゃならないの?」 詰め寄ると、面倒くさそうな顔をするKIKI。 「じゃあさ、テニスはどうなの?あれもお金のために やってるの?」 「スポーツは体にもいいし、プロの選手になれること だってあるかもしれないじゃん」 「そう?プロになれると思ってるの?」 KIKIはしばらく考えていた。 「ネガティブになってるわけじゃないけど、プロになる のは難しいと思う。」 そう言った後、会話を続けていると、KIKIの目が涙 目になってきた。 何か感じることがあったらしい。 別に、べそをかいてるわけでも、私に怒っているわけで もないようだ。 静かに流れるその涙をぬぐおうとも隠そうともせず、 ベッドの上で話をしているうちにKIKIは眠りに落ち ていった。 今朝、何を思ったのか、自分で髪を切り始めた。 「どうしたの?」 「この方がスポーツはしやすいかと思って」 自分で切った髪は、長さがところどころ揃ってない。 「ママ、切って」 「今はダメだよ。帰ってきてからね」 一日、コスチューム作りのショッピングや、夕方からの リトル東京でのイベントのボランティアで、家に辿り着い たのは、10時近くだった。 「今ならいいよ。髪、揃えてあげよう。」 台所に立ったまま、KIKIの髪を梳きながら、長さを 揃える。 「おばあちゃん(私の母)がいたら、よかったね」 美容師だった母は、KIKIの絵の才能を早くから認め、 とても可愛がってくれてた。 「おばあちゃん、KIKIの絵、みんな取ってたね」 「ママ、昨日、テニスでは、プロになれないかも知れない って言ったでしょ?」 「うん」 「アーティストになって有名になるのは、テニスでプロに なるより、私にはずっと簡単に思えるんだよ」 「そう」 「シャワー浴びてくる」 軽くなった髪は、KIKIを少しお姉さんにした。 長い一日。 今日のリトル東京のイベントでは、去年、発注して 勝手に作った万博のマスコットの着ぐるみを、いつ も一緒にイベントをしているミホちゃんと着てた。 KIKIも時々着て、手伝ってくれる。 着ぐるみを着て世の中を見ると、人生は全然違って 見える。 みんな、着ぐるみを着ていると、例外なく微笑んでくれる。 子供達が幸せそうな顔を向ける。 抱きついてくる。 子供の小さな体を、着ぐるみのまま、抱き返す時、 その小さくて柔らかな体が、沢山愛情を求めているのが 伝わってくる。 子供は愛されなくちゃいけない。 着ぐるみを着てると、だんだんいい人になってくるよう な気がする(^^)。 帰り道、フリーウエイから満月が見えた。 「あ、KIKI、お月さま!」 「ホントだ」 子供は満月みたいだな。 どこも欠けてない。 そのまんま、そのまんま、満点の存在。 それを、そのまんま、受けとめてあげるのが、親の仕事。 KIKIと会話しながら、子供達の今という時間の大切さ を、もう少しで忘れてしまうところだったことに気づく。 TIME IS MONEY。 そうか。世の中は、そんなふうに見えているのか。 Time is・・・・ その答えは、言葉で返すのではなく、行動で示さなく ちゃね。 今日の一日、お母さんは、またしても、全くお金にな らないことをしていました。 でも、子供達の笑顔と、KIKIとの会話は、プライス レス、値段がつけられないくらいだった。 満月の夜に相応しい満点の24時間。 ありがとうの気持ちで一杯。 明日は、あさちゃんがユタから帰ってくる。 久々にテニス出きるかな? 私は、自分の一瞬一瞬を、沢山の富で埋めていけるよう な過ごし方をしたいな。
July 31, 2004
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「その手があったか!」@大会申し込み 夏の大会はあたり外れがある。 今回の東京組のトーナメントを決めたのはいいけど、 試合数が少なくなる可能性があって、ちょっと考えて いたところ、解決策があった。 試合を沢山したい子は、2つのカテゴリーで出れば いいんだわ。簡単じゃん! 参加申し込みをすでにしている子達の名前を見ている と、この間、小川理恵ちゃんが決勝で負けた女の子が 2つのカテゴリーとダブルスに登録している。 12歳以下のトッププレイヤーのひとりも、16歳と 14歳以下に名前がある。 「いる、いる!なかなか手応えがありそう♪」 プライベートクラブの主催する大会だし、事情を話せば どうにかドローを調整してくれそうだ。 ダブルスがなくなった場合にも、これなら、大丈夫! もちろん、これは選択。やりたい人がやればいい。 さらに、朗報。 試合数が少ないと、別にラウンドロビンを組まなきゃな あと思っていたら、今日、留守電に、となりの町のテニ スクラブのディレクターからメッセージが! 「お宅の娘さんがトーナメントプレイヤーとして活躍して いると聞いた。是非、うちの息子や、クラブの子供達と 一緒に定期的に練習して欲しい。」 ちょうどこのディレクターの息子さんは、14歳らしい ので、今度来る子供達の相手によさそうだ。 ソルトレイクシティでは、あさちゃんとカービーが、 他のロスのプレイヤーやその家族達と、楽しい時間を 過ごしているようで、急遽付き添いに行ったカービーは 日曜日まで帰ってくる様子がない。 ※ちーままさん、うちのガキは、E-チケットを ネットで自分で予約したにも関わらず、空港に ドロップオフしようとしたら、 「国内線はあんまり乗ったことがないから」と わざわざチェックインに付き合わされました。 (--メ ちーちゃんを見習わせたいですわ。 (普段、甘えない奴なんで、単に甘えてたのかも?) この夏は、我が家にとっては転換期。 テニスにしても、これからのことにしても、子供達 が自分で考えることが出来るように、これまで以上 に手を抜く方法を、母は考えつつある。 (って、ただ手抜きしたいだけじゃん!って。そうそう) 振りかえると、まだまだ余計なことをしてるような 気がする。 例え自分の子供とは言え、人のやることを決めるという 作業に、最近、大変疑問を持っている私。 海外遠征のスケジュール作りもそうだ。 え?これもただ面倒だと思ってるんじゃないかって? いやいや、これは、逆。 コーディネイターとして、時々仕事をするのも、この 企画をしたり、コンテンツを作るのが大好きだから! それで、ついつい、かまいすぎちゃいそうになる。 遠征組のスケジュール作りに関しては、次回からは、 本人達とのコミュニケーションから、スケジュールを 引き出したり、その過程で、考える力を養えないもの かと考えたりする。 そう、考える、ひたすら。 テニスバッグを当たり前のように持ってしまう考えない 親達に育てられると、この作業をスキップしてしまう こともあるようで、何で自分がテニスをしているかという ことすら、自分以外の人間に話せない子供達も多いらしい。 「おいおい、考えろよ、そこでぇ~!」 みたいな子は、日本の子にはよくいる。 次の東京組は、前回より年齢が少しだけ高い。 ちょっと頭使うコースも、スケジュールに入れよっと。 リョーマのイメージは、あくまでも自立した中学生。 お母さんに、テニスバッグ持たせてるなんて、カッコ 悪いよなー。 テニスシーンだけはカッコよく描かれているテニプリ、 日常生活が見えないとこがミソ?
July 29, 2004
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「お、やっぱり」@USTA.COM この間から、日本のテニス雑誌にワイルアカデミーの 宣伝が一杯載ってたので、この状況は予測していたが まー、目立つ、目立つ、日本人。 ロスで行われる某大会に、日本人の名前がずらーっと並 んでいる。 そして、同じく中国系の名前。 「そういや、エリックが言ってたなあ、また香港から 来てるって。」 夏休みは、海外から来ている子供達も多く、特にここ数年 アジアからの子供をよく見かけるようになった。 中国系は、すでに地元の選手の中にも多いので、あまり 目立たないが、日本人は、数が知れてるので、これだけ あると結構目立つんだな、これが。 ここ数日、KIKIはキャンプ、あさちゃんとカービーは ユタの合宿モードで、私自身は、毎日、リトル東京のイベ ントの準備で、全くテニスとはかけ離れた日々。 それでも、出掛けにカービーが 「東京の子供達の大会のエントリーだけは忘れないように」 と、言い残してユタに旅だったので、毎日、USTAどっと コムだけはチェックしているかっぱ母。 「やっぱ、オレンジカウンティにしよっと。」 迷っていた大会選びも、バンさんからのメールのリクエスト で、やっと決めることが出来た。 再びドーリーさんちにお世話になることにする。 大会選びの基準も、それぞれの子供によって違う。 ロスのいいところは、選ぶだけの大会があるという ことだ。 ワイルアカデミーのように、早めにエントリーしてくれ ると、サイトをチェックしながら、日本人同士かち合わ ずに済むね。ありがとう、○コーチ。(?) 実際は、大会で経験する試合数よりも、いろんなクラブ や個人でセッティングする試合数を多くする方が、レベ ルやスケジュール、環境の調整がきくので、初めての海 外遠征の子供達には、そういうバラエティに富んだスケ ジュールの方がいいんじゃないかと思う。 サイト上でのリサーチを続ける。 「なるほど、やっぱり、選手の情報は必要だなあ」 自分の子供のいるカテゴリー以外は、あまり知らなかった のだけど、この間から少し気をつけてみている。 夏の過ごし方、大会の選び方は、それぞれ違う。 オープンでも、地元の強い選手がこぞって出ているのは意 外と少なかったりする。 テニスキャンプに行っている子供達も多いのだろう。 ラウンドロビンにも、バカンスで他の州から遊びに来て いる子などの顔もある。 それでも、やっぱりアジアから個人で勝手に大会に申し 込んで来ているような子はほとんどいない。 今日、たまたま日系マーケットのミツワ(元ヤオハン)の ビデオ屋で、「テニスの王子様」のビデオが流れていた。 主人公リョーマは、中学生だったよね? あの横柄な態度のリョーマみたいな奴が、ひょこっとロス に一人で来て、大会に出る手配も自分でしてたりすると、 すっげーカッコいいのになあ、などと、今、思い出しなが ら想像した。 あの漫画のおかげで、テニスが子供達の間で流行っている と聞くけど、子供のテニスバッグを持つ親がいたり、自分 の面倒も見れない中学生がいたり、リョーマの持つイメー ジとのギャップは果てしなく大きい。 でも、漫画だしなあ。(-_-) あの美形の少年達も、実は家では、何にも出来ないおぼっ ちゃん達だったりするのかも? 明日の朝早く、KIKIを迎えにピスモビーチに行く。 初めてひとりで親から離れたKIKI。 ジュニアのうちに、テニスでひとり旅できるようになっ て欲しいもんだ。
July 28, 2004
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♪思いィ~込んだぁらっ、試練のみぃち~をぉ♪@リトル東京 今日、「巨人の星」の主題歌が2回ほど頭の中で流れた。 最初に流れたのは昼間。 以前やった金融の仕事のマネージャーから電話があった時。 「いやー、あの時代は、私の巨人の星の筋トレギブスみた いなもんでしたから。」とお礼を言った時。 「面白い表現するねー(笑)」とウケた。 歌が流れると、あのヒューマ(飛龍馬、だっけ?)がギブ ス姿で星を見上げる絵がカシャカシャとスライド映像の ように浮かんでくる。 ・・・はっきり言って、浪花節の世界。(^^; そう、浪花節でも唸ってなけりゃ、あんなに頑張れない。 回想シーンとしての「巨人の星」主題歌♪ これで育ってきたら、そりゃ体育会系体質になるわなー。 さてさて。 昨日は、4年前から関わっているリトル東京のお祭り「二 世週祭」の運営委員会に参加。 この運営委員会、ほぼ全員日系人で構成されていて、すべ て英語である。 最初は、 「おー!こんなに日本人の顔してるのに、みんなキレイな 英語だぁ~!」 とか 「う~む、ジョークがなかなかインテリゲンチャンだわ」 とか 「時々混ざる日本語のボキャブラリーが文化を語ってるなあ」 なんてとこに感心しながら、楽しんでいた私も、だんだん 状況がわかってくると、 「こりゃ、祭りじゃないわ。どうにかしなくちゃ。」 という部分が見えてきた。二世週祭はだんだん祭りとして の機能を失いつつあった。 昨日はそこで来年に向けての提案をした。 もちろん英語での発言で、ドキドキした。 何でだろうなあ。 フツウの白人とか移民の血の混ざるアメリカ人の前だと、 あんまり英語でも緊張しないのに、日系人のあの静かな 雰囲気の中で発言するのは、すごく緊張する。 まるで日本のマジメな学校の授業みたい(^^) 勇気を振り絞るのに流れてきたのが「巨人の星」(笑) リラックス効果を意図的に狙う「巨人の星」主題歌♪ いや~、実際、ここまで来るのは長かった。 この二世週祭の復活のイメージを私なりに描いていて、 そのビジョンは、正に私の「思い込み」のみによって 絶対化され、この3年間、それが実現することだけを 信じて、ずっとボランティア活動をしているわけだ。 「巨人の星」が流れると、そうやって緊張している自分 をちょっと笑える気持ちになるのであった。 別に、巨人の星のような浪花節根性でやってるわけでは ないけれど、来年のテーマ(あくまでも今の時点では自 分の思いこみビジョンの中だけど)が、スポコン漫画。 先週末にあったコミコン(世界最大のコミックコンベン ション@サンディエゴ)の最終日、イベントの一部とし て、一般にもオープンにされているコミコンの運営に ついての討論会場で、コミコンとリトル東京の二世週祭 を繋ぐきっかけを作ることが出来た。 これと、今まで続けているテニスやスポーツ関係のネット ワークを繋げると、面白い企画が誕生しそうな気がする。 これだけ日本のアニメや漫画が注目されているのに、ま だまだスポーツ漫画は表に出てくるほどブレークしてい ない。 スラムダンクやテニプリの英語版はあるんだけどね。 その昔、二世週祭は、文字通り、二世達による日系コミュ ニティ最大のお祭りで、ちょっと前までは、この時に大運 動会だとか、テニストーナメントも行われていたという。 今は、こうしたイベントが独立して、「日系ゲーム」と いう組織が運営されているのだけど、こちらも、日系人の 社会的な信用が徐々に高まっているおかげで、少しずつ 組織として安定してきているらしい。 これらの組織をネットワーキングすることで、ジュニア テニスの国際大会by日系コミュニティを開催したり、 日本人の海外遠征のサポートをはじめ、いろんなことが 可能になってくるかもしれない。 それにしても、果たして、日本のスポコンはアメリカ で受け入れられるのだろうか? 巨人の星なんてのも、案外、あの浪花節度が受けるかも。 パロディには使えるな、絶対(笑)。 日本では、相変わらず、プロ野球界が混乱状態で、 大リーグに買い取られるという話もやっぱり出てきた ようで。 その騒動の台風の目玉が、飛龍馬の目指した巨人軍の オーナーらしく、巨人神話も、見上げる星が地に落ちた 感がありますな。 今日からは、ユタの大学で、あさちゃんのゾーンチーム の合宿&大会が始まる。 コートの上でリラックスするために、最近、口笛を吹く あさちゃん。 その口笛があんまり下手なんで、私は時々「ヘタクソ!」 とチャチャをいれる。 今度は、巨人の星を歌ってあげることにしよう。 これも立派な日本文化の継承だと確信する母である。
July 27, 2004
