漫画家・写真家玉地俊雄 紫煙のゆらぎ

漫画家・写真家玉地俊雄 紫煙のゆらぎ

2008.05.19
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カテゴリ: 紫煙のゆらぎ








    紫煙のゆらぎ・牡丹参態之内 参 抽象へのステツプを1つ登る







何故ハッセルブラドのゾナー 250mm という ピントの無い収差の大きい長球を
あえて開放 f 5.6 で使用するのか。

しかも、ハッセルブラッドのレンズ専用にマウント改造を施した PENTAX 67
という重い機材を手持ちで使用するのか。

もともと PENTAX 専用に用意されたレンズを何故使用しないのか。

ペンタのレンズよりプラナーやゾナーのほうがはるかに優れていて大好きだからだ。

僕は専用レンズの1本だに使わない覚悟でマウント改造を施した。

30萬ぐらいかかった。本体価格より高い。

僕はこの 6x7 ボディだけ買い求め、フアインダァースクリーンが暗いので、
アメリカのインテンスクリーン社から、カード決済による直接取引きで、
明るいビンとグラスを取り寄せて自分でピント調整をした。

だって、ハッセル用に改造した PNTAX のスクリーンが暗いからと、
旭光学社の精密光学器によるピント調整など頼めない。

自分の目と勘でゾナーの 250mm を使って調整した。

僕はハッセルブラッド500Cという超古式ハッセルを使用していた。

このレンズを 6x7 で使ってみたい。

ハッセルの倍以上の重さはあるが、機動性はライカ版のようにもっとフリーで使用できる。

写真に興味のある人は考えてください。

ハッセルにはハッセルのスクゥエァ 6 x 6 の良さがあり、
6 x 7 には別の創作意図が在るからなのです。

解からないでしょう。

それは、僕の作品を1目見れば解かるはずです。

PENTAX のレンズ群より、ゲルマニィの職人が作った、
銀胴筒の初期のハッセルブラドのレンズの、強烈な収差によるボケと、
色調における独特の個性は、日本のレンズにも、
今シンガポールやカナダで委託生産されているハッセルのレンズにもありません。



でも、太切な事に留意してください。道具は作品の為に在り、センスが作品を創ります。

どんな素晴らしい機材もただの道具に過ぎません。

シューティングチャンスは、相手の都合と、
自らのセンスがマッチングした時だけの1瞬間しかありません。

写心に興味のある数少ない人だけ考えてください。実行は要求しません。

あぶすとらくとへの第1段を登れるかも知れません。

デジタルカメラのほうが正確で確実だと思われる愚民はおひきとりください。


もう一度申し上げます。
作品の評価は諸君の元にあって僕の領域ではありません。

1秒の良しか、それとも否かです。












写心家                           玉地 俊雄


          「牡丹の家族たち」強風曇天の奈良當麻寺牡丹園 
           これはまだあぶすとらくとではありません。 


      ハッセルのゾナー250mm・ PENTAX 67 改 手持ち撮影  1 / 30 sec









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最終更新日  2009.03.11 14:20:28


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