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一度行きたいと思っていた、鎌倉七里ヶ浜の「アマルフィイ・デラセーラ」に、ついに行った!夕日の眺めが素晴らしいレストラン、と評判のイタリアン。目的がランチなので、行きはいつもとは違うルートで行ってみたい。藤沢まで新宿から小田急線に乗る。ちょうど、ロマンスカー「江の島1号」に間に合う。久しぶりのロマンスカー、快適です!実は、浦和~藤沢の運賃、JRで通したほうが高いのです。そのかわり早く着くけれど。ロマンスカーの特急料金は620円なので、JRで行った場合より少し高いくらい。ところでこのお店、江ノ電七里ヶ浜駅近くですが、江ノ電の線路を渡って、民家の間の階段をひたすら登っていく、という、ほぼ山登りでしかいけない。階段以外の道がないため、体力必要。せっかくこのために来たのだから、頑張る!お店は少し古い(30~40年前くらい)の民家を利用したもの。邸宅ではないですが、古びた家具や建具などなかなか雰囲気はよいです。こちらはピッツエリアなので、ランチはメインのピザかショートパスタを選ぶセット。鎌倉野菜を使った前菜プレート。鎌倉のレストランは、どこも地元野菜を使ったメニューが充実。ショートパスタは、これも地元名産のしらすと野菜のレモンソース。お料理は大満足だが、あの階段をもう一度登れるだろうか?
2019年03月27日
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時間ができたので、鎌倉へ行ってきました。この時期に一度は行きたい鎌倉。なんといっても、青葉が美しい。今日は、鎌倉から三浦半島の尾根を越えて横浜市金沢に至る金沢街道沿いにある2寺社。鎌倉駅から金沢八景駅行バスで杉本観音前バス停で降りると、杉本寺です。鎌倉でも最も古いお寺。創建は奈良時代になるそうです。十一面観音様がご本尊。観音霊場として多くの人たちの信仰を集めています。ずら理と並ぶ旗は奉納されたものです。本堂に向けて登っていく石段は苔の階段。鎌倉の苔寺として有名なのだそう。荏柄天神社は、鎌倉幕府が開かれる前からあるという神社。源頼朝公が、幕府の鬼門の守護神として篤くお祀りしたそう。関東各地の天神社の本社がこちらなんだとか。紅い社殿の後ろは緑の山。まさに深山幽谷、ですが、鎌倉駅から歩いても30分かからないところなのです。
2018年05月28日
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覚園寺参拝後、すぐ近くにある「ACCI」でランチ。ごくごく普通の一軒家を使ったイタリアンです。(鎌倉には、こういうふつ~の家をレストランやカフェに仕立てているお店が多い)以前覚園寺に来た時もこのお店に来た。但し、その時とはオーナーとお店が変わっています。以前入ったお店は鶴岡八幡宮近くに移転したのだそう(出世した?)。「ACCI」は、まだ開店して年数が浅いようですが、岐阜県の有機栽培野菜を使った工夫のある料理を出しています。前菜盛り合わせ。岐阜県の野菜の他、地元の鎌倉野菜や房総半島のカボチャなど。ブルスケッタに添えたのは自家製のリコッタチーズ(美味)。左下はきゅうりとクスクスのサラダ。選べるメインはリゾットをチョイス。(自分では、お冷ご飯で「もどき」しか作れないから)。鯛が入っている。いやあ、おいしい。デザートはティラミスとアイスクリーム。1800円のコースでフォカッチャと食後の飲み物付き。席数が少ないので予約したほうがいいようです。「ACCI」 神奈川県鎌倉市二階堂411-2 Tel 0467-53-8184
2017年08月14日
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10日、鎌倉二階堂にある覚園寺に行ってきました。お盆の時期なので、あちこちのお寺で行事が行われている鎌倉です。覚園寺は鎌倉駅から鎌倉宮行バスで15分くらい。鶴ヶ岡八幡宮から横浜の金沢文庫方面へ抜ける金沢街道から鎌倉宮のほうへ入る道に入ります。鎌倉宮からは狭い谷(やつ)沿いの道を行くと覚園寺。山に細い谷がが何本も入り込む地形葉鎌倉特有で、この谷に沿って、お寺や住宅が並んでいます。道はかなり狭いので、タクシーも奥まで入るのも難しい。鎌倉宮のバス停から歩くのがやはりよいようです。谷の両側はかなりの断崖。鬱蒼とした森は鎌倉時代からの雰囲気を残しています。覚園寺は、鎌倉幕府の執権北条氏が創建し、足利尊氏も篤く信仰したという格式高いお寺。通常は拝観料500円が必要ですが、この日だけは自由に参拝できます。
2017年08月11日
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恒例のお散歩ツアー。今回は早春の鎌倉です。暖かい湘南は、梅などがちらほら咲き始めている頃ですが、あいにくのお天気。それでも何とか雨は降らずに行って来れました。鎌倉の中でも、材木座海岸方面へ行ってみることにします。鎌倉駅をからスタート。材木座の「水道路」という交差点そばにある「ルアーズ」でランチ。カニクリームコロッケです。釣り好きなオーナーさんということで、シーフードメニューが豊富。シーズンには地元で水揚げされたシラスを使ったパスタなども。(残念ながら、2月はシラスの禁漁期間なので食べられません)コロッケはカニがたくさん。クリームがピンク色に見えるほど。ボリュームもあります。ハワイ風の小物やお魚のインテリアで、地元にひとやサーファーに愛されているお店のようです。(材木座海岸はウインドサーファーがたくさん)ランチ後、浄土宗大本山光明寺へ。海が見える大寺院。光明寺から少し山のほうへもどりながら安国論寺へ。鎌倉駅の東南部、材木座から大町にかけては鎌倉時代から庶民の街だったので、庶民に人気のあった浄土宗や日蓮宗のお寺が集まっています。安国論寺は、日蓮さんが「立正安国論」を書き上げた場所。鎌倉幕府の政策に対して意見を述べたものですが、そのため幕府に捕えられることになってしまいました。安国論寺の背後は急な山。頑張って登ってみたところ・・・登ってみるもんです!前方は稲村ケ崎。天気がよければ富士山も見えるはず。鎌倉駅方面に戻り、しめは小町通りでお茶。シャビーでフレンチシックなたたずまいの「ビスキュイ」ソーセージとベーコンのパンケーキ。甘いパンケーキとお肉類が意外に合います。なんといってもベーコンとソーセージが美味しい。鎌倉ハムか?本日の御朱印。左が安国論寺、右が光明寺。
