いいですよねー、本格的な正山小種(^^)
ラプサンというと、知っている人は嫌な顔をするんですが(苦笑)、これを飲むと結構変わりますねー。

茎茶は、某先生のところでテイスティングレポートを読んで、かなり妄想しています(笑)
やはり、現地に行くしかないかなぁ・・・(^^;)
(2007.07.04 00:26:54)

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2007.07.01
XML
テーマ: Lovely 紅茶(1191)
カテゴリ: お茶
あっという間に、7月になってしまいました(^^;)

昨日は、久しぶりに華泰さんのオープンの講座に出席。

中国茶産地巡りで、テーマは鳳凰単叢。
色々と現地の情報を教えていただきました♪
台湾茶と違って、なかなか情報が入りにくいお茶なので、こういう機会は貴重ですね~

鳳凰単叢も、山が高いほど美味しかったり、老叢とよばれる年代物の茶樹の方が味が穏やかだったり。なかなか、奥の深い世界です(^^;)


さて、せっかく出かけたので、ちょっと店内を物色w
それで、目に止まって買ってきたのが、こちら。

正山小種 伝統

正山小種 伝統


「伝統」の製法で作られたラプサンスーチョン(正山小種)です。
今年は、店主の 林さん が、武夷山に岩茶を作りに行ったそうで、そのときに正山小種も良いものを見つけてきたそうなので、これはちょっと期待ができます(^^♪


さて、正山小種は、一部では、

正露丸の香り((((((^^;

と言われるように、かなり強烈な香りがするのですが、その特徴をつけているのが、発酵の後に行う作業。

松の樹を燃やして燻製するのです。
これによって独特の香りがつきます。


このお茶もその工程が入っているので、ちょっと茶葉の段階からスモーキーです。
しかし、正露丸というほど強烈ではありません(^^;)

正山小種伝統茶葉

「伝統」といってもどこが違うのか?ですが、実は正山小種の本来の作り方では、発酵させ、燻製をする前に一度釜炒りをするのです。

紅茶なのに釜炒り??

そうなのです。
香りを高めるためなのか、発酵を一旦止める(殺青?)ためなのか、一旦釜炒りをするのだそうです。
これが昔からの伝統的な製法。何か、効果があるに違いありません。

ところが現在は、手間がかかるので、ごく一部の高級茶を除いて、飛ばしてしまっているのだとか。
普及品は、発酵させたら、いぶす作業にすぐに移ってしまうそうなのですが、このお茶は「伝統」の手法に則って釜炒りを行ったものなのだそうです。

・・・なんだか期待できそうです(^^)


茶水はこんな感じで、橙色系の少し明るい色です。
中葉種を使っているので、大葉種をつかった雲南紅茶あたりと比べても、明らかに違いますね。

正山小種伝統茶水

1煎目は、やはり香りは少しスモーキーなのが残っています。
しかし、それ以上に干し龍眼(桂圓)の香りの方が良く出ています♪


さて、飲んでみます。
口に一口含むと、少しスモーキーなのが来ますが、舌に残る感覚は、

・・・甘い(^o^)

砂糖を入れてないのですが、茶葉の自然な甘さが出ています。
そして、この傾向は煎を重ねると、スモーキーさが無くなって、より甘さが表面に出てくるようになります。
味わいとしては、あっさりしているのですが、なかなか美味しいお茶です♪


ちょっとお値段はしますが、煎も効きますので、ラプサンは正露丸だと思っている方、是非一度飲んでみてくださーい(^o^)/
#しかし、どこのお店もそうですが、やはりオーナー自ら思い入れで買ってきたお茶は、買いですね(^^)


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これが伝統。


これは、新芽たっぷりで美味しいと思うけどお値段が(^^;)





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Last updated  2007.07.01 19:18:21
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Re:伝統のラプサンスーチョン(07/01)  
高橋銀針  さん
自分のブログでも取り上げてるけど、この時代に何が起きて、何が省略されて、本当のところどうだったのかが、ぼくも調べています。
このラプサンの製法も初めて知りました。
甘いラプサンの御値段が気になるところです。
よかったらこっそり教えてください。 (2007.07.01 20:00:18)

Re:伝統のラプサンスーチョン(07/01)  
あるきちさんの以前の日記で、本物は正露丸ではないのだ~
ということは分かりましたがまだ本物と出会っていません。
うちの主人は未だに正露丸だと思っていますが(^_^;)
うわわ~本物はお値段凄くてビックリですねー
手間暇かけているだけありますねぇ。
それにしてもどんな甘さなのか想像がつかないですよ! (2007.07.02 00:21:31)

