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早くの1月も終わりですね。岐阜県では、渓流が解禁です。東京も紅梅・白梅が咲き始めて、春が近づいていることをうかがわせてくれます。この31日、地球丸から『山と釣り』の3号目が発売になりました。「山釣り」の楽しさが満載です。写真もきれいです。小生が担当した「手軽に遊べる名渓6」に、昨年からご協力いただきました釣り師の皆様に、感謝、感謝です。お蔭さまで良いページの仕上がりました。さて、このシーズン、どこへ釣り行こうか思案しています。
2017年01月31日
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神田神保町の古本屋街で、「神田古本まつり」が開催されています。毎年、この時期に開催されて、いつも大盛況です。いろいろな古書店を巡って歩くのも楽しいものですが、なにせ人が多いので、書棚の前に行くには、なかなか大変です。そんな中で江戸時代関係の資料本を三冊買ってきました。帰りは半チャンラーメンの元祖「さぶちゃん」で、ラーメン+半チャーハン(750円)を食べて帰ってきました。「さぶちゃん」に行くようになって、40年くらいになりますが、味は変わりません。ただ、体の大きなご主人が、足腰を悪くして、顔も体も一回り小さくなったようです。ラーメン店は立ち仕事だから、大変なんですね。
2016年10月30日
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千葉県、市川市。江戸川を挟んで、東京のすぐ隣です。国府台は里見氏と北条氏との戦があった場所です。里見氏の軍勢は8000人、北条軍は2万人。圧倒的な差に、里見軍の将兵5000人が、この付近で戦死します。江戸時代に、戦死した里見氏の霊を慰めるために造られたのが上の「里見軍亡霊の碑」です。里見氏が滅亡したのち、里見氏ゆかりの姫が、この地を訪れ石に持たれて泣きあかし、ついに亡くなったのが下の石。「夜泣きの石」といわれています。夜になると悲しげな声が聞こえてくるので、このように呼ばれています。数年前の雨の日、薄暗い天気で寒いときです。人気のない、この場に来たことがあります。小生には霊感はないのですが、何となく薄気味悪く、風に揺れる木の葉が人の声のようにように聞こえました。くわばら、くわばら、ですね。
2016年10月24日
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先日、品川区の京急「立会川駅」に近いところにある、浜川砲台跡まで行ってきました。公園には最近設置された大砲のレプリカが鎮座しています。ここは土佐藩の下屋敷跡(抱え屋敷とも)があった場所です。嘉永6年、ペリーが浦賀に来航したとき、幕府から海防を命じられた土佐藩は、この地に砲台をつくり海の守りを固めます。このとき、江戸に遊学に来ていた土佐藩の坂本竜馬は、駆り出されてここまで警備にやってきます。龍馬19歳のときです。というわけで、「立会川駅」の近くには、土佐から送られた龍馬の銅像があります。さらに、立会川の小さな商店街に、大村庵というソバ屋があり「砲台そば」(1300円)というメニューがありました。ソバは普通でしたが、分量が多かった。揚げたてのテンプラが美味しかったな。しかし、何をもって「砲台そば」なのでしょうか?クルマエビのテンプラを大砲に見立てたのでしょうか。謎のままです。
2016年10月20日
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小田急線の「祖師谷大蔵」駅前の商店街は「ウルトラマン商店街」と呼ばれています。近くに特撮で有名な「円谷プロ」があったからです。駅の裏手の広場には、ウルトラマンの凛々しい姿もあります。駅から歩いて1分ところにある「そば処・朝日屋」、近所では旨いソバ屋として知られています。とくにお気に入りなのが「つけ鴨せいろ」(1050円)。リーズナブルのうえ、ボリュームもあって旨い、と三拍子そろっています。本日の昼飯に電車の乗って食べに行ってきました。
2016年10月15日
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先日、世田谷区役所の近くに用事があったので、ついでといったら怒られそうですが「松陰神社」まで足を延ばしてきました。元は長州藩の下屋敷というか抱え屋敷があったところです。なかなか厳かな雰囲気がありますね。雨が降っていましたが、参拝者もちらほら。拝殿も趣があります。以前はなかった松陰先生の像が、境内に安置されていました。良く見かける肖像画とは面立ちが異なり、なかなか男前ですね。中央が松陰先生のお墓です。小伝馬町で斬首されたのち、小塚原刑場の墓地に埋葬されましたが、その後、高杉晋作らによって世田谷の地に改葬されました。華美に走らず、楚々とした良い墓石ですね。
2016年09月24日
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「フライロッダーズ」秋号(地球丸・刊)が9月21日に発売になります。この号の特集は「秋マスを楽しむ」です。この号の中で、長野県水産試験場佐久支場の場長で、海洋科学博士の山本聡さんに、最新の研究で分かってきたニジマスの生態を、あれこれインタビューしました。イワナやヤマメを狙っていてニジマスが釣れると、ガックリするフライマンは少なくありませんが、どうしてどうしてニジマスは実にユニークな魚です。しかもフックにかかると、よくファイトしますから釣っても面白いですね。研究によるとニジマスは、ヤマメやイワナと比較すると、ニジマスは総合的に釣れやすい魚です。特に養魚場で育てられて放流されたばかりのニジマスは、その傾向が顕著ですね。その理由は、なぜなのでしょうか?ほかに泳ぐスピードはヤマメ、イワナと比べた場合、どの程度違いがあるのか?など、目に鱗の話しが掲載されています。知っているようで知らないニジマス学は面白いですよ。是非、ご一読ください。
2016年09月19日
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奈良県の柳生の里です上は「一刀石」。大きな花崗岩です。まるで刀で切ったように割れていますが、この石には新陰流の始祖・柳生石舟斎が天狗と試合をして切ったところ、そこにあったのが「一刀石」だったという伝説が伝わっています。柳生の里にある旧・柳生藩家老屋敷。上は奈良市内から柳生の里までつづく「柳生街道」です。宮本武蔵、荒木又衛門、柳生十兵衛ら、名だたる剣豪が歩いた道です。
2016年06月14日
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久しぶりのブログです。先日、新宿まで買い物に出たついでに、熊本ラーメンの「桂花」に入りました。新宿には3軒ほどありますが、チェーン店なので、どの店も味はさほど変わりません。上は定番の「桂花ラーメン」780円。昔から変わっていませんね。ガッツリ食べたい人は上の「ターロー麺」980円。豚の角煮にキャベツなどが入っています。小生は「桂花ラーメン」、ワイフは「ターロー麺」を注文して、豚の角煮をシェアーしました。30年前から味は変わっていませんが、何だか食後にしつこさが残ったような気がしました。これって歳のせいでしょうか?
2016年04月04日
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このところ時間に追われていて、なかなかブログを書けません。で、久しぶりの更新です。先日、両親のお墓詣りに長野まで日帰りで行って来ました。恒例の我が家の行事です。関越自動車道から上信越自動車道に入り、朝食のために軽井沢手前の「横川SA」に入りました。レストランの軒下で見かけたツバメの巣です。もうすぐ巣立ちのようでした。「横川SA」で食べたのが上の「だるま弁当」(1000円)と「鳥めし弁当」(800円)。「だるま弁当」は高崎で販売されてきた老舗の弁当です。形も内容も昔から変わっていないようですね。上が「だるま弁当」と「鳥めし弁当」の中身。味付けがしっかりしていて、冷えていても美味しくいただきました。「だるま」の容器は「開運縁起」の貯金箱や壁掛けになるそうですが、プラスチックなのでいまひとつですね。「鳥めし弁当」は、鶏そぼろ、焼き鶏、鶏照り焼と鳥がタップリ入っていました。焼き鳥好きな小生には、ぴったりの弁当でした。
2015年08月14日
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昨日、ベランダを何気なく見たら、しばらく放置して、雑草が生えているプランターから、ピンクの可愛い花が顔を出していました。ネジバナです。2本顔を出していました。いつの間に2階のベランダに置かれているプランターに、種?が飛んできたのでしょうか。可憐な花ですね。
2015年06月15日
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約40年前に初めて奥只見湖(銀山湖)に取材に訪れてから、今日まで何回、銀山平を訪れたことでしょうか?ここしばらく行くことができませんでしたが、機会があって久々に出かけてきました。もともと豪雪地帯で、冬になると銀山平で小屋を営業している人々は、みんな小屋を閉じて宇津野の集落におりてしまします。そういう場所なので6月に入っても残雪がいっぱいです。銀山湖を囲む山々にも多くの雪が残っていました。宿泊するのはいつも銀山平にある登山と釣りの宿「伝之助小屋」です。伝之助の食道の壁には、60センチを楽にこえる巨大なイワナの魚拓が、びっしりと張ってあります。トローリングで釣り上げた魚たちばかりです。かつて、今は亡き作家の開高健が、銀山平の小屋にこもって作品の構想を練るかたわら、銀山湖で釣りをしたり周囲を散策したことで知られています。彼の有名な言葉を書いた色紙が壁に貼ってありました。上の写真は永年禁漁になっている北ノ岐川の河畔にある、「河は眠らない」の碑です。1991年に銀山平の自然を愛した開高健の意志を、後世まで残そうと建立されたものです。上野写真が北ノ岐川です。河岸に多くの残雪がありました。銀山湖のバックウォーターから約1キロメートルほど川を遡ると」、石抱橋という橋が架かっていますが、「河は眠らない」の碑は、その橋の近くにあります。「伝之助小屋」の夕食。ネマガリダケ、コゴミ、フキノトウ、ウドの新芽、アザミ、コシアブラなどの山菜のテンプラ、イワナの塩焼き、ウドの胡麻和え、アケビの新芽、ヒラタケの煮物などなど、食べきれないほど量でした。山の味をタップリ堪能できました。
2015年06月06日
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栃木県は足利市にある旧跡「足利学校」へ行ってきました。創建は奈良時代とも平安時代とも、はたまた室町時代ともいわれていますが、日本国内で最古の学校であることに違いはありません。上の写真は「学校門」で、孔子廟や方丈に入る入り口の門です。この茅葺の建物は方丈で、学生の講義や学習、学校行事や接客のための座敷です。復元された建物ですね。上の写真は「杏壇(きょうだん)」門の偏額です。孔子が弟子たちを教えたところに杏(あんず)の木が植えられていました。そこから先生が生徒を教える場所を「杏壇」=「教壇」と呼ぶようになったわけですね。
2015年05月18日
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先日、栃木県の足利に行く用事があったので、帰りに佐野市により地元の「佐野ラーメン」を食べてきました。事前に調べておいたのが「太七」という店です。一口に「佐野ラーメン」といても、トッピングによって数種類あるようです。上の写真は「青ねぎラーメン」830円。平打ちのちぢれ麺に薄口醬油のスープで、どちらかといえばサッパリ系です。麺が見えないほど青ネギが入っていました。ネギ好きにはクセになるかもしれません。上は「ねぎラーメン」690円です。ラー油をまぶしたピリ辛の白ネギがタップリ入っていました。「佐野ラーメン」の特徴はちぢれた平打ち麺に、サッパリ系のスープだと思いますが、麺とスープの味が良くマッチしていると思いました。
2015年05月13日
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このところ、何かと忙しくブログが更新できずにいます。久々の更新です。数年前に芸能のメッカだった新宿のコマ劇場が閉館し、跡地に新たな高層ビルが出現しました。新宿東宝ビルで、上階はホテルになりました。この高層ビルの中ぐらいのテラスに出現したのが、下のゴジラです。遠くから見ると、ちょっと分かりにくいのでズームアップしたのが下の写真です。映画に登場したゴジラの大きさを想定したので、高さ45m?くらいあるとのこと。夜になると目が光り、口から白い煙を吐くようです。映画『ゴジラ』はストーリーや特撮は未熟でしたが、シリーズの中で最も名作と言われています。小生の記憶でもモノクロだった第一作が一番、印象に残っております。
2015年05月12日
