漫画家・写真家玉地俊雄 紫煙のゆらぎ

漫画家・写真家玉地俊雄 紫煙のゆらぎ

2016.01.07
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カテゴリ: 紫煙のゆらぎ




火焔土器

















竪穴式住居の中で縄文の人々は必ず火をたいていただろう。

夜がきて朝となったんだろう。
1日のはじまりであったのでもあろう。

何も無いしあわせと食べて生きられるだけの生活ってどんなんだったんだろうか。

火焔土器には出土した時に煮炊きの痕跡であるコゲがあったと聞く。
火焔土器を煮炊きに使用するなんて贅沢の極みだ。




燐寸




僕はバリ島ウブドにあるロイヤルピタマハの燐寸を1本擦って、
今から火焔土器の中にたててあるろうそくに火をともそうとしている。

販売元の小池ろうそく店が和蝋燭を2本同送してくれた。



火焔土器




縄文人たちの夜はどんなんだったんだろうか。

ATRIETAMAJI で明かりを全部消すと、
外は池田・豊中・伊丹空港へと着陸する飛行機の騒音が騒がしいのである。

飛行機の航空燃料はどれだけ地球を温めるのか。

しかし、
こんな贅沢が世界中の何処にあろうか。

しかしまたただろうそくのほのおと航空機の着陸時の爆音もいまは仕方が無い。




火焔土器



芸術は爆発だ と叫び続けた岡本太郎さん。

縄文の火焔土器にいたく触発された岡本太郎さん。
彼が長生きして、
この火焔土器を複数個持ったなら、
はたしていくつぐらいを破壊するだろうかと思うとたのしい。

火焔土器から立ち昇るろうそくのほむらは、

                            α 波

の増幅器のようにやわらかく、
そして美しく、
ただただほんのりとしたあかるさをあたえてくれます。




火焔土器



僕の直近で 

                          芸術は爆発だ 

と、
怒鳴り続けた岡本太郎さんには叶わなかったこの 

                          火焔土器 

を、
自分自身の心の奥底の深い深い、
命の細い琴線にじっとりと沁みてくる愉悦は限り無く心地よい。

とうとう海水温が深海底まで熱を吸い込んで今上昇に転じ始めている。

奇蹟の宇宙生命体宇宙船地球号の、
勘違いした乗組員が、
いつ自然淘汰のトリガーをひいたのだろうか。




                               玉地 俊雄





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最終更新日  2016.01.07 09:23:18


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