2015年02月23日
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12日、ついに織田信長の生涯を越えてしまったで、別にそのために企画したわけではないのですが、大阪から舞台ファンのお友達Kさんが来られ、一緒に日生劇場で市川染五郎さんの舞台を観劇。Kさんに染ちゃん後援会経由で取ってもらった席は、最前列でございます!染ちゃん・・・かっこよかった・・・舞台の前に軽く食事しましょう、ということで、せっかく関西からいらしたのだから、銀座の洋食や中華では芸がない。2時間ほど時間があるので、じゃあ、築地の場外でお鮨食べましょうか!と日比谷からタクシーをとばす。日比谷から築地、近いです。歩いても30分くらい。銀座の隣が築地ですが、がらりと雰囲気が変わるのでおもしろい。時間が4時すぎなので、さすがにお店は閉店していますが、鮨屋は24時間営業のお店もあるのでいつでも大丈夫ですよ。つきじ喜代村「すしざんまい」築地本店のカウンターで、二人で5000円弱食べました。大とろ398円、というプライスに、ご満足いただけたようで、案内し甲斐もあるというもの。春ならではの「生シラス」「さくらえび」「菜の花」もよかったです。・・・東京に来られる皆様、お声をかけていただければご案内いたしますよ~。まだ開演まで時間があるので、日生劇場向かいの帝国ホテル「ランデブーラウンジ」でお茶。こちらでは、桜のスイーツ特集。さすがに帝国ホテル、といえるレベルの高さ。そして、今日13日は、鎌倉ランチの会:春編。 いつものメンバーにKさんも加わって、12月に行った「覚園寺」へ。12月の鎌倉は紅葉でしたが、もう花の季節です。あたたかな陽気で、残念ながら梅は終わってしまったそう。明るい光に満ちる、春の風情を感じてくださいね!
2010年03月13日
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鎌倉市二階堂にある古刹、覚園寺(かくおんじ)。ガイドブックにはあまり取り上げられていないお寺です。それもそのはず、このお寺、門を入ってすぐまでは自由に拝観できますが、本堂と広大な境内は時間を決めてお寺の方が案内してくれるシステム。 二階堂の山あいの住宅地を登っていくと、山門が見えてきます。そうなんです!このあたりはまさに山。いわゆる谷(やつ)なんですね。細い谷が山の間に入り込む、鎌倉に多い地形。覚園寺は、薬師ヶ谷という谷全体を境内にしているそうです。 あまり知られていないお寺かなあ、と思っていたら、どうしてどうして!午後1時からの拝観スタート時間に集まったのは50人ほど!さすが、ネットで詳しい情報を調べてくる人が多くなったということでしょうか。団体を引き連れてお寺の方が解説しながら境内を回ります。お寺の入り口付近を除いて、写真撮影と自由行動は禁止。ちょっと厳しいルールですが、境内はまさに自然の山。足場が危険な場所もあるし、鎌倉時代のままの自然の森を維持するには、きちんとしたルールが必要なのですね。それだけに、自分の目で、是非確かめてみてください!鎌倉駅からは少々遠いですが、それだけの価値はあります。 1218年、鎌倉幕府執権・北条義時公が建てた薬師堂がはじまり。実は鎌倉、古い仏像はあまり多くありません。当時の仏教の中心といえば、京都・奈良で、やはり、そちらに立派な仏像は集まっています。鎌倉時代を代表する仏師運慶も、奈良で大きな仕事をしていますしね。 そんな鎌倉で、こちらの薬師如来様は国宝。中世からの建物の名残が残る木造の薬師堂の中に、薬師如来、日光・月光両菩薩が十二神将を従えていらっしゃいます。蛍光灯のあかりがひとつだけのお堂内は薄暗く、まさに中世鎌倉の祈りの空間のまま。普段信仰心のかけらもない人間(ワタクシメのこと)でも、謙虚に仏様に頭を垂れてしまう、そんな厳粛な空気が漂います。こうして、長い時間、歴史の激動を超えて、人々は世の平和と幸福を祈り続けてきたのでしょう。この薬師堂は室町幕府初代将軍・足利尊氏が再建したもの。現在のものは江戸時代に改修されているようですが、見事な天井絵の描かれた天井板に、「○年足利尊氏がこの建物を建てた」という内容の文字が書き付けられています。案内の方が懐中電灯で示してくれるのですが、足利尊氏、という文字が浮かび上がった瞬間、およそ650年ほどの時空を超えて、尊氏公がすぐそばに来たような感覚が!(歴女の方ならわかりますよね!) おそらく700年来変わっていない、自然を生かした境内はまさに紅葉のさかり。両脇に迫る山を背景にした赤と黄色。あいにくの雨で残念と思っていたら、その雨にはらはらと、紅葉が吹雪のごとく舞い散るさまは素晴らしいのひとこと。写真でご紹介できないので、是非是非、行かれることをお勧めします。 さて、覚園寺から鎌倉宮まで戻り、お参りしていきましょう。この神社の奥には、大塔宮護良親王が幽閉されていた、と伝わる土牢が再現されています。(この地で殺された、とされていますが、ま、この土牢はそのハナシを盛り上げるために作られたものでしょうね。) 鎌倉時代から室町時代への歴史の転換期。多くの人が、様々な立場で歴史の激動に向かい合いました。それぞれ己の信念に基づいて行動したわけですが、その結果がどう転ぶかは、まったく予測のつかない時代でもありました。後醍醐天皇の皇子、という立場に生まれ、一時は鎌倉幕府打倒の英雄とまでになった護良親王も、悲劇的な最期を迎えることになります。ただ、こうしてさまざまな立場で戦い、死んでいった多くの人たちの上に、現在の日本があるのだ、ということを知っておきたいですね。いまの鎌倉宮の平和な賑わいを見て、護良親王の霊も安心されているでしょう。 護良親王が兜の中に忍ばせお守りにしたという獅子頭。とてもチャーミングなお守りとなりました。災難よけに大変ご利益があるとか。このお守りを車においていた人が、大事故を免れた、という話もあるそうです。同行メンバー全員が購入するほどの魅力的なお守り。かわいい獅子頭くん、我がマイカー101号のダッシュボードの上で、にらみを利かせてくれています。 今回のツアーはこれで終了。バス停大塔宮から鎌倉駅行きのバスで鎌倉駅前に戻ります。古都散策の最後は甘味で締め。小町通から脇に入った「納言志るこ」でおしるこを。漉し餡のお汁粉(御膳しるこ)もありますが、ここは全員が粒餡のおぜんざい(田舎しるこ)を注文。小豆そのものの美味しさを引き出した大変美味しいおぜんざいでした。鎌倉では老舗の甘味処。小さなお店で、きゅうきゅうになって座るのも、また一興。