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高松に行ったら、やはり讃岐うどんでしょう、ということで、地元の人に案内していただいた店が「がもう」といううどん屋さんでした。お昼前なのに、この行列です。田んぼの中にある一軒家で、店舗よりも駐車場のほうが数倍も広いという店でした。うどんを1玉か2玉で注文。1玉150円です。丼ぶりにいれてもらったうどんを持って、トッピングの場所に移動、好きな具をセルフでいれます。かき揚げ100円、油揚げ100円、竹輪天麩羅100円とリーズナブル。小生はタマネギのかき揚げと甘く炊いた油揚げを入れ、350円を支払い、今度はスープとネギのテーブルに移動して、セルフでネギ、スープをいれ七味を振り割り箸をもって、外にあるテーブルに移動。店内が狭いもので、外にはさまざまなテーブルと椅子がおいてあるのです。店のたたずまいも、なかなかの味がありましたが、並ぶだけのことがあって美味しいうどんでした。
2015年03月05日
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先日、仕事で小豆島、高松へ行ってきました。行く時、初めて寝台特急に乗りました。「サンライズ瀬戸・出雲」です。夜22時に東京駅を出ると、翌朝7時半ころに高松に着きます。乗車時間9時間半という長丁場です。内部は二階建てで、写真のようにまるで蚕棚のようです。車内は暖かかったのですが、床が固く、枕がない。あるのは小さめの毛布1枚です。隣の棚との境は頭の部分だけで、写真のようにスカスカです。夜中にふと目が覚めて外を見ると岐阜駅に停まっていました。時間は夜中の3時ころです。その後、この寝台車は強風で70分遅れ。結局、新大阪で新幹線に乗り換え、岡山駅で特急列車に乗り換えて高松に行くことになりました。寝台車は良く眠れないということが分かっただけでも、良い経験をさせてもらいました。
2015年03月05日
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随分、久々の書き込みです。本日の東京は、雲一つない天気となりました。しかし、冷え切っています。先日、東京に雪が降るという予報が出た日、結果的には霙で済みましたが、その日も体感温度は1℃くらいの寒い日でした。しかし、某会社の仕事が入っていて、皇居・東御苑まで出かけてきました。いつもは真冬でも結構、観光客がいるのですが、さすがに霙混じりの天気では、観光客は少なく、見かけるのは若い外国人ばかり。中にはあの寒さのなか、半袖でベストだけの若者もいました。彼らには日程があるのでしょうから、雨が降ろうが雪が降ろうが、槍が降ろうが、何が何でも見物したいといオーラが漂っていました。東御苑内に太田道灌ゆかりの梅林坂という名の坂があり、坂にそってたくさんの梅が植えられています。その紅梅白梅が、かなり咲き始めていました。「寒い」と愚痴っているうちに、春は静かに近づいているようです。そういえば関東地方でも、もうすぐ渓流が解禁になりますね。
2015年02月10日
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先日、隅田川に架橋されている橋を巡るクルーズに誘われた。国道の起点になっている日本橋のたもとにある桟橋から船がでるので、そこが集合場所になっています。日本橋には早めに着いたので、探しておいたラーメン屋にはいりました。ところが、あるはずの場所に店がない。付近を歩き回って、見つけたのが下の看板です。この小さな看板が地べたに置いてあったので、とにかく目立たない。で、うっかり通り過ぎてしまったわけですね。ラーメン屋は「なな蓮(はす)」という店です。能書きを見ると、秋田の比内地鶏に魚介類を合わせたスープ、それに国産の4種の小麦を使った自家製麺とか。「支那そば」が800円で、ラーメンとは思えない値段ですが、醤油味のさっぱり系です。板海苔が入った「東京ラーメン」ですが、まあ、小生が好きな味でした。船は日本橋から日本橋川を下って隅田川に入ります。一度、勝鬨橋の下をくぐり、東京湾に出るとぐるっと向きを変え、再び隅田川を上流に向かって上ります。国技館のある両国橋の上流にある桟橋で下船しました。この日は、秋晴れの天気でとても気持ちの良いクルーズでした。
2014年11月04日
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先日、仕事をしていて、ふと目を上げると、仕事場の窓の網戸に、セミが止まっていました。よくよく見ると、羽根の一部分が欠けています。土から出てきてから7日くらいしか生きないセミなので、もうすぐ寿命がつきるころになったのかもしれませんね。最近、家の近くを流れる野川を散歩していると、やたらに死んでいるセミの姿を目にします。もう、セミの季節も終わりなんですね。そういえば、二日ほどまえの夜、スズムシが清らかな音で鳴いていました。
2014年09月02日
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昨日、今頃に恒例になっている両親のお墓参りにいってきました。車で約2時間半。長野県の須坂市です。昨日は長野も猛烈な暑さ。日陰はやや涼しいのですが、陽射しは強烈でした。帰りに上信越道の「横川パーキングエリア」で買ったのが、おぎのやの「峠の釜めし」。昨年も買ったような記憶があります。値段は1000円。昨年まで900円だったような気がします。消費税のせいか、100円も高くなっていました。小生が中学生だったころ、信越線の横川駅で買ったとき、「峠の釜めし」は、270円だったような気がします。そのころと物価は、はるかに違うけと、昔の値段を知っていると、高くなったものだと思わざるを得ませんね。上の写真は釜めしの包み紙です。2014年に富岡製糸場と絹産業遺産群が、世界文化遺産に登録された、記念ラベルになっていました。
2014年08月01日
