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1年の長きに渡り眠りについていた我が低脳大学が、満も持さずに再起動!校舎、カリキュラム等全面改装の上再開致します。『低脳アパッチ大学(仮)』近日公開!今度はスゴいヨ
2003年06月17日
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2002/8/1(木) 01:43AM 深夜私はある「敵」に遭遇、半ば強制的に戦闘に突入する事態に陥った、そして一夜明けて2002/8/2(金)戦いは未だ決着を見ない、私はその遭遇戦の一部始終について、ここに記録を残す事にする、誰とも知らぬがこの記録を最初に目にされる方にお願いしたい、この記録を後世に語り継いでもらいたい、いつか私も力尽きる時が来るやもしれぬ、しかしいつの日か人類が来るべき敵に対処せねばならない時、この戦闘記録は貴重な手掛かりを与えてくれるであろう2002/8/2 00:55AM 当日の行動計画を完了した私は、夜営地に戻り就寝の身支度を整えた、木曜日は毎週お笑い戦闘指導番組「笑いの巨人」の放送があり、チェックを行ってる、言うまでもなく兵士たらんとする者は常日頃、日常的な鍛錬が不可欠なのだ、すなわち錠剤洗浄の心得!喝!錠剤を洗っちゃうと大変なコトになるヨ!今週はおぎやはぎ、バナナマン日村、ラーメンズ片桐、パントマイマー中村有志と言う組み合わせで非常に興味深い2002/8/2 01:25AM 30分後番組講義終了、今回も実に有意義な戦闘テクニックを学ぶ事が出来た、充足感と共にベッドに入り身を横たえる、兵士にようやく訪れる安息の時、そして枕元には我が戦闘バイブル『アストロ球団』、バイブルたるもの毎日読まねば意味はない、入眠前に今夜は『ビクトリー球団(デスマッチ編)』を読み直す事にする。2002/8/2 01:42AM 日の丸ハチマキに位牌を差すと言う異様な出で立ちのビクトリー球団ピッチャー氏家が、アストロ球団に特攻を仕掛ける!ビーンボール魔球の前に次々と深手を負い倒れるアストロ戦士!最後は主人公宇野球一に渾身の魔球を放り込み、球一を倒す事に成功、氏家は白髪の老人となり球場を去る(ついでにその直後全員その時のケガがなかった事としてすぐ元気に)男たる者の生き様がこれでもかと迫る、胸ぐらを捕まれたかのような迫力だ!思わず見入る、しかしその時研ぎ澄まされた兵士の本能が異様な気配を察知、視界の端を何かが横切った!2002/8/2 01:43AM 敵だ!私の鍛え上げられた兵士の本能はその姿を視認する前にそう告げている、私は一動作でがばと跳ね起き身構えた、気配のする方向を見定めるとその視線の先、僅か1m足らずの距離、ヤツは身を隠すつもりなどないかのような悠々たる足取りでその異形なる姿を露にした、黒光りする威圧的なボディー、実際の体躯以上の圧倒的存在感、それでいて熟練の域を思わせる隙の無い動作、発達したセンサー、トゲの突き出た6本足!そう、究極の自律移動型生体兵器として百戦練磨の兵士を震え上がらせる、通称『ゴキブリ』による急襲であった!思わぬ敵、それも強敵との遭遇、この密閉された空間に一体どこから侵入したのであろうか?一気に緊張感が増す!2002/8/2 01:44AM 激しい遭遇戦を予感させる至近距離、しかし何たる事か!私とした事が、この敵との遭遇を全く予期していなかったのだ、当然準備などしてはおらず、手近に有効な火器(ゴキジェット、ママエレモン、新聞等)は存在しない、攻撃可能な武器...と言えば今手持ちの『アストロ球団』しかない、しかしこれは武器と言うか鈍器になるうる重量は保有しているものの、バイブルである、これで攻撃を加える事は絶対に出来ない、私は遭遇と同時に八方を塞がれいきなり硬直した、くそっ、何か..