びびあんシリマルダシ日記

びびあんシリマルダシ日記

PR

プロフィール

びびあん・り

びびあん・り

フリーページ

お気に入りブログ

こんな日もあるのね New! dokidoki1234さん

うに〜 ルイスー水高さん

La vida 千代丸 千代丸〜さん
ハゲちゃった *すもも*さん
他界のお気楽アナザ… 他界さん

コメント新着

ルイスー水高 @ Re:ここまでのまとめ、その2。(11/25) びびさま! 町田クンが・・・!
ルイスー水高 @ Re:ここまでのまとめ、その2。(11/25) 大急ぎで 追伸 うのくん~~~~!
ルイスー水高 @ Re:ここまでのまとめ、その2。(11/25) びびさま! とりいそぎ 参上! 小塚君…
dokidoki1234 @ Re:ここまでのまとめ、その2。(11/25) 今日は、無謀に、 まず最初に動画を見まし…
dokidoki1234 @ Re:ここまでのまとめ、その1。(11/24) ほんと! 女子も いたんだ!という感じで…
2014年01月13日
XML
「寒波到来」と騒がれたこの連休、
どんなひどいことになるのやらと身構えていたら、
雪はちらほらと舞うのみで、ちょっと肩すかし。

寒いことは寒いんだけど、他の地方で大雪が降ってるニュースを見ると、
ぽこっとここだけ取り残されたように降ってないみたいで不思議。


さてさて、そんなわけで、雪かき体制を作っていたのがそんな必要もなくなり、
すっかり全米選手権とカナダ選手権に没頭できたわけですが、
カナダ選手権はあちらでも放送がまだなのか動画を見つけることができず、
また、勝つだろうなという人が勝って代表に選ばれているし、
特に取り上げるべき話題もなさそうな感じなのだけど。


全米選手権!!

すっっっごく面白かった!!!


全日本選手権も、みんなすごくて、みんな素敵で、
ワクワクしたり、ドキドキしたり、
悔しい涙もうれしい涙も共に泣いて、
一言で言うと「いいもん見た」感満載の大会だったけれど、
全米も負けず劣らず、
「いいもん見た」という演技の連続。


昨年まで、オリンピックおよび世界選手権の代表選考において、
アメリカは基本的に全米選手権一発勝負だった。


それは、個人競技でありながら「チームアメリカ」として考えると、
あまり得策とは思えず、 去年のブログなんかでも散々文句書き散らしてるわけですが (笑)


それが今年は大きく方針転換。


「全米選手権のみの成績だけでなく、今季全体を見て判断します」
と、大会前から宣言されていた。


これを見て、2枠しかない男子でちょっとなんかあるかな?とか思っていたのですが、
特に問題なく代表3人が決定するだろうと思っていた女子シングルで大波乱。

1位 グレイシー・ゴールド
2位 ポリーナ・エドマンズ
3位 ミライ・ナガス
4位 アシュリー・ワグナー


日本男子が他国からは「タカハシとハニュウは決まりだろうから、あと一人誰だって話でしょ?」
と思われてたのと同じくらいに、
アメリカ女子も「ワグナーとゴールドは決まりで、もうひとりどうするかってことよね?」
だったし、
そのもうひとりってのも、この2シーズンくらいの成績を見れば、
ナガスミライか、アグネス・ザワツキーか、クリスティーナ・ガオか、と思っていた。


なので。


アシュリーの調子が悪かったのももちろん想定外だったのだけど、
ポリーナって誰?の方が衝撃的。


エドマンズは昨季のアメリカ女子ジュニアで優勝。
今季ここまでの国際大会はジュニアで参戦していて、
グランプリシリーズ2戦で優勝、ファイナルは4位という立派な成績。


なので、「できる子」なことはわかるんだけど、
ここでいきなりシニアの大会に出場するとか、
ややこしいことやめてほしいわぁ…(笑)



私が気になってた「一発勝負」が解消されたのはよかったのだけど、
もうひとつ「ちょっと…」と思っていることがあって、
全米選手権では、この前の試合までジュニアで出ていた選手が、いきなりシニアでエントリーが可っていうところ。

んでもって、そのあたりを気にせずこれからの大きな試合の代表に選んじゃうってところ。


全日本だと、別の日程でジュニア選手権が行われていて、
そこで上位の成績をおさめると全日本への出場資格が行われ、
だけど、全日本の成績によって選出されるのは、あくまで「世界ジュニア選手権」への出場。


昨季、ミヤハラが全日本でスズキアキコの上に来て、
だけど、まだシニアの世界選手権出場年齢に達してなかったのでスズキが代表になったってのがあったけど、
おそらく、ミヤハラが年齢に達していたとしても、
それまでジュニアの国際大会しか経験がない以上、選ばれなかっただろうと勝手に推測。


だけど、全米は選んじゃうんですよ。


上で紹介した昨年のブログでもごちゃごちゃいってますが、
男子でドーンブッシュを選出した時も、
ジュニアのグランプリファイナルで優勝した彼を、
全米選手権の成績だけで、いきなりシニアの世界選手権代表にえらんで、
結果、順位が伸びずに、全体の出場枠を減らす結果につながったわけで。


