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六本木ヒルズにほど近い西麻布交差点に忽然と現れた忍者屋敷のような居酒屋さん「権八 西麻布 / Gonpachi Nishiazabu」。店内の梁も灯りもホンワカいい雰囲気です。入り組んだ色んな会社の電車を乗りこなすことも出来ない私が、(モノレールと空港連絡バスと京急はなんとか大丈夫)六本木だの西麻布だのに自力で来られるはずもなく、ましてこんな素敵なお店を知ってるはずなどもっとなく・・・息子の上司と同僚の方にお誘いいただき訪れることができました。みなさんの貴重なお休みの日を私なんぞのために、ありがとうございました。広州の渡れない交差点やらシンガポールの不景気やら香港、ロンドン、大連、台湾などなど、赴任してきた土地のお話が面白くてありゃ、気づけば料理の写真をあまり撮ってなかったわい。メニュー曰く「絶品!手羽先 / Tebasaki」、美味しくないわけないよね。この↓「YOU占有率」の高さにもビックリ。周囲を外国の方々にギッシリ包囲され続ける異常事態に、どこでもドアで異国へワープしちゃったのか、はたまた飲みすぎで意識を失い夢でも見てるのかと不安になり、みんなで「ここ日本だよね」と何度も確認し合わずにはいられませんでした(笑なんでも「権八」は映画「キル・ビル / Kill Bill」の撮影モデルになったこともあり、別名「キル・ビル・レストラン / Kill Bill Restaurant」と呼ばれているとか。スティービー・ワンダー、スティーブン・タイラー、レディー・ガガ、シルベスター・スタローン、ノーマン・リーダス、ドルフ・ラングレン、マルーン5、キアヌ・リーブス、クエンティン・タランティーノ監督、ついでに スットコドッコイ 小泉純一郎&ブッシュの凹凹コンビなどなど著名人も多数来店しているそうです。「権八」では希少種かもしれない日本人のテーブル、あれがボクたち。〆にお蕎麦をば。"つるり"とやさしい蕎麦の香を楽しみつつ、極悪添加物「果糖ぶどう糖液糖」のインチキくさい甘みのしないきちんと美味しいそばつゆに感嘆。帰りに前後を高い壁のような外国の方々に挟まれて出口へ向かっているとその「YOUの群れ」をあっぷあっぷ掻き分けながらお店の人が私の方へ近づいてきて手を握らんばかりに「いつもいつもご利用いただきありがとうございます!」と言い放つではありませんか。うーーーん、ヨシヒコそれちょっと違うんじゃないかなー(メレブ?)私の記憶が正しければこのお店にも、いや西麻布にさえ足を踏み入れたのは初めてのはずだし。でもあんなに真っ直ぐ目を見て言われると、パーマン2号かグレムリンのように増えた私の知らない私が夜な夜な権八で蕎麦を手繰っていたとしてもまぁいいかという気持ちになる。思い起こせばこの数日前、品川浦の舟だまりを眺めに行って目に留まった北品川橋の柱を撮影しているときにも(古い石スキ)、自転車でニコニコと近づいてきた女性に「先生、土曜日のどうなりました?」と声をかえられましたっけ。人違いだよねと思いながら、ひょっとして知り合いだったっけと「あー土曜日はちょっとワカラナイかなーむにゃむにゃ」言ってると「えっ?」という顔になり「ひょっとして先生じゃない?あらーごめんなさい、ピアノの先生にそっくりだったからー」と言われました。いやいや、私の逞しい手でピアノなんぞ弾こうものなら、鍵盤2つ一緒に叩いちゃいますって。「その先生、よく権八で蕎麦食べてる?」って聞いときゃよかったな。まっいいか。南品川にある日本ペイント明治記念館へ向かう途中、歩道のない狭い道で立ち止まり空を見上げ佇む人あり。視線を追うと、あらまぁ冬へ向かうというのに花盛り。冬は墨絵のような景色が広がる北海道で生まれ育った私には不思議な光景です。花の名前は「山茶花(さざんか)」、と教えてくれました。落ちたところが工事中の砂利の上だって、実も花びらも綺麗です。
2016.11.28
華麗な装束で着飾った100頭ほどのめんこい大きな馬+ときどき仔馬たちが滝沢市鬼越蒼前神社から盛岡八幡宮まで約13キロを約4時間もかけて行進する「チャグチャグ馬コ」は200年以上受け継がれている農耕馬に感謝する伝統行事です。穏やかな馬たち、共に歩む人の姿、昔日の記憶のように遠く近く聞こえる鈴の音に心安らぐ「チャグチャグ馬コ」、2016年は6/11(土)に晴天のもと開催されました。盛岡市中の橋に到着した絢爛豪華な新燕号が、こんな風にペロリと装束を脱ぐと(馬コの抜け殻?はたまた脱皮?)、きゃー恥ずかしい馬のヌード!なーんて、これがいつもの姿なのにね。11歳の新燕号、気温30度を超える中お疲れさまでした!気温30度といえば、この前日「ベアレン」さんに「明日も来てくださいね、待ってます。」と言われたけど、(気まぐれサラダ、だったかな)「札幌人ゆえ明日の気温がもし30度を超えたら、融けはじめるので(雪像か!?)来られないと思います。」と約束を保留にしておいて良かった。なぜなら、わたしの顔を見ると食べ物を与えたくなるのか、岩手の人がやさしいのか、南部曲り家の藤倉家さんでは「奥にあがってご飯食べていきなさい」と手招きされ「ホテルでたらふく食べてきたので」とお断りしたり、行進を終えた馬コと人が休む中津川でも食べ物やビールをいただき、部屋でそれらをありがたく美味しく食べてこの日の夕食は完了。袋に入っていた大福5つ、さすがにこれには降参してホテルのフロントに「お願いだから貰ってください!」と緊急協力要請。早く目が覚めた翌朝、盛岡城跡公園で開催されていた「もりお花(か)ハンギングバスケットフェア2016」を覗きに行ったら、あちらこちらにラジオ体操する市民の姿が。こちらは寝ずの番で花を守っていた警備員さんたち。わたしも一緒にラジオ体操していてふと思いつき写真を撮らせてもらいながら「ブログに載せるかもよー」と言ったら「俺らどうせそんなの見ないからいいよー」ということで載せました。警備員さんの「チャグチャグにばんえいの馬来てたっしょ。黒光りして顔つきから体つきからキリッとして凄いオーラだったー」の一言が気にかかり、札幌に帰ってからばんえい十勝のHPを調べて愕然・・・【6/11(土) ミルキー号ら 岩手県チャグチャグ馬コに7回目の参加】【6/12(日) ばんえい十勝in盛岡競馬場 PR馬ミルキーも登場】あー 会いたかったなぁーばんえいPR馬のミルキー号が盛岡競馬場で一生懸命働いていた6/12の午前、何も知らないわたしは・・・バスを待ちながら盛岡の地元密着型コミュニティデパートNanak1Fの、Nanakデリカテッセンでワイン飲んでました。(ASCONI Exceptional Chardonnay 2011 モルドバ共和国)ここのワインの試飲はおつまみも付いて税込み500円。鉈屋町のこうじ屋細重酒店の店先でもっきり飲んでないと思ったら、Nanakでワイン飲んでたという・・・(FATTORIA DI GRIGNANO Salicaria-Rosso2007 のチラシ)白ワインが赤くなっちゃった~(マギー審司?)(Domaine Grande BellaneCotes du Rhone Village Valreas Cuvee Sans Sulfites 2013)この↑現象、世間では「2杯目」とも言う。岩手に佇むばんえいの馬に会いたかったなぁーもうひとつ、5年ぶりだけど名店会館2FのSALUTEさんにも行きたかったなぁーSALUTEさんは三陸のホテルでテレビをつけたら映っててビックリ!岩手テレビ「夢見るピノキオ」6/12 Vol.367 涼やかに初夏の麺~生うにらしいので、来年はうに愛好家の哲ちゃんを引きずって行こうと、行けたらいいなと。
2016.06.17
2月に秩父蒸溜所のウイスキー「イチローズ モルト&グレーン」 (Ichiros Malt & Grain Chichibu Blended Whisky)をあげたら、3月に「炭焼&EZOバル Merio(札幌市厚別区)」へ連れてってくれた。店名に「炭焼」と謳っているようにカウンターの向こうでは絶賛焼き鳥じゅ~じゅ~中にもかかわらず焼き鳥屋さんぽくないお店です。(写真は許可を得てから、相変わらず飲み屋用カメラRICOH GR Digital IIIで撮ってます。あ、一眼レフの方は、Sony55も77IIも「ダメだこりゃ」で、近々買い替え予定)うかうかしていると表面に膜が張るほど濃厚だったことなどから「コラーゲンの補充完了!」って心持ちにしてくれたこの日のお通し「鶏だんごスープ」。冬眠あけのヒグマのようにモリモリ食らうは「EZOサラダ」。ほんのり甘い「味噌ホルモンの串焼き」(本日の黒板メニューより)。前回来たときに「白老牛のうまい棒」やらを食べてお腹いっぱいになり食べられなかった定番の焼き鳥にもありつけました。歩道の雪が解けて歩きやすくなったとはいえ、まだまだ氷点下な夜もある札幌だけど、3月だし誰しも薄手のコートだし。なのに訳あって厚別を15分ほど歩いて店にたどり着いた時には、チルド室の肉ほど凍え切っていたものの、揚げニンニクひと欠け食べたら指の先まで暖かくなり、つくづくニンニクの効能を実感した次第です。生だと辛いわ香りも強いわのニンニクですが、じっくり揚げるとちょっとユリ根に似てきて食べやすくなるような。丸いままのやら砕かれたのやら、やさしい香りのピンクペッパーも似合ってます。行くたびに顔ぶれが違うバーニャカウダの野菜たち、美味しくて「野菜だけおかわり!」したことだってあるんだぜ。ここのバーニャカウダにアピオス豆がコロコロしていたこともあります。初めてアピオス豆を見つけて買ってきたのは、ばんえい競馬場に隣接する「とかちむら産直市場」でしたっけ。あー、大きい馬に会いたいなー6月になったら岩手のチャグチャグでたらふく会えるんだけれども…野菜を温めようと思い立ちバーニャカウダのソースにしばらく浸しっぱなしにしてみました。お懐かしや右端のオータムポエム、うちの庭の片隅で雪が降るまで、いや、雪が降っても頑張ってくれていたスゴイ奴。今年も夏が終わるころ忘れずに種を蒔くからね、よろしくね。そういえば大橋トリオの「アネモネが鳴いた」という曲、好きでよく聴いています。♪もしもこの世界に終わりの日が来たとしても僕らは涙なんか流さず小さな種を蒔く… ♪馬や犬猫鳥など動物にはいつも堂々と日本語で話しかけてるけど、野菜や目に見えないものと会話し始めるのは酔いが回った証拠。ぼちらぼちら帰るべ。炭焼&EZOバル Merio札幌市厚別区厚別南2丁目13-28 Tel:011-802-5884Open:12:00-15:00 18:00-24:00 お休み:不定休
2016.03.22
「糀や仁太郎 仙台駅前店」にて、刻んだ野菜に味付けした「だし」が乗ったお豆腐、えのきだけ、あん肝、と盛りだくさんなお通し。それにつけても、「毛鹿の星(もうかの星)・海のレバ刺し」っていったい・・・運ばれてきた「毛鹿の星(もうかの星)」は、見た目は本当にレバ刺しのような気仙沼で水揚げされているモウカザメの心臓のお刺身でした。あっさりめのレバ刺しとでもいいましょうか、新鮮なものでないとお刺身では食べられないそうで、クセもなくトゥルンとしつつ食感もしっかり。産地の気仙沼はもとより宮城県内ではモウカザメから"ふかひれ"を取った後、身は切り身や魚肉練り製品など様々に利用され、心臓はモウカの星とよばれ刺身などで食べられるそうです。日本人は昔から、いただいた命をできるだけ無駄なく有り難くいただいてきたんだね。「糀や」さんなので毛鹿の星(もうかの星)を"塩麹とごま油"でいただきます。 ヘタレ 息子が飲んでいたのは、日本酒カクテル「蔵トニック」。私が飲んでいたのは日本酒、吞み口すっきり気仙沼・角星さんの「水鳥記」。この時期、仙台を北へ、蕪栗~伊豆沼あたりへ行けばワンサカ水鳥に会えるんだけど今回は時間がなかった、ぶー(追記:「水鳥記」ってなんのこっちゃと調べてみたら、江戸時代の大酒のみ比べを滑稽に描いた仮名草子の題名で、「酒」の字を偏「(氵)水」と旁「(酉)鳥」に分け、酒や酒飲みを意味したそうです。マガンなどの水鳥とは関係なかったのね)ちょっと一切れずつ、金華さばをはじめ「ひがしもの」のお刺身。お刺身も醤油ではなく、好みの薬味を添えて味噌こうじ(左)や醤油こうじ(右)でいただきます。寒い夜の味方、"自家製コラーゲンの糀もつ鍋"。こうじ効果でしょうか、柔らか~い"仙台糀漬け厚切り牛タンの炭火焼き"。秋保野菜のスティックサラダも、(秋保って「あきほ」じゃなくて「あきう」って読むんだそうです)塩麹+レモンのディップと、写ってませんが味噌こうじ+マヨネーズのディップでいただきます。「糀や仁太郎 仙台駅前店」(宮城県仙台市青葉区中央2-2-38 フォーシーズンビル8F) 丁寧に注がれたエビスの生ビールも美味しゅうございました。東北を歩くと街角で美味しい麹に出会うことも多くちょくちょく買って帰るのですが今回は買う機会に恵まれませんでした。ぼちぼち「ニシン漬け」も仕込まねばなりません。今年は「軍馬慰霊碑」の建つ大好きな本別町(十勝)にある「渋谷醸造」の麹を取り寄せました。優良発酵食品=麹サマサマ、今年もお世話になります。
2015.11.09