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先日、時間を見つけて箱根の岡田美術館まで行ってきました。岡田美術館は、昨年オープンしたばかりの新しい美術館ですが、ここで66年ぶりに再発見された喜多川歌麿の錦絵が展示されています。タイトルは「深川の雪」深川の辰巳芸者が27人、猫が1匹、男の子が1人描かれています。修復されているとはいえ、繊細な線と美しい色彩に圧倒されました。この作品は三部作の1点です。他の2点は「品川の月」と「吉原の花」ですが、この2点は残念ながらアメリカに流出してしまい、現在はアメリカの美術館の所蔵となっています。幕末から明治のころ、錦絵の価値が低く見られていたので、かなりの傑作が流出してしまったんですね。帰りに千石原を通過し乙女峠を越えて、御殿場から東名高速で帰ってきました。途中の千石原のドライブインに入って食べたのが、上のラーメンです。「喜多方ラーメン」の幟がでていましたが、食べたのは「小田原ラーメン」(650円)です。醬油味のラーメンでしたが、スープは喜多方ラーメンの味でした。
2014年05月16日
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先日、二泊三日で京都府の美山まで、取材に出かけてきました。由良川の上流で、源流域には京都大学の演習林があります。すごい山の中です。地元の人に話を聞くと、由良川にはアマゴがいるし、すでに稚アユも放流され6月1日にはアユも解禁するとのこと。「上から川面を見ていると、たくさん魚が群れているのが見える」と言っていました。帰りに京都市内の錦市場のそば屋で食べた「ニシンそば」。身欠きニシンにネギだけというシンプルさ。やや、スープが甘い感じでしたが、美味しいそばでした。上は京都駅で山陰本線に乗り換えるときに、駅の売店で買った「地鶏弁当」。「地鶏」とは、はたしてどこの「地鶏」なのだろうか、と気になったので、包装紙を調べてみたけど、どこにも書いていない。日本三大地鶏といえば「秋田の比内鶏」「名古屋コーチン」「薩摩軍鶏」が代表的ですが、果たしてどこの地鶏なのか気になったわけです。結局どこにも書いていないので、京都の地鶏なんだろうな、と思うようにしました。駅弁の基本は冷めても美味しく食べられるように、味付けがしっかりしていること。この駅弁も味付け御飯にしっかりした味付けがしてあり、美味しかったのですが、肝心の焼き鳥がやや硬かった。でも、総合点としては合格かなというところでした。
2014年04月24日
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昨日、時間があったので山梨県の忍野八海に行ってきました。東京は桜が満開なのに、桂川の源流域は桜の蕾もかたく、桜の開花はしばらく先になりそうでした。忍野八海は、富士山の湧水が湧き出している池が八つありますが、池から流れ出るのが桂川となって流れ下っています。上下の写真の流れは「フライ・ルアー・餌釣り」エリアになっています。このチョークストリームには、ニジマスなどが放流されています。川に沿って歩きながら川面を眺めていると、ところどころで大きなニジマスが定位していました。流れの中にいたニジマス(アルビノ)です。サイズは40センチくらいでしょうか?この日は天気が思わしくなく、富士山はすっかり雲に覆われていました。忍野八海から見える富士山は姿が美しく、多くの観光客がやってきますが、富士山が世界遺産に登録されたこともあるのか、観光客の7割くらいは台湾、フィリピンからの団体さんのようでした。彼らは富士山が大好きなんですね。
2014年04月03日
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昨年、ワイフがアメリカのポートランドに、語学留学していたときに、ポートランドのフライ・ショップでマティリアルを買ってきてもらいました。日本で購入するよりも、安いに違いないからです。右の小さいのが日本のフライ・ショップで買った「エルク」ですが、スキンサイズ6・5×7cmで600円。左上の白いのが「カリブー」でスキンサイズ10×20cmで4ドル。左下が「エルク・ボディヘア・ナチュラル」でスキンサイズ10×20cmで、同じく4ドルです。はるかにアメリカの方が安いわけですが、日本では輸入しなければならないので、高くなるのもやむを得ないのでしょうね。上は同じポートランドのフライショップで買ってきてもらったマティリアルです。右のハックルはコックネック・ハーフで24ドル95セント。約3千円。日本では約6000円ですね。その左はヘアーライン社の「ノーザンバックテール」5ドル90セント。日本で買うと約800円。左上がヘアーライン社の「ヘンケープ」5ドル95セント。日本では900~1200円でした。その他、ラクーン(アライグマ)のスキン、「ターキーフラット」「ボブキャット(山猫)」などの小袋がありますが、1ドル50セントから3ドルくらいでした。マティリアルは、たくさんあってもこれで良い、ということがないので、どうしても溜まっていきます。多分、死ぬまでには巻ききれないかもしれませんね。このところタイイングしていないので、腕は落ちたかもしれませんが、久しぶりに巻いてみようかと思っています。
2014年03月07日
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今年もようやく渓流釣りの解禁時期になりましたが、例年より寒い日がつづいて、なかなか出かけられないでおります。先日、大雪が降って東京周辺でも孤立する村落が続出したし、もうしばらくは山に行けそうもありませんね。そんなことを思っていたら、今年も栃木県の塩原漁協さんから「平成26年度 善魚種遊漁券」を送ってきました。以前、取材させていただいたことがあり、それ以来、毎年のように贈ってくださいます。ありがたいことです。塩原温泉郷を流れる箒川は、昔から渓流釣りが盛んで、有名な文人墨客も訪れています。この川には毎年、ヤマメ、イワナ、ニジマスなどが合計で8万6000匹も放流され、エリアによってはC&R専用区も設けられ、60cmを越えるようなニジマスなども釣れています。数年前、南会津からの帰りにちょっと立ち寄り、きれいなニジマスを釣ったことがありますが、いつもコンディションの良いニジマスが釣れているようです。さて、今年は何回ぐらい箒川に足を運ぶことができるでしょうか?
