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平水珠茶
発酵の工程がないので、お茶の分類としては緑茶になりますが、緑茶らしからぬお茶です。
製茶の技法としては、殺青から乾燥工程まで、一気に釜炒りで仕上げるのが特徴です。
茶葉は、ずっと火にさらされますので、茶葉の色は緑から白へ。そしてやがて、褐色に変わります。
火の影響で、水分も抜けていくので、どんどん小さな粒のように固く締まっていきます。
最終的には、こんな小石のような色と外観の茶葉になるわけです。
釜炒りで丸っこく仕上げるので、圓炒青という分類になります。
見た目が火薬みたいだから、ガンパウダーというのだそうで。
こんな製造工程を踏んでいるお茶なので、火の香りが効いています。
いえ、もっと率直に言うと、
煙い
のです。たき火のような香りがします((((((^^;
日本人の場合、新茶のフレッシュな香りを求める人が多いですから、このお茶はあまり好まれません。
まず、売れ筋には入らないと思いますので、日本での流通量は少ないお茶です。
おそらく、ご当地の中国人にも、あまり好まれないお茶だと思います。
しかし、このお茶は中国茶の全体像を知る上では、外せないお茶なのです。
中国茶の輸出先でダントツ1位のモロッコ。
この国では、このお茶が欠かせない存在となっています。
いわば”輸出中国茶のエース”でして、外貨を稼ぎまくっている大黒柱です。
好みはひとまず置くとして、敬意を表する価値のあるお茶だと思います。
* * * * * *
まずは、普通に飲んでみました。
緑茶ですので、低温で・・・と思いがちですが、ここまで火が入っているお茶なので、茶葉の開きを促すために熱湯で淹れます。
教科書的に”緑茶だから、低温で”とか書いてあるのは信じちゃダメです。
この手のお茶は低温では、お茶本来の美味しさが出てきません。
水色は、こんな感じ。


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