2009年12月17日
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鎌倉市二階堂にある「LA PORTA(ラポルタ)」。民家を改装した店内は、イタリアの画集などが飾られ、BGMはイタリアオペラ。アットホームながら、思い切りイタリアしてます。席数は30もないかな。シェフとホール担当の女性のお二人で切り盛りしているので、予約がマストと思われます。ランチは、パスタランチ1000円くらいから、コースまで。せっかく鎌倉で集まったので、ここは2300円のコースで。前菜と主菜をそれぞれ数種から1つをチョイス。パン、デザート、珈琲です。 前菜1・・・サラミとプロシュート盛り合わせ。(かなりガッツリ量あり!) 前菜2・・・生カキ 前菜3・・・盛り合わせプレート(懐石のようでキレイ!) 前菜4・・・聖護院大根のスープ(大根おろしを滑らかにしたような感じ。見た目も)以上4種から1品チョイス。人数がいるので、各々違うものを選んでみました。(なんというブロガー魂) 主菜1・・・藤沢豚のソテー(地元神奈川産の豚ちゃんですね。付け合せのおナスの焼き目が) 主菜2・・・本日のお魚のポワレ(これは胡椒鯛。しっかり目のお味で食べ応えあり。) 主菜3・・・鴨(これだけはお値段プラス800円)どれも、付け合せのお野菜が大充実。おなかも見た目も大満足。地元素材をふんだんに使い、量もしっかりとあります。メンバー2人はグラスワインも注文。グラスワインは3種類ほどのようですが、ボトルワインはかなりの種類を揃えているようです。パンは、フォカッチャと塩味が効いたハードな丸いパンをオリーブオイルにつけて。おかわりもいただきました。なかなか実力派のリストランテと見ました。わざわざ来るだけの価値があります。 デザートはパンナコッタ。かなりおなかもいっぱいになったところで、今日の目的、このレストランからはもうすぐの「覚園寺」へ参りましょう。
2009年12月11日
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恒例となった鎌倉ランチの会。今回からメンバーも5人に。全員高校の同期生なのでミニ同窓会になっています。あいにく雨がそぼ降るお天気となってしまいましたが、本来なら、鎌倉は紅葉が一番見事な時期です。暖かい鎌倉は紅葉のピークは12月。さて、今回は、メンバーPちゃんの推薦で、二階堂方面、某隠れた名刹に伺います。ここは、観光コースからはずれたエリアで、しかも、このお寺、1時間ごとにご住職が解説しながら拝観、自由行動はご遠慮ください、という鎌倉上級者向けの場所。詳しくは次回で!大宮駅に大宮組3人集合し、10時発湘南新宿ライン快速平塚行き乗車。新宿駅でMちゃんが乗車、大船駅で下車し鎌倉マダムUちゃんと合流して、横須賀線に乗換え鎌倉駅へ。鎌倉駅から「大塔宮(だいとうのみや)」行きのバスに乗ります。鶴岡八幡宮前から金沢街道に入り、バス停「岐れ道」から、車がすれ違うのも困難な細い路に入ります。(正直、こんな路が2車線で、しかもバスを通すなんて無謀のような?)終点が大塔宮。鎌倉宮(かまくらぐう)という立派な神社があります。南北朝時代に活躍した大塔宮護良親王(おおとうのみや もりよししんのう)をおまつりするため、明治時代にできた神社。大塔宮護良親王とは後醍醐天皇の皇子で、鎌倉幕府打倒に大活躍しますが、当時の複雑怪奇な政治情勢(日本史上1番わかりにくい時代。今日の味方は明日の敵、が当たり前のようだった時期なのです。)に巻き込まれ、鎌倉のこの地に幽閉され、暗殺された、と伝えられています。護良親王が兜に忍ばせて自身の無事を祈ったという赤い獅子頭がシンボル。厄除け、災難除け、身代わりのお守りだそうですよ。ゆっくり拝観したいところですが、12時半にランチを予約しているので、まずはそちらへ。鎌倉宮から少し上り坂になった路を行きます。鎌倉は、山の尾根と尾根の間に切り込む谷(やつ、と読みます。谷戸ともいう)がたくさんある土地。鎌倉には、○○谷、なんて地名が多いのにお気づきでしょうか。谷の奥はお寺になっていることがも多いのです。路の両側はゆったりとした家が並ぶ住宅地ですが、背後には切り立った崖が迫っているのが、谷らしい景色。住宅地の一軒、ごく普通の民家にパラソルが立つかわいいレストランが、「ラ・ポルタ」。ラ・ポルタ鎌倉には、こういった隠れ家的レストランが本当に多いです。しかも、鎌倉野菜をはじめとする地元のいい食材が手に入るのと、もともと生活水準の高い街でグルメな住人も多いせいか、お料理がハイレベル。
2009年12月06日
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ランチのあとは、ぶらぶら歩いて鎌倉駅に行きます。正面に長谷寺を臨み、鎌倉駅方面に続く通りは「由比ガ浜大通り」。通りから海は見えませんが、由比ガ浜の海岸まで歩いてもすぐです。小高く、こんもりと木が茂っているのが長谷寺。奈良県の長谷寺と同じく、観音さまの信仰で有名なお寺です。こちらのご本尊の十一面観音さまは木造の仏様としては日本最大級。他にも、立派なお庭があったり、弁天さまがいらっしゃる洞窟があったり、紫陽花が見事だったりと、なかなかにお楽しみが多いお寺です。由比ガ浜大通り沿いには、鎌倉彫のお店や骨董店など老舗のお店が目に付きます。Uちゃんおすすめの「由比ガ浜 こ寿ず」の店頭でわらび餅を試食。本店は鶴岡八幡宮参道の段葛にあるお蕎麦屋さんですが、わらび餅が大変評判高い。なるほど!かつて食べたことがない、もっちり、滑らかな食感が素晴らしい!これはお買い上げ。少々お高いですが、それだけの価値はあります。豊島屋の鳩サブレー、鎌倉ニュージャーマンの鎌倉カスターといった定番お土産を卒業したら、是非、このわらび餅を。そして、御成通りを曲がれば、鎌倉駅はもうすぐです。御成通りは、鎌倉人の普段使いの商店街。鎌倉は法律で規制がかかっているのか、けばけばとしたチェーン店系の飲食店やパチンコ店、ゲーセンなどが駅前にありません。それだけに個性的な個人商店が目立ちます。