何か攻撃手段はないのか...!この状況を打破すべく周囲に素早く視線をめぐらせる、しかしその時、私の気配を察知した敵が素早く行動を開始した2002/8/2 01:45AM 何と!目前に迫っていた敵がくるりと背を向け、物陰に向かってわき目も振らず移動を開始したではないか!い、いかん、私は焦った、この行動は一見敗走行動にも取れるが、自律移動型生体兵器『ゴキブリ』は一度物陰に身を隠し、気配を消し去り、物陰から物陰へと移動、再び奇襲行動に出ると言う行動パターンを持っている、孫氏の兵法を重用したと言う毛沢東のゲリラ戦術に酷似しているが、今は戦術論を語るべき時では無い、攻撃手段を持たぬ私をあざ笑うかのように、ヤツはその姿を物陰へと滑り込ませたのであった2002/8/2 01:46AM 第一次遭遇戦、銃火こそ交えなかったものの完全敗北、私はこれから予想される奇襲攻撃に備えるべく反撃手段確保のために武器庫へと走った、火器コックローチ、近接打撃武器新聞、ブービートラップ用のガムテープを手に入れ夜営地に引き戻す。敵の姿を探すが気配を消したゴキブリを探し出す事は容易ではない、注意深く辺りを見回し、敵の炙り出し作戦を実行するが効果を得る事が出来ない、時間ばかりが過ぎて行く...2002/8/2 02:34AM 遂に敵の姿を発見する事は出来ず。周囲にテープによるブービートラップを仕掛けやむなく就寝、直接交戦こそ無かったものの神経を磨耗させられ疲労の局地に立たされる、交戦は明日へと持ち越された...
2002年08月02日
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凛のタン...確かにいつかは闘わねばならない相手である事は分かっていた、その事は確かに覚悟していたのだが、しかしまさかこんな早い段階で遭遇するとは...!「うそっ!」「でけえっ」隊員達が驚愕の声を上げる、この思わぬ奇襲攻撃に不意を突かれた格好になった我々は、軽い恐慌状態に陥って行った、実際初めて目にする凛のタンは今思い返しても明らかに異常な形態であった、重量、色艶とも通常の小規模な焼肉戦闘ではまずお目にかかれるレベルのモノではない、これをどう攻撃しどう撃退せよと言うのだ!途方に暮れる我々の前に女将が現れ、再びレクチャーを開始する、要約すれば以下の通りになるであろうか1:片側の焼き面が縮むまで焼く2:縮み切ったところで反対側も同じように焼く3:縮んだトコロを頂くどうやら中身に火が通り切らず、レア、ミディアム・レアであっても問題ないようだ、女将に言われるまま鉄板にタンをセッティング、シューーーっと言う軽い焼音と共に全員が戦闘を開始する、タレでごまかしの無い塩味のみの巨大なタン...一体どんな衝撃が待ち受けるのか?徐々に縮み行くタンの様を眺め、私はぼんやりと自分の身に降りかかるであろう事態について、まるで他人事のように思いを馳せていた、辺りに立ち込めるタンの香り...先ほどのつくねのように自己主張はない、思いの他上品だ、しかしつまりそれは兵器としての精度を落とす「臭み」が少ない事を示している、高い精度、レアのタン、このサイズ...様々な要素が頭の中を駆け巡るが、一向にまとまる気配はない、要するにこの兵器がいかなる手段で攻め来るか想像が付かないのだそうこうしているウチに片面が縮み切った、その格好は海の至宝アワビの様にどことなく似ている、しかし実際のところ、隊員全員がこれで本当にタンが縮み切ったのか自信が持てないでいた、どこまで火が通っているのか...全員が一抹の不安を抱えたまま仕上げを行うべく、もう片面に焼きを加え始める、再びゆっくりと縮み行く塩タン....未曾有の衝撃は目前に迫っていた(続く)
2002年07月26日
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つくね、それは鶏肉のすり身をベースに塩、しょうが等で軽く味付けされた、比較的シンプルとも言える鶏兵器である、通常焼き鳥店などに行くとタレで食す事も多いが、凛においてはこれを塩で退治する事が定番となっている、肉の旨みを全面に押し立てた清い態度であると言えよう、シソの葉、すだちと言う装甲を施された眼前のつくねに隊員達は手を伸ばす。そのまま一気に殲滅せんと口に運んだ我々に衝撃の破壊力が襲いかかった「こおおっ!?」隊員の一人が声にならぬ声を上げる、これは熱かったのでは無い、旨かったのだ!強度の熱量でもって焼き上げたつくねの表面は、艶のあるさっくりとした外装に包まれており、その外装に守られた内部のすり身はほっこりとした旨みと適度かつ鮮新な肉汁を湛えている、さらに外装の更に外側に施された多重防護装甲、シソの葉とすだち汁が絶妙なマッチングでもってそれをサポート、いわば攻守においてほぼ完璧な兵器であり、今まで我々が退けてきたつくね兵器とはレベルがワンランク異なるのだ、例えるならば第二次世界大戦における最高傑作戦車、ドイツ軍謹製重駆逐戦車ヤークトティーガーの攻守能力に比類すべき能力と言えるであろう、次戦にしていきなりの強敵に遭遇した我々は言葉もなく次々と串に手を伸ばし、次々と塩つくねを胃袋に納めて行くのであった、乾杯...いや完敗か、口いっぱいに広がる肉汁を噛みしめながら、隊員達は無言のうちに敗北を悟ったのであったいきなりの連敗、しかもお通しからの連敗と言う衝撃的な事実、もはや負け戦は必定であろうか?しかしまだ敗北を認める訳にはいかない、粉骨砕身の努力を以って敵を打ち砕くまで我々の戦いは続く、私は次なる強敵の挑戦を退けるべく新たに運ばれた大皿に視線を移した.....絶句、私の様子に気がついた隊員が同じく大皿に顔を向け...そしてそのまま全員が綺麗に固まった、ノルマンディー上陸早々いきなりのティーガー戦車部隊、生き延びたと思ったらエレファント重駆逐戦車大隊に遭遇したアメリカシャーマン戦車部隊の気分と言うのは、果たして今このような物であったのであろうか?それは既に想像するしかないのではあるが、今間違いなく我々は絶望的な戦いに直面していた、眼前にまで運ばれた大皿の上には、まさしくエレファント、重厚な趣きを見せる凛の重戦闘兵器「タン」がずらりと並んでいた、今までに遭遇した事の無い重装甲!!まさに衝撃以外何者でも無い厚みである、少なく見積もって通常のタンの4~5倍はあろう、未知なる恐怖に隊員達は震えた(続く)
2002年07月16日
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先ほどから狂おしいまでに香ばしい匂いを発している「塩つくね」、こってりとした外観は中世ヨーロッパの打撃武器に似ていなくもない、チヂミがいかに一級品であろうとも、それはされど「お通し」に過ぎず、これから始まる戦いは更に過激な物になるであろう事は容易に察しが付く、熱せられた鉄板の上ですり身が鮮やかに色づき始める頃、女将は再び我々の前にその姿を現した「もうよろしいんじゃないでしょうかね~」ウィットに富んだ会話を混ぜつつ、女将はつくねの皿上に予め用意されていたシソの葉に素早く手を伸ばすと、鮮やかな手付きですり身に巻き付け、一瞬鉄板に押し付けた、刹那じゅわっ、と言う音と共に辺り一面にシソの香が充満する、そしてその香は先ほどから我々の鼻腔を刺激し続けた塩つくねの香と相まって絶妙なハーモニーを奏で出した、皆の視線が宙を彷徨い出す。もはやこの攻撃に耐え続ける事は限界に達しようとしている、一瞬の後女将が塩つくねを鉄板から引き離し掲げると、それは見事に一体化しており「シソ塩つくね」と化していた、遂に我々の眼前に凛の先鋒兵器、「塩つくね」の全貌が明らかとなった!「これにすだちを絞ってかけて下さい、おいしいですわよ」言われなくとも眼前の兵器の破壊力は火を見るより明らかだ、このままでは危険だ、このような危険物は断固粉砕せねばならない、全員がこの兵器を早急に撃退すべく、一斉に串に手を伸ばし対象に攻撃を仕掛ける、次々に隊員達の口の中につくねが運ばれて行き...そして次の瞬間、全員の動きが静止した!(続く)
2002年07月05日
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いよいよここ月島「凛」で戦端は切って落とされた!ジェネラル女将が簡潔な指令を繰り出し手際良く「塩つくね」の焼きを開始する、その動きは素早く無駄が無い、鉄板の熱加減を熟知しており、焦がさずむら無く焼き上げるための必要とされる技を全て備えている、我々は目の前に立ちはだかる熟練の戦士の姿に圧倒された「こ...こやつ出来る!」やがて程なくして鉄板から立ち上り始めた香ばしい鳥の香りは鼻腔を通り脳髄を直撃、全員の表情が一気に弛緩する、香りが目の前の「塩つくね」が一級兵器である事を告げているのだ、一通り説明を終えた女将は我々の手につくねウェポンの処理を委ねると別の部隊への指令へと向かった今度はそれまで姿を見せていなかった司令官の店主親父が盆を片手に奥からのっそりと姿を現した、こちらは薄汚れたTシャツに前掛け、小太り坊主頭と女将とは対照的ないかにもな趣き、少々気圧される我々の目の前に次々と小皿部隊を投下して行く、お通しウェポン「チヂミ」と「キムチ」の登場である、「これお通しね、チヂミはキムチを巻いて食うと美味いよ」ちょっとぶっきらぼうだが温かみのある人情派、と言った感じの喋り口で親父がお通しウェポンの退治方法について説明する、つくねの香りを肴に一杯やれと言う事か、完璧なまでの先制攻撃のタイミングである早速全員がチヂミに手を伸ばす。手早くキムチを巻きつけ口に運ぶと、カリッとした表面の焼き上がりと内部のもちもちとした食感が広がる、むう、完璧なまでのチヂミ!そして驚愕すべきはキムチとの意外な、いや絶妙な取り合わせである、チヂミとキムチを合わせて食す事で、これ程までにお互いのポテンシャルを引き出すとは...見事なコンビネーションに全員が嘆息する、そして何よりチヂミもキムチもこれがお通しウェポンであると言うレベルを遙に超え、もはや単体兵器としても一級品である事に我々は驚きを禁じえないのであった、隊員の一人が呟く「お通しでこれかい...」そう、これは単にジャブに過ぎない、この後我々は未だかつて経験しえない熾烈な闘いの渦に巻き込まれて行くのであった(続く)
2002年07月03日
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「秘密は雑踏の中にあって保たれる」遂に我々の目の前その姿を現した「凛」、まるで秘密が探られるのを嫌うかのような小路に店を構えているものの、店構え自体はなんと言う事は無い、至って普通のこじんまりとした清潔な焼肉店と言った風情である、しかし真の天才とは凡庸を装うもの、この凛にもどんな罠が仕掛けられているのか分かったモノではない...我々精鋭部隊は慎重かつ大胆に、そしてもはや押えの効かない千鳥足で店内に足を踏み入れた、狭い店には4~6人がけの机が5卓、30人も入れば満席となる、既に3つの卓には客が腰を落ち着け歓談に耽っている、まだ肉兵器の出されている様子はない、「いらっしゃいませー」我が部隊の姿を認めたのか、奥から年の頃50代と言った女将が顔を覗かせた、先だって仕入れた情報によれば、この「凛」の名物女将と言う事であるが...「ぬおっ!」その姿に我々精鋭部隊はいきなり度肝を抜かれる、ドレス、はたまたメイドのコスプレと見紛う純白のヒラヒラエプロン!し、しまった目が!およそ焼肉店の女将とは思えない清潔極まる格好だ!いきなりの目潰し先制攻撃に皆ただ無防備かつ呆然と立ちすくむ!どの程度時間が経過したのであろうか...恐らく実時間にすれば5秒にも満たないであろうその時間が、我々には永遠にも感じられた...「あの、予約はお取りでいらっしゃますか?」「はっ!」その一言で一同が我に返る、そうだ、18:50からの予約である、「あの、18:50から予約を取った者なのですが...」「ああ、○○さんね、こちらへおかけ下さい」そう言って女将が指し示した席は、入り口入ってすぐ脇の6人がけテーブルである、見れば何と!予約部隊向けのセットであろうか、テーブル上には既に意外な程小さな鉄板、サンチュ、刻みネギ、スライスにんにく、そして先鋒肉兵器であろう名物塩つくねの皿が綺麗に陳列しているではないか!!ぬうう、なんたる手際の良さ!これ以上のダメージの蓄積を避けるため女将からは極力目を逸らし全員が着席する、いよいよ戦闘開始である!まずは飲み物の注文である、「とりあえずビール」を女将に伝達、程なくして5名分のビールが卓上に並ぶ、ここからがいよいよ本番である、全員がはやる気持ちを押え女将の指示攻撃に備える、「凛」は基本的に部隊が好き勝手に肉兵器を退治して良い環境には無い、まずはジェネラルたる女将の指令に従う必要があるのだ、その指令内容は懇切丁寧かつ簡潔明瞭にして的確、肉兵器の扱いに慣れぬ新兵でも最高の焼き加減戦闘を可能にする、そう、「凛」とはまさにサンダース軍曹も真っ青の焼肉戦闘訓練場なのである、郷に入れば郷に従え、我々焼肉戦闘経験豊かなつわもの部隊も女将の指示に従う事にした (続く)
2002年07月01日
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「人は生きるために食い、食うために生きる」(低脳大学学長 ギャラクティック・マグナム郎)「本当に美味いモノを食う事とは、これすなわち闘いである」(低脳大学 美術部教授 アンジェリーナ・ホルモンティー)2002年6月27日 午後18:50 かねてより立案、実行が待たれていた特別作戦実行のため、学長以下5名の精鋭部隊が月島に集結した、月島...ウォーターフロント再開発地区として最近特に発展著しく、かつ下町の面影を色濃く残す土地であり、東日本のもんじゃ、お好み焼きエルサレムとして名高い存在である、しかし今回の作戦の目的はその月島名物もんじゃ焼き&お好み焼きの制覇では無い、かねてより噂に聞こえし東京焼肉要塞最高峰「凛」の攻略であるちなみにこの焼肉「凛」についてご存知ない生徒諸君が多かろう事なので簡単に説明せねばなるまい、凛とは取材一切拒否を貫くため、口コミのみでその存在が知られる東京焼肉界の裏ナバロン要塞的存在である。その兵装(肉)は絶品であると噂され、かつリーズナブル、実際一度その肉攻撃に曝された者は「肉のハナマサ」には一生涯行けず、その魔性の虜に骨の髄まで魅了させられてしまうと恐れられる、全く持って破廉恥極まりない恐るべき焼肉要塞なのであるこの凛の噂を聞きつけた我ら5名の精鋭部隊は、日本の健全な青少年育成のためにもこの焼肉要塞を是が否でも攻略せねばならない、と言う使命感に燃え月島へと乗り込んだのである、そう、全ては低脳の為である、事前に手早くかつ丁重に予約準備を済ませ、怠り無く昼食を抜き、全員の顔にはこれから繰り広げられる戦いの激しさを予感するかのような弛緩しきった笑みが浮かび目は虚ろ、額には「空」の文字が見て取れる、どうやら戦友諸君の準備は万端のようである、私の腹の虫が時を告げいよいよ全員が攻撃態勢に入り、作戦地域を目指し我々は粛々と移動を開始した、そして地下鉄月島駅から歩き始めて5分、下町然とした裏路地の全く目に付かない場所に、これまたこれと言った特徴のない店舗がその姿を現した!(続く)
2002年06月28日
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W杯の経済効果のような大きなイベントがある際必ず出てくるのが「経済効果」、今回の日韓共催W杯に関しては直接、間接合わせた経済効果はン千億円規模ではないかと言った試算が発表されております。しかしこうした経済効果の恩恵を受ける事が難しいケースもあります。例えばW杯の恩恵どころか、客足が鈍って逆恩恵をモロに受け、W杯で好景気どころか弱った体力に止めを刺されかねない丸三デパート(築25年の地上5階建て、でトイレは和式オンリー)などは良い例でしょう、そこで今回は丸三デパートを例に「W杯のおこぼれに預かって経済効果とやらを実感するための具体的経済活動」について提言を行いたいと思います。やはりデパートは小売業なワケでありますので、物販、特にオリジナルグッズの販売などを行うのが効果的です。しかしオフィシャルグッズともなりますと申請に大変に煩雑な手続き、制限等の障害が多い上、とうの昔に申請なんざ締め切られておりますのでとても今からでは間に合いません、そこで学長は以下のようなグッズの製作販売を提案したいと思います。●ジ丼:本来は「食べると痔になる丼」の略ですが、ジダンに名前が似ているため意外と売れるかも知れません、「フレンチ風」と適当にでっち上げるのも効果的でしょう●日本代表ユニフォーム(選手全員のサイン入り!):実際はセパタクロー日本代表のユニフォームです。しかし時期が時期だけに「W杯の事を良く知らないおじいちゃんおばあちゃんが、孫のために勘違いして買っていく需要」が見込まれます。「丸三デパートはセパタクロー日本代表を応援しています!」の文字を裏地にミリ単位で入れればより完璧です。●セネガル代表まんじゅう:現在W杯で旋風を巻き起こしているセネガル代表選手の顔型まんじゅうですが、よく考えたら誰が誰だかは区別がつきません、そう言えば数年前に販売していた「NBAまんじゅう」も同じ型だったような記憶があったりなかったりします。●代表Tシャツ:青地のTシャツの背中に「NAKATA」「MIYAMOTO」「INAMOTO」「SUZUKI」等々、一見すると日本代表の名が白々と染め抜かれたユニフォームに見えなくもありません、権利関係はどうなるのでしょう?問題はありません、実際のところは中田とは「ダッチワイフのそっくりさん」こと中田久美、宮本は「(ビックリマンシールやスーパーカーの種類について特に良く)知っている」宮本亜門、鈴木は宗男、稲本は「稲本製作所(業務用クリーニング機器製造)」を指すのでノープロブレムです。これを着れば今日から君も日本代表だ!(何の?)以上4アイテムについて販売を行えば、経営の傾いた丸三デパートと言えどもすぐに経済効果の恩恵を充分に預かる事が可能となるでしょう、またその後ポリスのハンド入れを想定し、販売前にミッドナイトランナウェイの準備をすればより効果的です。またこの商品の販売を行いたいと言う零細小売業経営者の皆さんは、低脳大学まで是非ご一報下さい、マージンは20%で宜しくお願い致します。
2002年06月21日
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本日午後、日本代表のW杯予選突破が確定致しました、誠に喜ばしい限りです。学生の皆様もさぞ盛り上がられている事と思います。ところで今回のW杯で一番の見所、と言えば何でしょうか?ともすれば素人はセネガル代表の珍奇な踊りにばかり目が行きがちですが、やはり最も注目すべき見所と言えばやはりTBSのW杯特番の豪華な解説陣でありましょう、TOKIO国分太一に極楽とんぼ加藤、元巨人軍の槙原と、これでもかとばかりにこれまでサッカーとは無縁の芸能生活を送って来たタレントがズラリと勢揃い致しており、全く別の意味でチャレンジブルな布陣となっております。て言うかサッカーにピッチャーと言うポジションが見当たらないのは気のせいでしょうか、槙原さんその豪華解説陣の中でも特に国分太一の無能ぶりは特筆すべきモノがあり、どうやら彼はW杯開催中「はい」「そうですね」「すごかったですよね~」の以上3つのセリフだけで乗り切る魂胆のようです。横浜ベイスターズ優勝時に、ベイスターズファンを名乗ってkなり痛い目にあった過去をもう忘れたのでしょうか?今後彼が佐藤藍子化しない事を切に願うばかりです。