2014年03月04日
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元旦の朝、2日の朝と好天で穏やかな日がつづいています。今年の一年も、この天気のように平穏な日々がつづくことを願っています。今年もよろしくお願いいたします。
2014年01月02日
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先日、我が家の近くを流れる野川を渡っていた時、橋の下を見ると、何と「コサギ」の集団がいました。コサギ自体は、いつも野川にやってくるので珍しくはないのですが、たいがい1~2羽程度です。それがなんと集団で。コサギは群れることの少ない野鳥だと思っていましたが、写真に入りきれないので、ざっと数えたら50羽以上もいました。野川にはカワセミも棲息しているので、いつも大きな望遠レンズをつけたカメラを手にした「カメラ小僧」ならず「カメラ爺」が、何人もやってきます。カワセミがいると、皆さん目の色を変えてシャッターを切っていますが、コサギとなると誰も見向きもしないようです。コサギだって白くてきれいな野鳥なんですがね~。
2013年12月27日
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はたして、写真の丸いものはなんでしょうか?まるで「鹿のフン」みたいで、ちょっと食べるのに気が引けてしまいます。これは「京都 大徳寺納豆」といわれる納豆です。ですが、普通の納豆のように糸は引きません。「大徳寺納豆」は、大徳寺の住職であった一休さんが考案した保存食だそうです。ふかした大豆に塩水と麦芽を混ぜ、天日干しをしたのち、再び塩に漬け2~3か月寝かすと、写真のような真っ黒な納豆ができるのだそうです。食べてみると塩辛い。そりゃあそうだな。しかし、梅干しのような味もするし、単に塩辛いだけでなく、食べているとなかなか深い味わいであることが判明。能書きに「酒のつまみ」「おにぎりの具」「お茶漬けのおかず」その他、などと書いてありましたが、酒の肴に良く合うような気がしました。
2013年12月02日
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今朝、4時に起床して強豪のベルギー対全日本の試合を観ました。3日前のオランダ戦では2対2の同点。かなり各上のチームに対して同点とは頑張ったと思いました。で、今回のベルギー戦。オランダよりはさらに各上のチームです。平均身長が全日本の選手よりも6センチも高い。スピードもあり、あたりも強い。同点で終われば上出来だと思っていたら、なんと3対2で勝ってしまった。ザック・ジャパンも良くやったと褒めてあげたくなりました。しかし、パソコンに向かっていたら、まだ午前10時だというのに急に眠くなってきた。「コラコラ、しっかり仕事せんかい」と叱咤する、もう一人の自分がおります。
2013年11月20日
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先日、友人夫妻と上野の博物館へ「国宝 興福寺仏頭展」を見に行きました。待ち合わせまで時間があったので、日暮里と鶯谷の中間にある根岸の里まで足を延ばしました。ここには近代俳句を確立した正岡子規が、亡くなるまで住んでいたしもた屋があり、その住まいの近くに子規も通ったという団子屋「羽二重団子」があります。上が「羽二重団子」(525円)。お茶がついています。まるで羽二重のようにソフトな団子ということから「羽二重団子」という名前になったとか。「羽二重団子」は、子規の学友でもあった夏目漱石も足をはこんだそうです。上の絵は幼馴染である海軍の軍人・秋山真之が、病床の子規を訪ねてゆくシーンを描いたものです。真之「めしがあるかな」小女「団子ならありますよ」真之「鶯横丁はすぐそこじゃな」小女「半丁ほどむこうです」真之「正岡子規という人の家があるが知っておいでか」小女「……」ご存知、司馬遼太郎の小説『坂の上の雲』の一場面ですね。
2013年11月07日
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秋もいよいよ深まってきましたが、10月22日、京都市内で恒例の「時代祭」が行われました。京都御所から平安神宮までの行列です。上は平安時代の場面。紫式部と清少納言が同じ輿に乗っていました。上は東京の北の丸公園内にある国立公文書館で開催されていた「旗本御家人」展。江戸幕府の役人として勤めていた幕臣ですが、現代のサラリーマンと同じように、宮仕えの苦労がいろいろな資料から分かっています。いつの時代にでも、道徳観念や価値観、身分制度などのしきたりは変わっても、人の考えることや、やることはそれほど大きくは変わらないのだと、しみじみと思わされます。
2013年10月25日
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先日、再び京都へ出かけ、帰りに買った駅弁があります。なるべく地元の駅弁が食べたいので、購入したのが「京田舎弁当」(900円)。梅干し、高菜、豆ごはんの握り?と、エビ、芋、などのテンプラにシイタケ、高野豆腐を炊いたものという素朴な弁当でした。しかし、値段は素朴ではありませんが……。京都の在所ではこういうものを食べていのかと思いつつ、はたしてエビなんぞもあったのかと思いました。イノシシや鹿の肉、はたまた熊の肉なら分かるのだが、現在ではこういう肉なぞの方が値段が高いのでしょうね。見た目には派手さはありませんが、素朴なわりには美味しい弁当でした。
2013年10月18日
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フライ・フィッシングをやる人は、フライをタイイングすることに始まり、ロッドを作ったり、鈎外しを工夫したり、ネットを作ったりと手づくりにこだわる人が多いように思います。そういう小生も20年ほど前に、木枠を曲げクレモナ糸でネットを編んで自作したランディング・ネットを、今でも愛用しています。不格好ですが、愛着があってなかなか手放せません。写真は9月20日に、地球丸から発売された『新装版 フライフィッシングギアのハンドクラフト教書』(1800円+税)です。ロッド、リール、ネットなど17種のオリジナルギアの作り方が紹介されています。小生も編集協力をしたムックです。書店かプロショップなどで見かけましたら、手に取ってみてください。きれいなムックなので、眺めていても楽しくなりますよ。よろしくお願いいたします。
2013年09月20日
