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はいせつ・ワルンカチューにて
紫煙のゆらぎ・左手は不浄
「人間は食べる葦である」
哲学者タマヂィが言った有名な言葉である。
食・住・衣は人間生活にとって欠かせぬ必須のアイテムである。
食せねば腹が減る。食い過ぎれば体に悪い。
食すればもよおす。
命を狩る生命の宿命である。
諸君は亜細亜の人々の間では、左手は不浄であると聞かなかったかい?
左の手は不浄である。生まれた時からずっと不浄である。
左の手でオランの首から上など絶対に触れてはならない。
頭部は神聖だから。
右には水桶と柄杓がある。
水を左の手に湿して処理し、再度手を洗い、手動にて排水をする。
川の中で排泄をいたす時は上流にオランがおらんか確認するがよかろう。
流れてくるかもしれない。
中国の農村部へゆけば、田畑のあぜに2枚の板が並べられ、見晴らしの良い後ろ向きでの排泄をなさっていたりする。
昔は日本もそうだったらしい。
社会科の授業ではこれを話してはくれなかった。
連中も教科書を読んでいるだけか、知らなかったかのどちらかだったのだろう。
これは、ウォシュレットという便器に進化して世界中に拡散していった。
百読は1排にしかず。
所変われば仕方も変わる、現地の現場でしか体験できないと東大路玉山人も言っていた。
ウブドの達人 玉地 俊雄
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