PR
Calendar
Comments
前回、古文の事を話しましたので、
ついでに現代文の勉強法も書いときます
理系の学生にとって『現代文』は
鬼門の一つです
数学と違い、
・明確な、ただ一つの答えが無い
・解法暗記が出来ない
・『心情』⇒しらんがな
ボクも現役の頃ずいぶん苦労しました
理系だとしても、国公立大を目指すなら
共通テスト国語は 必須
です
なんなら、
英語・数学・理科2教科と同等の配点
です
相当の努力をすべき科目です
ところが、なかなかそうは出来ない
英語・数学の対策に手一杯で、
国語まで力を回せない
「最小限の勉強量でコスパ良く点を取りたい」
どうしても、こういう考えになります
これが医学部志望の受験生の 落とし穴
国公立医学部を目指すなら、
共通テストの目標点は 750/900点
です
(これはボク自身が子供に設定した点数です)
(これで大体B~C判定)
仮に国語が100点しか取れなかったとすると、
あと失って良い点数は50点
そうなると残り7科目
(英語×2 数学×2 理科×2 社会)
で、2科目満点+残り5科目90点という
恐ろしい次元の点数を目指さないといけません
もし国語が120点なら、残り科目90点平均
これもなかなか厳しい目標です
国語が140点なら5科目90点2科目80点
やっと現実的な点数が見えてきました
国語の目標点は医学部受験生なら、
150点というのがボクの考えです
他の科目で現実的に目指せる点数に
落ち着くからです
(共通テストは以前のセンター試験とは
雲泥の差です)
そうなると、現代文もしっかり対策したい
150点という点数は 文系でも平均以上
その位の対策が必要という事です
『片手間でコスパ良く』なんて考えたら
足元すくわれます
-
長々と書きましたが、
うちの子の場合は、理系の典型例で、
『国語なめてる系』でした(笑)
前回も書きましたが、
直前の模試やパックで、100点前後という、
マジでやばい状況でした
そうなる事は既に予期していたので、
現代文の勉強法については、
かなり前から調べていました
(参考書購入が8月25日でした)
国語の参考書は武田塾チャンネルを参考に
4冊購入しました
(勿論、自分でも解きました)
その中でも、子供にぴったりで、
個人的に素晴らしいと思った参考書が、
船口明先生の
『船口のゼロから読み解く最強の現代文』
です
この参考書を ボク自身が全て解き
、
子供に渡す時に伝えた事は、
この参考書から
・ 文章の読み方
・ 問題の解き方
を学びなさい、と伝えました
入試国語において、
同じ文章に出会う事はありません
同じ問題に出会う事もありません
なので、それこそ
全ての問題を『 一般化
』して、
『 核
』の部分に迫らないと、
国語の点数は伸びないでしょう
そのためにやるべき事が
・文章の読み方⇒対比に注目、具体⇔抽象とか
・問題の解き方⇒解答の要素はいくつか?
といった事だと学びました
これらを子供に何度も繰り返し伝えました
ぼんやり問題演習をこなしても点は伸びない
国語をなめることなく、数学と同じ感覚で、
徹底的にやるべき事を明確化しました
問題演習し、模範解答を見る時に、
合った、間違った、何点だったかは重要ではなく、
『文章の読み方』
『問題の解き方』
につながる解説を、
しっかり読むように伝えました
-
勉強でやるべき事を明確化する事で、
最後の最後、ギリギリ間に合いました
2024共通テスト国語
『 158点
』
十分に戦える点数を取ってくれました
Documentary of 偏差値70への道 Route… 2024.06.25
Documentary of 偏差値70への道 Route4… 2024.05.20
Documentary of 偏差値70への道 Route… 2024.05.12