2002年06月14日
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呪え!日本サポーター!(続き)そもそも応援スタイルを「欧州、南米方式」に完全に合わせようとしたのが間違いなのではないかと考えられます。Jリーグ発足以降の日本サッカーはいわば明治維新の時期に当り、先進国に追いつけ追い越せを目標にその先進のスタイルや理論を取り入れる事に躍起になっているのが現状です。日進月歩の勢いで進化するサッカー競技そのものの姿勢としては問題はありません、しかしその結果サポーターにまで「本場」崇拝指向の強い土壌が出来上がってしまい、「やっぱり本場のファンは違うよな~」と本来別に真似なくても良いハズの応援スタイルまで欧州、南米式を取り入れるようになってしまいました、スタイルだけ取り入れた結果「試合の流れを作る」事までは出来ても、そもそも狩猟民族でない日本人には存在しない「相手チームへの殺気、敵意」が応援の中に感じられない状態になってしまったのです。これではまさに「本場」の応援慣れしている相手チームが怖がるハズがありませんではどうすれば良いのでしょうか?私が考えるに「外国人が考える日本人のイメージ」を最大限活用すれば良いのではないかと思います。欧州など日本に余り興味の無い国々の日本に対するイメージはズバリ「エキゾチックミステリアスオリエンタルパワー!アーンドハラキリサムライ!」です。欧米では「日本は神秘的な国家で、神秘のパワーを宿す人間が結構多くいるに違いないと」本気で考えている人々が意外な程多く、砂を入れたバケツに手刀を突き刺すパフォーマンスをして「これはニンジャの修行だ」と言うと、連中は本気で喜びます。こうした「日本の神秘の力」に対する恐怖心を煽れば必ず効果が出ると思われます。具体的には1:サポーターのスタイルは白装束のざんばら髪、はちまきにロウソク、手には五寸釘とわら人形、ペインティング代わりに血のりを採用2:ブーイング代りに相手チームがボールを持つと始まる5万人の般若心経大合唱3:声援のリズムは和太鼓とほら貝、空手の正拳突きで4:サポーター席の真ん中に祈祷台設置し、試合中相手チームの調伏5:グラウンドに物を投げ入れる時は手裏剣、まきびしに限定以上のようなスタイルを採用する事で素晴らしい効果が上がるのではないかと思われます。ロシア戦に向け今からでも遅くは有りません、是非日本サポーターの皆様がこのスタイルを採用し、日本代表に真なる声援を贈られる事を心から願っております。
2002年06月07日
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日本中が熱気に包まれた6月4日、皆様は如何お過ごしでしたか?テレビ(ダンボール箱をくり抜いただけだが、長時間見つめているうちに井川遙が見えて来たり、場合によっては話かけてくれたり、更に結婚してくれたりする便利な箱、え?入院?)の前に釘付けであった方が殆どでは無いかと思います。ちなみに私はおやじがすっかり仕事を放棄した小汚いラーメン屋に陣取り観戦開始、(注文したカニチャーハンが出てきたのは2時間後)途中ビールを大量に消費したため顔面は紅潮、危うく赤をチームカラーとするベルギーサポーターと間違われ襲撃されるところでありました、学長危機一髪さて今回の結果については色々な意見があるかと思います。曰く歴史的な勝ち点1だ、いや勝てる試合を落とした、コスタリカ人大キライ!