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こんなに近くにオーナーがいた!@WNラウンドロビン 「・・・エリックってオーナーだったんだ。」 「ママ、知らなかったの?」 てっきり、USTAの職員か何かかと思っていたテニス クラブのエリックが、実は、二つもテニスクラブを運営 しているオーナーだと、はじめて知った。 今度、東京から来る子達の練習場所とか、トーナメント の相談をしていた時、その事実が判明。 「だって、オーナーって、人を雇って、あんまり姿を現 さないってイメージあるじゃん。」 「そりゃそうだけど(笑)」とあさちゃんが笑う。 昨日から、ユタのチームイベントの付き添いのために、 車で先に現地に向かったカービーに代わって、月曜日の ラウンドロビンにあさちゃんを連れて行った時のこと。 KIKIは、日曜日から友達の家族とキャンピングで、 しばらく帰ってこない。 あさちゃんは、明日の飛行機でソルトレイクシティに飛 ぶ。 来年は、二人ともテニスの遠征に遠出する可能性がある かも知れないんだなあ。準備しなくちゃなあ。 今回は、いろいろと情報収集に不備があり、急遽、こうい う形で、ユタのチームイベントに別々に出発することにな ってしまった。 「え~!やっぱり保護者が行かなきゃいけないの?」 それがわかったのは、1週間前のこと。 こっちはこっちで、リトル東京のイベントやら万博のプロ ジェクトやらで、それなりに忙しいので、娘達のテニスま で手が回らなくなっていた。 「もう自己申告!自分でやって!」 以前から、大会や練習のスケジュールは自分で作ってと口 うるさく言っていた母かっぱ。 テニスに関して必要な情報収集、車での送迎、お金のこと、 すべて自分で手配すること! 「だって、あなた達の人生でしょ?私はサポートはするけど 自分で出きることは、もう自分でしてちょうだい!」 ということで、先日、子供用の銀行口座を作りに行った。 いや、もう実はこんなこと、フツウはみんなしてるに違い ない。 この夏から、町の鍵屋さんで週2-3日のバイトを始めた あさちゃんには、この機会に、簡単なアカウントの話も して、学資や年金制度のことも教えてしまおう。 「ママ、これ、どうしたらいい?」 昨日は生まれて初めてもらったチェック(小切手)を持って 帰ってきた。 あと2年、大学生になるまでに、完全に親の手から離して しまおうというのが、母かっぱのプラン。 お金のことを一緒に考える時に、テニスクラブを買うとい うシミュレーションをしてみるのもいいかもしれない。 「エリックは、オーナーなのに、どうして働いてるんだろ う?」 「好きなんじゃない、仕事が。おじいちゃんみたいに。」 うちの父は40年以上、小学校の教員をしていたのだけど、 教頭にも校長にもならず、ひたすら現場で教えていた。 「管理職になったら、大人の相手をせんといけん。 わしは、子供の方がええ。」 6年前のお葬式には、そういう父の教え子が沢山やってきた。 茶パツの子、将棋を教えた子、よく家に遊びに来た子ども達。 現場で時間を共にすることで得られる報酬には、値段がつけ られない。 エリックも楽しそうに仕事をしている。 子供達ともよく談笑している姿をみる。 「でもね、ほとんどあそこで働いているのって、アジア人 なんだよ、知ってた?」 「そりゃ、アジア人、マジメだもん。」 クラブには、ティーンエイジャーや大学生のアルバイトが いつもいる。そのほとんどがフィリピン人とか、中国系の 男の子達。 話をしてみると、彼らは決してお金に困ってバイトをして いるわけではないようだ。 持っているものも高価だったりする。 そして、ラウンドロビンの人数合わせのために、グループ に入ってプレイしているのをみると、みんなそこそこうま い。 そのうち、こんな子達の中から、テニスクラブを買うよう な子が現れるのかもしれないなあ。
July 26, 2004
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今週末はチラシ配り@トーフフェスティバル そして、明日は、サンディエゴのコミコン。 我ながら、何てジミーな仕事を毎日しているのだろう と感心する。ハハハ、今日はモリゾーの着ぐるみも 着ちゃうかもだぞ~。(ううう、暑そう・・・) もう吉本の芸人並の修行である。 これも似たような経験談を沢山聞いてるから出きること かもしんないな。 アメスポのオフィスは、そういう話の宝庫である。 「買った当初は大変だったらしいですよ」 リビエラカントリークラブを10年近く前に買った、 日系企業の苦労話をアメスポのMさんから聞く。 「もう最初は認めてもらえなかったって。」 そりゃ、そうだろうなあ。 だって、伝統ある高級住宅街のど真中のカントリー クラブが日本人の手に渡って、そのマネージメントを するなんて、日本で言うと、どんな感じだろう? ・・・・と、ここで、日本のステイタスを象徴するよ うなクラブだとかホテルが思い浮かばないところが 庶民の私の限界(爆)。 いやー、ホントに思い浮かばないんだもん。 なんか日本のブランドとかステイタスってのは、もう すでに「流行」という、仁義なき戦いに敗れてしまって いて、金さえあれば、の世界に成り下がってるんじゃな いかな? リビエラはそういうわけにはいかないとこらしい。 だから、バブル時代の日本人の傍若無人ぶりを見ている 人達には、日本人オーナーに対する警戒の目は、かなり の間光っていたそうな。 当然、人種差別もあれば、金銭感覚の面でも、フツウ、 日本から来た駐在員が、どんなにおぼっちゃん育ちだ ったとしても、かなりズレがあるに違いない。 リビエラでの練習に誘ってくれたオリビアの家族も、 そういう上流社会の一員なのだろうけど、おしゃべり で有名なお母様のおっしゃるには、 「この間は久々のトーナメントだったのよ。 この子ったら、16歳以下は、(他のプレイヤーが) ベイビーでスキップしたいって言うもんだから。」 で、1年近く、試合に出ずにいきなり18歳以下で優勝。 よ、余裕だわ~。 どこぞの国の「全日本ですか?」みたいな会話は、ここ では、一笑に付されそう。ステキ(笑)。こういうのを RICHっていうのよね。選択肢がある。 「昨日はウイリアムスが来てたわ」 JPモルガンに出場中の選手が、その辺で練習しているという。 コートは22面、海側には、ゴルフ場を見下ろすように 映画にもよく使われるクラブハウスが建つ。 一口にアメリカンスポーツと言っても、そこに関わる人達 の層は、スポーツのレベルでも、生活レベルでも、日本と 比べ物にならないくらい厚いし、様々な関わり方をしている。 今、日本のプロ野球が揺れているけど、こういう国にいると あの騒動は、浪花節だ。ストラテジーというものを持ってな いんだなあ、業界自体が。 そもそもスポーツを支える土台の作られ方が違う。 この世界にも、多くのユダヤ人がいるらしいが、戦略という ものがある。 この世界の裏は、知れば知るほど面白い。 これは、やっぱりこちらに住んでみなければ、実感として わからないものかもしれない。 例えば、今でこそ、日本人のメジャーリーグでの活躍は珍 しいものでも何でもなくなった。 しかし、その裏には、チケット手配で、なかなかユダヤ人 ブローカーから大量にチケットを譲ってもらえなかった 日本のエージェンシーや、すべての試合をカバーしなけれ ば、プレスの席が取れなかった記者達の地道な努力がある。 日本のメディアは、これらの現地の日本人なしでは、ここ まで大々的に報道は出来なかったのだが、そういう大手の マスコミに限って、現地に来ると、態度がデカく、そうい う人達の対応に当たった現地の人達の失笑を買う。 何でも流行れば大金をつんで、その権利をモノにしようと する外から来る日本のメディアや企業と違って、こっちに 住んでいる我々は、そういう場でも、地元の目を意識しな ければならない。 例えば、今回、日本のジュニアプレイヤーをトーナメント に参加させたわけだけど、これだって、こちら側から見れ ば、地元の子供達のポイント稼ぎというチャンスを奪って いることになるわけだ。 そして、もしこれから日本人プレイヤーが、西海岸に進出 してくるとしたら、その時起こる地元の反応というものも 頭にいれておかなければならない。 そこで、知って欲しいことは、ロサンゼルスのテニス環境も また広くは、日本人に対する一般市民のフレンドリーな笑顔 も、決して、自然に出来たものではないということ。 