わたしのつれづれ日記

わたしのつれづれ日記

PR

2008年07月01日
XML
琴畑川で1時間ほど釣ったあと、遠野に下りました。

遠野は柳田國男の『遠野物語』の舞台です。
日本の民俗学の発祥の舞台となった場所といってよいでしょう。

クルマを田んぼの間を流れる小烏瀬川に沿って走らせました。

小烏瀬川下流88.JPG

上の写真は小烏瀬川の下流域です。もう少し下ると猿ケ石の合流点。

道の横に「伝承園」と書かれたドライブインを見つけて、ここで食事を取ることにしました。
選んだのは「伝承園定食」。ソバにスイトン、土地の漬物などです。

伝承定食・伝承苑・遠野76.JPG

腹が減っていたせいもあるのでしょうが、これがに思った以上、美味しかったのです。
名物に旨いものなしとはいわれましたが、最近はそれではお客を呼べないということに、みなさん気がついたのでしょうね。

この伝承園は、実は民族資料館で、入園料を払ってはいると、敷地のなかに曲り家、柳田國男の『遠野物語』の話を集める手助けをした佐々木喜善の記念館があります。

伝承苑・遠野77.JPG

伝承園・遠野・曲がり家.JPG

上は曲り家です。曲がった部分に馬を飼い、人馬が同居していたのです。


オシラサマ.JPG

上は曲り家の裏手の御蚕神堂の「オシラサマ」です。
「オシラサマ」は農業の神様で、馬の神様、馬の神様といわれています。
壁に沿って人形をかたどったオシラサマが、びっしりと並んでいる光景は、異様な感じがします。


伝承園を見物したあと、国道340号線を遡って、小国川に出る予定でしたが、何と真昼間だとうのに、立丸峠付近で道路工事をしていて、2時間工事をして15分間開通、さらに2時間止めて工事をする、、、という具合で、タイミングが悪いと、1時間以上も待たなくてはなりません。
いくらクルマの往来が少ないとはいえ、全面通行止めはないんじゃないの、国道なのに、と思ったのです。


そこで、急遽予定を変更し、A木川へ行くことにしたのでした。
A木川は流程が25キロほどの小渓流です。ここへ行くには、別の峠を越え三陸海岸に出る道を行く事になります。

峠を越えると、A木川(まだそれほど知られていない渓流ですから、イニシャルにさせていただきました)の源流です。図らずもまたもや源流から入ることになってしまいました。

しばらく下っていくと、入れそうなポイントを見つけたので、クルマを道路の端に寄せて入渓。場所によっては、鬱蒼としたブナや雑木に覆われ、薄暗いイワナの渓です。

U川支流・A木川97.JPG

比較的、大きな岩も堆積していて、写真では分かりませんが、水量もあります。落ちこみや瀬が連続していて、釣り上るのが楽しくなります。

しばらく釣り登ったところで出たのがイワナです。
A木川イワナ06.JPG

鰭に白い縁取りがあるニッコウイワナです。

A木川イワナ99.JPG

サイズはいまいちでしたが、尾びれもピンとしていて、きれいな魚体だったので嬉しくなりました。
海岸からたった20キロくらい登ったところでイワナが釣れるのは、自然が豊かだからでしょうね。

次回は別ルートで入った小国川、薬師川、閉伊川を紹介します。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2008年07月01日 23時07分17秒
コメント(17) | コメントを書く
[アウトドア・渓流釣り、写真撮影、街角観察] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

サイド自由欄

私の主宰する「編集プロダクション アクア・ルーム」ホームページは こちら

キーワードサーチ

▼キーワード検索

カレンダー

コメント新着

ミリオン@ Re:東京名所・旧跡「切腹の座」(07/14) New! こんにちは。 東京散歩は楽しいですね。行…
ミリオン@ Re:テンカラ名人たちの毛ばり(07/07) こんにちは。 魚は可愛いですね。大好きで…
ミリオン@ Re:白川郷から飛騨高山へ.小アユが毛ばりに(06/28) こんばんは。 宿泊は楽しいですね。大好き…
ミリオン@ Re:郡上八幡から白川郷へ(06/23) こんばんは。 車に乗るのが楽しいですね。…
ミリオン@ Re:一乗谷から郡上八幡へ(06/18) こんにちは。 福井県は素敵ですね。行くの…

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: