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紫煙のゆらぎ・マンダラケイコ
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していると、随分と白の色いお姉さんが眼にとまった。
こまった性格で美人にイカれるのは小学校4年生からハッキリと始まっていた。
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つくづく「天女下凡」には敬意と憧れがあって、じわりと僕をがんじがらめにスグしてしまう。
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「ゆーるっくそーほわぃてぃのーらいくばりにーず」怪しすぎる英語である。
「あら わたし日本人ですのよ」
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僕は必ずキットこの時点で、この、プリサレンアグンのホテルフロントの前に在る巨木の根元での日本言葉の至近距離からの一撃に即死した。
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「ほしたら姉ちゃんあんたどっから来たん」
「あたしゃぁなごゃあからこっち嫁ん来とるでよぅ」
「名古屋っちゅうたら婚礼道具大変やなかったん」
「ガルゥダァいっちょチャアタァーしてよ、こんの村の上胴体硝子張りにして旋回させたかったんだけんどよぉ」
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美人のくせになんと言うユーモァも理性もある彼女に出会わざれば、3つの鍵の最期の1つを取りこぼす所だった。
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のちに、このジェロ・ウランダリは僕にこう言った。
マンダラケイコ。
通称マンダラケイコさん。
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「おみゃぁさんとプリ・サレンでおうたんわ まぁ 運命ぢゃと思とるでよ」
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3つめの鍵を握った瞬間だった。
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しかし、ウブドのプリアタンを知る人々の全てがこの王妃の苦難を知っている。
僕はそんな事まるっきり知らずどこぞのどっかえ日本くんだりからよう来はったもんやなぁとしか考えない人だった。
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「僕なこっち来てレゴンラッサムの写心撮ってんねん」
「あれま うちんとこおやっさん舞踏団3っつ持っとるでよ」
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本当はここで気付くべきだったが、気にしないのが僕のキャラクタァーで、変人のあっかましさが迷惑かけてありがとう。
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「どこで持っとるん」
「プリアタンのまんだら」
「さっきまで雨宿りしてなんやかんや似顔絵描かされて子供3人も描いたわ」
「あらおみやぁさんそりゃあたしの子供んたちだよぉ」
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次第に知らず知らずの玉ちゃんモードに入ってくのが分かる。
僕は波長が合えば3分で友達となる。チョコルダ氏もそうだった。
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「そう」
「そやったら金曜に赤い服きて踊っとった女の子撮影さしてくれへん?」
「いいですよぜんぜんもんでゃーあらせんでだいじょうぶだでよぉ」
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西からのぼったウランダリ ( 満月 ) 、ひがし~いにしいず~ぅむ。
これでいいのだ天災バカタマ。
マンダラケイコさんとの出会いだった。
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ウブドの達人 玉地 俊雄
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大阪人と名古屋人が話をすると吹き替えが必須なので、大部分の音声を吹き替えてお届けしておりますが、ウランダリ嬢は日本標準語、僕は大阪弁でした。
http://plaza.rakuten.co.jp/balitama/
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