この地で、古くからアメリカ人と付き合ってきた日系人や また新しくアメリカに移住して、ビジネスを切り開いてき た人達の努力なくしては、この環境はあり得ない。 長く住んでいるとよくわかるけど、特にバブルの時代の 日本人の傍若無人ぶりは、かなり日系社会に悪い印象を 与えたようで、その影響は、私が今関わっている二世ウイ ーク祭の運営にも間接的に見て取れる。 そうした中から、くじけずに、日米の掛け橋となるような 事業を展開していくには、やっぱ、日々の人間関係を大切 にし、ひとつひとつ、やるべきことをするしかない。 アメスポでは、かなり前から、マイケル・ジョーダンの バスケのキャンプに、日本人枠を確保し、毎年夏に日本の 子供達を呼んでいる。 こちらは、もちろんビジネスだけども、そのジョーダン キャンプに参加した子供達が、今、アメリカの大学で バスケットをしているという。 Mさんには、この日、この間の名古屋のテニス遠征の内容 などを報告していた。 「ジョーダンキャンプでも、ここまでは内容ないんですよ。 ただジョーダンという名前で、ビジネスになるだけで あって、僕達としては、もっとそこにお金をかけるより 違うプログラムで内容の充実したものを勧めたいんです けどね」 それでも、そのキャンプに来たことがきっかけでアメリカ に来る子供達が増えているのは確からしい。 「今、何かバスケのイベントがあると、その子達が手伝いに 来てくれるんですよ。コーチやトレーナーを目指している 子もいます。」 スポーツの仕事の楽しさは、こうした夢の種まきが出来るこ とかもしれない。 そして、アメリカという地は、その意味では、最高の土壌を 持っている。 ジャック・クレイマークラブやリビエラクラブで育ったダベ ンポートのような選手や、スラム街カンプトンで育ったウイ リアム姉妹のような選手が、今、同じテニスコートに立って 戦っている。 ロサンゼルスは、そういうストーリーが生まれている場所 でもある。 どんな子供にでも、ここには、アスリートとしての希望を 与えるいろんな情報があり、実在するローモデルがある。 ビジネスも同じだ。 スポーツという分野は、日本では、根強い浪花節体質の おかげで、まだまだ改革の余地がある。 チャンスと夢の沢山ある楽しい分野だ。 Mさん達のバスケのように、どんな花をロサンゼルスで ジュニアテニスプレイヤー達が今後咲かせることが出来 るのか、また種まきする側に回るのか、今から楽しみで ある。 それにしても、日本のプロ野球界、スマートじゃないよね。 いっそのこと、メジャーリーグに、日本の野球を買わせる とか(笑)。
July 24, 2004
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結局、行ってきた@リビエラ 一昨日、カービーの車の調子が悪くなって、行く予定 ではなかったリビエラカントリークラブに、みんなで 行くことになった。 アメスポのMさんとの打ち合わせの時に、リビエラの 話が出て、 「あそこ、確か、日系企業が持ってるんですよ」 ということで、マネージャーの名前だけ聞いておいた。 リビエラと言えば、有名人や政治家のメンバーも多い ところで知られていて、映画のロケーションにもよく 使われているらしい。 (と書き始めると、アポの時間に間に合わなくなるので 続きはまた。リビエラのメンバーになるには100年 早いくらい、ねずみのように働くかっぱ母)
July 23, 2004
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「今日が最後の日なんだ」@マンデーナイト WNクラブでのラウンドロビン。 トーナメント続きで、常連同士、「ご無沙汰!」の挨 拶で始まる。 夕日がまだ眩しい7時に始まるこのラウンドロビンも、 それぞれのグループの勝者が決まる頃には、すっかり 過ごしやすくなる。 決勝ラウンドが始まるのを待っている時に、帰り支度 をしていたよく見る中年の男性が、ミセス・キングと 話を始めた。 このミセス・キングに会うのも久々であった。 (あえて、「キング夫人」と書かない理由はおわかりです ね(@^^@) キング家の子供達はみんなトップジュニア。 一番上の息子は、この間、メルセデスベンツの準決勝 で見たモリソンと友達らしい。 末っ子のバニアは14歳で世界を回っている。 「どおりで最近見ないはずだ。」 今日は、すでにプリンストンに入学が決まっている イバナの「シェープアップ」のために来たそうだ。 キング姉妹はみんな頭もいい。 彼女らには、もしかしたら、ホームスクールさえもいら ないんじゃないかと思えるくらいだ。 「台湾から帰ってきたばかりで、全然テニスしてない のよ」 ミセス・キングはとても話し好きで、いつもうちの ダンナと長々と話をしている。 それほど面識もなさそうなその男性とも、いつの間に か旧知の友人のように、話をしている。 「おや、どこかに引っ越すの?」 「アトランタにテニスクラブを買ったんだよ」 (「おー!」と心の中で驚くワタクシ。) 目の前では、久々にグループの勝者になったあさちゃん の決勝ラウンドが始まる。 (「で、で、どんなクラブなの?」と耳だけ傾けるワタクシ) 「カリフォルニアは、売り手市場だけど、あっちは買い手 市場でね。随分、いい値段で買えたんだよ。」 (「いい値段って、いくらくらい??」興味深々!) 「そう。じゃあ、アトランタに引っ越すのね」 「ああ、今月末にはね。金曜日にはこっちの家を売り払う ことになっててね。」 「どのくらいの大きさなの?」 「ハードコートが16面、クレイと芝も2面以上あって、 スイミングプールやジャグジーもついてるんだよ。」 ミセス・キングが、私が聞きたいことを次々に聞いてく れるので、私はあさちゃんと、キング姉妹の双子のひと り、イバナのゲームを見ながら、会話をBGMのように楽 しむ。 さすがに、18歳以下で南カリフォルニアのトップ10 あたりにいた彼女も、練習不足で、いつもの切れがない。 大学でもテニスを続けることにしたようで、同じく、 ペッパーダインの奨学金を受けることになったシルビア 同様、この夏に、カレッジテニスに向けての調整を始め たようだ。 シルビアは、この夏、オレンジ郡のテニスクラブの キャンプに行ってるらしい。 ロサンゼルスの中にも、いろんなクラブがあるけれど、 その特徴はそれぞれ違う。 水曜日には、その中でも名門クラブとして知られるリビ エラで、あさちゃんは、先日、トーナメントの準決勝で 破れたプレイヤーと練習する。 前にも誘われたのだけど、なかなか行く機会がなかった。 このクラブは、確か、日系企業が所有していたはずだけど、 今はどうなんだろう?今でも、日本の駐在員の会員は多い らしい。 こうして、ロスでは、日系企業が、そのステイタスのため に、テニスクラブを買ったり、そこにお金を落しているん だから、少しは日本のジュニアの育成とかにも力を入れて もいいんじゃないかと思うんだけどなあ。 自分達だけゴルフとかレジャーテニスしてないでさ!> 駐在員&日系企業様 私は残念ながら明日はそのクラブには行けない(涙)。 テニスクラブを買う気持ちをこっそり想像してみたけど やっぱ、自分でテニスしてないと、この辺りはわかんな いな。 「He is not that good.」と子供達。 そのオジサン、それほどテニスがうまいわけでもないの に、テニスへの愛は、どうやらチャンピオン並らしい。 恐るべし、テニスバカ。 こういうことをする人達が一杯いるのもアメリカなんだ よね。
July 19, 2004
