漫画家・写真家玉地俊雄 紫煙のゆらぎ

漫画家・写真家玉地俊雄 紫煙のゆらぎ

2008.05.24
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カテゴリ: 紫煙のゆらぎ

篆刻  掴 ( だうんのしんじをひとはしらず )

嗚呼、僕の、雲をも掴み捕らんとするごとき志しを、誰も解かってくれない。

紫煙のゆらぎ・ほんたうにこんな夢をみた( 覚醒後

今、名も知れぬ演奏者の弾くバッハのオルガン全曲集CD20枚のどれかを聴いている。バッハのこの全曲集ほど心と魂を癒す音楽は無い。

ヘルムート・ヴァルヒャである必要すら無い。

此処まで書いて来た事どもが僕を追い詰めているのは解かる。

ブログとは何か。解からない。

日々の日記帳には異質・異常な狂人が紛れ込み発狂しているのだけは自覚している。

果たして、僕の掴雲の心事を人は不知なのだろうか?

ここは列車のコンパートメントだろうか。

オリエンタル特急独特のマホガニィをふんだんに使った個室のようだが、マホガニィの茶色のくすんだような色彩が無い。

右側の窓の外には数人の人々が中を覗き込んでいる。

そのギャラリィの手前で若いメガネをかけた女性が誰かに指導を受けている。

見慣れたようなディスプレイとキーボードも見えている。

僕のアトリエかもしれない。

音楽に関して彼女たちは行き詰まっているように感じた。

僕は素手で、ほらこうやって音楽に乗るんだよと、振って指揮法を見せてあげた。

彼女に指揮棒を渡した。

僕は、指揮棒を持って、ゆっくりとした曲調が流れているのにあわせて指揮をしている。

彼女も付いてくる。

簡単だろう。これが音楽の楽しみなのさ。

曲調が激しくスケルッッオに変わってくる。

僕の指揮棒は激しくこの音楽を追い始めた。

はっと気付くと、薄暗い天井に仰向けになって目が覚めている。

朝からリピートをかけて聞き続けていた、カミュ・サンサーンスのオルガン交響曲の第3楽章が鳴っている。

起き上がるにはつらい僕は、空へ向かって素手で指揮を始めた。

やがて来る終楽章の、有名なオルガンとオーケストラの大咆哮が響き始めると体全体が反応を始める。

そのすぐ後には、ピアノとオーケストラの融合した、特徴の在る綺麗な音楽が始まる。

そういえば、三下り半を妻に突きつけられて、年内離婚となるであろう友人A・Hはどうしているのだろう。

*********** 「紫煙のゆらぎ・熟年離婚友人A . H」参照

彼はこの交響曲をきいて涙したといっていた。

まさかこの終楽章ではあるまい。

だってこれは大言壮語のコケオドシだもの。

第1楽章の途中で、静かにオルガンがオーケストラに被さって来る処かもしれない。

あの場所にある音楽は確かに素晴らしいが、たかがオルガン交響曲ごときに涙する程の音楽観しか持たぬA・Hにはその美質など解かるまい。

コーダの最終部が終わって僕は起き上がった。

リピートをビリーホリデイに変えて、PCのスイッチを入れて、この原稿を書きはじめている。

ビリーホリディのしわがれたようで美しき歌声が、暖まり切って快調なWE300Bの真空管アンプを通って僕に囁きかける。

快調なテンポで歌われる Whatalittlemoonlight が気分を爽快へと導き始めている。

覚醒して少し立ってPCの画面を見ると、変換ミスと、とんでもない怪獣誤字羅のような文と、誤植の団体列車のようになっている。

一旦保存してもう少し休んでから修整しよう。

PCがシャツトダウンすると、リピートの Whatalittlemoonlight がリピートして来た。

ほんたうにこんな夢を見た 3

2008 5 24 日・午後 12 59 分をPCの右下は示している。

半覚醒後の                    玉地 俊雄だろうか?






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最終更新日  2008.05.31 12:05:08


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