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(昨日の続きです)
山の中へ降りたUFOのような形をした日本最古の石博物館。
入るとすぐに宇宙の誕生から現在まで地球の歴史を
15分間の映像で解説してくれます。
次にタイムスリップエレベーターで(下へ降りながら)
現代から20億年前の世界へ時間旅行します。
46億年前に地球が誕生してから
古生代の初めまで(5億4千年前)は先カンブリア時代。
地球最古の石はカナダで見つかった
約40億年前のアキャスタ片麻岩。
フィンランド、グリーンランド、カナダ、オーストラリアで見つかり
集められた30~35億年前の石が展示されています。
地質模型
この博物館がある七宗町周辺は約2億5千万年前(三畳紀)から
1億6千万年前(ジュラ紀)の石が広く分布しています。
それはラジオラリア(放散虫)というプランクトンの化石からわかりました。
日本最古の石はここで1970年に発見された20億年前の片麻岩礫です。
その石の中には34億年以上も前にできたジルコンという
日本最古の鉱物が含まれていました。
ぐるりと回ってから階上へ。
大きなアンモナイトや(もちろん触れませんが、両腕で抱えきれないほどの大きさ)
モササウルスの頭骨の方にむしろ興味がわきました。
かたいお話はここまでにして、
地球儀の前でレッキーくん達と記念撮影。
そして近くで白川茶の茶摘み娘に変身。
(スッピンでゴメンナサイ)
年甲斐もなく遊んじゃいました。
昨日紹介するのを忘れた杉玉です。
日本最古の石を勉強した後では、
上麻生礫岩の中に砂岩、石灰岩、頁岩(けつがん)、
花崗岩、片麻岩等の礫が含まれていると知り、
飛水峡の岩を見る目が以前と変わったのでした。
PS) 暗黒の無の世界から
隕石がぶつかり合い
銀河系ができ、太陽系ができ、
ドロドロのマグマの塊の表面が冷えて
46億年前に地球ができました。
陸にくぼみができ水が溜まり
水中にプランクトンや藻や生物の始まりが生まれ
陸に上がり進化と消滅をくり返し、
やがて人間の祖先の原人が生まれ進化してきました。
先カンブリア時代から1年間のカレンダーで表すと
12月31日にやっと人間が誕生する計算になります。
その中で現代人は一体何秒になるのでしょう。
地球時間のそんな短い時間の中で
人間は一体何をしているのかと
考えさせられました。
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