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「カモン、ジェフ!」@UCLA 四方から声が飛ぶ。メルセデスベンツカップ準決勝。 ナイターのライトがまぶしいUCLAのセンターコート。 「これが大学の施設なんだもんなあ。」 テニスだけのためのスタジアムのある大学なんて、日本 にはあるのかな?さすがUCLA、下手にデカイだけじゃな いわ。 ワイルドカードでここまで進んだモリソンへの声援は 試合が進むにつれ、だんだん大きくなっていく。 だんだんテニスの応援らしくなくなってもいく(^^; 「おいおい、レイカーズ応援してんじゃないぞ」 昼間のカンカン照りの太陽が去った後、大学都市のテニス スタジアムには、夏の夜のエンターテイメントを楽しむ人 達が溢れていた。 そして、ほのかに残る昼間の熱気は、観戦する人々の体温 をほどよく熱くしているようだった。 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ カービーが、たまたま高校の関係者から、この日のチケ ットを2枚もらった。こういうことは結構ある。 どうやら通しのチケットで、一枚500ドル近くするのを 2枚もらったらしい。 WTAの時もそうだったけど、企業向けにそういうチケット が出ても、野球やバスケと違って、こちらに回ってくる ということは、人気がそれほどないってことでもある。 ま、おかげでこっちは行けるんだけどね(^^; もらったチケット2枚は値段の高い特別席で、これは カービーとあさちゃん用。 あまり試合を観戦することに興味のないKIKIは、どっち でもいいようで、いつものお絵描き道具を持参。 会場でチケットの値段をカービーが聞きに行く。 「タカーイ!55ドルの席しかないよ」 まともに買うと、そういう値段になるらしい。 お絵描き道具持ってるような奴に、55ドルは高すぎる。 「やっぱ、ダフ屋だな。ダメだったら、WESTWOODで時間 つぶしてるよ」 UCLAは、ロスでも一番大きな大学で、近くに繁華街もあっ て時間をつぶすには困らない。 カービーとあさちゃんを見送ったすぐ後に、入り口から 出てきた家族連れのお父さんが、大量のチケットを手に 持っていて、 「誰かチケットいらないかな?」 と辺りを見回している。 「エクスキューズミー!」 半額以下の1枚20ドルでゲット! それもかなり前の方の席。ラッキー! ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 久々のプロの試合観戦。 カード自体は、それほどエキサイティングではないけれど、 このスタジアムの雰囲気はなかなか面白い。 モリソンの動きに、会場が一喜一憂する。 その波は、だんだん大きくなっていき、ファーストセット の終わり近くで、モリソンのミスに会場から 「アーーーーー」(もしくは「オ~~~~」「ウ~~~」) という大きなため息が漏れた時、思わず、モリソンは ちょうど私とKIKIの座っていた方向に向かって 「ガー!」(もしくは「ワー!」) と叫んだ。 その声に会場が一斉に笑う。彼も笑っていた。 彼はセンターコートを思いきりエンジョイしていた。 その楽しさが、観ているこちらにまで伝わってくる。 結果は、残念ながら、経験と技術の差で、ドイツのキー ファーに軍配が上がったが、今回は、モリソンサイドの 立場で、私は随分楽しめた。 観客席には、インテリっぽい人も多い。 野球やNBAとはまた違う観客層だ。 その人達の声に耳を澄ます。 そうだ、野茂がやってきた時も(あー、遠い昔の話だなあ) こうやって、スタジアムの中で、応援の仕方を観察しなが ら、英語で野次ることも覚えたんだったなー。 テニスは、ちょっと違う。 自分で、コートに向かって声を出すことはない代わりに、 真剣に応援している人達の、独り言にも近い言葉を拾う のが楽しい。 「Coffee break is over,Jeff!」 「Jeff,You will be back tomorrow afternoon for the final!」 お絵描きをしながら、KIKIが言う。 「ママ、会場の声、聞いてるだけで、どっちが勝って るか当ててみるよ」(ハイ、英語です) それほど、モリソンへの応援はハッキリしていた。 お、何て書いてるうちに、もう1時だ。 KIKIはまだ絵を描いてる。 試合ないからって、夜更かしするんじゃないぞ!
July 17, 2004
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今日もミーティング@リトル東京 数々のミーティングと、子供のテニスの送迎を繰り 返している今週。 昨日は、オールアメリカンスポーツのMさんに会う。 先日、名古屋のジュニア達にもインタビューしに来て くれた人だ。 その記事はいずれこっちに載ると思うので、掲載され たらお知らせしますね(^^) http://www.amespo.com 元々旅行社であったこの会社が、野茂のドジャーズ入団 の頃から、スポーツ観戦のチケット手配などに力を入れ 始めた。 今では、確実にチケットを取るならココ!というほどの 基盤を築いているとこだ。 その会社が、今度は、日本人の海外進出をサポートする 側に回った。 サイトでもわかるように、バスケやアイスホッケーに挑戦 する日本人選手や、レフリー修行や、コーチ、トレーナー を目指す人達を応援している。 「今も来てるんですよ、日本から●●君が!」 いつも行く度に、アメリカンスポーツに挑戦する日本の選 手の名前が挙がる。 「この間はどうも。実際に見せてもらって、よくわかりま した。」 何年も前からこの会社にはコンタクトをしていたのだけど、 この間の名古屋の遠征で、やっと会社として動き始めてく れることになった。 特に、小柄なワタルの動きの速さと、そのストロークの 安定したフォームに、同じ年頃の子供を持つMさんはい たく感銘したらしく、 「すごいんだよ、バーン、バーンって、ガンガン打ちこ んで!」 と、同席していた社員のひとりに、椅子から立ち上がって その様子を説明するという入れ込みぶりであった(^^)。 今回来た4人が特別いい子達だったのかどうか、日本の子供 達とはあまり接触のない私にはわからなかったのだけど、 「いいよねー。スポーツやってる子は擦れてなくて」 と、ジュニアプレイヤー達の受け入れに、積極的になって いる発言が続く。 いい子達を連れてきてくれてありがとう>大島コーチ(^^) スポーツ選手の受け入れやサポートは、この会社にとって 今の段階では、全くボランティアに近いもので、最初は 受け入れ先を無くした日本の学校から頼まれてやっていた のが、だんだん数が増えてきて、何とかこのサポートを 続けていこうということで、構想を練り始めたという。 彼らのビジネスの根底には、いつもアメリカのスポーツ への限りない思い入れと、日本人としての思いがある。 「少しでも多くの日本人に、メジャーリーグを観てもらい たい」 「日本人選手を応援しに来て欲しい」 最初の頃は、席を確保するのに、売ってるチケットの何十倍 もの値段を払わなければならなかったり、キャンセルが出て 多大な負債をかぶってしまったり、散々だったらしい。 それでも、アメリカのスポーツを日本人に紹介し続けてきた。 それは、この地に住んで、アメリカという国から受けた 大きな恩恵を感じるからこそ出来ることであり、同時に それを日本人に伝え、同じ恩恵を分けたいという気持ち があるからに他ならない。 この会社から出たスポーツライターも何人かいる。 今でこそ、日本の「ナンバー」などに執筆している彼ら も、そこに辿りつくまでに、ドジャーズを毎試合カバー したり、英語でのインタビューをこなしたりという地道 な下積みをしてきている。 アメリカのスポーツには、「夢」や「希望」が一杯詰ま っている。 だから、そこに関わる人達も頑張ろうという気持ちになる のかも知れない。 そして、そうして関わってきた人達だからこそ、今回の 名古屋ジュニアの遠征の内容が意味するところがわかって もらえる。 「フツウ、あんなとこ、入れませんよ」 「旅行社じゃ、出来ないとこだよね」 「ホームステイ先、ホームステイドットコムで調べたん だって(笑)」 「えー!それでこの値段?」 「それも日本人歓迎のとこ」 とは言っても、私はずっとコーディネイターをやりたいわけ ではなく、こういうことが自分で出来る選手を育てるお手伝 いをしたいと思ってるのだ。 英語が出きれば、インターネットでこんなことはすぐに 出きることだ。 そして、友達を作る能力があれば、ほとんどのことは 可能になる。 試合に勝つことも大切だけど、今の日本の子供達にとって 一番大切なのは、どうしてテニスをしているか、自分が本当 にしたいことなのか、そのためには、どうすればいいのか、 ゴールをどこにするのか、というようなことを自分で決める ことの出きる能力だと思う。 ジュニアテニスの遠征をサポートするにあたって、いろんな 切り口があるけれど、私個人としては、そういうとこも含め て、関わっていきたい。 あ、ちょっと硬くなっちゃったね。 文章直す時間ないので、このまま、送信・・・