2009年09月07日
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この日のメインイベントは鎌倉ランチ。鎌倉名物、というと、これが実に幅広いジャンルにわたるのであります。お寺ゆかりの精進料理。明治時代以降、ハイカラな上流階級や外国人が育てた洋食やパン、スイーツ。お茶席に必須の和菓子。なにしろ湘南ですから、ハワイあたりを意識したリゾート気分満載のレストランも素敵です。また、漁港も近いので地物のお魚料理もよし。今回Uちゃんが地元マダムにリサーチして選んでくれたのが0467Hasekamicho(はせかみちょう)。ユニークな店名の0467は、鎌倉市の市外局番だそう。古民家を再生したレストラン。といっても立派なお屋敷ではなく、ごく普通の二部屋くらいの民家。そういえば、子どもの頃住んでた家がこんな感じだったな。その頃はぼろくてイヤだったけれど、こうしてリノベーションされると、とても贅沢で立派な空間に見えてきますね。古い建物というのは、小さくてもつくりが丁寧でいい仕事をしています。内部は一部はモダンに改装。窓の外のちょっとした空間に、こんな坪庭を設えています。ちゃんと禅の趣も感じられるのが鎌倉らしい。リザーブしてくれたのはモダンな個室風の一角。壁とテーブルは大谷石。ランチプレート、2600円は鎌倉の地野菜やお魚をメインにした創作料理。左上から、とうがん、鎌倉野菜のスティックサラダ、ナスの煮浸し、オクラのおひたし。右下、とりのソテーわさびソースにたっぷりのミョウガとたまねぎを載せて、と鎌倉野菜のサラダ。左下、おつくりはかつおと生シラス(青線で囲んだ部分、銀色のキラキラしたの)。鎌倉といえば生シラス!シラスはイワシの稚魚ですが、とても傷みやすいため、世間に流通するときは釜あげシラスかシラス干しになってしまいます。取れたての生シラスは、水揚げされる漁港近くでないと食べられない貴重品。鎌倉の腰越はシラス漁がさかんな漁師町。なので、鎌倉やお隣の江ノ島にきたら、是非とも試して欲しい逸品。ただし、1~3月は禁漁期間なので食べられません。デザートはおしゃれなマンゴープリンで。下層がマンゴープリンで、上層がパッションフルーツのゼリー。席数が少なく、なおかつ、長谷の観音さま、高徳院の大仏さま近くという観光客にも人気のエリアゆえ、予約するのが賢明かと思われます。
2009年09月04日
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江ノ電を降りたのは「極楽寺駅」。海から離れて、今度は山の中に線路が延びていきます。夏には涼しげな緑の中を走る江ノ電です。江ノ電は単線なので、極楽寺駅のホームも片側のみ。乗り降りする人もそれほど多くなく、のんびりさがいっぱいの駅です。ホームの上側、極楽寺川から見下ろしたホーム。ちょうど藤沢行きが入ってきたところ。極楽寺駅を出てすぐ鎌倉駅方面側にはトンネルがあり、鉄的撮影スポットにもなっています。駅舎が抜群にイイ感じ。駅は小さいけれど、スロープも設置されているし、スイカ対応の機械もあって使い勝手は二重丸。極楽寺で百日紅の花を見てきます。極楽寺は、鎌倉時代、忍性(にんしょう)というお坊さんが開いたお寺。庶民のために福祉事業を行った寺として知られています。極楽寺から、ランチ場所の長谷まで、歩くことにしましょう。普通に2車線の道路ですが・・・実は鎌倉時代からの道。極楽寺坂切通しと呼ばれます。周囲を山に囲まれた鎌倉へ入るには、海から回るか、あるいは、このような山を切り開いた道を使うしかありませんでした。そこが、攻めにくく、守りやすい、といわれた所以です。1333年5月(現代の暦ではちょうど7月~8月くらいでしょうか。)。鎌倉幕府に対してあちこちで反乱の火の手があがるなか、新田義貞が大群を率いて鎌倉に攻め寄せます。この極楽寺坂でも、幕府軍と新田軍との激しい戦闘が。新田軍の大将が討ち死にし、新田軍は退却を余儀なくされます。新田義貞は干潮時に稲村ガ崎を回って鎌倉に入ることを決断。鎌倉幕府最後の執権(事実上の幕府の最高権力者)北条高時が一族もろとも自決したのは、それからまもなくでした。鎌倉での戦いに勝利した新田義貞自身も、結局は足利尊氏に滅ぼされます。新しい政治が落ち着くまでには、長い時間が必要でした。そんなことを思い起こしてみると、木々の間から、無念の死を遂げた武士たちの声が聞こえてきませんか?芭蕉の名句「夏草や つわものどもが 夢のあと」夏の終わりというのは、滅び行くものに思いをいたす季節のようです。現代ニッポンも、どうやら時代の転換期になりそうな様子。歴史家的に見ると、麻生さんは、この時期になるべくしてなった総理、ということが言えそうです。麻生さんが総理だったからこそ、政権交代が起きた、という意味では、麻生さんの存在の歴史的意義もあったというもの。(今、こんなことを言われても、ご本人にとってはつらいだけかもしれませんが)鎌倉時代なら、政権交代したら敗者は死ぬしかありませんが、現代ニッポンで、その心配はまったくないわけだから、政治家のみなさんは大いに言論での戦いをして、勇気をもって改革をしてほしいですね。
2009年09月01日
