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ロビンのおっちゃん、お得意のドタバタコメディ。ビデオ予告でぷにぷにスライムのようなフラバーに一目惚れして見た作品。 ストーリーは発明家のフィリップ博士(ロビン・ウィリアムズ)は研究が大好き。 2度も研究に没頭してしまい結婚式を忘れてしまう。3度目こそはと思い、当日自分が発明した手伝いロボットウィーボ(声:ジョディ・ベンソン)にスケジュールを確認。しかし婚約者サラ(マルシア・ゲイ・ハーデン)に嫉妬しているロボットは予定なしと応える。 かくして3度目の結婚式もすっぽかし研究をする。その日にとうとう「フラバー」(フライング・ラバー)が完成。 だが堪忍袋の緒が切れた婚約者にはとうとう振られ、フラバーを横取りしようとする者も現れ・・・。 フラバーかわい~。特にダンスシーン。綺麗に分裂したり整列したり人型になって腰をクネクネ、フラダンス。バスケの試合シーンあんなに人間が飛んだら普通怪しむだろうがそこは映画。あっけに取られた観客もやんややんやの大フィーバー。元はディズニー映画の「フラバー うっかり博士の大発明」という作品のリメイクらしい。いや、本当にうっかりし過ぎなんだけどね タイトルはフラバーなのだがぶっちゃけフィリップの家政婦兼秘書のウィーボの方が印象に残る。自分の発明者に尊敬を通り越して恋心を抱きフィリップの婚約者にやきもちを焼くあたりなどとても可愛くて乙女(笑)フィリップの態度に一喜一憂するウィーボのエピソードは切なくて悲しくて魅力的でした。 子供も大人も楽しめる映画だから家族で見るにはおすすめ。↓フライングラバー…略してフラバー
2006年07月11日
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「残酷なまでに美しい未来…愛だけでは君に届かない」とキャッチコピーにさえ切なさを感じさせるSF映画の傑作。映画を見終わった後はこのキャッチコピーの意味の深さを知ることになると思います。 ストーリーは近未来では生まれた子供は血液検査で寿命やかかりやすい疾病、優秀な人間かどうかが分かってしまう。 自然分娩で生まれ30歳まで生きられないと宣告された“不適正者”のヴィンセント(イーサン・ホーク)。嘆いた両親は次の子アントン(ローレン・ディーン)は遺伝子操作をし産んだ。 宇宙飛行士に憧れるヴィンセントは遠泳でアントンに奇跡的に勝ち家を出て宇宙開発企業ガタカの就職試験を受けたが「不適正者」のため落ちる。 そんな折、闇の遺伝子ブローカーの存在を知り事故で下半身不随となった優秀な遺伝子をもっている“適正者”ユージーン(ジュード・ロウ)と取引をして、彼に成りすましガタカに潜り込むが・・・。 美しく暗い映像と切ない話が調合し静かな感動があるお勧めの映画です。 遺伝子問題が取り上げられる昨今、そう遠くない未来の問題にも思えます。映画の中でも「遺伝子の差別は違法とされているがそんなのは上辺だけだ」というセリフでもある通り、肌の色や人種、貧富などの理由だけでさえ差別は存在し、なくならないのだから遺伝子の差別も遠からずやってくると思う。そうなるとこんなドラマもあり得るような気がします。 小さい頃から不適正者としての烙印を押されたまま育ち、体が弱く不適正者というだけで父からもらえる筈の名前を貰えずそこから家族からの差別を受けるヴィンセント。身分詐称しても夢のために周りを騙し、髪1本落とせない緊張の毎日。それゆえにガタカへの果てしない想いは計り知れない執念を感じさせる。 それとは反対に将来を有望されていたのに優れた遺伝子を持っていてもいつも2位止まり、銀メダル止まりのユージーン。天才が故、優秀が故の悩み、そして自ら事故を引き起こし下半身付随となった。どちらも観ていると切なくなる。特にユージーンは不適正者なのに死に物狂いで成りすまし夢を掴んだヴィンセントをどんな思いで見ていたのだろう。 ガタカの中の社員たちは多分遺伝子操作された人たちばかりなのかまるでロボットのように寸分違わず廊下やエレベーターを歩いている。その映像がまた薄ら寒いものを感じさせる。そんな中で必死に適正者として食らいつこうとするヴィンセントの姿が胸を打ちます。 