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先日、京都に用事があって、新幹線に乗って行って来ました。列車の旅の楽しみの一つは、何といっても駅弁を食べることなので、小生は必ずといってよいほど東京駅で駅弁を買って乗り込むことにしています。東京駅には全国の有名駅弁が、「これでもか!」というぐらい並んでいます。値段も800円くらいから1500円超の駅弁まで、実にバラエティに富んでいます。でも、東京で買うのなら、やはり江戸前の雰囲気のある弁当でしょ、ということで「深川弁当」を購入。値段も880円と、数ある駅弁のなかでも、安い方です。「深川弁当」は「深川めし」をアレンジした弁当で、江東区・深川の漁師が仕事の合間に食べていた、お手軽な料理です。なんせ、アサリを味噌汁で炊いて、飯にぶっかけたものですからね。この「深川弁当」のアサリは、江戸前アサリではないでしょうし、弁当箱の半分しか入っていません。あとの半分は、これも江戸前のアナゴではないアナゴが入っていました。しかし、味はしっかりとついていて、値段のわりにはなかなか頑張った味です。以前、深川で食べた本場の「深川めし」よりも、はるかに美味しいと感じさせてくれました。京都から帰ってくるときに、京都駅で買ったのが下の弁当。「近江牛100パーセントしぐれ寿司と肉みそ重」という、やけに長い名前の弁当です。値段は確か900円くらい。駅弁の中では安い方です。この京都駅で買った駅弁も、なかなか秀逸な味でした。近江牛は柔らかく、肉みそもほどよい塩と甘さで、よく「しぐれ寿司」とマッチしてくれましたし、作り手の工夫のほどを感じさせてくれる弁当でした。さて、今度、列車で旅するときは、どんな駅弁に出会えるのか楽しみになっております。
2013年09月10日
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このところの猛暑で、釣りにも行く気になれないでいるので、なかなかブログを書くネタがなくて困っておりました。そんな中、昨日の終戦記念日の午前5時50分ころ、京都在住の娘に、女の子が誕生しました。小生にとっては二人目の孫になります。しかし、誕生日が8月15日の終戦記念日とは、なんとまあ覚えやすことでしょうか。これからこの女の子は、どんな人生を歩んでいくのでしょうか。頑張って、充実した人生が送ることができることを、祖父としては願わずにいられない心境でおります。来週は仕事の合間を縫って、京都まで孫誕生のお祝いに行く予定です。
2013年08月16日
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毎年、今頃になると長野県須坂市の小生の両親と、山梨県南部町にあるワイフの両親のお墓にお参りに行くのが恒例になっています。昨日、須坂市まで日帰りで墓参りに行ってきました。40年くらい前まで、東京から須坂まで行くのに6時間以上かかりましたが、関越と上信越自動車道のおかげで、片道3時間もあれば行くことができるようになりました。名物駅弁の「峠の釜めし」も買う余裕もできました。実に便利になりましたが、行き帰りの旅を楽しむゆとりがなくなったようで、ちょっぴり昔の時間がかかったドライブ旅行も良かったな、と思うこの頃です。
2013年07月31日
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昨日、取材で栃木県は日光の中禅寺湖のほとりにある、水産試験場まで行ってきました。東京を出るときは曇り。東北自動車道を走っていると時々、雨。日光の中禅寺湖に登る「いろは坂」を登っているときは、次第に霧が深くなり、先も見えないような状態でした。写真は霧に覆われた中禅寺湖。霧が薄くなった瞬間に撮影しました。まだ、解禁をしていないので釣り人の姿はないし、冬枯れの閑散とした風景でした。道路のはじには雪が残っているし、まだまだ冬の装いです。時間があったので、日光二荒山神社中宮祠を見学。写真はカメラのレンズが曇っているわけではありません。濃霧に覆われているのです。拝殿の前には大蛇の「ゆるキャラ?」が安置されていました。男体山の神が姿を変えたのが大蛇、赤城山の神が姿を変えたのが大ムカデ。大蛇と大ムカデが戦ったのが「戦場ヶ原」です。チョークストリームの湯川が流れていて、フライマンには良く知られた川です。戦った結果、勝ったのが大蛇。それで「勝利の大蛇」と呼ばれています。この大蛇には「金運・勝運・健康・良縁」にご利益があるというので、しっかりとお願いをしてきました。
2013年03月26日
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先日、仕事で富士山の山麓まで行って来ました。写真は、標高約750メートル付近の麓から撮影したものです。道路には先日、降ったばかりの雪が残っていました。東名高速などを走っていて、前方に富士山が遠望できると、思わず「おお!」と声がでてしまします。それだけ端麗な姿で、美しいのでしょう。しかし、近くで見ると、なかなか厳しい山容が伺われます。今年か来年には、世界遺産に登録される可能性もあるといわれていますが、はたしてどうなるのでしょうか。またまた、富士山の爆発も推測されています。独立した嶺で、遠方から見た時、これほど姿が美しい山も世界的に珍しいので、できることならいつまでも楽しませてもらいたいものですね。
2013年01月29日
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プロレスといえば、テレビの送信が始まった子供のころ、力道山が活躍する試合に心躍らせたものですが、それ以来あまり見ることもなく、心躍らせることも少なくなりました。しかし、大学の同好会にもプロレス愛好会などがあったりして、根強いファンは多いようです。そんなプロレス・ファンが行くお店が、我が家から歩いて15分くらいの世田谷通りにあります。その店名も「麺ジャラスK」。この店名は「デンジャラスK」をもじったようで、「デンジャラスK」といわれたプロレスラーの川田利明さんのお店なのです。厨房では毎晩(夜しか営業していません)、川田さんが腕を振るっています。この店はラーメン店ではありません。唐揚などいろいろな酒の肴があるので、居酒屋にラーメンもあるというのが正解でしょう。上の写真は醤油ラーメン(700円)で、いろいろな種類のラーメンがあるなかでも、一番シンプルなラーメンです。チャーシューにシナチク、スライスしたタマネギが入っているので、ややスープが甘い感じですが、ストレートの中太麺と良くマッチしています。サッパリ系の東京ラーメンが好きな小生ですが、なかなか美味しくいただきました。
2013年01月21日
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昨年の12月に、世田谷区保健センターで胃ガン検診を受けました。そうしたら12月も末になって「胃と食道と十二指腸に異常があるので、早めに内視鏡検査を受けるように」との通知がきた。そこで正月明け早々の7日に、近くの総合病院で胃カメラを飲んできました。胃カメラを飲むのは、これで三回目です。そのうち一回は全身麻酔だったので、気が付いたらすべて終わっていて、非常に楽ちんでした。あとは通常の口から飲む方式なので、これが苦しい。まして、小生は胃カメラを飲むのが下手くそなのです。人の気も知らないで、遠慮なくグイグイといれられ、苦しいので全身に力が入ってしまいます。すると若い女性の看護師さんが、横になっている小生の背中をさすりながら「力を抜いてくださいね」と、優しいお言葉。若い女性に背中をさすられる、なんてことはめったにありませんから嬉しかったね(^―^)。で、結果ですが、食道も胃も、十二指腸にもな~にも異常はありませんでした。医師は撮影した画像を見せてくれながら、「大丈夫ですね。きれいです」と、、、。正月中、胃に負担をかけて悪化させてはいけないと、お酒も節制していたのに、肩すかしをくらってような気持でした。でも、これで安心して、またお酒を楽しむことができます。よかった、よかった、、、、。