July 16, 2004
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しっかりセレブ@セリナ・ウイリアムス KIKIを週日のトーナメント会場、グリフィスパークに 連れて行く日が続いている。 グリフィスパークはロサンゼルス動物園のすぐ近く。 こんな夏の日、動物達も大変だろうなあ。 「暑中お見舞い申し上げます」>檻の中の動物さん各位 朝食の後のひととき、ニュース番組には・・・・。 ギョッ!あー、ビックリした。 アフリカの●●●かと思ったら、セリナの顔。 カラフルな衣装を身に着けて、ギョーカイ風なお姉さん達 に囲まれている。 ツアーの話題ではない。 彼女のもうひとつの顔となったデザイナーとしての 活躍を伝えるニュースである。 ま、いろいろな見方があるとは思うけれど、個人的 には、スポーツ選手の別の一面がこうして紹介され ることは大賛成だ。 彼女らは、小さい頃から、厳しいテニスの練習を続け ながらも、テニス以外の夢を持ち続けたという点で、 二人の育ったカンプトンという貧しい地区の人々だけ ではなく、テニス漬けの日々を送っている多くの子供 達にも希望を与えてくれる。 そして、それがデザインというアーティスティックな 分野ということに注目したい。 そう、あのスポーツサイコロジストも言ってた右脳効果 の話だ。 「これからのテニスは、右脳と左脳のバランスが大 切だ。」 月曜日、UCLAで行われているメルセデスベンツカ ップにサマーキャンプの子供達を連れて行ったのだ けど、そこでうちのダンナと私は、コーチのセッシ ョンに参加した。 そこで、テニスのメンタルな部分についてのレクチャ ーがあって、 「コーチでもプレイヤーでもないんだけどなあ・・」 と思いつつ参加した私にとっては、格好の時間潰しと なった。 ほとんどのテニスの練習は、左脳を使った練習らしい。 いわゆるストラテジーを考えること自体も、左脳の領域 だということだったのは、ちょっと意外。 簡単に使われているストラテジーという言葉だけれど、 案外、その言葉の定義は使いこなされてないのではない だろうか? 今日は、午後からロスで長年旅行会社をしているMさん に会う予定。 彼は、日本からのスポーツ選手のお世話を、学校単位で 行ってきている。 「いやー、まだまだ体育会系、根強いですよー」 しかぁ~し! 時代は確実に、そして急速に変わりつつあるのは事実。 体育会系は、恐竜の如く、生き残れなくなる時代は そこまで来ている。 一昨日届いたJALのニュースレターにも、海外へドンドン 進出するスポーツ選手の記事が載っていた。 曰く、国内での成功よりも世界を目指す選手が増えてきた。 世界を目指すには、日本の学校システムの中にいては、 そのチャンスを逃してしまう場合が多い。 世界を目指すアスリートは、国内での成功を最初から 望んでいない。 そして、私の経験から言うと、体育会系のコーチの中には、 選手の自主的な活動を促すのではなく、彼らの命令通りに 動く選手を可愛がる傾向が強い。 テニスというと、もう少し個人的な要素が強く、団体と しての制約は少ないというイメージがあったのだが、 日本では、個人競技である分、団体の中での人間関係が 大変らしい。 ホント、日本の文化って、出る釘は我慢できないのよね。 海外に出るアスリートが急増している原因には、こうした 日本の体制の中では、競技以外に気を使わなければならな いという文化的な環境があることもあるんじゃないかな? ある研究によると、日本人の右脳は、西洋人に比べて、も ともと発達しているようだ。 でも、今の日本の教育環境の中では、その右脳は、成長段階 でぶち当たる様々な制約の中で、その機能をオートマティッ クに閉ざしてしまっているような気がする。 その現象の顕著なのが、オタク小学生と、引きこもり青年の 急増。体育会系とは相反する世界だ。 ホントはどっちもあっていいのに、それぞれのイメージを 偏見と一緒にしてしまってるがゆえに、両極端に分かれて しまう。 高校時代、バスケ部と美術部を掛け持っていた私は、いつ もそれぞれのクラブの一部の友達に 「あんたが何であんな人達と付き合っているのかわからん」 と言われていた。 「そうかなぁ?みんな一緒だと思うけど。面白いよ、 どっちも。」 UCLAの練習コートで、アガシ、スリパチャン、フィラポ ーシスのボールを打つ姿を追いながら、思っていたこと がある。 スポーツは何故面白いか? それは美しいからだ。 (うーん、確かにフィラポーシスの上半身裸の姿は美しか った。え?そういう問題かって?ハハハ、それもあり!) プレイヤーそのものも、彼らの打ち出すボールも、そして 彼らの戦略も、そして、それを私達に見せてくれるテニス というゲームそのものの美しさ。 スリパチャンのコートの中の眼光の鋭さと、オフコートで の屈託のない笑顔の差。 アガシの長年のテニスキャリアの中での変化。 彼らの肉体の中に宿るファイティングスピリット。 それを感じること、そのものが、スポーツの楽しみであり、 それは、言うなれば、その人間が作り出す芸術そのもので もあると思う。 感じることも含めて、私達は、自分という素材のデザイン をするアーティストなんじゃないだろうか? と、私がこれを書いている間、隣りでKIKIがマンガを描いて いる。 二人の女の子。「The Sisters」と描かれたポスター。 「笑わないでよ。」と言いながら、描かれたキャラクターの 名前を私に告げる。 「リエ」と「ユリ」だそうである。 日本語で話せなかったKIKIの、唯一出きる表現には、言葉 がいらない。オタク&テニスプレイヤーは、今のところ、 KIKIの中では両立している。 今度はそのイマジネーションで、自分のゲームも描けるよ うになったらいいね。
July 15, 2004
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肌寒いくらい涼しい夜@ロサンゼルス いよいよ明日、名古屋からの遠征組が日本に帰る。 ナイキのトーナメント、今日、U12女子の決勝で、惜しく も第一シードに負けたリエちゃんと、難なく3位決定戦 をモノにしたタロー。 「今度は勝ちに来る!」byリエ この方、バリバリ名古屋弁を連発しておりました。(^^) 準決勝で、第一シードで、U12で南カリフォルニアでトッ プのレイモンド・サラミエントと当たったタローは、その 感想を、これまたとてもクソマジメに私に報告してくれた、 敬語で(^^;。 日本の子供って、こんなに可愛かったかなあ(笑) そう感じるのも、うちのガキが可愛げなないってことの 証明なのかもしれないわ(爆) 一回戦で、10歳以下のトップランキングの選手の粘り 強いゲームに、大接戦の白熱戦の末、破れたワタル、 2回戦で、第一シードの強さを見せつけられたユリちゃ ん。 ワタルが負けた後、私がちょっとシンパシーを感じて 涙目になっていると、車の中で、絵を描いていたKIKI が一言。 「マミー、別にこれで終わりじゃないんだよ。 また何度も試合していくんだから、カワイソウとか 思うことないんだよ。」(もちろん英語) この娘、おそらく自分が負けた時に親が泣いてるのを 見たら、きっと鬱陶しいと思うに違いない。 「He played well.」 KIKIはワタルが全力を尽くしたことをちゃんと知ってる。 ホントにいい試合だった。 そう、みんな自分の力を出して戦った。 そして、明日は日本へ。 「早かった~!やっとこの雰囲気に慣れたのに。」 終始、口数の少なかったユリちゃんが、帰る日が迫った 今日になって、発した言葉。 「今回の子みたいな強い子が一杯いるんだー」 大会を振り返りながら、これからもっと頑張ると、女の子 達は、競い合うように口にする。 そう言えば、リエちゃんは、毎試合、審判から、コールを 大きな声でするように注意を受けていたらしい。 普段のおしゃべりに使うエネルギーを試合中に回そうね。 これは海外遠征をするすべての子供にとっての課題かな。 最終日は、ロス在住の平沢コーチのレッスンを、会費が 一千万円を下らないという会員制ゴルフクラブの中にあ るテニスコートで受け、初めてのロス遠征のテニスを締 めくくった。 いろんな思いを抱いて、みんな日本に帰っていく。 こうして送る側になって、改めて、我が家にとって、日本 はすでに帰る場所ではないことを感じる。 