こんな人間設定だけでもドラマなのにここにさらにガタカ内で殺人が起こりサスペンス要素まで盛り込まれてます。といっても犯人探しがメインにならずヴィンセントの正体がいろいろな人間にばれそうになってくるんですよ。そこが見ていてもハラハラ。 しかし出勤するたびに改札機に指をあて血を検査されるのかぁ…やだな。まぁ、もっと嫌なのは身長足りないからって足を切られることだけど(笑)■ここからネタばれです。未見の方は見ないでください■ ラスト、ロケットに乗る直前の尿検査、そして医師ラマー(ザンダー・バークレー)の行動にニヤリ。ガタカの中で一番人間臭かったのはヴィンセントとラマーだったのかもしれない。 ロケット内で目を瞑りユージーンの遺髪を見つめ目を瞑るヴィンセント。1番になれなかった自分の夢をヴィンセントの夢と重ね合わせ、もう地球に戻ることのない彼を思い銀メダルを胸に抱いたまま焼身自殺をしたユージーンのラストに切なさが止まりませんでした。 終始流れる切ない音楽もまたよし。 そしてガタカ社員のアイリーン扮するユア・サーマンとの恋は映画が終わった後も続きイーサン・ホークとめでたく結婚…と思いきや数年前、離婚しちゃいましたね。 しみじみした感動を味わいたい人、本当にお勧め。↓ガタカとはDNAの4つからなる基の頭文字をもじってつけたもの
2006年05月07日
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これはね~、劇場で観たんです。この映画のキャッチフレーズ覚えてますよ!「3分間に1回は驚くシーンが…」ってあって、まあ確かに最初からビックリしたよ。ストーリーは元特殊作戦部隊のリーダーで今は一人娘ジェニー(アリッサ・ミラノ)と隠棲をしているメイトリックス(アーノルド・シュワルツェネッガー)。家にやってきた元上司のカービー将軍(ジェームズ・オルスン)がメイトリックスの元部下が次々と襲われたことを告げに来て護衛をつけてさせた。だがカービー将軍が帰ってまもなく護衛は襲われ娘ジェニーも誘拐されてしまい…。 初っ端から無表情で丸太を片手でのっしのっしと担いで歩いているシュワちゃんにビックリ。「コマンドー」の話を旦那とした時、このシーンの話をしたら「いくらなんでも本物の丸太なわけないじゃん」と指摘されショックを受けました。劇場公開からはや20年近く…ずっと本物だと信じて生きてました! そしてシュワちゃん張り切りすぎです。ショッピングモールで大暴れするわ(おかげで吹き抜けのショッピングモールを見るとこの映画を思い出すようになっちゃったよ)片手で男を持ち上げるわ、ダンプカーでガンショップに入り込むわ、座席シートをはずすわ、飛行機で人を殺すわ飛び降りるわ。アガガ…ってビックリの連続だった。でもここまでやりたい放題だったらいっそ清清しく見れちゃうね! 黒人スチュワーデスのシンディ(レイ・ドーン・チョン)がいい味出していた。最初はキャーキャー言いながらシュワちゃんを胡散臭そうに見ていたが(当たり前だけどね)途中から仲間になっちゃうし飛行機操縦しちゃうしシュワちゃんが捕まったらロケットランチャーを町中でぶっ放して(一発目は前後間違えたけど)救出 ラストはお得意のドンパチ。そんなに大ヒットはしなかったらしいが飽きずに見れましたよ、サザエは。 悪役ベネット(ヴァーノン・ウェルズ)の着ている服は鎖帷子(くさりかたびら)か?↓子役のアリッサ・ミラノちゃんが大人っぽくて可愛くてドキューンでした
2007年02月09日
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ウイルスパニックもので有名人が多数出てるとなったらサザエが見逃すわけないでしょう。でも確か最初はレネ・ルッソ狙いだったはず↑なんだこいつお話はアフリカのモタバ川流域にある村で体中の皮膚が赤黒く膨れ上がり苦痛の末に死んでいく奇病が発生。米国陸軍伝染病医学研究員サム(ダスティン・ホフマン)は現地に赴く。 しばらくして、カリフォルニア、シーダー・クリークという町で同じ伝染病が発生。 だが、陸軍から持ち出された血清が絶望的な未知のウイルスに聞くと知ったサムは陰謀的な疑念を抱く。