絶対に正露丸だと...  
ちび子113  さん
えー絶対に正露丸だと思いました(T.T)
これが好きだといった友人を変態(?)といってこき下ろしたし~(爆)
きっと美味しいものは美味しいんですよねー。
私の飲んできたものは、正露丸フレーバーですけどね((((((((((((((^^;
(2007.07.02 01:13:57)

Re:伝統のラプサンスーチョン(07/01)  
ミキ52  さん
ラプサンスーチョン、中国茶講座での1回しか飲んだことないんですが
その時のお茶はスモーキーさは確かにありましたがサッパリしたお味で結構好きでした♪
一緒に受講していた他の方達の評判は良くなかったんですが(苦笑)

「伝統」の干し龍眼の香りと舌に残る甘さが気になります!!
銀毫も気になりますが同じくらいお値段も気になります(苦笑)
(2007.07.02 03:56:52)

高橋銀針さんへ  
実は、この件、私も研究中なのです(^^;)

新中国になってから、人民公社に代表される大躍進政策、お茶の配給制度、そして極めつけの文化大革命。これらで中国大陸の茶業の伝統は、一旦全て破壊されていると言っても良いと思います。
ほとんどの名優茶が、80年代になってから再興されたものであり、その製法が以前とは違っているというのが典型でしょうね。

市場経済導入で良いものが評価される時代になり、失われた数十年を現代中国がどう取り戻していくかが興味深いところです。

その点、台湾は上手いこと日本統治時代の研究を引き継いでいるので、洗練度が高い気がします。
(2007.07.02 05:25:47)

ぽっくんママさんへ  
ラプサン、なかなか、手が伸びないですよね(^^;)
お値段は確かに結構するのですが、最近、ラプサンの復権が進んでいて、評価は中国国内でもあがっているそうです。
そのうち、もっと高くなってしまう可能性もありますので、是非機会があったら飲んでみて下さいね!
(2007.07.02 05:28:55)

ちび子113さんへ  
中国紅茶は、なかなか面白いので、是非是非飲んでみてくださーい(^^♪

なにしろ、世間を騒がせているように、酷いのは信じられないぐらい酷い作り方をする国なのですが(苦笑)、手をかけているのは、ホントに美味いのを出してくる国ですので。

ラプサンも、低級品はいい加減な茶葉の味をごまかすために燻製を強くするんだそうです。
なぜか、イギリス人受けはそちらの方がするそうなのですが(^^;)
#ミルクティーにするからですかね?
(2007.07.02 05:34:38)

ミキ52さんへ  
中国紅茶(の中葉種を使ったもの)は、渋みがないのが特徴なので、さっぱりしていますよね(^^)
香りが苦手な人は、苦手なんですけど・・・

実は、この2つ上のグレードも飲んだことがあるのですが、それ飲んだらひっくり返るぐらい甘いのです。ただ、お値段は、銀毫のさらに倍!するそうで、非売品とのことです((((((^^;
(2007.07.02 05:38:03)

Re:伝統のラプサンスーチョン(07/01)  
ふよう さん
確かに日本人にはあまり好まれない味ですよね。
私もお茶教室で使う分には入手しますが、自分で飲むための購入はしません。一度でいいから正統派を飲んでみたくなりました。

でもそれが干龍眼の味のイメージだとは・・・
昨年初めて福州で干龍眼を見つけて購入しましたが生龍眼に比べてかなり甘く濃厚なんですね。これも好き嫌いがはっきりするような独特の味ですよね。
(私は好きですが)




(2007.07.03 09:05:06)

Re:伝統のラプサンスーチョン(07/01)  
碧眼猫  さん
龍眼の焙煎のラプサンを愛しております(^^♪
やっぱりいいですよね♪

ラプサン茎茶というのに出会ったことがありますが、これがいいっ! あるきちさんなら見つけられそう。見つけたら教えてくださいね♪
(2007.07.03 17:07:12)

ふようさんへ  
普通のラプサンはイマイチですが、これはオススメですよ~。渋みが少ないので、日本人好みかもしれません(^^♪

日本では、干し龍眼といわれても、なかなかピンと来ませんよね(^^;)
ちょっと漢方薬っぽいところがありますが、甘さがあってなかなかなんです♪
(2007.07.04 00:24:06)

碧眼猫さんへ  

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