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ちょっと前になりますが、渋谷で開催された中国茶文化協会のセミナーです。講師は台湾からのゲスト。華剛茶業の杜蒼林氏(通称:Johnny)でした。華剛茶業の母体は、台中市内の北部・豊原にある老舗・泉芳茶荘。豊原は東西横貫公路の西側のゲートウェイであったことからか、大禹嶺の茶産地としての開発に携わっています。そんなわけで、梨山茶のお話を生産者視点で語って下さい、というセミナーでした。・・・依頼側としては「軽くレクチャーを」という感じだったのですが、想定以上に内容の濃いセミナーになりました。お話の流れとしては、・華剛茶業の紹介・梨山茶区の各産地の紹介(大禹嶺、福寿山、華崗、佳陽、翠巒)・茶園管理について・製茶工程・製茶後の検査・質疑応答という流れでした。非常に特徴的だったのは、茶園管理についてかなり詳しく解説されたことでしょうか。この手のセミナー、ややもすると、梨山の環境を写真で見せ「良いところでしょ~」とイメージを植え付けつつ、「こうやって作るんですよ~」と製茶工程の話をするという流れになりがちです。が、今回は、かなりの時間を茶園管理の話に費やしました。感覚的には講演時間の半分以上ですかね。たとえば、根っこをどうやって深く地中に伸ばさせるか、といった話だったり、高山地域での水の得にくさについてなど。板書しながら、丁寧に解説されていました。あまり見られない液体肥料などの話も。と、かなり玄人受けしそうな内容でした。一般消費者目線では、どうしても梨山の環境の良さや製茶の仕方に目が奪われがちです。が、いくら先天的な環境が良くても、それを活かすだけの生産者の努力が無ければ、良い茶樹は育ちません。良い茶樹からできる品質の良い生葉ができなければ、どんなに製茶技術があっても良いお茶はできません。「非常に地道で手のかかる土作りや厳しい大自然相手の闘い・苦労が生産者にはある」という至極当然のことを改めて認識させられました。講演の時間配分は、実は生産者の苦労の割合なのかしらと思います。茶園管理こそ、一番大事だというメッセージではないかと。その割には、日本国内に烏龍茶の茶園管理の情報は無く、そこにこだわる風潮も無いんですよね。地味だから言わないだけなのか、よく知らないから触れていないのかは分かりませんが。。。そういう見えない部分の苦労に感謝しつつ、お茶を大切に味わえるようになりたいものだと思いました。ちなみに華剛茶業のお茶づくりについては、YouTubeに動画が上がってますので、ご興味のある方はぜひ。中国語ですが、字幕も付いているので、なんとなく分かるのではないかと。5回シリーズです。0528 Look台灣 雲端上的百年茶莊part1 にほんブログ村生産者の努力は正当に評価されるべきです
2014.03.23
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先週金曜日の夜、須賀さんのセミナーが中央区立産業会館で開かれました。エコ茶会などでもシリーズで開催している「茶旅のみやげ話」。アジア各国をお茶のご縁で訪問している須賀さんのみやげ話を聞く会です。今回は第3弾ということで、ラインナップはこんな感じ。1.蘇州 碧螺春2.雲南 下関茶廠3.タイ メーサローンの烏龍茶4.日本 富山県朝日町のバタバタ茶5.日本 西尾の抹茶6.日本 奈良の健一自然農園バタバタ茶と抹茶以外のお茶は、実際に会場で飲みました。#旬の時期では無かったので碧螺春だけは入手できず碧螺春紅茶になりました。「茶旅」と言っても須賀さんの場合はお茶に寄りすぎることなく、あくまで「旅人」スタンス。お茶好きさんにありがちだですが、お茶に関心が行き過ぎるあまり、視野が狭くなってしまう面もあります(反省)。が、須賀さんの場合、お茶を”出会いのきっかけ”だったり”地元の歴史、生活、文化などを映す鏡”として捉えて旅されているので、現地の事情や人々の暮らしぶりがよく伝わってきます。たとえば、タイの烏龍茶などは「どうして作られることになったのか?」「お茶を始める前はどうやって食べていたのか?」という質問を現地の人に投げかけるのは、お茶だけではなくアジアの事情に通じていないと、なかなか難しいんですよね。#結構、大胆な質問w一つの視点だけで突き進んでゆくと袋小路に入り込んでしまうこともあります。時にはニュートラルかつフラットにお茶を眺めることも必要かと。そんなときに須賀さんの「みやげ話」は、良い気づきになりそうです。なお、須賀さんには今年のエコ茶会(9月27日・28日ですよ~)でも、お話いただくことになっているので、是非ご期待下さい(^^)にほんブログ村シリーズ化しております
2014.03.15
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