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行く夏を惜しむにはぴったりの、好天に恵まれた今日、鎌倉へ友人と3人でランチにお出かけ。今回も、鎌倉在住マダムUちゃんがナビゲーターです。今日のお題は、江ノ電沿線ランチ。夏といえば、湘南の海でしょ!さいたま組は湘南新宿ライン小田原行きで大宮駅を出発。大船駅でUちゃんと合流し、まずは藤沢駅へ。JR藤沢駅のホームで発見!懐かしい湘南電車カラーのキオスクです。SO CUTE!藤沢駅で江ノ電に乗り換えます。江ノ電は藤沢駅始発。ホームに入線してきた電車は、鎌倉名所のイラスト入り。江ノ電の車両はいろいろなパターンがあり、どんなのが来るか楽しみ。いつもは2両編成が多い江ノ電も、さすが人気シーズン、4両編成での運行。藤沢から江ノ島あたりまでは街中を走る江ノ電。腰越駅を過ぎれば、いよいよ海です。鎌倉高校前駅のまん前は相模湾。線路と併走する道路は、夏は大渋滞必至だけれど、やっぱり一度は走ってみたいよねっ!BGMは、TUBE「湘南MY LOVE」か、サザン「希望の轍」で決まり。
2009年08月29日
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鎌倉駅まで戻るのに、多くの観光客が歩くのは小町通り。狭い道の両側に、お菓子、お食事どころ、お土産などお店がぎっしり並びます。骨董や着物、アートな手作り系商品を扱うお店が多いのも鎌倉らしい。そして、鎌倉のメインストリート若宮大路。こちらも老舗の本店などが並びお土産探しには押さえたいところです。そこをあえて外し、裏道を行きます。普通の住宅地のなかに、こんな風情のある黒板塀が。ここは、「大佛(おさらぎ)の小径」。鎌倉の大仏様の大佛、ではないですよ。大佛次郎(おさらぎじろう)という有名な歴史作家の旧宅です。和傘に御着物、なんてのが似合いそうな道でしょう?和の風情が似合う鎌倉ですが、明治以降に建てられた洋風のお屋敷もあちこちで目に付きます。その中で26軒が「鎌倉市景観重要建築物」に指定されています。鎌倉駅西口側にあるこの建物。大正時代に建てられた小児科医院。現在は「鎌倉風致保存会」の事務局が入っています。壁に梁を見せる建て方を「ハーフティンバー様式」というそうです。鎌倉駅西口側は、地元密着の気どらない商店街。鎌倉駅の西側は江ノ電の駅。東側がJR横須賀線の駅になります。江ノ電沿線は、大仏さま、長谷の観音さま、七里ガ浜に江ノ島と人気のスポット盛りだくさん。鎌倉にきたら、一度は乗ってくださいね!お土産はなにがいい?とUちゃん。いつもの豊島屋の「鳩サブレー」でいいよ。とワタクシ。豊島屋もいいけど、お勧めのケーキ屋さんがあるから。とやってきたのが、鎌倉駅のホームからも見える「レ・ザンジュ鎌倉本店」。ソフトクッキー「鎌倉の小石」をお土産にしました。鎌倉は南フランスのニースと姉妹都市だそうで、ニースにあるレ・ザンジュ湾(天使の湾)という海の海岸には平らな小石が敷き詰められているそう。ニースの海岸の小石にちなんで名づけられたクッキーは、しっとりと柔らか。そうそう!お店の名前も、ニースの湾の名前からとったわけですね!レ・ザンジュ鎌倉本店:::鎌倉市御成町13-350467-23-3071店内でお茶もできます。
2009年02月12日
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鎌倉という街、800年からの歴史ある古都ではありますが、新しいものにも積極的。京都もそうですね。伝統の中にある人たちは、そこから新しい発想を得るのが得意なのでしょう。特に鎌倉は、なんたって湘南ブランドの核。おしゃれな洋風のお店が多い街でもあります。雪ノ下のマンションの1階にある「七賢人」。こじんまりとした店内は、アットホームな雰囲気。骨董風の器で出されるお料理は中華です。東京荻窪で「元祖つけ麺大王」というお店を人気店にしたご主人が立ち上げたお店。ご主人のアイディアと鎌倉の地物野菜をふんだんに使ったお料理は、ちょっと和風にアレンジされているかな。後味くどくなく、あっさり目。おだしに、和の素材を使っているということです。ランチセットは3品から2品チョイス。スープ、ごはん、お漬物がつきます。鶏から揚げのねぎソース(油琳鶏)と、いかのいため物。このセットに、先日ご紹介した鎌倉野菜のサラダを追加。話し上手なママさんの勧めにノッテしまいましたが、大正解!デザートに、またまたママさんの勧めにノッテしまい(笑)、マンゴープリンを。ここのマンゴープリンも、オリジナル。クリームプリンの中にマンゴーの果肉がゴロゴロ混ぜ込んであるスタイル。よくある、マンゴーピューレを固めたようなのにはしたくなかったんだそう。これまた、勧めにノッテしまって大正解!マンゴーのみずみずしさと、クリームのこてっとした感じが上手く調和しています。最後に、ママさんがわたくしに「どこかでお見かけしたような~?」「えっ?ワタシさいたまですけど。鎌倉はよく来ますが、この辺は初めて。こちら(友達Uちゃん)は鎌倉ですけど。」ママさん「いやあ、S小(この近所にある私立小)のおかあさまじゃなかったですか~?」・・・ここで、すでに顔が笑っている。確かにUちゃんは3月までは現役小学生ママではあるが。「いえいえ、そんな若くないですよ~。」Uちゃん「S大卒業の娘さんはいらっしゃるけどね~。」・・・これ、事実。特派員1号の大学は小中高が鎌倉にあります。ママさん「ええっ~!とてもとても見えませんよ~。お帽子がよくお似合い!」・・・ちょっとたっぷり目のツイードのベレー帽を被ってきた。勿論、社交辞令と承知しつつ、上手くノセラレルのが、大人の余裕というものです(笑)。七賢人::鎌倉市雪ノ下4-1-12ロイヤルハイツ1F0467-23-8977雪ノ下まで来たので、さらに歩いて鎌倉駅に向かいます。見どころやお店が点在するので、お散歩が楽しいコース。鎌倉駅まで真っ直ぐ歩けば30分もかからない距離です。鶴岡八幡宮は、素通りし(鎌倉未体験の方ごめんなさい!本当は是非ご紹介したいのですが、ワタクシは、それこそ2桁回数行っている八幡宮。今回はパス!)、人通りが多い若宮大路も避けて、わき道に入ります。住宅地の間に、鎌倉時代の史跡が点在。このへん小町地区は、鎌倉幕府中枢の建物があったエリアなのです。花の寺で人気の宝戒寺。鎌倉幕府最後の執権(当時の幕府の最高権力者)北条高時の菩提を弔うために、後醍醐天皇が足利尊氏に命じて建てさせたお寺。もともと北条執権家の屋敷跡だそう。北条高時は、鎌倉に新田義貞が攻め寄せた際一族ともに自害し、鎌倉幕府が滅亡したのです。あちこちに北条家のミツウロコの家紋がつけられ、重い歴史を受け継ぐお寺ですが、今の季節はなんといっても枝垂れ梅が見事!