などなどです。確かに今回の試合後には国際派気取りの私もすっかりアンチコスタリカニストに変貌致しておりましたが、それ以上に気になった点があります、それは日本サポーターの応援スタイルです。日本のサポーターに接した欧州、南米と言ったいわゆる「本場」の対戦国の反応は大概決まっています。「熱気に溢れているが紳士的」、この「紳士的」と言うのは誉め言葉のように聞こえますが、訳してみると「日本チームを勢い付かせる事はあっても、自分達に直接危害が及ぶ心配のないサポーター」と言う事になります。つまり対戦国にとって日本サポーターは声量さえ気にならなければ脅威でも何でもない存在だと言うことなのです。「12人目の選手」とまで言われるサポーターがこのように舐められたままで良いのでしょうか?いや、良いハズがありません、そこで本日、明日と2回に渡り、低能大学新聞では学長特別寄稿「呪え!日本人サポーターよ!」をお送り致します。
2002年06月06日
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本日5/31を、日韓共催のW杯がいよいよ開幕致します。今日から約一ヶ月の間、世界数十億人を巻き込んだ一大イベントが両国で開催される、これは歴史的な事件であり国際的名誉が伴う大事業であります。無事開幕の日を迎えた事は非常に喜ばしい事です。世間ではW杯、W杯と大騒ぎになっており、単に日本代表の活躍を望む事もさる事ながら、その莫大な経済効果から景気浮上に対する刺激剤としての役割や、共催と言う行動行為によって日韓両国のより一層の理解促進に繋がる物であると様々に大きな期待が寄せられています。私も僭越ながらW杯の成功をココロから願う一人の国民としてピッチに立つつもりです。ところで私は何のW杯を開催するのか知りません、誰か教えて下さい、それとWって何の略?ピッチってビッチ?今晩のおかずは何?
2002年05月31日
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おっす。おら土偶!残暑厳しき折皆様如何お過ごしでしょうか?我が低能大学も創立100周年を迎え、ようやく学部開設にこぎつけるなどコンテンツも充実して参りました、非常に喜ばしい事です。しかしそうした現状においてすら満足する事なく、より学生(ラマ1匹)の皆様が過ごしやすい環境を整備して行く事が学長の勤めであると私(入院中)は考えます。そこで学生がラマ一匹と言う現状を鑑み、環境改善の一環として大々的な「わらの寝床」「食堂のメニューに干し草」「広大な牧場」の導入を決定したいと思います。広大な牧場に関しては大学の敷地そのものを潰せば実現可能だと思われます。広大な牧場にラマ一匹と言う、ラマ学生にとっては夢のような学習環境を実現した画期的な計画であります。こうした恵まれた学習環境の中にあってこそ優秀な研究成果が生まれるのではないか、と言う崇高な理念の元、私はこの計画を断固推し進める決意であります。皆様(ラマ一匹)のご理解とご協力を宜しくお願い申し上げます
2002年05月27日
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ザ(犬)低能大学は本日を以ってめでたく開校の運びとなりました、これも一重に関係者各位(犬3匹)の尽力の賜物であります。まずこの場を借りまして深く御礼申し上げる次第であります。さて、私立ザ☆低能大学では学生を募集致しております。学生の募集要項、試験実施要綱等につきましては今後当低能大学新聞にて発表致しますので、希望者の皆様は低能大学新聞の発表(80%以上は悪質なデマ)をご参照下さい
2002年05月21日
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