日本からテニスのトップジュニアの子供達を呼んだ目的の ひとつは、我が家のテニスライフとの比較でもあった。 一言で言うと、今回の子供達はとってもマジメで、真剣だ。 練習熱心だし、コーチの教え方もとっても丁寧。 いろいろと学ぶところがあった。 「なるほどなあ、こういう環境でやってれば、技術的に上手 な子供は出てくるなあ」 それに比べ、わかってはいたけれど、やっぱ、生活レベルの テニスなんだなあ、うちは。 大島コーチのリクエストで、お連れした米国吉野家での最後 の夕食を終えて、ホテルまでみんなを送って、我が家の食事 をメキシカンレストランでピックアップした後、帰った家で は、今日のサマーキャンプでの話をKIKIが楽しそうにしてい た。 今年の夏は、いつもフィリピンから来るロンが来ないため、 代わりのアシスタントコーチとしてお願いしている大学生の ジャレットは、なかなか子供達を楽しませるのがうまいらし く、今日は、何でも「デイビスカップ」と称したゲームをし たらしい。 キャンプには、レベルの違う子供達がやってくるので、その 子供達と一緒にテニスするには、コーチにもいろんな工夫が 必要だ。 その点、ロンは、自分の連れてきたフィリピンのトップジュ ニアも、地元の高校生も、みんな巻き込んで楽しませるのが 得意だった。 みんなロンに憎まれ口を叩きながらも、辛いメニューを笑い ながらこなしていく。 カリフォルニアのテニスは、のんびりしている、と大島コーチ。 「最初からプロを目指すという子供達にはどうかわからない けど、初めての海外遠征とか、練習して雰囲気に慣れていく 場所としては最高ですねー。」 いや、よくわかりましたよ、どんだけのんびりしているの かが(笑)。 と、こうして日記を書いている側で、何やら熱中している KIKI。 「ママ、見て。いいでしょ?」 サマーキャンプに来ている子供達の、ひとりひとりの名前 のロゴをデザインしたようだ。 (こういうことには、集中するんだよなー>KIKI) 今日、レッスンの帰りに寄ったジャック・クレイマークラブ は、トレイシー・オースチンもよく来る場所として知られて いるが、彼女の母親は、トレイシーのテニスウエアをデザイ ンしていたことで有名だ。 そのうち、KIKIも自分のウエアや、周りの友達のウエアを デザインするようになるかもしれない。 来週、機会があれば、ジャレットのコーチぶりを見に行って みよう。テニスコートで楽しそうにしている子供達を見る のは、なかなか気持ちいい。 米国吉野家のうまさに感動していた皆さん。 (中には、吉野家初体験の子もいたらしい) ホントにお疲れ様でした。 ロスの思い出を、明日へのエネルギーに変えていって 欲しいですね。
July 10, 2004
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心が「行け」というので(^^)@かっぱ母 子供達のトーナメントに付き合った後、リトル東京ま で車を走らせる。 KIKIを家まで送る間は、カープールレーンが使えた。 ※カープールレーン=二人以上乗ってる場合に使える車線 どうにか10分遅れくらいで着く。 シャーリー・マックレーンを始め、スピリチュアル系 の本の翻訳を長年して、その分野では名の知れてる山 川夫妻のロスでの講演。 以前からいろいろと間接的にご縁があって、一度会って おきたいと思っていた人達だ。 今日の講演の中で、繰り返し言われていたこと。 「自分の魂と会話する」 「自分が本当に何をしたいのかを、自分の心に聞く」 頭で考えすぎると、ホントに自分の体や魂が何をして 欲しいのか、その声が聞こえなくなるというのだ。 そう、忙しいと、心が置いてきぼりにされてしまう。 心と頭の区別さえつかなくなる。 そうして頭でばかり考えて時間を過ごしていると、ある 日、突然、心を忘れてしまったことに気がつく。 気がつけばいいけど、気がつかずに、ずっと走り続ける 人もいる。 ジュニアテニスに限らないかもしれないが、ちょっと似た 現象は、日本の子供達全体に何となく蔓延しているかも しれない。 その状態を、車に例えて考えてみた。 日本の伝統的体育会系のメンタリティは、未だに日本のス ポーツ界にはびこっている。 メカニックな部分は、とにかく技術向上のために繰り返さ れる練習でクリアする。 エンジン部分としての体力も、忍耐力をつけるための猛特 訓でつくと信じられている。 精神力は、その厳しい練習の中で生まれてくるという方程 式。 しかし、時代は、その神話を信じきれるような子供達を すでに排出する力がなく、そんな健全な方程式を信じてく れそうな子供を見つけることが出きればラッキーというも の。 少子化時代、子供達は、見栄えのよい車体を持ったスポー ツカーのように、テニスウエアもバッグも揃えて、コート の上を走りまわる。 エンジンは、とにかく猛特訓によって鍛えるしかない。 そして、持たされた地図は、ウインブルドン、グランドス ラム、輝かしいプロへの道、もしくは国内での名声だけ。 車はある。地図も持った。エンジンは、体力と親の経済力。 さて、では、この子供達はプロになれるのか? はっきり言って、ロサンゼルスの子供達とはテニス環境が 全然違う。 こちらの子供達が、半分遊び、もしくはお稽古事感覚でや ってるテニスのレベルが、下手をすると、日本の全国大会 レベルである。 日本の子供達の練習量や、真剣さは、こちらの子供達より 遥かに高いように思われる。 それを認識したうちのダンナが一言つぶやいた。 「How do they get pay off? 」 彼らは報われることはあるのだろうか? それは皮肉でも何でもなく、率直な彼の疑問であったことは そのトーンからわかった。 何のために、こんなに頑張って、練習するんだ? 練習しても、結局、練習しない子供達と同じレベルで終わって しまう。 いつ、どんな形で、彼らの努力は報われるんだろうか? 常々、日本のスポーツのあり方に疑問を持っていた彼は 日本のジュニアテニスのことも知りたがっていた。 今回、その現実を目の当たりにして、再び沸きあがって きた疑問。 その答えを出してくれたのは、他ならぬ子供達であった。 今日、最後まで戦っていた男の子の試合をみんなで見ながら いろいろと話をしていた。 アグレッシブな相手に、真夏日の中の接戦。 「あー、こういう試合って苦しいんだよねー」 「マジ勝って欲しいよ」 仲間の戦い振りを見ながら、静かに応援する。 その時、ひとりの子がポツンと言った。 「苦しいよね。こういう試合。 ・・・・でも、テニスやってて良かったよ。 テニス、面白いもん。」 これまで、話をする機会のなかった彼らが、急に身近に 思えてきた。同時に、一番大事なことを思い出した。 車には、運転席がある。 どんなにすごいエンジンがあっても、車体がカッコ良く ても、運転手のいない車はどこへも行かない。 そして、そこはひとりひとりの心の座る場所。 地図よりも、車よりも、子供達自身の心が必要だ。 そこに心が座ってないと、道を間違えたり、途中で方向が 変わってしまった時に修正が出来ない。 運転席には、コーチも親も座れない。 そもそも子供達が車に乗る前に渡される地図自体、予め、 子供達が作ることさえ出きる。 当たり前のことなんだけど、意外とそんなこと、考えた こともない人もいたりする。 自分の地図も描けないのに、子供の地図ばかり描いてる 大人が増えたせいだろうか? 日本は、最近、行き場を失った子供達の事故多発です。
July 6, 2004
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「負けないでよー、独立記念日にぃ!」@Dear ロディック 珍しくうちの娘がテレビに向かって怒っている。 見た目は日本人だが、かなりアメリカンメンタリティが 入ってるということが、こういう時に判明する。 「怒り方もアメリカン・・(^^;」 昨日のウインブルドンの男子決勝は、アメリカ独立 記念日だった。 この日、全米各地で花火が上がり、狂牛病などお構 いなしに、BBQが行われる。 そんな祝杯ムードの時に、アメリカ人が海の向こう の、それもイギリス!のテニスの国際大会で負ける なんて、祭りに水を差すどころの話ではない。 アメリカ人になったことがないのでわからないけど、 ロディックのおかげで、上がるべきテンションがめ ちゃめちゃ下がったという人もいるに違いない。 それも、ロディックはテキサス生まれ、もっともアメ リカ的男らしさを求められる土地柄の出身だ。 「独立記念日に負けた男」の烙印は、テキサスの牧場 の牛のお尻に押される印と同じくらい、ロディックに は屈辱的だったのだろうか? 負けた瞬間のロディックを見ていないので、何とも言 えないけれど、何となく、この間のコリアよりは、淡 々としてるような気がする。 どうせ負けるなら、ドラマチックに負けて欲しかった。 最近、勝手に少年系プレイヤーへ注文をつけている。 まだジュニア時代の記憶が新しく、近頃はやしているヒゲ も何だかあまり似合わないロディックは、明らかに童顔だ。 この間、フレンチオープンの決勝で負けたコリアもだけど こういう少年オーラを発しているプレイヤーの活躍が目立 ってくると、あの漫画「テニスの王子様」の世界がリアリ ティを持つ。 今も昔もオタク系から抜けきれない私などは、あのコリア の負けた時の表情などは、漫画風にすぐにイメージできて しまう。 ロディックもコリアも、漫画的にとてもキャラの立てやすい 雰囲気を持っている。 女子テニスでは、今回優勝したシャラポバが注目されている けれど、ビジュアル的にはともかく、性格的にも、設定的に もあのアクセントのないアメリカンイングリッシュでは、 イマイチ味のあるキャラが想像しにくい、というのが私の 個人的な感想である。 はっきり言って、このところの女子テニスの選手の中には 思わず「応援したい!」と思うような可愛げのある選手が いない。 みんな強すぎる(笑)。テニスの話だけじゃなくて(^^; その点、少年系は、思わず、応援したくなるというところ がミソである。 と、急に少年系に走っているのは、やっぱ、シャラポバの インタビューを聞いてからかもなぁ。 なんかホントに可愛くないんだもん。 それと負けたのに、妙に貫禄つけて、コメントしてるセレ ナもわざとらしかったし、なんか裏に女の戦いを感じて、 どうも素直にそういうインタビューが見れない私。 え?もしかして、こっちがひねくれてるんじゃないかって? んんー、あるかも。 自分がひねくれてるから、更に、純粋そうな(見た目だけ でも)何かを求めるのだろうか?(笑) 少年系の浮上、期待したい。
July 5, 2004
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毎日、イベント続き@LAテニスライフ ふぅ~。 やっとPCに向かえたよー。 名古屋の大島コーチ率いる4人の11歳の子供達&元気な アシスタントコーチ?、計6名がやってきた。 ヨーロッパ遠征から帰ってきたばかりで時差ぼけも戻らな いうちに、太平洋を渡ってきた大島コーチ、ボケ方が筋金 入りだ。 (その内容については、本人の承諾を得てから紹介します) コーディネイターとしてお仕事をたまにすることもあるの だけど、やっぱり海外が初めてという子供がいると、気の 持ち方が自然と違ってくるもんなんだなあと、新たな発見。 沢山、思い出を持って帰ってもらいたい。 さて、今日3日目は、空港近くのホテルから、タスティン のホームステイ先に移動。 ホストファミリーのドーリーは、日本語は全くわからない けど、とてもフレンドリーで、よくしゃべるので、英語環 境としては申し分ないホストである。 大島コーチの「どうにかなるでしょー」と言いつつも、 やや不安そうな顔が気にはなったが(笑)、これから何度 も来ることになるのであれば、やはり最初から英語の環境 に慣れていってもらうことは必須なので、ここは、トーゼ ンの如く、大丈夫なことにして、さっさとホストファミリ ーの家を去ることにする。 一日目は、時差ぼけしないために、まずはチェックインし てすぐにホテルのプールで泳ぎ、その後、ハイスクールの コートで練習。 二日目は、午前中、レクレーションパークで練習した後、 ジャック・クレイマークラブでラウンドロビン。 12歳以下の子供達を、知り合いのクラブメンバーが急遽 集めてくれた。 今日は、インドで初めてプロテニスプレイヤーになった アムリトラジ兄弟の一人、アショックの家で、アショックの 娘、プリアとKIKIを交えて、6人でダブルスのマッチ。 テニスプレイヤーとしてツアーを回った後、ハリウッドの 映画プロデューサーとして活躍しているアショックは、世界 各地への出張が多く、今日も、夕方からヨーロッパへ旅立つ という中、時間を作ってくれての練習だった。 それにしても、今日は、何と場外ホームランが多かったこと か。 フェンスで囲まれたコートの外のアイビーの藪や、隣りの家 の敷地などへ消えたボールは、5本の指を超えている。 「It's OK」とニコニコしながら、新しい缶をあける太っ腹 のアショック、テニスコート&プールつき、お手伝いさん付 きの環境は、おそらく日本ではあまり見られないに違いない。 昨日のジャック・クレーマークラブもそうだけど、どんな人 達がテニスをしているのか、アメリカのテニスを支える人達 の生活感というのは、やっぱりこうして現地に来てみないと わからない。 昨日も、ラウンドロビンを見に来ていたチャイニーズの男の 子の家族や、他の観戦している親達を見ながら、改めて感じ たのは、「余裕」かも知れない。 みんなガツガツしていない。 子供達の失敗も笑顔で受けとめ、相手の子供のナイスプレイ には、心から賞賛の拍手や声をかける。 勝つことももちろん大事だけど、彼らの中にはもっと大きな ビジョンがあるようだ。 「あ、この感じ、どこかで聞いたことがある」 思い出した。投資の話だ。 ある種の親達の、子供のテニスを見る感覚は、日々の株の上が り下がりに一喜一憂する未熟な投資家に似ている。 すぐに見かえりを期待する。 短期の損失に耐えられない。うろたえる。 報酬がないと不安になる。 一番大事な時に投資することを止めてしまう。 高い時に買い、安い時に売る。(人気に左右される) 自分の感情をコントロールできない。 などなど。 こちらでよく見る中国人の家族の、子供のテニスに対する投資 は、期間の決まっている債券のようなもので、大学へ上がる時 には、きっちり元が取れるよう、もしくは、子供の精神的な成 長や、テニスによって構築された人のネットワークの価値を しっかり計算しているという感じがする。 テニスをすることそのものから得られる富というのを、彼らは 経験的に知ってるようなのだ。 アショックの家で、KIKIやあーちゃんが練習する時にも 私達は、テニスそのものの面白さや、それを共有することの 楽しさというのを、毎回認識させてもらえる。 ホントは、すでに報酬を得ているのに、勝つことばかりに こだわっているために、その報酬が見えないこともある。 勝利の定義を自分で決めずに、ゲーム上だけの勝利を目指し ていると、その子にとってのホントの勝利を逃がしてしまう こともある。 この3日間でKIKIはとってもいろんなことを学んでる。 最初の日、二人の女の子に負けて悔しいと思ったこと。 その夜、「勝てない」と認識したこと。 でも「勝ちたい」という自分の気持ちを私と確認したこと。 そして、「どうしたら勝てるか」を自分で考えたこと。 「明日は勝ちに行く」と宣言したこと。 ラウンドロビンに入れてもらえなかったけど、そこで他の プレイヤーを観察していたこと。 そして、今日、シングルス、ダブルスで、勝つことが出来た。 KIKIの中に、確かにひとつの自信の作り方のパターンが 出来たこと、それも誰に言われるでもなく、自分でそれを 作っていけたこと自体、すごく大きな経験だったと思う。 同時に、日本語が話せなくて、なかなかお友達になれない ジレンマも感じながら、車の中で、「ママ、英語で何か 言ってみて。日本語で言えるかどうかやってみるから」と 日本語にチャレンジするKIKI。 勝利というのは、その結果ではなく、そこへ辿りつこうと する姿勢そのものだと誰かが言った。 私達大人が手助け出きるのは、その姿勢そのものを築きあげ ることかもしれない。 人生で何を選ぶかは、子供次第なのだから。 明日は、その選択のひとつになるかもしれない、KIKIの 大好きなアニメのイベント、ANIME EXPOに行く予定。 あ、これは私の仕事&趣味のひとつでもあるんだけどね(^^) こういうとこもKIKIとはしっかり共有♪ディズニーランドより好きかも@アナハイム
July 4, 2004
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