2009年02月11日
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報国寺から、またバス停浄明寺まで戻り、次はバス停すぐの浄妙寺に参拝。浄妙寺は、鎌倉五山(京都五山に習って制定された、鎌倉を代表する臨済宗の5つの大寺院)の5番目という格式あるお寺です。こちらも、足利家ゆかりのお寺。緑色の銅葺きの屋根が見事です。鎌倉は花自慢のお寺が多いのですが、こちらでも、もう梅が綺麗です。境内から門の外を望むと、正面には山。これが鎌倉の地形の特徴です。ここから、海岸まで歩き(はちょっと大変かもですが)、自転車でも行ける距離なんですよ。なので、海岸沿いと山の近くでは、同じ市内でも気候がずいぶん違うとか。花の咲く時期もずれがあるそうです。ちなみに、このあたりの地名を浄明寺といいますが、もちろん浄妙寺にあやかってつけたもの。でも、同じ字を使うのは遠慮して一文字変えたのだそうです。バスで来た道、金沢街道に戻って、今度はのんびり歩きつつ鎌倉駅方面へ。この街道沿いには、なかなか渋めのお寺や神社が点在します。岐れ道というバス停から清泉小学校のほうへ入ると、正面に白旗たなびく石段。ここが、鎌倉幕府を開いた源頼朝公の墓所です。白旗は源氏の旗印。険しい山を背にして、静かに眠る頼朝公。といっても、校外学習の中学生や外国人観光客で結構なにぎやかさです。ご自身が築いた鎌倉が、いまや国際的観光地になり内外のお客さんで賑わう様子を見て、お喜びかもしれませんね。でも、昨今の政治家の迷走ぶりには、「鎌倉武士の心をもてっ!」とお怒りではないでしょうか。さて、ランチです。Uちゃんおすすめのお店。某ガイドブックにも載っているお店ですが、金沢街道沿いのマンション1階にあるこじんまりした隠れ家風。お店のママお勧めの「鎌倉野菜のサラダ」。本当にみずみずしくて、すばらしい野菜たちでしょう?さて、何料理のお店でしょうか?
2009年02月08日
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大船駅から乗ってくるUちゃんと鎌倉駅東口で待ち合わせ、バスに乗ります。京急バス5番線乗り場金沢八景方面行き。鶴岡八幡宮の手前を右に曲がると金沢街道。賑やかな八幡宮周辺とはうってかわって、住宅地と山が連なる景色。鎌倉は、海にとても近いのですが、険しい山がせまっていて、攻めるに難く、守るに易い、と言われた地形。鎌倉駅周辺から、鶴岡八幡宮の入り口あたりまでは、どことなく海の香りがするというのに、この金沢街道は、まさに山あいの道。ゆるいカーブの続く道を走ること駅から10分ほど。(案外近い)浄明寺のバス停で降ります。報国寺入り口の看板がある道を入れば、凛!とした風情の門が見えてきます。報国寺は禅宗の一派臨済宗。1334年(建武元年)に足利尊氏の祖父家時によって創建された足利家ゆかりのお寺。武家の禅寺らしく質素な佇まいの本堂の後ろに、実に見事な竹林のお庭があるので有名です。太い孟宗竹が作る静謐の空間。聞こえるのは竹林を渡る風の音。澄み切った冬の空に、真っ直ぐ伸びる竹が清々しい。報国寺:バス浄明寺下車徒歩3分ほど公開時間9時~16時竹の庭のみ拝観料200円竹の庭には休耕庵という茶室があって、お抹茶とお菓子のセットを頂くこともできます。
2009年02月06日
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立春も過ぎ、そこはかとなく、温かみも感じられる今日、鎌倉に行ってきました。鎌倉在住のYさん(高校からのお仲間)に、地元民御用達のお店を案内して貰い、ちょっと観光コースから外れた鎌倉を堪能。 鎌倉駅から徒歩5分ほど、若宮大路を海方面に進み、横須賀線のガードの手前あたりに、鎌倉市農協連即売所があります。生産者の皆さんが、自慢の野菜を並べて即売。太い太い三浦大根もありますよ。電車でなければもって帰りたいところ。 この市場で人気の鎌倉スイーツ。市場のケーキ屋さんの鎌倉しふぉん。野菜売り場と並んで、しふぉんケーキ屋さんと、お隣にはパン屋さんがあるのが、いかにも鎌倉!手提げ袋もちょっといいでしょう? ふわっふわっのしふぉんをご覧いただくため、フォークを載せてみました。生地はまさに絹のようになめらか。一切れ270円とお安くはないですが、これはお勧めです!プレーンのほか、レモン、チョコ、ロイヤルミルクティーなどフレーバーもいろいろ。鎌倉駅からお帰りの際、ちょっと寄り道していく価値あり。市場のケーキ屋さん・・・鎌倉市小町1-13-10 0467-23-1833 さて、何回かにわたり、早春の鎌倉、なかでも700年の時を超えて鎌倉武士の声がきこえてきそうな金沢街道沿いの名刹と、鎌倉野菜を使った創作中華のお店をご紹介します。お楽しみに!・・・旅番組の予告だね。こりゃ!(笑)
2009年02月05日
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以前、「ニッポン東西ガチンコ対決」シリーズでお煎餅について書いた。関東一円では、お米を焼いた、丸い、しょうゆ味のお煎餅が主流で、観光地でもよく売られている。こげたお醤油の香りが香ばしい手焼き煎餅屋さんは日光でも鎌倉でも見かける。割れ煎餅が特大袋に詰められていたり、いろいろな味があったりで、安くて楽しいお土産だ。昨日、鎌倉から家人2が買ってきたのがこちらのお煎餅。大仏さまのある長谷、雷神堂のお煎餅である。左側の袋はチーズ、右のはチーズ納豆。やや軽めの塩味煎餅にチーズが塗られている。パンとチーズがベストマッチングなのだから、お煎餅とチーズがあわないわけはない。そして、チーズ納豆である。納豆は細かく刻まれ、チーズと混ぜられている。焼かれているので、粘りもないし、納豆特有の匂いもほとんど感じられない。むしろ、どことなくクセになる味わいで、ついつい、もう1枚!納豆を使ったお土産といえば、なんといっても黄門様の水戸である。ここに行くと、納豆味のスナックやら、納豆ふりかけやら、とにかく、いろいろな納豆味食品がある。なかでも、人気は、「納豆味うまい棒」。さくさくした駄菓子系のスナック菓子。だが、かなり納豆風味が強く、匂いがだめなひとは、ダメかもしれない。それらに比べると、チーズとコンビにしたことで、納豆くささが相当緩和されている。これは、かなりポイント高い、お勧めの一品。ちなみに、納豆大嫌いな関東人が、美味しいというのだから、間違いありません!