2013年01月10日
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上は2007年7月に、岩手県の大槌町に釣りに行ったときに撮影した写真です。NHKの人形劇「ひょっこりひょうたん島」のモデルになった、蓬莱島という島で、赤い灯台が可愛らしい。昨年の大震災の際に、大津波に襲われ灯台は壊滅してしまいました。それが、今朝の朝日新聞に、1年9か月ぶりに灯台が復活したと報道されていました。紅く塗られた灯台が印象的です。他の場所も、いち早く復活することを願うばかりです。
2012年12月14日
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フライのフローテイング・ラインは、使っているうちにコーティングされた表面に細かな傷がついて浮力がおちてきます。紫外線にもさらされるので、劣化もしてきます。そろそろラインを交換しようと思い、今まで使ってきたラインがしなやかで使いやすかったので、同じものを入手しようと思い、「住友3M」に勤務する知人を通じて、アメリカの「3M」に問い合わせてみました。フライショップで購入すれば簡単に入手できますが、わざわざアメリカまで問い合わせたのも、いったいアメリカでは幾らぐらいで販売しているのか知りたかったからです。するアメリカのボブという名の担当者が、同じものは生産中止となり、かわりにこういうものがあると、写真つきで知らせてきました。その中から選んだのが、上のフライ・ラインです。「サイエンティフィック アングラーズ」SUPRA SUPERIOR FLY LINEFLOAТING「90ft=27m」 WFー2-F バックスキン色しばらくして航空便のフェディクスで送られてきました。では、支払いをと思ったら、ボブは日本に行ったときに「住友3M」に勤務している知り合いにお世話になったので、料金はいりません、と言ってきたのです。なんと航空便の郵送料と商品のフライ・ラインがただで入手できてしまったのです。申し訳ないと思いながら、嬉しかったな(^―^)近年、円高なのでショップで販売しているラインも、やや安くなってきましたが、このラインはアメリカで買うと約4000円、同じものが日本では約6000円ということが分かりました。趣味のモノを通じて、日本や世界の物の値段を知るのも、なかなか面白いかな、と思ったものでした。
2012年12月03日
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「Fly Rodders 1月号」(11月22日発売・地球丸刊)に「渓流魚と放射性物質の関係」の第5弾を書きました。いまだに東北方面の渓流の魚から、食品の基準値を超える放射性セシウムが検出されています。今年、春に渓流釣りが解禁になってから10か月あまり過ぎましたが、イワナやヤマメに取り込まれた放射性セシウムの値が、どのように変化してきたかをレポートしました。「放射性セシウム137」の半減期は約30年ですから、おいそれと消滅することはありません。除染しない限り、いつまでもそこに留まりつづけるか、流されて堆積しやすい場所に蓄積されます。目にも見えず匂いもしないだけに、厄介な放射性物質は、今後どのように変化していくのでしょうか。汚染された魚から生まれた稚魚も、やはり汚染されてしまうのでしょうか。もし、汚染されるとすると、どのくらいの値が検出されることになるのでしょうか。例年の解禁にむけて気になってなりません。
2012年11月24日
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静岡県は焼津市にある「焼津さかなセンター」まで、ドライブをかねて行ってきました。大きな体育館のような建物のなかに、約70軒以上もの小売店が並んでいます。着いたのが平日の午前11時ころだったので、まだ観光客は少なくすいていました。焼津はマグロの遠洋漁業の基地ですね。「まぐろ街道」の文字が目立ちます。小売店を覗きながら歩いていると、呼び込みの声があちこちから聞こえてきます。「あまりしつこい呼び込みは、かえって客を逃しちゃうぞ」と思いながらも、これだけ競争が激しいと、呼び込まざるを得ないのだろうなとも思います。「かに」が並んでいる店舗を眺めていると、試食させてくれました。美味しかったけど、買いません。なぜって、小生はあまり「かに」が好きではないからですね。ぶらぶら歩きながら一巡り。買ったのが「アジ開き」「サケ切り身」「タラコ」「数の子」「削りたての鰹節」「次郎柿」。気が付いたら、なにも焼津まで来て買わなくてもいいようなものばかり。「焼津はマグロだろ」という思いをすっかり失念していたようです。値札に「1200円」というのが多いのですが、買うときはほとんで「1000円」にまけてくれます。「600円」のものは「500円」になります。これってどの店もそういう商売をしているので、最初からまけることを想定して値段をつけているのが見え見えです。しかし、品はさすがに新鮮でしたね。場内には食堂も何軒かあって、その一軒で「まぐろ、うに、いくら丼」(1500円)を食べました。駿河湾の名物はシラスに桜エビ。桜エビのシーズンは春と秋で、ちょうど今ごろが食べ時で「シラス桜エビ丼」というのもありました。しかし、やはりマグロ(それも赤身に限ります)が食べたかったので、桜エビは「軍艦まき」でいただきました。生の桜エビは、印象の薄い味で、やはり天日干しした桜エビのほうが格段に香りが良いように思います。
2012年11月23日
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昨夜は昔、出版社に勤めていたときの同僚と、半年ぶりに再会し新宿の西口で飲みました。入った店は、駅ビルの8階にあるチェーンの居酒屋ですが、給料が出た翌日の金曜日とあって、大変な人ごみです。その光景を見る限り、どこに不況が転がっているのという感じです。上の写真は新宿西口にある「思い出横丁」です。昔は「ゴキブリ横丁」または「ション便横丁」ともいわれました。数少なくなった焼跡闇市の面影を残した一画ですね。すれ違う人と肩がぶつかりそうな狭い路地の両側に、間口の狭いカウンターだけの居酒屋が並び、焼き鳥を焼く煙が漂っています。ちあきなおみに「新宿情話」という唄があります。作詞・猪俣良、作曲・舩村徹。確か、細川たかしも唄っています。「新宿は~西口の 間口5尺のぽん太の店が~とうとう~潰れて 泣いて~るひろ子、、、、、」というセツナイ歌詞ですが、ぽん太という店があったのが、この「思い出横丁」でした。近年、この路地も観光地となりつつあり、外国人や若い女性もカウンターでコップ酒を傾けております。変に小じゃれた店よりも、こういう店の方が小生は惹かれます。
