漫画家・写真家玉地俊雄 紫煙のゆらぎ

漫画家・写真家玉地俊雄 紫煙のゆらぎ

2014.07.21
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カテゴリ: 紫煙のゆらぎ


クリミア併呑







            紫煙のゆらぎ ・ プーチンの憂鬱な日々






露西亜のプーチンは子飼のようにしていたウクライナが、
EUと同盟を結びたいという選択肢をとりはじめる政権になってしまいそうになり慌てた。

露西亜黒海艦隊の軍港クリミア半島全域にある黒海艦隊の軍艦と基地施設は死守する。
クリミアの軍備と施設をEUに渡すのは露西亜の軍備を武装解除される事に繋がり絶対に阻止する。
軍事顧問団と隠密裏に露西亜正規軍を派遣してすみやかにロシア編入手続きも用意した。

署名するだけでハラショー。

あからさまな主権侵害だと世界中が罵ろうと既成事実を積み上げてしまうやり方に嘲笑で答えた。
あからさまに過ぎる領土併呑には訳が有る。

アメリカのシリアに対する失態に続く、
イラクでの腰が引けたやりとりを傍観すれば、
クリミア併呑には文句を言えまいし行動する蛮勇もあるはずがないだろう。

ビンゴである。
アメリカは世界の警察ではなくなった。
すみやかにあからさまにクリミア併呑は儀式として世界中にアメリカの無力をみせつけた。

ドネツク・ルガンスクの露西亜国境地帯にはロシア人が多い。




プーチン





多いがクリミア併呑からまだ時間が経過していない。

このあたりは兵器産業の中心地だからこんどは秘密裏にこっそりと時間をかけて事を運ぼう。
露西亜編入を求める連中には 6Yk を操作する事は出来ない。
レーダー追尾システムは更に操作が難しい。
地対空ミサイルとロシア正規軍の技術者ごとこっそり国境を越えて貸与しよう。
世界中から糾弾されているからロシア国内へこっそりとすみやかに戻して隠せると思うのか。
今や2mの軽車両の車種までが軍事偵察衛星で識別できる時代である。

盗難事件もおこっている。
銀行はクレジットカードの不正使用に対処し始めた。

火事場泥棒以下の卑劣な行為が凄惨な現場で白昼軍用ライフルの威圧下で続いている。
ロシア正規軍のコントロールが利かなくなってきている。
ネット上の画像はひどいものだ。
しかし現実の映像である。

プーチンの憔悴した表情にはクリミア併呑のセレモニーから極端な落差がありありと見えている。
オバマはシリアでの大言壮語に国民世論の厭戦気分が災いして実行力が無い無能だと断じられた。




オバマ





バラク・オバマは昨今の失態で歴代最悪の大統領だとの評価を受けている。

失地回復のチヤンスだと見るのは危険だしもうそんな指導力も失せてしまった。
バラク・オバマには限られた選択肢しかない。
経済制裁は限定的にしか働かないが徹底した$決済と取引停止は危険な行為でも有る。
北朝鮮がマカオの銀行取引完全停止で干上がったのと同様の金融制裁は露西亜に何をもたらす。
北朝鮮が日本にカネをくれと言うのと同様島と天然ガスを買えと言って来るだろう。

アメリカは北朝鮮の核に対して日本に文句を言うのが当然だから露西亜に対する事例も見ている。

アメリカは軍事偵察衛星の詳細な真実を持っている。
偵察衛星の解析能力が国外に漏れるという愚はしないだろうが傍証にはなる。

クリミア併呑をみすみす許してしまった。
イラクのスンニ派がシリアの内戦で強化されて戻ってきた。
イラクのスンニ派だったフセイン政権を大量破壊兵器があると意図的誤認の基で破壊した。
シーア派の新政権はスンニ派に冷たかったので宗派争いがミドルイースト中で争い始めた。
アメリカは長い泥沼戦争から手を引きたい。
シリアの化学兵器使用に対して軍事行動も辞さぬと言ったが国内の厭戦気分に負けて躊躇した。

全ての因縁と結果がここに結実した。
マレーシア航空機・ウクライナ軍アントノフ26輸送機誤認撃墜事件。




露西亜のNL





露西亜のN L・ネーデルランド大使館前にはたくさんの献花とぬいぐるみがある。

ロシア人は気付いているのだろう。
複雑な心境だろうが事実と真実は理解されているはずだがおおっぴらには言えないだろう。
ロシア国内のSNSではどういう反応が有るのか。
中国でさえ書き込み削除が繰り返されている。
ロシア人民はこの撃墜劇に如何反応しているのだろうか。

ドネツクの住民は如何反応しているのだろうか。

ロシア人民もネーデルランド人民も同じ大地に暮らす人間同士である。
哀悼の意はさまざまな方法と場所でおこなわれる。
起こってしまった事件はこぼしたミルクはもう飲めないからこぼさぬようにしなければならない。

ウクライナ軍輸送機アントノフ26と誤認してレーダー照射したのは露西亜正規軍人か。
6Yk を発射したのは露西亜正規軍人か。
誰が命令したのか。

誰が火事場泥棒を許可したのか。




白百合





イラクのキリスト教徒はイスラミへの改宗か死かを迫られてトルコへ逃げ込む。
イスラエルはユダヤ人に約束されて土地だと言い張ってアラブ人を追い出す。
追い出した後に住宅を作りイスラエル人を住まわせ国土を増やしてゆく。

アラブ人の子供たちはイスラエル兵士に向かって石を投げる。
石を投げる行為が当たり前になってそのまま成長する。
成長すればムジャヘディンハルクになってゆく。
ジハードで戦死すれば宗教上の英雄になれる。
じつに馬鹿げている。
今日も明日も来週もガザ地区での死傷者の数が増えてゆく。
アメリカはもっとやれとの内心を口に出さない。
やりすぎるなよとは呟きたい。

白百合は生きている。
白百合は大地かそれとも鉢植えであっても根を持って生きて枯れしおれるまで生きつづける。
切花は死にゆく美人のようにはかない。

白百合は鉢植えの中でも生きつづける。
日々白百合はなくなってゆく。

握り飯を3つに分けて食べる事が出来るでしょうか。











                             玉地俊雄





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最終更新日  2014.07.21 11:25:51


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