漫画家・写真家玉地俊雄 紫煙のゆらぎ

漫画家・写真家玉地俊雄 紫煙のゆらぎ

2008.05.30
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カテゴリ: 紫煙のゆらぎ


            紫煙のゆらぎ・恐怖と地獄の拷問部屋アトリエ TAMAJI


恐怖と地獄の拷問部屋に座っていると気が狂ってしまう。

玉地先生だけを見ようとしても、どうしてもぎょうさんの目がこっちを見据えていて怖い。
お訪ねするのに  

ためらわれる。

市民・関淳一翁は椅子に座って難曲中の難曲“ トリスタンとイゾルデ ”前奏曲をヴィーナァーフィルハァモニカァーを相手に悠然と指揮棒を振った。
******** No 65.66 「関淳一翁トリスタンを指揮する。 前、後編 」 参照

当然この時間はトリスタンとイゾルデ全曲が鳴り響いている。
造花の束に屹立する40年モノの指揮棒を悠然と振った。

「あれはスゴイ音楽やった。良うワカランかったけどスゴイ音楽やった」
残してくれた感想文にはこうある。

“ 思っていたより見事に整理されていた部屋で、楽しい一刻でした。 ”


在大阪インドネシア領事館副領事と領事は、椅子を勧めても一度だに座らず、
2時間立ちっぱなしで4面、この3倍の雪崩崩壊落ちんとする作品群に言葉を失っていた。

******** No 71 「紫煙のゆらぎ・マスニ領事来訪」 参照
こう書き残している。

Sungguh pengalaman yana menxenagkan , menyaksikan karya - karya Tamaji - san sekaligus memprlajari FilosoFinya .
Osaka , 9 Mai 2008 MASNI ERIZA


玉地さんとフィロソフィニャだけは解かるが後は全く読めない。

何を恐れる事があるのだ。

お世辞かも知れないが彼らは微動だにせず、楽しい時間を過ごし、
玉地さんはフィロソフィァアーだと満足したように感じている。

ATORIE TAMAJI にはこの倍以上の作品群がいつもゆらぎ逍遥しており、僕を威圧し、
励まし、時には忠告とアドバイスを囁きかけてくれたりもする。

大切な大切な宝の部屋であり、かけがえの無い僕の宝物たちだ。

恐怖と地獄の拷問部屋と感じる人々は真理を理解出来ない人々かも知れない。
狂人で無ければ作品なんぞ創れるものではない。

ほとんどの人々は絶句して一言も口を開かない。
ウロタエ、目前のコーヒーカップや、あたりさわりの無い何かを求めて、
とりつくらおうとしているのがハッキリと見て取れる。


左端に手作り米国 W . E co, 300B 三極菅パワーアンプ。
ハーレムの売春窟から這い上がった稀代のブルースシンガァー、ビリーホリディのCDケース。
しかし、響いているのは愛と憎悪の死、トリスタン・ウント・イゾルデ。
バリ島ウブドのジャランハヌマンで買った古代イカのオーム貝。
昔昔、現在最も信頼する山田博一氏と創ったストレスフィギュア。
ひときわ高く立っているフィギュァの下のビンはシルクロード敦煌の砂。
その前には大阪大学政治学教授も知らなかったびいどろ・通称ポッペン。
横には万華鏡。
東京神田の指物師長谷川製作所との運命の出会い4x5の写真箱くん。
レンズは米国ゴルツ社のダゴール 210 mm、5~60年モノ。
引っ掛かっているのはマスニ領事が僕にくれた紫煙のモトの空箱。
ジャンクのスピィカァー。
世界一の紫煙、サンポロナマイルドメンソールの空箱。
ストロボで真っ白だが北京、夜の紫禁城を舞台にチャンィイモゥが撮ったジャコモブッッィーニの悲痛の絶筆、オペラ“ トゥーランドゥット ”
古いサクマ式ドロップスの、別の飴ちゃん入り缶。
造花の花華と屹立する2本の指揮棒のメープルの握りはバロック等小品用、
コルクの握りは40年モノで、熱狂する偉大な音楽の為に使用する。
百均の竹底スリッパは半年テガランタンに置き忘れたら、カビが生えていたが洗って使用している。
左の大きな写心 ****** No 109.110 「 噂のナイコン 3 と 4 」参照
その右の小さい方 **** No 64 「 内科医ビダニ 」参照
中央の錦秋穂高涸沢で僕は写真をやめた。
******** No 15 「 みてるんです 」 で写心に目が覚めた。
諸君からすればガラクタだが僕の宝物たちだ。


どうだ。
狂人とはこんなもんだ。
おそそれいりやの鬼子母神。

僕はぜんぜん平気でなんの問題も無いのに、何故人々は恐怖するのだろう。

虫プロダクションの壁に塗り込められ、た巨大でスゴイスピーカーからは、
他人迷惑そこのけそこのけ手塚治虫が聴くゾ。
フルベンのブラァムスの第1交響曲やムラヴィンスキィのチャイコの悲愴交響曲
が鳴っていた。
ここは、変にひんまがった真っ白い壁だけだったが。

後日電話で話をした時、関さんがこう言った。

「天災にはそういう人が多いモンですよ」
「いいえ違います。僕は狂人です」

変人狂人異常性格者らからうけたまわる。
「おまえはオレよりもっと変だ」
之は賛辞の言葉と理解する。


ATRIE TAMAJI 住人                   玉地 俊雄






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最終更新日  2008.08.12 18:08:32


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