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この時期は
早割トナカイ
に乗った サンタ
が横行中
気をつけましょう
さて、遅れに遅れているワインコメント。こちらは11/4に飲んだもの。
SOLAR de LIBANO CRIANZA 2008
(ソラール・デ・リバノ クリアンサ)
スペイン・リオハの赤ワインだけど、
9月のワインフェアで見つけた新ネタ。
(詳細は こちら )
ちなみに リオハ はココ
生産者は カスティージョ・デ・サハサラ 。
カスティージョ・デ・サハサラは お城
現当主は アルフォンソ・リバノ 氏
この方はスペイン最大のコカ・コーラボトラー社のCEO。
1960年代後半、 アルフォンソ・リバノ 氏の父親がこのお城( カスティージョ・デ・サハサラ )を購入。
城の中には樹齢100年前後の古いブドウの木と
ワイン造りのための木製の古い樽などの道具があり、
自家消費のためにワイン醸造を開始。
その後、1973年に城の庭園に新しいワイナリーを建設。
現在、約50haの畑を所有し自社栽培のブドウを使い、ワインを製造するボデガ(ワイナリー)。
ここで、ちょっと面倒くさい話を...。
この DOC
(原産地呼称) リオハ
の地区は
土壌と高度により、3つの区に分けられていて
1.リオハ・アルタ
(エブロ河の最上流)
2.リオハ・アラベサ
(エブロ河北岸と中間あたり)
3.リオハ・バハ
(エブロ河下流)
同じリオハでもちょっと ランクが違う
んです。
(1から順に上質)
そのうち、1の リオハ・アルタ は
コクと豊富な酸を持つ熟成向きで、 最上級
ラベルには書かれていませんが
コチラのワインは リオハ・アルタ
のもの。
さらに面倒な 【スペインの原産地呼称】
について
知りたい方は こちら
以下詳細
●SOLAR de LIBANO CRIANZA
(ソラール・デ・リバノ クリアンサ※1
)
収穫年:
2008年
生産国:
イタリア
格 付:
DOC リオハ
生産者:
カスティージョ・デ・サハサラ
(Castillo de Sajazarra)
輸入元:
(株)ソル・イ・ソンブラ
購入店:
大丸札幌店(ワインフェア)
購入価格:
2299円
アルコール:
13.5%
ブドウ品種:
テンプラニーリョ97%、
グラシアノ2%、ガルナッチャ1%
(フレンチとアメリカンオーク小樽で18ヶ月熟成、
その後3ヶ月大樽熟成、6ヶ月瓶熟成)
(ノンフィルターワイン)
色:
やや黒みがかったルージュ。エッジやや薄めの色合い。
粘性~中。テリあり。
香り: ブラックベリー、プラム、プルーン、バニラ、牡丹のような赤い花、ハーブ、肉、鉄、ほんのりタバコ風味となめし皮。
赤~黒系の甘い完熟果実香とバニラ香を中心に時間がたつと肉や皮の風味が混じる。
バニラ香は通常のリオハに比べ、ややおとなしめ。(アメリカンオークとフレンチオークによる熟成のためと思われる)
抜栓20分で チョコレート風味 も。
味わい:
なめらかでツルンとした口あたり。ミディアムボディの辛口。
フレッシュで完熟した果実の素直な甘味と穏やかなタンニン。
細かい酸が口の中に徐々に広がり、心地の良い辛味がアクセント。
単なるフルーティではない、 一段深みのある味わい
。
もう少し寝かせると、枯葉系の味わいになる予感。
今回合わせは、 焼き鳥
(塩味)。
鶏の脂分を合わせると、ワインはたちまち ミルクチョコの風味
に
脂をサッと流しながら、ほんのり甘さも加えてくれるので
他にも 豚肉のロースト
や キノコのオイル焼き
にもよさそう。
「甘いチョコみたいな恋も好きだけど、
そろそろビターな恋愛も分かり始めた・・・」
。
大人の階段をのぼっている青年のような赤ワイン。
※1クリアンサ
~スペイン独自の熟成区分のひとつ。
DOやDOCのワインには熟成年数に応じた下記4つの区分が表記される。
(若飲み)
ホーベン(シン・クリアンサ)
クリアンサ
レゼルヴァ
グラン・レゼルヴァ
(長期熟成)
Crianza(クリアンサ)
は赤ワインの場合、
樽熟6か月(リオハは1年)+瓶熟の合わせ、最低24ヵ月以上の熟成が必要
各熟成年数などの詳細は 過去のブログ で
大人の階段
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