長い無沙汰のあとだって 小林酒造は心地よい「北の錦 新酒を楽しむ忘年会」、平成26年12月20日(土)北海道夕張郡栗山町・小林酒造にて。予定表にピシッと「15時00分~蔵見学プレミアムツアー」と書かれていたそれは、南杜氏の語り口に癒されつつ、「つまみ食い」ならぬ「つまみ飲み」は興味深く。洗米作業中の蔵人さん、酒米の吸水具合を見極め「今だ!」と腹を決めエイッと脱水機へ。水を孕んだ酒米の重さはいかばかりか、見ているだけで腰が痛くなりそうな。小林酒造では「米が水をどれだけ吸ったか」の前に、「(吸水前の)米の水分量」にも注意をはらっているそうです。風土やお天気や保管状況や仕込み時期や、きっとひと風ひと雨で違ってくる繊細な事がらなのでしょう。ポカポカと暖かい麹室では蒸されたお米と麹菌がミニオンのようにせっせと働いておりました。シバレルこの時期、確か気温が30度以上もある麹室にずっと居たいと思ったけど、数日のうちに私にはきっと有毒で極彩色のカビがはえはじめ、酒造りに多大なご迷惑をかけるに違いないと想像できたので諦めました。今年は常より余裕をもって仕込み期間を長く、一度に仕込む量も少なく、小さ目のタンクで日にちを変えて幾つか仕込んでみたりと、実験的で繊細で楽しみな挑戦をされているそうです。こちら↑はまだ"粥状"でしたが、この段階でもうタンクごと風味が違います。もうすぐ"売ってるお店にしか売ってない"「冬花火(純米大吟醸)」になるらしい醪(もろみ)は、ごくごく極上の飲んだこともない乳酸飲料を彷彿とさせる味わい(?)でございました。倉庫を見上げたときや古い煉瓦に触れたとき「永遠」なんてないと分かっていても「消えずにいてほしい」と思ってしまう。柱↑に「日本高圧ヒューム管」の文字、酒造りの他にもいろいろな事業をされていた(いる)名残り。(参考まで:「レンガ積み職人が遺した建造物 ~ 北海道編 (I)」)使われていない倉庫の中から古い酒造りの道具たちが偶然見つかり、小林専務がfacebookで「里親(引き取り先)を」と呼びかけたら日本中から引き合いがきてあっという間に運び出されきれいに片付いたそう。万が一にも倉庫が崩壊し酒道具が下敷きになるなどして使えなくなる前に役立つ場所が見つけられ託せてよかったとホッとした表情で話してくれました。いつかあるとき、北海道から遠く離れた山深い里や海沿いの小さな町で、「北の錦」とか「栗山・小林酒造」の文字を見かけ、「おや?」と首をかしげる人いくたりか。映画「ぶどうのなみだ」のロケ地にも(エリカのアパート・回想シーン)小林酒造の敷地内にある工場跡が使われたそうです。だけど しぼりたての新酒が勢ぞろいしちゃう 「新酒を楽しむ忘年会」だもんそれぞれ旨いので、それぞれ飲みすぎると、とんでもなく飲みすぎることになる。なめみそ、揚げた酒粕、サバ缶と酒粕のペーストなど、アテも勢ぞろい。ずっと水切りしておいてくれた絹ごし豆腐を胡麻油だけでじっくりと揚げ、日本酒を煮切って手作りしたポン酢で食べさせてくれる人なんて、小林さんの他になかなかいるもんじゃない。(私の周りにはいない)五感に恵みの沁みわたる忘年会をありがとう。 話は飛ぶけど、ハーゲンダッツのCMで流れる心地よい曲が記憶の底からルパート・ホルムズの「エスケイプ」を釣り上げた。Rupert Holmes - Escape (The Piña Colada Song)
2014.12.26
燗酒に使われているのが秋田の「刈穂」で、それが鳩燗(はとかん)で供されようとも、カゴの中から好きなのを選べるお猪口の底に魚が潜んでいようとも、飲み過ぎには注意しましょう!(自戒(ばっきーさんじゃないけど、5/19のあわびの里フェスティバルまでもつのか肝臓?)煮込みなんぞをつつきながら首を長くして待っていたのは、鶏レバーの塩!ケンタッキーフライドチキンを10個食べるのは不可能だけど、ここ、「やきとり呑斗」の鶏レバーなら10本食べられると思うvお口の中でトロリと滑らか~に消えていきます。ぼそぼそモソモソしてないので、レバーが苦手な人もお試しあれーもちろんタレも美味しいけど、つくねやセセリなどなど、他の焼き物も美味しいけど、やっぱり私のイチオシは「鶏レバーの塩」!ここは、夜になると人通りもなく、昼もあんまり人通りがありません・・・(丸紅が宅地造成で広大な雑木林を消滅させちゃったから今年は来てくれるかどうかわからないけど、例年ならばオオジシギが「ジジジー、ザザザー」と滑空する町だからね)お店のお客さんが「バスはたまーに通るけど、いつ来るんだか」とボソッとつぶやく、そんな場所にあるやきとり屋さんなのに、満席で入れなかったり売れすぎて品切れになっていることもあります。おっ、八海山(新潟)の米焼酎?霧島(宮崎県)のグラスで新潟の焼酎をロックで傾けながら、"札幌中心部まで14km超だけど北広島市まで200m"というやきとり屋さんの夜は更けます。「やきとり呑斗」 札幌市清田区里塚緑ケ丘11丁目17-12Open:17:30~24:00(ラストオーダー 23:00)4月から始まったNHK朝ドラ「あまちゃん」は、久しぶりに見るのが楽しみ♪(「純と愛」は出演者と宮古島がとっても気の毒でした。二度と見ません、遊川和彦作品w)東京から岩手県の北三陸に行くには新幹線とバスを使うのが一般的だそうですが、北三陸鉄道を使おうとすると、東京→仙台で石巻線に乗り換え、石巻で気仙沼線に乗り換え、気仙沼で大船渡線に乗り換え、盛で南三陸リアス線に乗り換え、釜石で山田線に乗り換え、宮古で北三陸リアス線(通称・北鉄)に乗り換え・・・という説明が鉄拳さんのパラパラマンガとともに第一話の中に出てきました。この乗り継ぎはとっても楽しそうでこの通りに辿りたくなりますが、現実には東日本大震災の被害からまだ復旧しておらず運休中の区間も残っています・・・ドラマの舞台である三陸の架空の町のびっくりしたときの架空の方言「じぇ!」、びっくりの度合いによって「じぇじぇ!」、「じぇじぇじぇ!」と増えるそうですが、びっくり度合いに連動して顔文字も(‘j’) (‘jj’) (‘jjj’)と変化するあたりも素敵です。それと、観光協会の建物にかかっている古びた縦に4文字並んでいる看板の最後の一文字が落ちたままになっていて、残った3文字が「SON」(そん?損?息子?笑)になっちゃってるのも面白い!落ちた一文字ははてさて・・・余談ですが私が屋外で使い倒しているツレのカメラはSONYα77。ユーモアと面白みを解せる企業だから大丈夫だとは思いますが、もしドラマにいちゃもんつけたりしたら、カメラ買い替えちゃうぞ ^^
2013.04.03
何ヶ月ぶりの雨でしょう。 写真は雪かきの取っ手にくっついてた雨のしずく。11月に降った初雪がそのまま根雪になったという記録上初めての事態が起きたこの冬も、やっと春に席を譲る気持ちになったのかもしれません。なだれや落雪、融けた後で気温が下がりスケートリンク状態になる路面など、まだまだ油断は出来ないけれど・・・岩手県陸前高田で被災した蔵元「酔仙」が大船渡に蔵を作り、料理に馴染む旨い酒を醸してくれています。でもいつか必ず陸前高田の蔵も復興させるという決意のあらわれでしょうか、ラベルを見ると本社は陸前高田のまま残してあるようです。震災直後には「これで終わりか」という言葉が頭をよぎったそうですが、瓦礫の山から突き出した鉄骨に「酔仙」の樽がぶら下がっているのを見つけた時、それが偶然ではなく何かの啓示だと、誰かが自分たちの背中を押しているように思え前に進む決意をされたとか。その不思議な写真は酔仙HP「復興の意思」の真ん中あたりに掲載されてます。酔仙のお酒、わざわざ取り寄せたんじゃなくて、「東北かけはしプロジェクト」 というのを継続的に行っているイトーヨーカドーで売ってました。"ままどおる"や"三陸の生わかめ"などすぐ売り切れてしまう商品も続出だけど、東北の珍しくて美味しい品々にめぐり合えるのでお買い物が楽しくなります。先日など、ついぞ北海道では見たことのない「あぶら麩」を見つけたぞ!ここからはとりとめもなく連鎖する音楽のことをぶつぶつと・・・ チャンネルを変えると韓国ドラマがあまりにもしつこく映し出されるのに辟易して、「なんで韓国ばかりなんだよ。ジンバブエやウルグアイのドラマも放映してみろよ」と嘆きながら、防御策としてテレビは録画してCMをすっ飛ばして見ることが多くなりました。そんな状況下にあってもなお耳に残ったキリン本搾りチューハイのCMで流れてる曲、「ゆらゆら帝国」というバンドの「空洞です」。なんと2010年に解散した彼らの2007年に発表された曲だそうです。"Video player is too small"と表示された場合は、右下の【YouTube】のところをクリック↑すると聴けます♪新しいような古いような、遠いような近いような、独創的なような大衆立ち飲み酒場のような(笑ウィキによると「酩酊的」と表現されてました。そしてメンバーの中に「坂本慎太郎」という名前を見つけておや~?やはり録画して見ている「まほろ駅前番外地」というドラマのエンディング曲「まともがわからない」と劇中音楽を作ってる人と合致。このドラマを見ていてマネとかじゃなくて全く別物なんだけど、むかしむかしのショーケン主演のドラマ「祭ばやしが聞こえる」や、松田優作主演の「探偵物語」の空気の色や手触りを思い出してしまうのは、エンディングの曲とドラマの相乗効果かもしれないなぁと、薄ぼんやり考えながら聴いていたのが彼の曲だったのでちょっとびっくり。ゆらゆら帝国の「空洞です」を、小泉今日子さんがガラリとカバーされてまして、大きめのかち割り氷に注いだアールグレイみたいな感じに仕上がってます。映画「ホノカアボーイ」の主題歌「虹が消えるまで」を歌う小泉今日子さんもステキで、映画のサントラ版CDを今でもちょくちょく聴いたり、はたまた惜しくも2011年に亡くなられた喜味こいしさんや観光地じゃないハワイや岡田将生くんに会いたくて、「ホノカアボーイ」のDVDをときどき観たりもしています。キョンキョンと聖子ちゃんが出ている富士フィルム「アスタリフト」のCMの曲、Art of Noise「Robinson Crusoe (ロビンソン クルーソー)」にもゾゾッときました。調べてみると、これ、東京FM「JAL JET STREAM(ジェットストリーム)」で城達也さんの時代に使われていた曲ですもん、聴き覚えがあるはずです。こうして羅列し終わる頃、ホノカア(ハワイ)とJAL JET STREAMは、幼かった息子と共通の思い出につながっているという記憶が浮かび上がってきました。50歳を過ぎても自分の心の底はようよう見えないものですね(私だけかもしれないけど)。
2013.03.13
「小樽雪あかりの路」を訪れたのはちょうど一週間前の金曜日。夕まづめ、つかの間ランプが蒼みを濃くする小樽駅の、駅なかマート「タルシェ」の一画に、立ち食い寿司のカウンターを見つけました。オバサンひとりで寿司をつまみながら立ち飲み、くう~っ渋いっ、吉田類子と呼んでくれぃ~(写真はおことわりしてから撮らせていただいてます。見ての通り爽やかで開放的なタルシェの寿司コーナー、私だけでなく女性一人のお客さまもたくさんいらっしゃいました。お昼から営業しているのでランチ時にも、会社の帰りに立ち寄り軽く一杯飲むのにも、お土産に寿司折作ってもらうのにも、旅の途中の手軽な食事にもいいお店だと思います。)そう、氷点下の夜に「雪あかりの路」をたどる前に体を温めなくてはと、・この日の「旬のネタ」、ニシン・八角・ヤリイカ・ソイと、田中酒造(小樽)の宝川を熱燗で。合言葉は「雪あかり見る前に熱燗だよねー」美味いっ!!タイヤ屋の本で星がなんたらの小樽・伊勢鮨プロデュースのこの立ち食い寿司、お寿司が美味しいのは当たり前として、板前さんとのお話が有意義で楽しかった~白状コーナー:「雪あかりの路」を見ないで、ここにずっと居たいと思ったくらいです(笑「あずましい」「あんばいわるい」など北海道弁が飛び交い、「タルシェで売ってるお酒を買ってうちで飲んでもいいんですよ」と寛大なご提案も。「シャリが切れたらどうしようもない、店じまいです」という話になったとき、「なんもだ、ネタをお造りにして出せばいいっしょ。ネタも無くなったらガリと塩で酒飲ませればいいんだ」とアドバイスしてきましたが、良かったのかどうか(疑お会計も熱燗頼んだのに千円ちょいでした。(「計算間違ってない?」って聞いたんだけど・・・ 間違ってるような気がするなぁ)雪あかりの路を歩き写真を撮った後、札幌へ帰る前に小樽運河プラザ前に鎮座する「消防犬ぶん公」にご挨拶。あらー、みんなにいろいろ着せてもらって、よく似合ってるよ♪昭和初期に小樽の消防本部で飼われていた雑種犬の「ぶん公」は、生涯で1000回も出動し消火作業の手助けをしたそうです。 札幌駅に着いたとツレにメールすると、彼もそろそろ仕事を切り上げるという吉報が。(クルマに便乗して帰る方が地下鉄やバスよりやっぱり楽ちん)彼の職場に向かって歩いていたとき時計台の交差点で信号待ちにぶつかりました。こんな時間にこの辺を歩くことはまずないと思いカメラを取り出し時計台を一枚、右を見たらビルの隙間にさっぽろテレビ塔が見えたのでもう一枚、カメラをしまう間もなくツレを見つけたので後ろ姿を一枚(笑さぁ、お家へ帰ろう。(小樽雪あかりの路・運河会場にて)お寿司食べたの、内緒だよ(笑
2013.02.22
妄想猫劇場途中ではございますが(まだあるのか?)1回お休みをいただきまして、今夜酔って寝て忘れ果てる前に家から30分圏内の居酒屋さん「かもし家 淳吟」。かもし家 淳吟 札幌市清田区北野7条1丁目7 長井ビル1F 不定休地下鉄東西線 南郷18丁目駅からほぼ500m あなた次第だけど徒歩7分くらいかもし家店長がブログで述べているように、「ボジョってる場合ではない!!ヌーボってる場合ではない!!」ということで、日本人ならまず日本酒の新酒だべ。ちょっとおりがらみっぽい感じのこちらは「あたごのまつ・限定純米吟醸」。伯楽星で有名な宮城県(あら先月行ってきたばかり)新澤醸造店さんの新鮮で綺麗な日本酒です。震災の影響で移転されたそうですが元気そうで何より♪焼き銀杏いかが?しょっちゅう入れ替わるらしい「かもし家淳吟」日本酒リスト。1行目にドカンと書かれてる木の香り漂う「奈良萬樽酒」は升で来ました。我が家でも定番のホヤ塩辛いかが?あ、湯豆腐 in タチはぽん酢でどうぞ。フラッシュが嫌いなので写りはこれ位が限界なのかなーなんかうまい設定あるのかなーお店のお兄さんが「僕も同じカメラ持ってます!」と言ってたので、(私の居酒屋用カメラ=リコーGRIIIの方ね)裏ワザを教えてもらえばよかったかも。「而今(じこん) 純米吟醸 酒未来火入れ」(三重県・木屋正酒造)。本日、11/16のおすすめお品書きはコチラ。小さなコンロでエイヒレ・たたみいわし・ホタテのヒモ・海苔を、チマチマと炙りながら、〆はやはり東北、福島県喜多方市(あら、先月行ってきたばかり)夢心酒造株式会社の「奈良萬・純米生酒」。ビールも飲んだし写真以外の日本酒も飲んだし他にもいろいろ食べたのに、お会計のとき福沢さんでお釣りがきました。ツレの過労に伴いふたりで出掛けるのはものすごく久しぶり。「パッと行って美味しく呑んでパッと帰るとお酒が残らないね」ということでUP完了!
2012.11.16
市場、広場、そんな感じで「炭酸場」?(笑JR只見線に並行するように走る国道252号を新潟方面へ向かう途中で寄った日本の天然炭酸水といいますか、会津の天然炭酸水といいますか、大塩の天然炭酸水です。ヒグマ親子にとって見慣れぬ地名が並ぶ看板の地図、それにJR只見線は2011年の新潟福島豪雨の被害からの復旧が未だ完了しておらず、会津川口駅~只見駅間は11/7現在まだ不通でバスが代行輸送中ですし。カーナビに入力するなら住所は「福島県大沼郡金山町大字大塩字上ノ山」あたりでしょうか。もー、7000世帯が浸水、死者4名、いまだ行方不明者2名、国道252号も2012年7月にやっと通行できるようになったばかりで今も片側交互通行など工事が続いてました。ぶったまげたのが鉄橋やらがボロボロ落ちてるJRの惨状。巨大なダムがゴロゴロある地域でね、こんなにダムが必要だったのかどうかは「大学は必要ない」と唐突に言い出し、急遽言い逃れに転じた見苦しいオバサン田中真紀子にぜひ聞いてみたい。だってこの大量のダム群、たぶん角栄さんの発案・発注・受注・施工でしょ。(苦笑大塩の炭酸水、ブクブク湧き出しているのが分かりますか?今年の雨不足で水位が下がりちょっと鉄分っぽい味がしていましたが、井戸の横にあるテーブルでお昼ごはん食べてた地元民情報によると、「雪解け水が沁み出す5月~6月がいちばん美味しい」のだそうです。サントリー以外の美味しいウイスキー持ってきたらココで宴会できますね(運転する人はお茶で)井戸をのぞき込んで携帯を落とす人もいるらしく(胸ポケットに入れてるのかな?)、「汲み上げの際には携帯などを井戸の中に落とさないよう・・・」と注意書きが貼ってありました。大塩天然炭酸水からほど近いところにあった国産天然炭酸水100%の会津心水「aQaizu」を製造販売している株式会社ハーベス。クルマの中で飲んでたこの炭酸水もこちら↑の商品だったのかもしれません。大塩天然炭酸水をあとに走り出してすぐ、息子が「あ、何か見えた」と急停止。樹齢500年で高さ25mの老杉(ろうさん)、「杉」を「さん」と読むのかー(そこかい!)こういう見事な木を見ると、明治の悪策「神社合祀令」によって消えた貴重な自然・文化遺産と、その「神社合祀令」の反対運動に奔走し政策を撤回させた南方熊楠や柳田國男の偉大さに思いを馳せてしまうのです。ほの暗い下草の中で何かを採っているご婦人がおられたので、神社の方かなぁと思い「こんにちは~」と声をかけると、「みず」という山菜の実を採りにきた地元の方でした。青森のお土産にみずの茎を水煮にした缶詰をいただいたことはありますが、北海道では見たことがない「みず」。実も醤油漬けにすると美味しいそうで、結構高い値段で市販もされているそうです。その方がもうひとつ教えてくれました。「これは"水引草(みずひきそう)"、水引に似ているでしょ。」500年かぁ、緑の濃密な場所って、空気が変わるよね。
2012.11.07
「青山テルマエ・ロマエ」というタイトルでコメントくれた灯屋社中さん、参りました(笑 tokatchさんも気に入ってくれた「平たい顔」とは、アレです、阿部寛ちゃん主演でヤマザキマリさんのマンガを映画化した「テルマエ・ロマエ」で使われていた表現です。 11/23のDVD発売が待ち遠しいなぁ~ (買わないけど、レンタルで観るけど)馬と豚が型押しされた銀のスプーンがセットになった「銀の匙・5」特別版の予約も始まったヨ♪もっと待ち遠しかったのは北海道立三岸好太郎美術館の特別展「<猫>が気になる」9/8~10/21までの日程で開催中~ ひゅ~ひゅ~フェルナンド・ボテロ作の8mもある猫が庭に居座ることでも知られる宮城県美術館からお借りした長谷川潾二郎の「猫」をはじめ、大好きな熊谷守一の「猫」も来てるらしい、ワーイ!唐突ですが、宮城県、また行きたいな。フォルダの中から大連での飲み食い写真が多数発掘されました・・・(汗居酒屋「夢酒」にて、青島ビール純生。日本のビールを水で倍に割ったような薄さでございました。軍鶏鍋、野菜がたくさん食べられるのは嬉しいけど、ちょっと塩分が濃いんだよなぁ。大連でもLOWSON/ローソンが開店準備中でした。LOWSONとか無事かなぁ、こういうのって中国との合弁会社の場合が多いから、それらに危害を加えるってことは自国の企業に損害を与える自傷行為に等しいんだけど、情報と教育の公正性が貧困ゆえそれを理解できず煽られる人が出てきちゃうんでしょうかね。こちらはイタリアンと言っていいのか、「Dining&Bar Seyana」。オーナーが日本人らしく、お客さんもほとんど日本人だったことくらいしか覚えておりません。生ハムのピザでしょか、写ってるってことは食べたんですね。さぁ今日も、備忘録に写真を活用しよう!覚えているのは帰りに乗ったタクシーの運転手さんに、「中国人、悪い、ごめんねぇ」と日本語で謝られたこと。成田空港で両替したときも口頭で「中国では気をつけてください」と注意され、よく読むようにと注意書きまで渡されました。何でもお店やタクシーで「お釣りがない」と紙幣を返しながらニセ札とすりかえるんだそうです。さすがに運転手さんに「悪い中国人なんていませんよ~」と心にも無いことは言えなかったので、「たくさんのいい中国人の中に悪い中国人が少しいる、それは他の国も日本も同じ」と答えましたが、分かってくれたかなぁ。中国東北地方の餃子のお店「大清花餃子(ダー チン ファ ジャオ ズー)」。色を見ても分かるように、雪花ビールも薄くて泡もなく・・・泡で思い出したけど、SAPPOROビールの「エビス スタウト クリーミートップ」、滑らかでうまいぞぉ~ぜひお試しあれ~中国東北部で餃子といえば水餃子だそうで、珍しいなぁと思って注文した「トマトと玉子の餃子」。もちろん「焼き」も選べます。海が近く海産物も豊富ですが、生食は避けました・・・忘れないように写しておいたレシートなのだが、???コレは「サザエの餃子」で、こっちは「高菜と豚肉の餃子」だったかと。そんなに漢方薬ちっくで強烈な香辛料の使われ方はしておらず食べやすかったデス。息子のことをご心配いただきありがとうございます。中国東北部は上海などよりマシらしいですが、それでも韓国っぽい瞬間湯沸かし器的ヒステリー状態の中国人がいないわけではないので、会社の配慮でマンションより安全と思われるシャングリ・ラ大連レジデンスに滞在し、行動をレジデンスと職場のみに限定し愚かな人災に対処しているそうです。
2012.09.16
八月最後の夜に 八月最後の酔っぱらいが帰宅するなり「三脚とカメラ!」と声をあげ八月最後の月にかかる雲が秋めいているとかいないとか 八月最後の写真を撮った飲み会を終え家の前でタクシーを降りたツレの目に、秋めいた雲と満月が飛び込んできたそうです。足元もおぼつかないほどの酒気帯び撮影(笑幸い、毛深くなったり月に向かって吼えたりはしなかったけど。残暑が厳しい地域のみなさまへ、目に涼しいビールなんていかがでしょう?流氷ドラフト(網走ビール)という発泡酒だよ。網走ビールは他にも、ルビーレッドの「はまなすドラフト」、グリーンの「知床ドラフト」、薄紫のじゃがいもの花の色の「じゃがドラフト」、網走産の麦芽とホップの「網走プレミアム」と揃っているそうです。うーん、全種類飲んでみたいなぁー流氷ドラフトは、着色料じゃなく藻類のスピルリナ色素で青い色を出す工夫をしたり、網走市に「オホーツクキャンパス」がある東京農業大学に技術指導を受けたり、(ため息の出るような広大さと環境と施設が整った大学らしい大学です)仕込み水になんと!オホーツク海の流氷を使ったりして2008年に発売を開始しました。うぉ~、酵母ちゃんも生きてるそうです~興味のある方へ : 参考記事はコチラ購入できるお店 : 網走ビールHP シャディ楽天店 etc...まさか地ビールやこういうビールに「いつもの黒ラベル」的な味わいを求める人はいませんよね。そう、ブルーという個性的な色なんだもん色を楽しみつつ、お味は発泡酒テイスト♪ハワイ土産で義姉から届いたPINK BEER(ピンクビール)のドピンク色は赤色40号だけど、色を楽しみながらありがたくいただきましたもん。目に青ビール 山からヒグマ 初めに住んでいたのは熊だよ
2012.09.01
「仙台味噌料理専門店、宮城にこだわります!」というお店、古々がみそ仙台駅前店です。一期一笑、なるほど~お通し、真ん中の地野菜にはもろみが添えられていました。「古々がみそ」のお味噌は、仙台味噌で有名なジョウセンに依頼して、特別に作ってもらっているそうです。松島ビール(宮城県黒川郡大郷町)、ご健在!まろやかなヘレス(Helles)はのど越しもなめらか~仙台・秋保野菜のスティック野菜盛り(自慢の味噌を使った3種のディップ、焼き味噌、なめ味噌、みそマヨだったかな)宮城県産の大豆と米麹で作られた「古々がみそ」の仙台味噌、美容と健康に配慮し減塩に仕上げているにもかかわらず、通常半年熟成のところ特別に2年熟成させているだけあって深みがあります。日本に生まれてよかった、味噌だけで飲めます(笑ひとつひとつ炭火で炙ってくれる「手焼き笹かま・梅みそ」は、お餅のような香ばしさ。宮城県石巻市の墨廼江(すみのえ)酒造、踏ん張ってます!日本酒のリストを見て「うーん、ここは宮城だから・・・、墨廼江を」と言える自分が好き(爆東日本大震災で多大な被害を被った東北の酒蔵は数知れず・・・・震災直後の墨廼江酒造と平孝酒造(日高見)の様子はコチラ・伝統と努力に加え気候風土の良さも加わって「旨い!」と言い切れる東北の酒、どうか生き残ってほしいと心から思います。見よ、これが奇跡の表面張力だ!年齢とともにお酒が弱くなっちゃってねぇ、グラスで頼んだんですが、グラスからあふれ出た日本酒はグラスの入った升をもこぼれんばかりに満たし・・・え?酒をつぐお店のお兄さんの手元を鬼のような形相で睨みつけたりとか、無言の圧力をかけたんだろうって?さらには、注ぎ終わって戻そうとする手を押さえつけたに違いないって?いやいやホントにそんな「ご法度」は犯してませんって(笑で、「法度焼き」。私は存じないのですが、東北らへんには「法度汁」というのがあるそうで、それの「みそ焼き」バージョンだそうです。味噌味の牛タンは、柔らかくて肉厚。ちゃっかり「ぐるなび」のクーポンを使い半額くらいでいただきましたvゲロゲ~ロ「福かえる」、仙台味噌風味の小さなアイスモナカです♪可愛くて食べるのがちょっと可哀相ですが、食べました(笑「仙台みそアイス最中」、他に黒猫のジジ・子猫のぷにぷに・目出鯛の全4種類で提供中です。仙台みそ料理 古々がみそ仙台市青葉区中央3-1-21 仙台駅前ビルEAST7F open-15:00~01:00 無休
2012.03.13
「ぶらべりさんのことだから、思い切り酒の匂いに惹かれて(遠野へ)行ったかと・・・で呑みすぎてぶらべりさんが妖怪と化した、ってオチでもないんですね???」という前blogへのSnugglebuttさんのコメントを読んで、「予知能力があるのか?アリソン・デュポアか?さては物陰から見てたのか?」とゾクッ・・・仲間由紀恵さんの「全部お見通しだぁ!」(by トリック)という決め台詞が聞こえたような気がした。私を遠野へおびき寄せた、ぴちぴちぱちぱち発酵進行形の活性どぶろく。あまりの旨さとかぐわしさに目を見張りました。濾さず、火入れや殺菌もせず、「水」「お米」「米麹」だけで醸したどぶろく、「民宿とおの白ラベル(辛口)」、さすがだなぁ・・・後味に添加物&合成の残り香がするマッコリとは比べものにならない清々しさ。シンガポールで息子の韓国人の同僚たちとご飯食べに行ったとき、「私たち、マッコリは何が入ってるか分からないので飲みません!ママも気をつけて!」と言われましたもん。あれ、「自国で売れ残ったモノをお人好しの日本人に売りさばいてる図」じゃないかしら?遠野での宿泊先を探すとき「遠野 どぶろく 宿」と検索したら、この「とおの屋 民宿とおの ~囲炉裏と味とどぶろくの宿~」がヒットしたんですけど、この検索キーワードの選択は変でしょうか(笑遠野ふるさと村のムラさんは「遠野 どぶろく 宿」という宿泊先検索の仕方を、「正しいと思います!」と言ってくれたけど・・・その遠野ふるさと村でばん馬の白雪ちゃんと遊びほうけ、宿に着いたらもう真っ暗。宿のいろり端で美味しそうに炭火に炙られてたヤマメ。ツレからも息子からも「信じられない。お酒かご飯、どっちかにしてくれ」といつも苦情が寄せられる光景はコチラ↓ご飯とお酒(この時はどぶろく)。言い訳:たとえばお刺身。お酒にも合うけれどご飯との組み合わせでも食べてみたいなぁ~と思うわけですよ。すきっ腹に深酒したら、それこそ妖怪「山姥」に変身して大暴れしかねないし、ねっ。朝ごはんも囲炉裏のある広間で。ちょうどいいあんばいに温まった具だくさんのお味噌汁が迎えてくれます。「とおの屋 民宿とおの」 ~囲炉裏と味とどぶろくの宿~岩手県遠野市材木町2-17 予約は電話のみとおの屋のどぶろくも買えます ⇒ ウェブショップ「たしなみや」ただし少量生産の生ものゆえ売り切れの場合あり。
2012.02.01
小林酒造さんに道案内されつつ「どうしても今、伝えたいハシゴ酒の魅力~すすきの編」、ハシゴの4段目は、灯りの曖昧さが心地よいこんなお店。「明治風西洋酒場ロマンチ(ろまん家)」札幌市中央区南3西5 三条美松ビル3階 営業時間:18時~翌1時 日曜祝日休(どうやら「鶴岡雅義と東京ロマンチカ」や「小田急ロマンスカー」とは無関係のようです) 手作りのお惣菜っぽいフリしてかなり美味しいお通し。目に懐かしい酒器でまどろむのが似合う酒、そりゃ~やっぱし「北斗随想」だべー「吟風」も北海道の酒米だそうです、ヨロシクね♪北の錦・小林酒造の南杜氏が出演してるキュートな「北海道米のCM」はこちら。「故郷の地酒」↑、そう「ロマンチ」は栗山町出身の優しい姉妹が甲斐甲斐しく切り盛りしているお店。女性がひとりで安心して飲めるということで以前は女性客が多くを占めていたそうですが、今では「栗山姉妹」(?)の優しさがクセになっちゃった男性客が培養増殖中とか。小林さんなんて「僕、生きてきた中で一番優しくされたお店かもしれない・・・」と目を伏せるし・・・「もーなにがいったいどうしたんだ~!?ワケが分からんぞ~!?」と、私と同じ思いが湧きあがった方は、「ロマンチ」を訪れ引き戸を開けてみてください(笑)心地よい灯りと、静かに流れるクラシック音楽と、やさしい気配りのおもてなしが微笑んでます。栗山町もろはし精肉店へは、そうそう行けるものではないので、燻製してないという「もろはし精肉店自家製ソーセージ」をば。熟成した肉の香りと美味しいスープ状態の肉汁溢れる一品でした。あー、塩を持ち歩くのはいい事かもしれません。などと、小林さんが「今のイチオシ塩」とバッグから取り出した久米島「白銀の塩」やら、もろもろのお話しを心地よく聞きながら、カボチャやエリンギなどの自家製ピクルスとともに月夜は更けていきました。ここでタイムアップ!交通機関のあるうちに潔く解散するのがハシゴ酒を末永く楽しむコツのようです。そうこうしてたら、「茨城空港ができたから北海道は案外近いぞ」と北海道を訪れてくれてた花さんが私のケータイにこんな画像を送ってくれました。小林酒造「耕人(こうじん)」の写真 from 茨城~♪ (無理やり「ラブレターフロムカナダ」のメロディーで)新千歳空港「北海道本舗」でしか手に入らない限定品、北海道の酒米「吟風」を醸した純米大吟醸「耕人」は3500円/720ml。タンク1本分が売れちゃったらもうおしまいなんですって。花さんのご主人がとても気に入られて、一気に小林酒造ファンになってしまったとか。茨城にも石岡酒造などなど優れた蔵元がひしめきあっているというのに、北海道から重たい日本酒を買って帰っていただき誠にありがとうございました!
2011.10.29
お知らせ:明日10/29(土)、少人数参加に限る!貴重な企画「紅葉かっぽ酒と新米を楽しむ ~ あなたの知らない日本酒の世界4」北海道夕張郡栗山町 北の錦・小林酒造中庭あたりにて 10時~16時のお好きな時間(一人で対応するらしく、せっかちな方や大勢には向きません。詳しくはHP)先週、北海道の栗山に在ってくれているだけでありがたい酒蔵「北の錦・小林酒造」の「どうしても今、伝えたいハシゴ酒の魅力~すすきの編」に混入させていただきました。もーすっかりご無沙汰してるのに、お電話をいただいて嬉しかったです。この前日、宮島沼の渡り鳥たちに挨拶せずに美唄から帰ったら、その夜10時過ぎ家の真上を幾つかのマガンの大きな群れが鳴きながら南へ渡って行きまして、偶然だとは分かっているんだけど「切ない沼の底」に沈んだ心持ちだったため、渡りに船ならぬ「渡り(のショック)に酒」、おかげさまで浮き上がることができ助かりました。イギリスやドイツ、ベルギーのなんと樽生ビールが飲めちまう、「おいしいビールのお店 MANDA」!(狸小路6丁目)お電話いただいてから家を出たのに加え、ススキノですっかり道に迷いまして・・・間に合ったのは「ハシゴ酒」の3軒目のこの店から(笑"ようこそ途中参加"な企画だから問題ないんですけど。もしスラッガーズの前で小林さんが私を捕獲してくれなかったら、今もススキノをさ迷ってたかもしれません。(注:札幌中心部の道はほぼ碁盤の目になっているので、通常は迷わないハズなんだが・・・)3軒目からの参加って、ハシゴの3段目から登る感じでしょか?あっ、足が~、届かない~と言いながら、とっととベルギーの小麦ビールヒューガルデン・ホワイト(Hoegaarden White)の樽生飲んでます(笑このあたりのビールになるともう、胃にやさしい食べ物ですね。炭酸で胃を刺激しすぎることなく、なめらか~に流れ込みます。小林酒造さんのハシゴ酒ゆえ、たたみかけるように日本酒で来るのかと思いきや・・・この柔軟さや広がりが「小林企画」の居心地の良さのヒ・ミ・ツなのかも。お通しのお通り~ビール酵母入り自家製生地のピザ、ランチでも食べたいほど美味いよ♪あ、ランチもやってます、おまけにランチビールやハッピーアワーセットは破格にお得なお値段!懐かしくってナポリタンを頼んだら、昭和のナポリタンよりキリリと美味しいのが登場~或る電停、じゃなかった、アルデンテっす。こんな感じの気さくな店内(2階席)、1階にはカウンター席もあり、中2階もあり、一人でも大勢でも立ち寄りやすいお店ですよん。シネマコンプレックスとやらの醜悪な空間を押し付けられることなく映画が観られる、狸小路にあるシアター・キノや札幌東宝プラザで映画を観た帰りに寄るのに最適かも♪ベル・ビュー クリーク(Belle-Vue Kriek)を飲んだ誰かの「あ~、2度と忘れられない味だ~」という心の底からの叫びに、こっちまで嬉しくなりつつ、ハシゴ酒ゆえ居座ることなく次の店へ・・・ ハシゴ酒、さてあと何段?そして茨城の花さんが新千歳空港で買った驚愕の日本酒とは!?
2011.10.28
ツレがどぶろくを造りました。得意顔で「旨いうまい」と毎晩飲んで飲み尽くし、「また作るぞ~」と張り切っています。材料は、麹(こうじ)とご飯とイースト菌と水だそうです。(作り方はいろいろあるみたい)どぶろく造りをこちらに委託されては一大事なので、遠巻きに眺めるだけにして一定の距離を保ち興味を示さないようにしています(笑)北海道では長沼町がどぶろく特区になっていますが、それは内緒にして、「どぶろくを極めるなら遠野へ行かないと~」と吹き込んでおきました。だって遠野へはまたいつか行きたいんだもん、人馬一体男のロマン・東北馬力大会開催の地なんだもん。お酒といえば、先週開けた頂き物の十勝ワイン・清見2005・・・十勝の池田町で選抜育成された醸造用ぶどう品種「清見」で造られた赤ワインです。しかし、私の保存がいけなかったのかヘロヘロ気味だったので、しばらく放置してからまた飲んでみようと思っています。昨夜、扁桃腺が痛いと言いながらクシャミをしていたら、外出禁止令を発動されゲオにさえ連れってってもらえず・・・「ネコナデを借りてきて」と頼んだら、借りてきてくれたのは「テレビ版」でなく「劇場版」だった(涙)まとめてもう一度見たかったのは、テレビ版・・・鬼塚汰朗役は小木茂光さんじゃないと・・・ で、社長役は今は亡き峰岸徹さんが最高な訳で・・・大杉漣さん嫌いじゃないけど「冷徹vs猫好き」のギャップが弱い。そういう意味じゃ田中泯さんが鬼塚汰朗役をやってくれたら面白かったかも♪そんなわけで、雪まつりもタケナワの札幌ではございますが、外出を禁じられている身ゆえ、ビスケットのような穴が開いた雪の山の画像でお茶をにごしたいと存じます。たぶん、屋根の雪が塊りで落ちた上に新雪が積もり、その上に雪解けのしずくがポツポツ滴り落ちたんでしょうね。落雪注意。
2011.02.09
I hope for the sale reopening of the Johnnie Walker DOUBLE BLACK!(yahoo翻訳!で「販売再開を希望します」↑を英語にしてもらったんだけど、あってる?)この「ジョニー・ウォーカー ダブル・ブラック」という見慣れぬスコッチウイスキーは、6/29~7/2、たった3泊でまたシンガポールへ戻っていった息子からオジサンへの「母がとんでもなくお世話になっております」という感謝の気持ちだそうです。シンガポール・チャンギ国際空港(Singapore Changi International Airport)のDFSで売ってたそうで、DFSのお姉ちゃんの、「世界6ヶ所(Singapore, NewYork JFK, Sydney, Bangkok, Dubai, Beirut)の国際空港だけで発売されている」「3本買ったら、衝撃防止加工&キャスター付きのオリジナルコロコロスーツケースあげる」というセールストークに素直に従って、コロコロと3本も買ってきました(笑)それにしてもたったの3泊って、近場の温泉旅行みたいでしょう?その短期間でお墓参りに行って、美味しい鮭食べさせて、殻つきウニ食べさせて・・・も~目まぐるしかった~・・・でも、もう学生じゃないんだもん、仕事があるから仕方がないんだよね。自分の部屋から使えそうなものをスーツケース詰めて戻って行ったから、息子の部屋はなんだか妙にスッキリしてしまいました。このウイスキー、「ダブル・ブラックうまいわ~、香りが絶妙だわ~」とオジサン大絶賛♪(私はウイスキーが飲めないわけじゃないけど、積極的には飲まないのでワカラン)神隠しにでもあったように、楽天市場にもyahoo!ショッピングにもどこにも売っていないため、「無くなったら売ってる国際空港のDFSに行ってこれだけ買ってまたすぐ戻って来い」と、冗談のような本気のような表情で言われていたのですが・・・ななんと!残念!こちらの記事などによると、6月末までのテスト販売だったようです。うーーーん、評判が良かったら正式に発売になるのかなー?「ジョニーさ~ん、札幌市××区×××丁目×番×号では大評判ですよ~!」効果ないと思うけど、yahoo翻訳!の文章をもう一回くり返しとこう!(笑)I hope for the sale reopening of the Johnnie Walker DOUBLE BLACK!~「ジョニー・ウォーカー ダブル・ブラック」が入ってた箱の裏に書かれていた文章です~Johnnie Walker DOUBLE BLACK, is a Blended Whisky,created in the style of Johnnie Walker Black Labelbut with a rich, more intense,smokier flavour. It's proof that this pioneering spirit is still alive and well today.Created through blending selected aged whiskies that arenaturally smoky and rich in character, with those matured indeep charred old oak casks, our Master blender has createda whisky of real character and depth of taste.また変なもの(虫とか両生類とか)をUPしたのか!?とお疑いの方々、これは大丈夫(笑)主婦の味方野菜の決定版・・・、いや、のん兵衛の簡単おつまみの決定版!こんな手のかからないおつまみで「Double Black」なんぞを飲んでるわけです。この野菜、耐塩性が高くナトリウムやカリウムなどのミネラル・カロチンなどを含んでいて、食べるとふしぎふしぎ、プチプチと塩味が・・・ きっと夏バテ対策にも良さそう~私はプチプチ&シャリシャリそのまま食べるのが好きですが、煮ても焼いても揚げてもOK♪アイスプラント、シオーナ、ソルティーナ、ソルトリーフ、プッチーナなどなど、色んな名前で呼ばれています。お近くのスーパーで見かけたらぜひ食べてみてください!かなり強引なたとえ方をさせていただくと・・・、「陸の海ぶどう」かなー
2010.07.29
そうでした、盛岡で楽しく飲んだんでした。あれから1ヶ月経っちゃったケドpart4、最終回は盛岡市菜園にある居酒屋「網玄」さん。手前に並ぶ酒瓶を見るふりして、板前さんの働きっぷりに見惚れてました(笑)仕事の最中は厳しい表情なんだけど、話す時はニコニコっと優しい笑顔の方で、ここ、特等席だと思います!予約したとき「カウンターのはじっこで・・・」と言っといて本当にヨカッタ。ホッケのお刺身、見るからに活きがよく、食べても活きがよく・・・「ホッケのお刺身があるの!?」と驚いてたら、「普通でしょ、何で驚くの?」って顔で見られちゃいました。逆に「あれ?北海道はホッケの刺身食べないの?」と訊かれまして、「いやー、寄生虫が胃に刺さると七転八倒すると言われててあんまり生では食べないなぁ~。回遊せずに岩陰でデカくなった"根ぼっけ"のお刺身は函館で食べたけどー」と寂しく回答・・・変な意味じゃなくって美味しくて家でも真似して作ってるのは、お刺身などの横に添えられていたミョウガと辛くない玉ねぎを薄~くスライスして水にさらしてからふわっと混ぜたもの。いや~、美味しいんだわ、この組み合わせ!夏にぴったりの爽やかさで家でも大好評♪「ばくらい」、ホヤとナマコの腸の塩辛。シャリシャリ半分凍った状態で登場!塩味もまろやかで、ちょっとウニっぽい味もします。うだうだ飲んでいる間に溶けちゃった「ばくらい」、Please don't cry.これはこれで濃厚さが増し、また格別の旨さ。SALUTEさんのオススメで、昼間酒屋で探して自宅へ発送したのと奇遇にも同じお酒、岩手県八幡平「わしの尾」・「北窓三友」があったので一足お先に・・・ ベトナムから学びに来て、網玄でアルバイトをしている学生さんが注いでくれました。「うちの息子がシンガポールで働いて、あなた方が盛岡で働いて、あっちゃこっちゃだね」と言うと、「そうですか」と穏やか~に微笑んでいました。なごみます~「活ホタテ」「北寄貝」などのお品書きを眺め、ご主人と「北海道とかぶるねぇ」と話しながらも・・・よもぎ、こしあぶら、エシャロット、イカの天ぷら。ホヤの魅力に逆らえず、ホヤ再び・・・ 岩手のホヤは果物ですっ!養殖ものですが、かえって新鮮で品質の安定したものが手に入るそうです。網玄さんちのシオカラは、目からウロコ。イカのお刺身に、肝(イカゴロ)をいろいろな調味料で溶いたものがかかっています。家で真似して作ったら「味はいいけど、イカの刺身の太さがバラバラだ」と言われ・・・こういうのは平和のためにも外で食べた方がいいですね。嵐の前触れでもないでしょうに(笑)網玄さんへ向かおうと外に出ると、昼間は晴れてたのに・・・一天にわかにかき曇り、雨まで降りはじめ、一陣の風がのれんを不穏にはためかせ・・・なんのこれしき、美味しい酒と肴にありつくためならば!と、挫けず出かけた甲斐がありました♪魚酒「網玄」 岩手県盛岡市菜園1-2-17日曜休 Open;17:00~24:00 Tel;019-654-4880
2010.07.21
そうでした、盛岡で楽しく飲んだんでした。あれから1ヶ月経っちゃったケドpart3、三軒目は「燻製屋Velvo」さん。OURSさん、東北新幹線でホヤの燻製をGETできる情報とかコメントいろいろありがとう~♪えへへ、こちらは夜の盛岡でいただいたVelvoさん手作りのホヤの燻製(左の写真)、塩辛すぎずソフトで色合いもキレイです。 右の写真は、記憶がI・my・me、曖昧だけど(← ダジャレは日本の夏を涼しくするか?)「みず」という山菜の煮付けだったような。左の写真も、酔ってたのか加齢によるボケか、はっきりとは覚えていないけれど、他のお客さんと「寒~い、寒そうなチーズ~♪」というダジャレをかましたような記憶があるので、たぶん「サムソーチーズ」の燻製だと思います・・・ 右は、砂肝とショウガだったかなぁー、冷たくって口当たりが良かった記憶が・・・前にもUPしたけど、岩手県宮古市の菱屋酒造店・千両男山「辻村勝俊の純米酒」の後方で、ピースしてるVelvoさんは、京都出身のとっても温和な方♪(あれ?網玄のご主人も京都出身だったような。盛岡は居心地がいいんだね。) 右:もっきり界のマトリョーシカと呼んで下さい、器が三重になってます(笑)ホワイトボードに書かれたある日のメニュー。シラフで眺めると、「数の子」や「鯛の頭・アラ」の燻製も気になりますが、「燻製たっぷりスペシャルラーメン」や「豚バラ燻製入りキノコカレー」も気になります。どなたか出張などで盛岡へ行かれたら、食べてみて感想をお聞かせ頂ければ幸いです。打ち水された材木町「光原社」の中庭。その材木町で、4月~11月の土曜日の夕方に「よ市」が行われていて、歩行者天国になり地元のお店や農家の野菜などが並びます。Velvoさんもコーヒーの機屋さんの隣りで出店してると聞いて、行ってみました。途中で見つけた五枚橋ワイナリーさんに了解を得て、美しく並ぶ盛岡の葡萄(カベルネとメルロー)で醸したワイン&林檎ワインの瓶たちをパチリ。 岩手県産の林檎で作られた林檎ワインや盛岡シードルがカップ1杯200円で楽しめるなんて、「よ市」でいちばんのお値打ちだと私は思います!475本しかリリースされていない「カベルネ・ソーヴィニヨン+メルロー 盛岡・門 2008」も残りわずかだとか! 五枚橋ワイナリーHPから購入できるぞ、急げ~Velvoさんも、ニンニクや牡蠣の燻製などなどを盛りだくさんに並べ、静かに売ってました(笑) 先日UPしたSALUTEさんの記事にSALUTEさんからコメントをいただきまして、その中で「velvoさんにも行ったんですよね?」となぜか行動を把握されてまして、いつかまた盛岡を訪ねられたら、巨大な猫をすっぽりかぶりお上品に過ごしてみたいな~と(笑)
2010.07.19
そうでした、盛岡で楽しく飲んだんでした。あれから1ヶ月経っちゃったケド、一軒目は、「地産地消イタリアン居酒屋SALUTE・サルーテ」さんです。サルーテ~SALUTE 岩手県盛岡市大通1-11-18 名店会館2F日曜休 Open:18:00~24:00(週末は26:00まで) Tel:019-651-1186へへへ、なぜかいい店を見つけるDNAを持ってるみたいで・・・が、UPせずにボヤボヤしてる間に小学館の「サライ増刊・旅サライ2010年夏号」で取り上げられたそうで、開店まだ7ヶ月目で席数も20くらいの小さなお店なのに(←お前が言うな)見事な快挙!おめでとうございますっ!!先を越されてちょっと悔しいけど(笑)、なんだかとっても嬉しいな~今となってはコレ↓は、無理くり前祝いでしたとこじつけられないか?あ、無理ある?やっぱし。こんなカッコイイお兄さん↑にワインを注がれちゃあ、飲まないわけにはいきません。(「オホホ、こう見えてもお酒あんまり飲めないんですよ~」、なんちゃって)彼のお名前などなどすっかり忘れてしまいまして、いま慌てて名刺を確認したらば、ありゃなんと、写真の彼はSALUTE代表の米澤さんでした。どーも。爽やかな青年がキビキビ働く姿を眺めながら、美味しいお酒とお料理をいただく・・・盛岡にお住まいの方がつくづくほとほと羨ましいです。岩手県花巻市大迫町産のリースリング・リオンを100%使用し低温発酵で仕上げたエーデルワインの「五月長根葡萄園2008・特別醸造限定品」。上品な果実の香りと柔らかな口当たりでありながら、お料理を引き立てるワインです。「もし残ったら酸素を抜いて保存しておきますから、ぜひまた来てください」と優しく言われたのに、美味しくてつい飲み切ってしまった札幌のオバサンがいたそうな、くわばらくわばら。三陸産の「星ガレイのカルパッチョ」名前もロマンチックな「星ガレイ」、初めていただきましたがトロトロで味わい深かったです。野菜や山菜も地元の食材を使っていますが、な、なんと!マヨネーズまで八幡平のたまごで作っているそうです、こりゃ~たま(ご)げた。「岩手県産豚ベーコン・盛岡近郊産ほうれん草・八幡平産たまごの濃厚キッシュ」胃もたれしないキッシュです、素材の良さに加えレシピ(配合)を工夫されてるんだと思います。盛岡近郊の季節野菜を使った「サルーテ特製・自家製ピクルス」この日のは長いもとキュウリ。漬け汁のあんばいが絶妙で・・・おかわりしました(笑)「うちの店、照明が暗いので写真が撮りづらいでしょう?」とおっしゃってましたが、去年、「うー、居酒屋の食べ物がボケて写るぅ~~~」と恨めしそうに言い続けてたら、うちのオジサンが呆れて選んでくれたRICOHのGR DIGITAL IIIが何とか頑張ってくれました。まさに究極の「飲み屋用カメラ」と言えると思います。SALUTEさん、お水は盛岡の美味しい湧き水「賢治の清水」を毎日汲んでいて、ほにゃ、塩は岩手県野田村の直煮製塩「のだ塩ベコの道」を使っているそうです。ミネラルを感じられるまろやか~なお塩で、私も1個分けていただきました。(注:私を封じるために袋ごと「盛り塩」↑しているのではありません。たぶん)うーーーん、丑年の私、この塩(ベコの道)に導かれてこの店に来たのだろうか・・・「のだ塩ベコの道」を検索していて「ベコの道ものがたり・千手院と撫ベコ」を見つけ、何気なしに読んでたら、不覚にも涙が・・・がんばった牛たちに「SALUTE!(乾杯!)」。そして岩手県の食材と真摯に取り組むサルーテさんにも「SALUTE!」
2010.07.13
川の流れがやさしい風を運んできてくれる盛岡市内。 (中津川沿いの道。左側の緑に埋もれた「カフェふかくさ」は、残念、準備中でした。)ホテルの前から乗ったタクシーの運転手さんに「何ヶ所か観光スポットを回ってもらえますか?」とお願いすると、オレに任せてくれ!って感じの笑顔で「ハイ、かしこまりました」。・・・で、まず先日UPした「大沢川原の塩釜馬具店へ行って下さい」と言うと、「えっ!?ば、馬具店!?ちょ、ちょっとお客さんが持ってる地図を見せていただけますか?」この時すでに、善良そうな運転手さんの顔から先程の余裕の笑顔は消えていた・・・ 塩釜馬具店の次に、「鉈屋町のこうじ屋細重酒店までお願いします」と言うと、「さ、酒屋ぁ?大きな酒屋さんなんですか?」と訊かれたので、「なんでも岩手のお酒がもっきりで飲めるそうです」と言うと、「も、もっきりですか・・・ ちょっと地図をまた見せていただけますか」。昔のままの細い街道の両側に地元御用達っぽい商店が立ち並ぶ鉈屋町に、ありました!こうじ屋細重酒店!「次はいったいどこ?」って感じで引き気味のタクシーに待っててもらい店の中に入ると、いくら私でも気安く踏み入る訳にはいかない、地域に溶け込んだ年月やこの土地の人々の気配があたりに深く漂っていました。こういう時は、「えいや~っ!」と思い切って第一声で素性をバラし状況を伺うに限ります(笑)シーンと静まり返った店内の奥の方から、静か~な「岩手のことば」が聞こえてくるので、「ごめんくださーい」と声をかけると、奥から「ハーイ!」と優しい声と共に奥さんが。「札幌から来たのですが、こちらで岩手のお酒も飲めると聞きまして」と言うと、「あのー、飲めるといっても店の奥でなんですよー」と暖簾の向こうへ案内され・・・これは、夏用の暖簾↑だそうです。「暖簾を写してもいいでしょうか?」と訊いたら、奥にたおやかに座っていたお婆ちゃんが、「あっちの夏用の暖簾も撮ったらいいよ」と教えてくれました。棚に所狭しと居並ぶ陶製のとっくりにポッカ~ンと口をあけて見惚れていると、「せっかく来られたんですから、新しいの開けましょうね」と、岩手県 皺が減る 紫波町の地酒「月の輪」の封をわざわざ切って下さいました(涙)もー、昼間っからスイマセン、私なんて何を飲んでも一緒ですから、その辺に残ってるお酒でぜんぜん構わないのに・・・もっきり、思わず我を忘れてグビッと飲んじゃってから撮影(笑)冷蔵庫で冷やされた日本酒の飲み口がいいのはアホでも分かる当ったり前のことですが、常温!(本来の意味での冷や!)でもガッツリ美味いぞ「月の輪」!これで「200円」って言うんだけど、いいのかなー。限りなく移住したくなる鉈屋町です。家に連れて帰りたくなるようなお婆ちゃんや、とても存在感のあるお爺ちゃんが、森の中、川のせせらぎにも負けないアルファ波に満ちた穏やか~な「岩手のことば」で会話やお酒を楽しみながら、ゆったりと集っていました。ゆっくりしたかったのですが、観光客の悲しい運命で早々においとまを。タクシーに戻ると「もう飲んできたんですか?」と怖ろしげに私を見るので、「もっと居たかったけど、一杯だけですから、アハハ~、運転手さんも休みの日にどうぞ!」と。(そうだ、大昔、那覇空港で昼間っからオリオンビールを飲んで時間を潰してたら、そんな女は沖縄ではかなり珍しかったのか、南大東島へ帰る途中の島民がえらく感心し、そのまま島へ連れて行かれそうになった。彼は「珍獣ハンター」だったのかもしれない。)「次は狛犬に会いに、」と言うと、やっと安堵の表情を浮かべ「盛岡八幡宮ですね」と運転手さん。うーーーんと、ごめん!「八幡宮じゃなくて、盛岡天満宮の方なんですが・・・」と言うと、「えっ?天満宮へは僕も行ったことがないし、お客さんを乗せて行ったこともないです・・・。ちょっと地図を見せていただけますか」の、かれこれ第三弾。この辺まできてやっと私は「私が思う盛岡の観光スポット」は、「みんなが思う盛岡の観光スポット」ではないのかもしれない、と思い至った次第です。
2010.07.01
チャグチャグ馬コの憂鬱・・・「あーーー、やっぱりね、今日(6/12)はこっち(蒼前神社)に来れないのね・・・」本日、6/12、9時30分滝沢村の鬼越蒼前神社を出発する「チャグチャグ馬コ」、なのにこの時間、まだホテルに居るわたし・・・おほほ・・・昨日、無事にいわて花巻空港に到着したのですが、 オーーー、地べたが見えたぞーーー 滝沢村、鬼越蒼前神社の前日(6/11)撮影会(午後の部)にも間に合ったぞーーー「あーーー、この人ホントに北海道から来ちゃったのね・・・」ええとー、盛岡市城西町西5-40の「燻製屋Velvo」さんで昨夜、横で飲んでいた方に言われた「あなた、この時間に飲んでいる時点で、明日の朝の滝沢村行きは無理でしょう・・・」という予言が見事に的中いたしました、ひゅーひゅー、ブラボー!Velvoさん、日本酒の向こうで「ピース!」してます、ホヤの燻製美味しゅうございました、男山の辻村勝俊さんも美味しゅうございました、また出没したいなと思っておりますので、カウンターで飲んだくれるヒグマ(牝)に会いたい方は、「燻製屋Velvo」さんに来て見てください。「盛岡初日から二日酔いだなんて・・・」「あーーー、今日この二日酔いのオバサンが盛岡市内で僕たちのパレードが通るのを、待ち構えているのね・・・ うーーー」
2010.06.12
なんと4ヶ月ぶりのラズベリーベレー/RASPBERRY BERET、札幌の二条市場のそば、創成川イースト地区にある隠れ家っぽいワインダイニングです。カウンターの上でひとり、ロブ・マーシャル監督の映画「NINE」のPRに奮闘中のクマさん。映画関係の方が、「NINE」のPRを託してか、酔った勢いでか、そっと置き去りにしたとか。「NINE」=「8 1/2」(1963年フェデリコ・フェリーニ監督作品、主演・マルチェロ・マストロヤンニ)ですよね?ほらほら、クマさんも今宵、グイドのように美女に取り囲まれているではないか、うはは・・・(ん?「NINE」じゃなくて、ティム・バートンの「9 ~ 9番目の奇妙な人形」の方のPRかな?)お通し「グリルして甘さが増したプチトマトのマリネ」本日(3/31)のおすすめの一番下、「タジン鍋で蒸した野菜のバーニャカウダ」野菜たちの内に秘めた旨みが、蒸されてリラックスしたのか前面に出てきてます。タジン鍋?多重人格鍋? ・ バーニャカウダ?婆や何買うだ?タジン鍋は北アフリカ・モロッコ地方の伝統的な鍋で、少ない水分で蒸し焼きなどの調理ができ、油の少ないヘルシーな料理が作れる鍋だそうです。バーニャカウダ(伊ピエモンテ州の古い方言で「温かいソース」という意味)は、にんにく、アンチョビ、オリーブオイルで作られた、蒸し野菜に良く合うほかほかソース。わたし、このソースだけを肴に飲めるかも(笑)前菜のメニューはこんな感じ。右はじの白っぽいのは春を告げる「うど」のピクルス、もちろんラズベリーベレーさんの手作り、色とりどりの野菜たちのピクルスです。酸っぱすぎず、塩分も柔らかくて二皿くらいペロリとイケそう。札幌の二条市場の北、創成川イースト地区に並んだ「M's二条横丁」と「M's EAST」という古い倉庫だか薬問屋だか札幌軟石の蔵だかを改築したテナントビル・・・というより、楽しげなお店の集合住宅。ラズベリーベレーにたどり着くには、奥のM's EASTの黄色い矢印の所にある外階段を酒気帯びの方は落ちないように気をつけて登らなければなりません(笑)お詫び1:オススメなどを教えてくれたおしとやかな彼女、もー騒がしくしてゴメンなさい。お詫び2:手前のM's二条横丁1階の「寿珈琲」さま。ドアから優しそうなお兄さんの姿が見えたので、つい酔った勢いで押し入って「この辺に花屋かケーキ屋ないの~?」と無理難題をふっかけ怖がらせてスイマセン。こんどは、シラフでお行儀良く珈琲を飲みに伺います。お詫び3:ゆんゆん艦長さま。今回もオススメのスープカレーチャチャに寄れませんでした。無事に2階にたどり着いたら千鳥足で奥まで進んだ左手がラズベリーベレーです。ラズベリーベレー/RASPBERRY BERET Tel;011-207-2340 日曜休札幌市中央区南2東1-1 M'S EAST/エムズイースト2F Open;18:00~2:00
2010.04.01
静かで落ち着いた店内の棚に、びっしりと積まれた果実酒の瓶。このお店のご主人と奥さまが山々を歩いて集めた「小樽の山の幸」たちの滋味が、瓶の中でゆ~っくりにじみ出ています。 その数、40種類超!珍しいところでは、マタタビの虫コブ、チョウセンゴミシ、サンカヨウ、エンレイソウ、ハマナス・・・小樽で地元の食材を中心に美味しいお料理がいただける「食彩工房・望月」、良心的なお料理とゆっくり流れる時間が心地よくて、2週続けておじゃましました(笑) 小樽の海鮮・創作和食処 ~ 望月 (小樽駅から徒歩で5分くらい)小樽市稲穂2丁目4-10 Tel:0134-33-9326 ランチも営業 日曜休小樽へはクルマで行くのがほとんどで、お酒を飲むときには一泊したりしてたけど、なーんもJRの快速エアポートなら札幌駅から所要時間32分・片道620円で行けるし、高速バスもだいたい10~20分おきに出ていて590円、案外と近くて行きやすいということに、今ごろやっと気がついた・・・、遅っ(笑)小樽の「望月」、夜はコースのみ。オーダーを考えなくて済むから楽ちん。私たちがいただいたのは、当日の予約でも大丈夫な「ほうずき」。左は食前酒として出された、深いコクの自家製梅酒。気持ちがほぐれます~♪ 右上は「銀杏草とカニの酢の物」。つるつるでコリッとした例えようのない食感と、磯の香り。銀杏草、別名「仏の耳」は厳冬期が旬の、スーパーでもたま~にしか見かけられない海草です。左下、「あんこうのとも和え」。 うーーー、日本酒をくれぇーーー右下、「北寄貝と三升漬」、この三升漬も甘ったるくなくピリリ!と辛い手作りの味。 もう、熱燗の二合徳利しかないっしょー(ハイボールなんてロックやストレートで勝負できなかった自社の銘柄のウィスキーの深みのなさを炭酸で誤魔化してるべ、と言い切れるくらい強気に日本酒!) 右上のお造りは、生の北寄貝、真つぶ、甘エビと、何だろなー、身の締まった平目かなー左下、前回は「真だらとたち」のお鍋でしたが、この日はアンコウとあん肝のお鍋でした。新鮮な魚介には、醤油仕立てのだしが底抜けに合います。 右上、いやぁ~初めて食べました、赤井川山中牧場産黒豚の角煮のよもぎ饅頭~、中に柔らかい豚の角煮が入っています、なんでこんなにうまいんだ~もう、おなかいっぱいなんですけど。 どぇ~、まだ出るんですかぁ~!?って言いながら、薄味で美味しいから平らげちゃいます(笑)左下、陶板に冬の海で採れたばかりのみずみずしい新ワカメをたっぷり広げ、真だち・アスパラ・舞茸を微かなバター風味で蒸したものを、ポン酢でいただきます。旬×旬の威力で、たちが苦手な方でも食べられそう! 右上、骨まで柔らかく食べられた「八角」というお魚の揚げ出し。八角、トビウオのようなタツノオトシゴのような恐竜のような魚デス。お刺身にも出来ます。最後に、鍋を食べ終えた後の魚介や野菜のうま味が溶け込んだだし汁の中に、つるんと優しい食感の、これも手作り!自家製うどんを入れていただきます。 ありゃ~、なんとデザートまで~。 手作りのケフィアヨーグルトにコクワのソース♪小樽「望月」、これだけのコースで3200円・・・、良心的すぎて恐縮しつつも、たとえば吹雪が舞う夜道でも、ご機嫌で帰路につくことができそうな気分、タリラリラ~ン♪~ お品書きの片隅に添えられていた文章 ~「・・・望月のこだわり・・・地産地消・・・私たち夫婦で採ってきた山菜や、北海道の広大な大地で育った栄養満点の農産品、北海道の厳海で獲れる海産物を使い、なつかしいお袋の味に仕上げます。冷凍食品や加工品は一切使わず、ひとつひとつ心をこめて手作りしています。」お料理は、そんなに野山を駆け回っているようには見えない物静かなご主人が腕をふるい、接客は、やはり木に登って実を採ったりしているようには見えない控えめな奥さまが担当。観光地の喧騒が別世界のように思える、寛いで過ごせるお店です。詳しくは、望月のHPを参考にしてください。食彩工房 望月 (割烹・小料理 / 小樽)
2010.02.21
道外から北海道へ移住を少しでも考えている方へ 北の錦プロデュース! 『本格 日本酒風呂』に一緒に入ろうぜ! また出た、杉玉、酒林(笑)と、大好きな時を経た煉瓦の蔵群。 2009/12/23、北海道夕張郡栗山町にある北の錦・小林酒造の、「年に1度の早朝、酒蔵見学会」に参加してきました。休日の早朝につき、バスもなくJRの乗り継ぎも厳しく・・・が、案内に「尚、試飲、飲酒は致しませんので、お車でも安心です。」の一文を見つけ、とあるドライバーに狙いをさだめ、めでたく捕獲成功♪朝の8時に栗山に集合!すでに早朝の酒蔵では、洗米も終わり蒸し米の準備が進んでいました。 低気温と乾燥した空気のおかげで、雑菌などが極めて繁殖しづらい北海道の冬に、日本酒の仕込みが粛々と進行していきます。自然の力と人の手との密接な作業だからでしょうか、蔵の中の空気から緊張感とともに、神聖な張りが感じられます。 上右:蒸気の具合が充分になったのを確かめ、布製の蓋をかぶせ、丁寧に紐が結ばれると、次第に蒸気で膨らみだす布製の蓋。 あとはまた、蒸し終える瞬間を見極める、経験と知恵が集約された、真剣な時間との対峙が続きます。蔵の奥では、酵母のはたらきを促すため電球で温められているタンクの底から幻燈か影絵のようにほんわかと灯りがもれていました。 24時間体制の、気の抜けない仕込み時期の冬の酒蔵。そんなご苦労の甲斐あって、タンクの中ではふくふくと元気に醗酵が進んでいます。 小林専務の冬なのに熱いお話を伺いながら、ほのかに甘い栗の味がする麹をつまみ食いしていると、蒸し米が終わり、今度は手際よく冷やす作業が始まりました。この「冷やす」作業についても、北海道は恵まれた環境にあると思います。 部屋に戻ると、酒粕で作った湯煎にかけられた甘酒から漂う、あ~いい香り~(甘酒は決して煮立ててはなりませぬ、だそうです。 で、湯煎。)「いつもどうもありがとうございま~す♪ いっただっきま~す♪」北の錦・小林酒造の酒粕、その美味しさを知ってしまった熱烈なファンが多すぎて、またたく間に売り切れてしまうため、いつも入手困難なのが悩ましい・・・ + + + 北の錦・小林酒造のHPより + + +うちの南杜氏は道産米を操る名人、脇田前杜氏に長年にわたり技術を叩き込まれた生粋の道産子。先代の米三郎からの至上命令だった『内地米(山田錦)に負けない道産米酒』。30年間努力してきて、ようやくお客さんに認められようとしているんです。ここ数年発売している道産米の限定純米酒は全部完売しています。道産のお米をつかって良い酒だと褒められるのが一番うれしい事です。私たちには『北海道の造り酒屋が北海道米を使わないで北海道がよくなるはずはない』って気概がいつもあるんです。農家とのより深いつながりを持って、ずっと頑固で大地にしっかり根を張った酒を造っていきたいと考えています。
2010.01.10
ひょんなことから、札幌を東と西に分けて南北に流れる創成川を東側に渡ることになりました。経緯(いきさつ)は、こんな↓感じ。 すすきののど真ん中、元明治屋さんだったところに忽然と現れた「ヤマショウ酒店」。照明具合が目に心地いいこのお店で、先日見つけた勝沼醸造のアルガとアルガーノを、この日も物欲しそうに眺めては、また北の錦の「冬花火」を買ってしまったのでした。お会計のとき、レジの横に置かれた色とりどりのカードに見とれてたら、いつも親切なヤマショウ酒店のお兄さんたちの一人が薦めてくれたお店が、創成川を東に渡ったところにあるこのお店。そのお店のカウンターの上には、なんだか「さすが~」なボジョレー・ヌーヴォー。(静岡のヴィノスヤマザキさんの札幌店から仕入れてるらしい。) お店の名前は<ラズベリー・ベレー RASPBERRY BERET>。二条市場の北向かい、ワクワクするお店群の光溢れるM'S EASTの2Fにあります。かわいい店内のロフトで催されていたパーティーを一人でさばきながら、サラッと作ってくれた、歯ごたえコリコリ「生ダコのカルパッチョ」。こりゃあ、白ワインもすすむさぁー「サーモンマリネとアボカドのタルタル」。この<Liqueur Raspberry>がお店の名前の由来かと思ったら、なんとPrinceさまの曲 - Raspberry Beretから命名されたそうです。 で、「冬花火」、酔って持ち帰るには重いなーと思えてきて、無理を承知でお店に置いてきてしまいました。たまたま開店3ヶ月目だったそうで、お祝いにちょうどよかったです~ (・・・思いっきり後付け)後から、彼女が利き酒師と伺いちょっと緊張しましたが、「個性のある美味しいお酒ですね。」と誉めてくださったので、なんだかホッ。ラズベリー・ベレー 札幌市中央区南2東1-1 M'S EAST/エムズイースト 2F営業時間 18:00~2:00 日曜休 Tel;011-207-2340ちょっと夢心地な建物の中へ、足を踏み入れてみませんか?
2009.11.22
「秋だね、日本酒を飲まなきゃ!!ということで、日本酒の日に『愛の日本酒パーティ』をします。」ということで、『今、あなたに伝えたい日本酒の会』に参加させていただきました。ということで、う~、美し酒に酔ってます。 帰宅後、半時ほど座ったまま寝てたようです。 叱られたら削除します写真↑(笑)「日本酒湯(にほんしゅとう)」のタオルを誇示する「北の錦・小林酒造」の小林専務。いつもありがとねぇ。そして、あれ? 生誕の日を迎えられたらしく、Happy birthday to you. 美味しい北海道の日本酒が飲めることもありがたいけど、そうしてあなたがそんな風にいてくれることは、もっとありがたいこと。 集ったのは、札幌市中央区南2条西2丁目、明治12年創業の「酒とそば まるき」の地下。北海道の酒米「初雫」で醸したお酒ねぇ、「初雫」がもう作付けされていないので、もう飲み納めです。 「日本酒の日」らしく、日本酒だらけ。個性豊かで、冷やと燗で別の表情を見せ、それぞれが北の大地にひとり立ちしている、北の錦・小林酒造の日本酒たち。写真はないけど、「冬花火」も一升瓶から飛び出しそうな、勢いのある一献。もうすぐやってくる氷点下の日々は、指先が痛くなるほどの寒さだけど、その分、空気が透きとおるから、冬の花火は夏より美しいそうです。そんな、空気が澄んだ北海道の冬に、北の錦・小林酒造のお酒は造られています。 「酒とそば まるき」さんの、心づくしのお料理も堪能いたしました。それにしても、美味しかったよー、お蕎麦。「酒とそば まるき」は蕎麦屋でござる、面目躍如、〆のお蕎麦、口に入れた途端、蕎麦の香りに絡めとられます。そば畑の真ん中に、ひとり佇み、風に吹かれたくなりました。うーーーん、明日はお休みしちゃって「さっぽろオータムフェスト2009」にでも行こうかな(迷)。
2009.10.01
北海道増毛郡増毛町を、「ぞうもう」と読まれてしまうと話がややこしくなるのよ(笑) Cidre de Mashique(「que」としたところが、かっこいいぞー)増毛シードル(ぞうもうシードルじゃないよ、ましけシードル!)glaglaさんのてくてくグラスの中で、美しくハジケているのは、増毛シードルBrut.0007 甘さがほとんどない辛口でアルコール度6.5%。ばん馬の故郷、今も大きな馬たちが悠々と暮らすフランス北部ブルターニュやノルマンディー産のシードルを、箱買いして飲んでいた私にはちょうどいい爽やかな辛口。 このシュワシュワと、りんごの香りと、お手軽感が、今日のようなお天気のいい休日の昼間に、よく似合います。 そば粉のガレットなんてあったらサイコーでしょうねぇ~原作ジョン・アーヴィングの北米が舞台の映画「サイダー・ハウス・ルール」なんか観ながらね。そば粉のガレット、確か以前はBoccaで食べられたんだけど、最近はらくだ軒と同化しちゃってるからなー増毛シードルを見つけたのは、札幌のワインショップフジヰさん。 まだあるかどうか・・・製造元の増毛フルーツワイナリーさんでも、少量生産のため sold out 続出ですが、りんごのブレンドを変えて、0001~0010の10種類のシードルがデビューしています。通信販売もあるようです。・・・あとね、増毛(ましけ)商工会からね、増毛(ましけ)の伏流水を使った、増毛(ぞうもう)に良いといわれているカバノアナタケエキス・ヘスペリジン配合のスカルプローション、「増毛町の願い」が発売されているそうです。「増毛町の願い」で、増毛(ぞうもう)の願いがかなうかどうかは、・・・「髪のみぞ知る。」洞爺湖畔にある「月浦ワインを巡るスロウな旅」が、洞爺ガイドセンターの企画で2009/10/18(sun)・2009/10/25(sun)の2回だけ催されます。秋の月浦の森や、普段は入ることができない収穫間近のブドウ畑の散策も含まれています。晴れたら晴れたで、雨の森は雨の森で、すてきだろうなぁー
2009.09.23
水位によってはダム湖の下に沈んでしまう幻の橋「タウシュベツ橋梁」をはじめ、旧国鉄士幌線の廃線により、ひがし大雪~上士幌町に静かに点在している時間の止まったアーチ橋群の写真も整理できないまま、季節は夏へと移ろってしまいました。どうか、相変わらずのご無沙汰をお許しください。(糠平ユースホステルさん、その節はお世話になりました。ちゃんとUPするからね~)オジサンが庭で撮った、ラベンダーと蝶。富良野あたりじゃ今ごろ、ラベンダーの花が盛りを迎えているのでしょうねぇ。こちらは昨夜の、マッタリ~ナな晩酌風景日本酒の4合瓶を買おうと思って寄った、丸井今井札幌店の酒売り場で、店員のお姉さんの「夏に、この北の錦の特別純米を冷やして飲んだら堪りませんよね~」のひと言にとても強く共感してしまい(笑)、ぶら下げて来ましたよ~、一升瓶~、帰宅ラッシュの地下鉄に乗って~重たかったよ~でも、お姉さんの言うとおり! もう、キリッと爽やかでありながら力強い旨さでございます!「火事場の馬鹿力(バカヂカラ)」とは、古(イニシエ)からよく言われておりますが、私の場合は・・・~酒売り場のバカヂカラ~ そういえば先日、こんな不思議なことも・・・札幌市中央区南3西3、「プレイタウン藤井ビル」と「中山ミシン」の間にある、とってもちゃんとしていて親切で的確な「ワインショップフジヰ」さん。こちらへ、頼んでいた「奥尻ワイン・ツヴァイゲルトレーベ」1本を受け取りに行ったら・・・帰るときには「山崎ワイナリー・バッカス2008」が増え、2本持って歩いてました(笑)私の顔に「日本のワインを飲もうぜ、ベイベー♪」と書いてあったのでしょうか、「山崎さんの今回のバッカスも、 美味しいですよ。」とお勧めいただきまして・・・ホクホク顔でお店を出てしばらく歩いてから、ワイン2本の重さが、徐々に身に沁みてきた次第です。毎回、この教訓を生かして今後は気をつけるぞ~!と思うのですが、酒売り場へ足を踏み入れると、ついバカヂカラが出てしまい・・・山崎ワイナリーさんのワインが美味過ぎるのには、もう今さら驚きませんが、奥尻ワイナリーさんのツヴァイゲルトレーベ、先日飲んだシャルドネに続き、「いーのか、1年目でここまで旨くて!オバサン、次回も期待しちゃうよ~♪」って美味しさです。(2009/7/3現在、丸井今井札幌店で1本見かけました。フジヰさんはもうメルローのみだそうです。) この分だと、まだ「酒売り場のバカヂカラ」は続きそうです(笑)奥尻ワイナリーでがんばっている、キンタローさんの回復を願いつつ・・・
2009.07.04
北海道空知、田植え前に水が張られた銅鏡のような田んぼに、逆さまに映りこんだ木々などを、バスの窓から眺めつつ、「この田んぼに植えられるのは「酒米」だろうか、ホクレンのパールライスだろうか?」と、薄ぼんやり考えながら辿り着いたのは、夕張郡栗山町の北の錦小林酒造。 「造り酒屋をもっと知る会」(知るかい?)今回の企画は、「春の里山を歩くその恵を日本酒と一緒に頂く会」(頂くかい?)。 講師の高橋慎先生にお話を伺いながら、花桃も咲く、人の手で甦(よみがえ)った里山へ。この日の会費から諸経費を引いた全ては、この里山の自然保護のために活用されるそうです。私も、爪が真っ黒になるくらい山菜を採りましたよ~右の写真は、セリとミズだったかなー、あれ?セリじゃなくてニリンソウだったかなー甚(はなは)だ自信ないけど(笑)、この他にもウドやシドケ・ヨモギ・アズキ菜などを、天ぷらにして、とっておきの日本酒といっしょにみんなでいただきました。濾過されて透きとおったお酒と、そのまんまの白濁したお酒の違いが判って、逆光も、これまたなかなかいいもんですね~「杜氏の隠し酒」って・・・、あらまー、「杜氏~、隠し事したらダメだよぉ~」。左はじの瓶、白濁した「大吟醸 吟風 あらばしり」を、 「皿・箸・タオル持参のエコな会」なので、自分で持参した利き猪口に注いだのが、左の写真。こう見えて、かなりきりりとしつつ、旨味を豊かに湛(たた)えています。ごめんねー、私ばっかり、真っ昼間から飲んじゃってねー、えっへへ~横から迫り来る「謎の大量もやし」に脅(おびや)かされながらも、へこたれずに「ぬる燗」になりつつある「生酒三兄弟」。あら不思議、ぬる燗になった途端に、やさしく柔らかな味わいの「三姉妹」に変身!シュワッ!おでん屋さんなどで見かけるお燗用の手つきカップ(酒たんぽ?ちろり?)持参で来られたのは、『心は錦~深い情緒居酒屋愛好会』の方・・・、さすがです、参りました(笑)♪栗山の~、里山の~♪(ラップ?)、生き物・植物編は次回へつづく。
2009.05.18
奥尻島に誕生した「奥尻ワイナリー」がリリースしたワインを買いに、地酒・ワイン屋みのや(函館市昭和1丁目26-23 TEL:0138-43-0020)さんへ。 実はタイトルに使った ~ 潮騒は葡萄を育てる子守唄 ~ は、みのやさんで貰った奥尻ワイナリーのリーフレットに書かれていたコピーです。~ ボトルに詰めたのは、奥尻の未来です。 ~~ ボトルを傾けることは、そのまま奥尻島を巡ること。 ~単純な私は、このコピーだけで「買い」。奥尻島、もうあまり記憶にないかもしれませんが、1993年に起きた北海道南西沖地震の際に、地震後わずか3~5分で津波に飲み込まれ、当時の人口が4000人超の島で、約200人の死者・行方不明者を出した島です。ご近所の20数名を思い浮かべてみて、そのうち一人の割り合いで亡くなるような天災に、あの夜突然、東西11km・南北27kmの島が見舞われたことになります。奥尻の由来は、アイヌ語の「イク・シリ」、(海の)向こうの島。そんな「海の向こうの島」から、島の未来を担ったワインが届きました。今回リリースされた2007は、潮風を受けて育った奥尻の葡萄を、道内のワイナリーに委託して醸造したものですが、2008からは「葡萄も醸造も奥尻島」のワインになるそうなので、楽しみ~4/25現在で、みのやさんの在庫は4種類(もう売れちゃってないかも・・・)シャルドネ、ケルナー、ツヴァイゲルトレーベ、メルロー。奥尻ワイナリーさんでさえ、5/1現在で用意できるのはツヴァイゲルトレーベとメルロー。札幌のワインショップフジヰさんでは、5/1現在ノースレッド、ケルナー、ツヴァイゲルトレーベ、メルローがあと数本だけ。「北海道の赤ワイン、なんだかドイツ系の葡萄樹の方がいいような気がするさー」と、直感のみでまったく根拠のない話をしながら選んだのは、ツヴァイゲルトレーベと、白はシャルドネ。 左のツヴァイゲルトレーベには大沼の山田農場チーズ工房さんで途中下車してもらったのでまだ飲んでいませんが、あらためてワインショップフジヰさんに予約しました。(左の写真は山田農場チーズ工房さんのカウンターの上。奥に見えるのが山羊のチーズ、手前が牛(ブラウンスイス)と山羊を混ぜたチーズ。山田農場チーズ工房さんについてはまた後日。)リーフレットに「最後に柔らかな塩味が感じられます。」と書かれていた右のシャルドネ、北緯42度の波の音を聞きながら海風に吹かれて育った葡萄で醸造されたワインですから、そう言われるとそんな感じもするような、しないような(笑)私は、飲んでいる時、しっかりと素直な味わいのシャルドネが、「海からの風、強かったけど、負けなかったよ。」と言ってるような気がしました。2008、2009と、どこかで奥尻ワインを見かけたら、ぜひ「イク・シリ ~ (海の)向こうの島」へ思いをはせながら、口に含んでみてください。
2009.05.01