2012年10月27日
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先日の20日(土曜日)に、多摩川の土手で第30回調布市花火大会が開催されました。お祭り好きな小生が、見逃すはずがありません。昨年の花火大会は、あの東日本大震災で中止になりましたが、毎年、夏の盛りの8月に行われていました。それが何故か、今年は秋の開催となり、秋に花火大会とは珍しいと思っていたら、近年は秋に開催するところも出てきたようです。そういえば、長野県の北信地方では、雪景色が広がる真冬に花火大会が行われていました。花火大会は、夏のモノとは限らなくなったようです。夕方出かけてみると、多摩川の土手は見物客で満杯状態。この付近は、春先に小生がマルタウグイを釣りに来たところです。日活の撮影所も近くにあります。花火見物には、ビールは欠かせません。この日、良い天気で夕暮れになると、冷たい風が吹きはじめ、空には上弦の月が明るく輝いていました。5時50分頃から始まり、約1時間10分ほどの花火の競演でした。ビールを飲みながらの見物で、最後はすっかり体も冷えて、鼻水が、、、、、。鼻水を垂らしながらの花火見物は、初めての体験で、やはり花火見物は暑い時期に、団扇片手に見物するものだろう、とちょっぴりチャカを入れたくなりました。今年、2回目の花火見物。、寒かったけれどタップリと堪能させてもらいました。
2012年10月22日
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今年の夏、東海、東南海トラフで地震が発生すれば、およそ32万人が死傷するおそれがあると発表されました。昨年の東日本大震災もそうでしたが、大地震は突然襲ってきます。家屋が倒壊するだけではなく、それに伴う大津波で、さらに被害が拡大してしまいました。巨大な災害が発生したとき、私たちは、どのように対処したらよいのでしょうか。少しでもそのヒントになることを願ってまとめたのが、拙著の『大江戸災害ものがたり』(1200円 明治書院・刊)です。10月20日の発売されます。江戸時代、大火災、大地震、大噴火、大洪水が江戸の町を何度も襲いました。10万人以上も焼死者や川に飛び込んで溺死する者が出た、大火災などもありました。富士山の大噴火では、江戸の町まで火山灰が降り注ぎ、灰を吸い込んだために多くの江戸庶民は咳に悩まされました。繰り返し襲ってくる大災害を『武江年表』『徳川実記』『日本災異志』『耳囊』『翁草』『折たく柴の記』や、そのほか江戸時代に記録された資料を基に検証しつつ、為政者は復興にどのように対処し、庶民は巨大な災害にどのように立ち向かったかをまとめたものです。東日本大震災の復興が遅々として進まない状況を見ると、江戸時代は現代ほど複雑な社会ではなかたにしろ、江戸の復興は実に迅速でした。そんな所からも、江戸時代には学ぶことが多いような気がします。
2012年10月19日
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10月に入り、渓流釣りが禁漁に入った川も多くなりました。あきる野市の秋川支流の養沢川も、9月末日でヤマメは禁漁に入りましたが、マスなら10月末まで釣ることができます。そこで友人のイラストレーターのSさんを誘って行ってきました。マスなら半日もあれば釣れるだろうと、12時頃にSさんと待ち合わせ。4日の木曜日、台風19号の余波で、午前中まで雨が降っていました。そのせいでかなり増水気味です。平水なら簡単に渡ることのできる場所も、ガンガンの流れでうかうかすると流されそう。上の写真はSさんの釣り姿。一投入魂、という感じで気合が入っています。上の写真からも、かなり流れが速いことがわかります。ところどころに掛けてある鉄の梯子を下りて入渓したら、そこから前後に動けない、という場所もありました。増水したために魚が散って、ポイントが絞りにくく、かなりシビヤーな釣りとなってしまいました。ポイントを探りながら3時間、夕方近くなって、やっとドライに出はじめ、最初に釣れたのが下のヤマメ。20センチ程度ですが、なかなかきれい。この日、釣れたのがヤマメ3、マス2の計5匹でした。釣れた魚が禁漁になったヤマメの方が多かったとは、一体どういうこと?最後に釣れたのが上のヤマメ。25センチほどでしたが、尾びれの大きなきれいな魚。婚姻色が出始めたのか、色がやけに濃い感じがしました。このヤマメも、写真を撮ってリリース。放すとしばしその場にとどまっていましたが、やがて元気に流れに戻って行きました。上はSさんが撮ってくれた、数少ない小生の釣り姿です。いつもは撮る方なので、自分の釣り姿の写真は実に少ない。ですから、小生にとって貴重な一枚になりそうです。この日は午後から気温が上昇し、水温も例年より高かったようで、まるで真夏の釣りのようでした。
2012年10月05日
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フライフィッシングの専門誌「フライロッダーズ」11月号(地球丸・刊)が22日に発売になりました。この号に、また「渓流魚と放射能汚染」の問題を取材した、第5弾を書きました。栃木県、福島県、群馬県、宮城県などの渓流に生息するイワナやヤマメから、食品の基準値である100ベクレルを越える放射性セシウムが、未だに検出されています。放射性セシウム137の半減期は30年ですから、おいそれと解消されるものではないことは分かっています。しかし、生物には生物学的半減期があり、人の場合は内部被ばくしても排泄や代謝で減少し、約70日で半減するといわれています。ところが70日で半減するといっても、その間は放射線が細胞や遺伝子を傷つけるというわけです。そこで気になるのが、今後、渓流に降った放射性セシウムのために、内部被ばくした渓流魚たちは、どうなっていくのだろうか、という事です。淡水魚は海水魚に比べて、放射性物質を蓄積しやすといわれています。その生理的仕組みはどのようになっているのか。たはまたセシウムが降った赤城大沼や中禅寺湖などに生息する魚たちから、基準値を超えるセシウムが検出されていますが、最大深度167メートルの中禅寺湖などは、除染をするといっても不可能です。したがって、そういった湖の放射性物質は、どのように推移していくのでしょうか。また、同じ川で採捕された魚でも、検査をしてみると一匹は100ベクレルを越えていても、別の魚は100ベクレル以下と、全く違った数値が検出されることが多いのです。それは、どういった現象によるものなのか。それらのもろもろの疑問を、研究者である東京海洋大学の先生にぶつけてまとめた記事が、今発売の「フライロッダーズ」に掲載されています。「渓流魚と放射能」の問題に関心ある方は、是非、一読してみてください。
2012年09月24日
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