そんな矢先別れた妻がこのウイルスに感染され…。 エボラ以上の脅威の感染力と潜伏力の速さ、更に政府の恐るべき陰謀に最後まで飽きさせない展開が続く。人物背景もしっかり描いている。ただのパニック映画にサスペンスとヒューマンを取り入れてる。 それにしても…ウイルスに侵されたからって隔離するのは分るけどよ。村でも町でも焼き払っちゃう事はねぇだろ?アメリカの恐怖を見たね。ウイルスが人から人へうつる感染ルートが面白かったです。まずはお猿さんを密輸した男が猿に噛まれ感染し売ろうとしたペットショップの親父も噛まれて感染し、そこで最初の男が売り物にならないからと猿を森に放すのだが後から気分が悪くなり空港で恋人と会いキスして感染(この恋人はかわいそうだった…)変死した死体の血液を調べようとした男が怪我をしてそこから感染。 この時にはもうウイルスが突然変異してて空気感染のウイルスに変わっていてこの男が映画館に行っちゃうもんだから映画館で見ていたみんなにうつるうつる…そしてそこの街は大パニックって感じ。 キャストはサムの同僚ケイシー役を演じたケビン・スペイシーはいいね。切れ者でサムの右腕であり良き理解者って感じ。相談なんかも聞いちゃったりしてしかもサムの元妻ロビー(レネ・ルッソ)にサムがまだ愛してることを伝えたりと…いいなぁ~ケイシーみたいな人うちの旦那の友達になってくれねえかな。でもケビン・スペイシーの金髪は頂けなかったけどね(笑) ビリー・フォード准将(モーガン・フリーマン)は美味しい役だったね。ソールト少佐(キューバ・グッディングJr.)もなかなか良かった。そしてマクリントック少将(ドナルド・サザーランド)うわぁ!ヒゲないだけで息子(キーファー・サザーランド)そっくり。もういろんな角度で映ってるんだけどキーファー!!キーファー!!キーファー!!いや、息子が父親に似てるんだけどさ(笑) ウイルスの媒体がお猿さんという設定はエイズ発生の噂に似てたねぇ。(猿だったかホモから発生したかは忘れたが) みどころは恐怖のウイルスに立ち向かうサムの行動に心打たれますな。ラストのヘリコプターのセリフは本当に心がこもってた。 ウイルスの宿主が見つかるまではちょっと出来すぎだったけど全体的にはバランスのいいパニック物だと思います↓これが問題の宿主(ホスト)
2006年02月16日
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「メル・ギブな落とし前」というキャッチコピーの宣伝をしていてキャーどんな落とし前~ってそのまま映画館に見に行きました…少しは慎重に映画を餞別したほうがいいですかね?ストーリーは強盗のポーター(メル・ギブソン)は妻リン(デボラ・カーラ・アンガー)と相棒ヴァル(グレッグ・ヘンリー)と組み、マフィアから14万ドルを盗むが、2人に裏切られ心ま体も深手を負ってしまう。 復活したポーターは裏切ったものへの落とし前と分け前7万ドルのために街に戻ってくるが・・・。 おっとこ前でダーティーヒーローか…しかし、いくら自分を裏切った女だからって妻をそんなに叩きのめさんでも…どめすてぃっくばいおれんすぅこわっ。 始末のつけ方が豪快ですなぁ。特に煙草に火をつけ車を爆発するシーン…かっこいい~ん、やってみてえ。 またメル・ギブソンが絵になるのよ。 中国顔の売春婦のSMねーちゃんこええんだよ、強すぎて。と、思ったら実はこれ今は有名になったルーリー・リューだったんだよね。悪いけどこの映画で初めて見たんだがすげえブスに思えたんです…失礼? マジなアクションものかと思ったがちょっとコメディ色強し。 メルは渋くて陰のある殺し屋かと思えばちょっと軽いノリがある。 無抵抗な男に発砲するシーンもあったりするがそちらも笑いがこみ上げた。金のためなら非情な男という設定だがあくまでもコメディとしてみた方がいいかな。 ラストにかかる曲は渋かった。 ただ、どうしても感じたのは7万ドルに拘るプロらしさよりも「身代金」同様、ケチっぽい男のイメージがあった…メル・ギブソンってケチ顔?!↓リーサルほどではないが笑いのあるアクション映画
2006年05月11日
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