2006年06月27日
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さきほど、鎌倉へ取材に派遣されている(笑)家人2から届いた画像。 北鎌倉明月院の紫陽花。あいにくのお天気だが、やはり、紫陽花には雨模様のほうが相応しい。そして、江ノ電。鉄ちゃん好みの構図で撮ったね。江ノ電長谷駅でおりると、鎌倉の大仏さまに会えます。お寺の名前は高徳院。室町時代、地震の津波で本堂が流されてしまって以来、ずっと外に座っていらっしゃいます。なにやら名物のソフトとやら。いも吉館の「あじさいソフト」。抹茶と紫いものソフトで、紫陽花カラー? ところで昨日のなまずの天ぷら、予想外に支持率が低かった!(う~~~ん)もっとも、川や池の魚をよく食べるのは、内陸県ならではだから、ご存じない人のほうが多いでしょう。埼玉でも、それほど珍しい素材ではないの。といっても、スーパーには、売ってない。どちらかといえば、高級食材、御料理屋さんで出てくるものです。ちなみに県南部の吉川市は、なまず料理が売りだったりします。ほんとふつうに美味しいから!機会があれば、是非、チャレンジしてください。
2006年06月26日
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11月最後の日曜日。鶴岡八幡宮は、紅葉狩りに七五三でお正月なみの混雑。舞楽殿(たぶん。静御前が、舞を舞った建物だと思う。)で、ちょうど、結婚式を挙行中。神様は石段の上のご本殿にいらっしゃるので、そちらに向けて、お供え物が並べられています。音楽(もちろん生演奏ですよ!)に合わせて、巫女さんが舞っているところ。外国人観光客が、きっと「ウエディングセレモニー ワンダフォ!」なんて言いながら熱心に見物。たくさんのひとに見てもらえる結婚式も、いいもんです。
2005年12月07日
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「古都」といわれるだけあって、鎌倉には、和菓子やさんが多い。「源吉兆庵」さんは、各地のデパートにも出店している全国区のお店。鳩サブレでこちらも鎌倉を代表する「豊島屋」さんなど、よりどりである。といって、これら超有名店でお買い物も芸がない。鶴岡八幡宮の参道若宮大路と並んで鎌倉駅に続く小町通り。この通りは、ちょうど、原宿の竹下通りのような感じ。さほど広くない通りに、日常の買い物をする店から、お土産や、おしゃれなブティックまでが雑多に並んでいる。人の混雑ぶりも原宿っぽい。よく見ると、鎌倉の老舗もそこここに。そこで見つけたのがこれ。「鎌倉五郎本店」の『栗どら』。普通のどら焼きより、少しふわふわ目の皮。中のあんこは、小倉あんにクリームが混ざって、ややミルク風味。写真ではうまく写ってませんが、栗がどどん!と1個、プラスみじん切り入り。上辺の長さ15.5CMというダイナミックな美味しさ。いっぱい食べたいあなたにオススメ!「鎌倉五郎本店」は『東京バナナ』や『チーズうさぎ』でおなじみの、「グレープストーン」系列のお店です。http://www.kamakuragoro.co.jp/
2005年12月02日
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東慶寺は、北条時宗(数年前、大河ドラマのタイトルになりましたね。そのときの主演、狂言師のI氏、またまた、お騒がせ事件があったようで・・。個人的には、平頼綱を演じた北村一樹さんが、凄い!と思った)の夫人、覚山尼がつくったお寺。若くして時宗を亡くした覚山尼は、不幸な女性の救済のため、この寺を建てたそうす。境内の佇まいは、なんとなく優しげ。植木や小さな草花がたくさん植えられています。その後、後醍醐天皇の皇女、用堂尼が住持となりました。後醍醐天皇といえば、反北条氏を掲げて鎌倉幕府倒幕を計ったひと。その方の姫君が北条氏のお寺に入る、というのもおもしろい。女人救済という大きな目標が、政治の対立を超えたというわけでしょうか。山の中腹に墓地があります。その一角に、覚山尼と用堂尼のお墓が並んでいます。写真は、覚山尼のお墓。こういう、山腹に横穴を掘ったお墓を「やぐら」といいます。鎌倉を中心に流行したもの。内部には、石塔を建てたり、仏像を安置したりします。鎌倉は平地が少ないので、こう言う作り方が流行ったのでは、といわれています。ただ、いかにも暗い!(少なくとも、絶対明るくないですね。)この洞窟の暗さが、血腥い中世鎌倉の歴史を、さらに印象深いものにしているように思います。
2005年12月01日
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東慶寺の門前に向かう参道は結構な石段である。東慶寺は徳川幕府からお墨付きをもらった縁切寺として有名なところ。夫が円満な離婚に応じてくれない場合、この寺に駆け込めば、寺が調停をしたりして解決してくれる。ドメスティックバイオレンスやストーカーなどから救われた女性も多かっただろう。この東慶寺を舞台にした作品に、宮本昌孝さんの『影十手活殺帖』と『尼首二十万石』がある。寺役人の市助と、門前の餅菓子屋の倅(実は東慶寺院主さまを密かに守護してきた忍びの末裔)和三郎が、東慶寺絡みの事件に立ち向かうミステリー。人情の機微を心得た市助と、いなせな若者で、忍びの術に長けた和三郎のコンビが、複雑な事情のある問題を、爽やかに解決する。この、北鎌倉駅から鶴岡八幡宮に続く道は、昔のままである。この道を、東慶寺に駆け込む女性たちは必死に走ってきたのだ。そして、小説中の和三郎の餅菓子屋は、道路の向かい側。そして、寺役所は、写真の標識の場所。今は、懐石料理の店。東慶寺は、後醍醐天皇の皇女が住持となったので、松ヶ岡御所と呼ばれている。今日、大どじ。某店の入り口の、2段ほど段差があるところで、1段踏み外してコケタ。「大丈夫ですか?」と聞かれたが、にっこり笑って「大丈夫です!」すっくと立ち上がってしまった自分の見栄っぱり・・いや、美意識の高さが、なんともうらめしい。捻挫しました。いたいです!湿布貼ってます。