このジュニア→シニアにかかる参加資格の整理、および選出基準の整理、
必要だと思うんだけど。



というわけで、アメリカ女子のソチオリンピック代表は、
グレイシー・ゴールド、ポリーナ・エドマンズ、アシュリー・ワグナー。


もちろん、ポリーナがオリンピック代表にふさわしくないとか、
絶対に出すべきでないとか、そうは思わない。

男子に比べてピークの早い女子シングルにおいては、
ジュニアから転向したての選手がシニアの大会で主役になることだって、少なくはない。


だけど、バンクーバー後、昨季までの様子を見ていると、
もう彼女のピークは過ぎてしまったのだと思わざるを得なかったナガスミライが、
今季もうひと踏ん張りを見せてくれて、
この全米選手権でもとても胸を打つ演技を見せてくれた。

それに何と言ってもバンクーバーの経験者。
チーム編成として、入れておきたいと私は思うのだけど。


とても、とても残念。


もちろん、それ以上に、「アシュリーをはずさなかった」という判断は何より賢明で、
その点において、この代表選考を私は支持するのだけれど。

グランプリファイナル3位で、世界ランク3位の彼女を
オリンピックチームのメンバーに選ばないなんて、あり得ない。


特に、やはり大事にすべきは団体戦をどうするかで、
アメリカは金メダル候補の一角であるから、
ここでだれを選ぶかでメダルの色が変わる可能性すらある。


ゴールドはまだ波があって、はまれば大きな得点が望めるが、
ひとつつまずくと大きく崩れる可能性がある。

ワグナーなら、最低ラインが高い。



というわけで、そんな議論のただなかに今ある3人の演技をご紹介。


アシュリー・ワグナーSP。

ジャンプが決まらないだけではなく、スケート自体が重く感じられるし、
他のエレメンツもイマイチ。

キス&クライの様子では「緊張しちゃっただけ」みたいなこと言ってますが、
実際は、靴の調整がうまくいってないとか、なんかそんなことがあったもよう。


音量が全体的に小さかったりバランスが悪かったりで聞きにくいですが、
スピンの詳細な説明をしてくれたり、解説内容がおもしろいので、
ぜひ、ちょっと音量をあげてお楽しみください。
イヤフォンなどをお使いいただくと、より聞きやすいかも。





アメリカの団体戦のメダルのためにはアシュリーの力が必要とは強く思うんだけど、
一方で、個人戦となると、彼女のメダルはないだろうな、と思っております。

他の選手との兼ね合いももちろんあるんだけど、
このSPもFSも、なんだかプログラムがあんまりよくないと思うんですよね。

オリンピックにマッチした選曲や振付でもないし、
彼女自身に似合ってるかっていうと、それもムム…って感じ。

去年おととしのプログラムが素敵だっただけに、
なんで、よりによって今年にこの2本を持ってきたんだと、そこはちょっと疑問。


続いて、ポリーナ・エドマンズFS。

とにかく女子選手としては相当に難度の高いジャンプ構成。

ひとつめ3Lz+3T、ふたつめ3F+1Lo+3Sとか、
これだけで「参りました」と言ってしまいたくなるレベルで、
後半のプログラム構成もおもしろい。


ただ、今回は演技構成点も出ているけれど、
これがシニア1試合目になるオリンピックでここまで出るかっていったら、
「出ない」と断言しちゃう。





あくまで私の意見なのだけど、彼女は四大陸と世界ジュニア選手権の代表ってのが、
妥当なんじゃないかと思っております。
いや、いまさら私が何言ったって、オリンピック出るけどさ。


そして、ナガスミライFS。


まずは、動画をどうぞ。





私がざっと今大会の動画を見た限り、観客の盛り上がりはこの演技が一番だったように思います。


一見大きなミスもなく、はつらつとした彼女のキャラクターが存分に発揮され、
有名な曲に乗って観客も盛り上がりやすく、
そして、ナガスミライという選手が、アメリカで愛されているのだというのがビシビシと伝わってきて、
それだけで、ちょっと泣きそうになりました。


が。


一方、解説でもちょっとふれてますが、
実は、彼女の悪い癖が出まくりの演技で、
一見できてるんだけど、ジャンプの回転がたりてないところがちょこちょこ見られたり、
スパイラルポジションでのエッジがフラットだったり、
技術的に粗いところが割と気になったりもして。

こちらも、オリンピックに持って行って、同じような評価を得られるかといったら、
厳しいだろうと言わざるを得ない内容なのです、実は。


今大会、選考基準についてもそうなのですが、
点数の出方についても、今までとは方針転換が見られて、
カナダやロシアまではいかないものの、全日本くらいにはゆるめに採点が行われた印象。

特にテクニカルについて甘く判断されてる印象があって、
ナガスミライの回転不足しかり、ポリーナなのエッジのあやしさしかり。


基本的には国内大会なんだから、それでいいと私は思うんだけど、
そのあたりが、より一層、選考結果に不満を持つ人をうんじゃったかな~という気もするのでした。



私好みの結果だった男子については、明日以降にでも。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2014年01月14日 00時39分28秒
コメント(2) | コメントを書く
[ちょっとしたこだわり] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.

Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: