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昨夜は隔月で開催されているお茶の間ゼミナールに出かけました。
菊薫る会場で午後7時から9時まで
岩手県陸前高田市の震災瓦礫から作られた
ヴァイオリンの演奏に耳を傾けました。
演奏されたのは濱島秀行氏。
平成27年度岐阜市芸術文化奨励賞を受賞された方。
5歳でヴァイオリンを始め、
2005年からソロ活動を開始、
2012年「千の音色でつなぐ絆」プロジェクトに参加し、
岩手県陸前高田市の震災瓦礫から作られた
ヴァイオリンを演奏してみえます。
2013年音楽療法士・演奏家としての活動が
NHKで紹介され、中京テレビ「愛は地球を救う」
のグランドフィナーレにも出演されています。
その他、ZIP-FM,CBCラジオ、ぎふチャンラジオ等
メディアにも多数出演されています。
「音楽の力で人を幸せにしたい」という思いで、
福祉施設や病院、学校での公演を
積極的に展開されています。
せっかくのお茶ゼミなのに、参加者が少なかったのが残念でした。
ちょうど前日陸前高田市へ公演に出かけられ
翌日の開催でしたが、疲れも見せず
震災地で聞いた生の声を伝えてくださいました。
政府は大きなプロジェクトを立ち上げて
ハード面の震災復興を着々と進めているけれど、
ソフト面ではまだまだ足りないというお話を聞きました。
演奏はとても素晴らしく、
ヴァイオリンの音色に涙が出てきました。
高いところでの演奏だけでなく、
会場を歩きながら、すぐ耳元で
ヴァイオリンの音色を伝えて下さいました。
濱島さんは演奏家だけでなく音楽療法士でもありますので
病院の末期患者さんだけでなく、身体に障害を持った方々や
介護施設のご老人たちをヴァイオリンの音色で
癒されています。
会場の参加者たちを左右2つのグループに分けて
左右で違う手拍子を打ちながら
ヴァイオリン演奏に合わせたり、
昔懐かしい秋の歌を全員で数曲歌いながら、
とても楽しい時間を過ごせたのでした。
(つづく)
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