2005年11月30日
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円覚寺を後にしたrinとママ上。すでに12時近い。なにしろ、円覚寺の境内は銀座の歩行者天国並。鶴岡八幡宮に向かう道(これがまた、ちゃんと歩道もない狭い道である。そこに大型観光バスが何台もつながっているのだ!大渋滞で、車より歩くほうが早いくらいだが)とにかく、この混みようでは、早く手を打たないと食いっぱぐれるのは確実。お手頃値段のセットやお弁当を出すお店は、すでに外まで人が並んでいる。立派なお値段の老舗精進料理屋さんは、本日予約のみ。まずいぞ。12時回ってしまえば、もっと困難になるだろう。少し待ってもいいから、どっかで手を打とう。で、発見したのが「かまくら陶芸館」。東慶寺の門前からそれほど遠くないあたり。お店部分では、七宝や陶芸のアクセサリーや陶器を販売していて、奥と2階がお食事どころになっている。何組か待っていたが、5分も待たずに座れた。で、写真のセット。むかご(ヤマイモの葉の付け根につく丸い芽みたいなもん?初めて食べた!というか、見た!)と山菜の炊き込みごはん。煮物いろいろとアナゴの卵焼き。おすまし。アンミツも付けて1500円なり!素朴で食べ応えあり。
2005年11月29日
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今回のコースは・・・北鎌倉駅~~~円覚寺~~~昼食~~~東慶寺~バスで移動~鶴岡八幡宮~~~小町通~~~鎌倉駅一応、鎌倉訪問二桁リピーターのrinとしては、もっとマニアックなコース(高時の腹きりやぐら、とか大塔宮とか、南北朝あたりの遺跡がお好み)をとりたいところである。だが、義理ママ上がお友達に自慢できるよう、ここは、メジャー観光スポットを選ぶことにする。といっても、北鎌倉エリアで、円覚寺と東慶寺は行きそびれていたので、行ってみることにした。北鎌倉駅を降りると、すぐ円覚寺。というより、実は、横須賀線が円覚寺の敷地内を走っているのだ。円覚寺は、モンゴル、元の来襲に立ち向かった鎌倉幕府の若き執権、北条時宗が建てたお寺。その権力を反映して、敷地は広大である。鎌倉のお寺の特徴は、山を背中に背負っていること。紅葉と緑が混じった山を背景に、堂々とした建物が並ぶ。円覚寺の舎利殿は、教科書に必ず載っている鎌倉建築の代表。国宝である。その全体が見られるか、と楽しみにしていたのだが、この一帯は修行の場とかで立ち入り禁止。門越しに屋根を眺めるだけと、相成りました。こけら葺きの質素な作りが、いかにも鎌倉らしい建物。背後に迫る山は、結構な高さである。
2005年11月28日
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「家族旅行の作り方」で、子連れ旅行のヒントを書き散らしてきたrinであるが、最近は、子供の代わりに親を連れてお出かけすることが増えてきた。親御様(ちょっとお歳を召された皆様)というのは、実は、、子供よりも手がかかる存在である。まず、親御様はわがままである。こちらのやりたいこと、行きたいとこ、食べたいもの、買いたいものは、一切考えてはいけない。親御様の御要望を汲み、それを最優先にいたすことが肝要。そして、足腰が弱ってくるお年頃、なによりも無駄に歩かせては申し訳ない。そのため、最短ルートで効率よく廻れるプランを立てること。また、若いもんと違って、時間厳守(どころか30分前集合が常識)の皆様。何よりもお待たせしてはいけないのである。電車の時刻、乗り換え、駅のエレベーターやエスカレーターの位置、出口はどこか、などなど、完璧に頭に入れておく。車の場合は、駐車場の位置なども重要である。そして、事前にネットで情報収集をし、ちゃんと観光スポットを押さえ、食事の場所も予約するか、複数候補を絞っておく。行き当たりばったり、は通用しない。こちらは、ひたすら添乗員として徹する覚悟が必要である。「紅葉が見たいわね。」という義理ママ上さまの一言を小耳に挟み、では、参りましょう。いざ、鎌倉!事前に購入しチャージもしておいた「suica」(JR東日本の関東エリアで使えるカード。改札のパネルにタッチしてGO!)をお渡しする。いちいち窓口で切符を買うのは手間がかかるからである。9:47大宮発の逗子行きに乗車。駅までは車で送ってもらい、乗車10分前に到着。(このくらいの待ち時間がベストだ。)1時間半の長旅なので、グリーン車に乗る。実は、このグリーン車乗車にsuicaが必要なんである。ホームの機械でsuicaにグリーン券情報を入れ、乗ったら、座席の上にあるパネルにsuicaをタッチすると、検札が必要ない、というシステムである。なにしろ、車内で買うとグリーン券が高くなるのだ!この、湘南新宿ライン、宇都宮や高崎から来るので、大宮ではすでに混雑、グリーン車も満席のことが多い。だが、だいたい池袋、新宿あたりですいてくる。今日は、赤羽で座れた。2階建ての下のキャビンなので、地をはうような位置から景色を見上げつつ、快適に北鎌倉に到着。うぎゃあ!である。なんで、なんで、駅のホームで、改札抜けるのに行列しなきゃならんのじゃ!この北鎌倉駅、ちっさい駅である。出口は各ホームの端っこ1箇所ずつしかない。その割には、周辺に、円覚寺、建長寺、東慶寺、明月院など有名どころが集まるエリア。そしてそして、今日は、鎌倉の紅葉が見ごろ、と予想された時期である。(実際は、まだちょっと早目だった。来週がベストかも?)天気もいいし、絶好のお出かけ日和。なにしろ、次の電車が着いても、前の電車の乗客の改札が終・わ・ら・な・い!おいおーい、JRさん!ホームの途中に、臨時の出口、つくろーよー!そして、このラッシュは、この先も続くのであった。写真は、円覚寺の塀と紅葉。では、次回へ!
2005年11月27日
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