首相秘書官、重要ポストに続々…野党「お友達」
読売新聞
2015年07月28日20時15分
政府は28日、総務、経済産業、文部科学など各府省の幹部人事を決定した。
安倍首相の秘書官が局長に登用されるなど「首相官邸主導」の人事となった。
経産省では、甘利経済再生相に近い菅原郁郎氏が次官に起用された。このほか「筆頭局」に位置付けられている経済産業政策局長には、首相秘書官の柳瀬唯夫氏が就く予定だ。同局長は、他の局長などのポストを経て就任するのが慣例で、「異例の大抜てき」(同省幹部)となる。総務省でも、首相秘書官の山田真貴子氏が近く初の女性局長となる。
7月7日に財務次官に就任した田中一穂氏は、第1次安倍内閣の首相秘書官だった。首相に仕えた官僚が重要ポストに次々に就任することに、政府筋は「成長戦略の強化・拡充が狙いだ。首相と親しいかどうかは問題ではない」としているが、野党からは「相変わらずの『お友達人事』だ」(民主党)と冷ややかな見方も出ている。
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