猪突猛進ダンサー日記

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chiichan60

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2023.11.23
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カテゴリ: 旅行記



母屋は1870年代に建てられ木造二階建て、瓦葺、

72平方メートルのこじんまりした庵です。

(外壁に塗ってあった紅殻は鉄分を含み、耐久性が強いので

加賀地方の建造物によく用いられています。)


まず最初は「囲炉裏の間」です。

ここで魯山人は山代温泉の旦那衆たちと語らい、

加賀の豊富な食材を使った料理を味わいました。




次の部屋はロビーです。






魯山人と山城温泉との関係がよくわかるDVDを見ながら

お茶と和菓子を頂きました。

山代温泉に窯を築いた初代・須田青華(実際は青の上に草冠がついてます)、

九谷焼窯元・須田青華の茶器で献上加賀棒茶を頂きました。

地の香はきな粉とマカダミアナッツの和菓子でした。

昔懐かしい味を感じました。

そして和菓子と茶器の下には山中塗の茶托が使われていました。




庭を見ながらしばしくつろぎました。




この後、展示室に入りました。

土蔵を改装し、魯山人が彫った刻字看板や

ゆかりの作品が展示されていましたが、

すべて撮影禁止だったので拝見して回りました。

次に仕事部屋に行きました。

魯山人が刻字看板を掘るために仕事場として利用していました。










ここから茶室になります。

水屋




陶芸家 原呉山 作であり、

魯山人滞在時には茶会が開かれていました。




ここから急な階段を上って二階へ。

大正期に山城の旦那衆たちが好んだ謡の本などが展示されてました。




山城へ来て初めて製作したのが「吉野屋」の看板でした。

吉野家の子息、恒(ひさし)との交流は晩年まで続いたそうです。




書斎には法学全書や謡の本が展示されていました。








北大路魯山人のいろは草庵を全て見学し終えました。

では次にまいりましょう。



(つづく)





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Last updated  2023.11.23 05:00:08
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