【Meaning of title(タイトルの意味)】 "大きな流れに沿わす"
さて、流れについての講座なんですが、様々なレイアウトを見ても分かる通り一つの大きな流れがあり、そこに点在する石や流木といった障害物は色々な角度を向いているのに全体としてはまとまった流れになっているのが分かります
これを 配置のセンスや経験だ!! と言ってしまえばそれまでなんですが、そんなことは無いんです
これにはきちんとルールというか、やり方みたいなものがあるんですそれが前回伝えた「ベクトル」を使います
数学的になりそうですが、 力の矢印みたいなもの と考えてください
単純な概念はこれだけです
…どうゆうことか分かりにくいですよね?
では実際にやってみましょう
まず、大きな流れを決めます
この際、水槽という枠に囚われず、大胆に決めることが重要です
間違えても前面と平行に流れを組むのは辞めましょう(笑)
今回は説明の為に複雑な流れでは説明しませんが水槽の奥から手前にかけての斜めの流れをイメージしておきました
このまま、流れのイメージに沿って石や流木を配置していくのですが、全てが流れの方向に流れることはありませんし、見た目もよくなりません
様々な方向を向いていても
全体として大きな流れになってこそ美しいのです
いうなれば…
不規則な規則性
を作れるかどうかでレイアウトの深みが増します
では、先ほどの矢印(ベクトル)を使っていきましょう
・長い、または太い矢印は強い。
・短い、または細いものは弱い です
この時、重心に近いとこに置くもの(親石等)は黄金比の位置に置き、大きな流れとは、あまり違う方向を向かないようにします
(図では太いものが親です)
二つの矢印でバランスを取り、全体としては大きな流れに沿っているのが分かりますか?
レイアウトはこうやってバランスを取っていきます右の矢印が短ければ、成り立ちませんし向きが違えば流れに添えません
左の矢印も同じです
なんとなく分かりましたか?(^^;)
しかし、まだまだ二つのベクトルを融合させただけここからが肝心ですo(^▽^)o
では次回♪
Course(5) Vector of flow May 22, 2008 コメント(2)
Course(4) Combination of triangles May 20, 2008 コメント(5)
Course(3) The golden ratio is used. May 18, 2008 コメント(8)
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