昨日、 第21回北の錦酒蔵まつりへ行ってきました。 岩見沢駅で乗り換えたのは、一両編成のJR。生まれて初めて一両編成のに乗りましたよ~、ほのぼの~降りるとき、バスみたいな料金箱にお金や切符を入れて降りるんですよ~、ほのぼの~ が、酒蔵まつり会場が近づくと、朝の9:30でもうすでにこの人出・・・ほのぼのムードも、ぶっ飛びました。AM9:30といえば、デパートもまだ開店前の時刻なのにねぇ、ありがたいことです。 厚岸から来ていた焼き牡蠣チーム、なんともハァ~、豪快にボォ~!!辺りには、濃厚なうま味の匂いが充満しています。厚岸の牡蠣に日本酒、こりゃ堪らんわぁ~お昼ごろにはもう、身動きがとれないほどの大盛況で、ウワサによると、土曜日が1万2千人、日曜日が1万1千人の来場数だったとか。会場で知り合った西区にお住まいのきれいな方と(名前忘れた・・・)、「日本酒って、人気があるんですねぇ。」「日本酒の底力って、すごいですねぇ。」と、ぼう然と人の波を眺めながら語り合っていると、会場内で働きつつ、北海道の酒蔵のロゴが入ったTシャツ2000円のPRもしてしまうという、この日のためにイタリアのミラノから駆け付けた男性トップモデル(ウソですよ)を発見!藤巻幸夫さんもビックリの、驚愕の販売テクとは、商品の値段をテープで貼り付けたTシャツを着て、会場内を蝶のように(?)飛び回る!身を挺して「酒蔵まつりを駆けるマネキン人形」となった成果で、Tシャツも売れまくった!かも・・・さすが、イタリア人(ウソですからね)、試飲を勧めながらお客さまに「これは運命の出会いです」を連発しておりました。まるでサラリーマンNEOで沢村一樹演じる「セクスィー部長」?(笑)何度、奥さんに言いつけに行こうと思ったことか(ウソウソ、笑) 写真を整理していて、遅ればせながら気がついたのですが、有料試飲のコーナーで出していた、魂を醸すと書いて「魂醸(こんじょう)」と読む大吟醸、一升13,000円のお酒を、きき猪口に一杯500円で飲めるということは・・・かなり破格だったんですね、飲んでくればよかった~。 これがホントの「あとのまつり」。つづく~ 突然ですが、札幌のオススメ居酒屋情報 ~北海道の美味しいお酒と料理が楽しめる「北の酒処 ふぁーすと」なんと土・日・祝は、犬同伴でもOKの居酒屋さんです。(犬仲間で犬連れで宴会ができるなんて、夢のよう)札幌市中央区南19条西12丁目 市電ロープウェー入口から東へ5分Tel : 011-533-1654 月曜休みうちのバセンジー犬は駄目かもなぁー。吠えないんだけど噛むんだよなぁー。
2009.04.13
蔵見学の途中、黒板に貼られた「添」「踊」「仲」「留」を見つけ、「ほぇ? 寄り添って踊って、仲良くなるのは保留、うにゃ、仲良く留(とど)まる?」と独りブツブツごちてたら、親切なAさんが「お酒の仕込みの工程ですよ。」と教えてくれました。ありがとうございます~(ちゃんとした内容は『深い情緒居酒屋愛好会』さんのブログを参考にしてください。) 酒蔵から部屋へ移動して、机の上に置かれた「麹」と「蒸し米」、参考資料を前に、 小林専務の熱い思いと勢いが伝わってくる「胸に沁みる酒気帯び酒造り講座」は続きます。 【純米・江別産彗星・精米歩合60%・火入れ】、【山田錦・大吟醸・中垂れ】、【純米吟醸・道産米吟風・押切】、そして、右の写真の絞ったままの白濁した【道産米吟風・大吟醸のあらばしり】と飲み比べながら。~中孝介の「花」のような香りに包まれるあらばしりでした~ 季節ごとに味が変化しても、最後の一滴まで崩れない、穏やかなうまさの、 北海道の気候風土の特色・利点を生かした酒造りを目指したいとおっしゃっていました。 今回は酔って買い忘れないように、飲む前にちゃんと買い物を済ませ(オバサンだって学習する)家に帰ってから、買ってきた大吟醸酒粕で甘酒を作ってみると、家中に漂ういい香り。(ホクレンのてんさい糖を使っているため、色がベージュがかってますが) 窓際で撮った甘酒の写真(右)、7/22に奄美大島で皆既日食を観るとかの高城剛&沢尻エリカご夫妻ではありませんが、日差しで甘酒の上に、日食のような月食のような影ができてました。甘酒と利き猪口に挟まれて写ってる「樽屋さんのくつの中」(200円)は、秋田の製樽所に依頼し秋田杉の樽を製造してもらう過程で出るいい香りのチップを、なんとか活用できないものかと考えて製品化された天然の脱臭剤だそうです。すがすがしいこの香り、玄関や洗面所に置いてみようかと思っています
2009.02.02
お酒を飲んだあとの〆に、美味しいコーヒーはいかかですか。(<酒くさい客お断り>という看板が立ってなくてヨカッタヨカッタ・・・)高校まで栗山で育ち、今は札幌で音楽の仕事をされているMusicCraftさんに教えていただいた、東京堂コーヒー店(夕張郡栗山町)のバター珈琲。看板が「ぼくのバター珈琲」!!って宣言していますが、わたしもバター珈琲!! を熱燗で一杯!! みんなで仲良く座る、8人掛けのテーブルで待つことシバシ。初めてお目にかかる「バター珈琲」が、運ばれてきました。「雪印バターが浮いてるのか?」とか「店の裏でホルスタインを飼っているのかモ~?」とか、いろいろ想像していたのですが、バター珈琲、油は浮いておらず、ミルクを入れなくてもまろやか~なコーヒーでした。豆を焙煎してからバターを絡めるそうですが、私が鈍感なのかバターの香りは感じられず、コクがあって、コーヒーの個性(苦味や酸味)がワイワイ自己主張してこないので、ホントに飲んだあとの〆に、向いてるかも。珈琲の値段も良心的で、誰でも気楽に集えるから繁盛されてるんでしょうねぇ。(外でコーヒー1杯に500円以上出すんだったらさぁ、お酒飲めちゃうよー)座ったままで手の届く所にある本棚に、いい感じの本が新旧たくさん並んでいましてねー、なんとなく手にとって読み始めた「熊谷守一の猫」、本人の作品と言葉、当時のモノクロ写真、ご子息の回顧談など、余計なものを削り落として暮らすことの過酷さと清々しさが伝わってくる、いい本でした。どの絵もいいけど、「牝猫」(目の見えない三毛猫だそうです)の絵がいちばん好き。『絵でも字でも うまくかこうなんてとんでもないことだ。』(熊谷守一) 東京堂コーヒー店 北海道夕張郡栗山町中央3丁目59 Tel;0123-72-1135後で気づいたのですが、帰りに東京堂コーヒー店から買ってきた珈琲豆は、猫の絵をたくさん見たせいでもないのでしょうが、トラジャ!香りが際立つ、いい焙煎加減の珈琲豆でした。
2008.12.07
北海道夕張郡栗山の小林酒造 <造り酒屋をもっと知る会 その86> のテーマは、【家に帰ってから楽しむ海苔と日本酒 ~ 海苔と日本酒の衝撃体験】この日、海苔と合わせるべく登場したのは、脇田杜氏がセレクトして下さった、幾星霜かやさしく寝かせてあったお酒たち。瓶の色もキレイだなー(栗山町産のお米「初雫」の生産は今年で最後だそうです。「初雫」で醸されたお酒を見かけたら、今のうちに飲んでおいた方がいいかもしれません。)一杯目のお酒の中に、ワイヤーアクセサリーみたいな可愛いあわ粒が8コ。なんだか嬉しいなーまずは、4種類の値段の違う海苔を食べてみて、値段の順番を当てる「利き海苔」。一番高いの(A)だけ当たったけど、あと全部ハズレ・・・ 難しいわぁー続いて、お酒も変えながら海苔と日本酒と相性のいい組み合わせを探っていきます。・左上=かまぼこ+おろしたてのワサビ ・右上=長芋+じゃこ+スライスした玉ねぎ・左下=栗山のおばあちゃんの大根漬け+チーズ ・右下=蒸し鶏+練り梅+青しそ「家に帰って3分でできる・冷蔵庫にありがちな素材・たくさん食べても体にやさしい」を意識して、この一ヶ月いろいろ試して考えて用意して下さった組み合わせです。頭で考えるのと、実際に日本酒に合わせて食べてみるのとでは全く印象が違っていて、目からウロコの4連発。多数決の結果、堂々の1位に輝いた美味しい日本酒に合う組み合わせはっ!!海苔+栗山のおばあちゃんの大根漬け+チーズ!!(漬物は化学調味料を使っていなければ、身近なものでOK♪)その他にもいろいろ用意して下さっていて、・左上=造り酒屋の手料理、熱したごま油の中に海苔を放り込み塩をまぶす!・右上=東京築地丸山海苔店の青のりが混ざった海苔「こんとび」・左下=筋子の燻製(岩見沢・市川燻製屋本舗)・右下=栗山のおばあちゃんが漬けた「ニシン漬け」(&写真ないけど、・小豆島の再仕込醤油で作った北海道産真昆布の佃煮)「もうやめてー、日本酒がすすみすぎますー!」と叫んでも、ここまで来たら戻れません、ノーリ(海苔)ターン。イヒヒ...そして、1月~2月極寒の北海道・瀬棚(せたな)の岩場で手摘みされた天然岩のりを、細かくきざみ、すだれで漉いて自然乾燥させた「瀬棚海苔」。この会に参加しなければ100%めぐり合えなかった、まるで冬の北海道の海をいただいているような、波の音と、作った方のかじかんだ手の冷たさが伝わってくる、すごい海苔でした。どの酒も美味いわ、居心地いいわで、ずっとここにいたいけど、おじか(牡鹿)んです、しか(鹿)たがない、帰ります
2008.12.04
前回訪れたときには秋色だった杉玉も、日本酒の仕込みに向かう人々を清めるため数日前に新しく架け替えられ、お酒の神さまを宿して、青々と蔵を守っています。 蔵々を結ぶ広い軒下にまっすぐ伸びる、レールの跡。 炭鉱の全盛期、或いは「地産地消」などとわざわざ叫ばなくてもその土地で作られた物を頂いていたころ、洋酒もさほど普及しておらず日本酒が大量に造られ消費されていた時代には、忙しくトロッコが往き来していたのでしょうか。蔵の一角では麹菌が、鶴田浩二、仲本工事、いい麹を作ろうと静かに奮闘中。懐かしい、いい香りで満ちている蔵の中では、つい深呼吸をしてしまいます。(3日目) 仕込み蔵で、タンクの中を見せていただきました。仕込んで3日目のタンクの中は、仕込み棒が動かしづらいほどまだ硬い様子。(8日目)それが、あら不思議、8日目になるとぷくぷく柔らかに湧き上がってきています。自然の力をお借りして、自然の恵みを無駄にせず、手間ひまと、想いと、悠久で、美(うま)しものを造りあげる。初めて日本酒の生まれる過程を見せていただき、つくづく尊いものだなぁと思いました。(私は、自分に付いてる変な菌が日本酒に悪影響を与えるのではないかと気が気ではありませんでしたが)日本酒ができる様子を「24」のジャック・バウアー風に表現したら面白いかも。(小林酒造だ! 仕込み棒を降ろせ! 酵母を信じてくれ! 麹を蒸し米の後ろに置け! すぐ詰め直す! Dammit!ピ、ポ、パ、ポ!) 小林専務が「栗ご飯の味がするしょ。」と、分けてくれた麹を手に取り口に含むと、あらホントだ、ほっくり栗ご飯の味が・・・ <左> 帰りに買って帰ろうと思ってて、すっかり忘れて帰ってきた「きき猪口」。<右> 高級感に圧倒されそうな大吟醸。・蔵見学予約と、造り酒屋をもっと知る会の詳細はこちらから。買ってきたお酒のラベルをぼんやり眺めていて、「きたのにしき あらばしり」の秘密に気づいてしまった私・・・ラベルの中に、昭和に芸能人スポーツ大会で活躍していたスターが隠れている・・・「にしきのあきら」おまけに「網走に来たの」も潜んでいる。 (他にもいる?)
2008.12.02
先月、帯広から札幌へ帰るとき、バスの時間までちょっとコーヒーでも・・・と思って寄った帯広駅エスタのナチュラル・ココで、メニューの十勝ごぼうコーヒーに???「え~!?ごぼう!?コーヒー!?え~!?」ってワタワタしてたら、「とっても温まりますよ。ノンカフェインですし、飲んでみませんか?」とお店のかわいいお姉さんに勧められ、飲んでみることにしました。 お?コーヒーだ! ん?ごぼうの香りだ! お?やっぱりコーヒーだ!って、いったい何なんだ~ストレートでいただきましたが、ほろ苦さと、自然の甘みと、そして微かに香ばしいごぼうの香り。飲みやすいのと、飲んでる最中に足の指先までポカポカしてきたのには感動。自分で自分が冷えてるのに気づいてなかったんですねぇ・・・。なんてクールな私・・・。冷え性で寝つきが悪い母に飲ませたら、「朝までトイレに起きなかった」と喜んでました。結構値段が高いので、家では大匙1杯をお茶パックに入れ1Lほどの熱湯と共に保温ポットに入れて1日中飲んでます。(ノンカフェインだから子供もOK)濃さは好みでいいらしく、色の出る間は何度でも飲めます。そして出がらしも・・・ごぼうなので・・・食べられるんです玉子焼きに入れてみましたが、違和感ありませんでした。次は出がらしを日々冷凍保存し、ある程度たまったら「おから」に入れてみようと思ってます。糖度が20度(メロンでも18度)の幕別町の有機ごぼう。ごぼうの加工も天日に干すのも手作業だそうです。 ナチュラル・ココも出店してる帯広駅エスタのとかち食物語では、チーズ、蜂蜜、お菓子など、十勝一帯の食材が手に入ります。 店名がちょっと切ない「豚丼のぶたはげ」・・・など飲食店も入ってます。「はげ天グループ」って、いったいどんなグループなんでしょう・・・ 「ねこの座布団」は、生クリーム+苺などいろんな組み合わせをクレープで四角く包んだお菓子。 「ありがとう」と「gateaux,ガトー(お菓子)」を語呂あわせしたケーキ屋さんもありましたごぼうだけじゃなく、人参もウマいわよ~。 ばんえい十勝も熱いわよ~。
2008.11.28
誰かが家の中で叫んでいる。「ビールや白ワインじゃないんだから、そんなに冷やすもんじゃないよー」(北国の冬のいいところ、来客などで飲み物を冷やすのが間に合わないときは、ちょっと外の雪の中に埋めておけば、瞬く間に飲みごろ冷えひえに。注:酔ってリスみたく埋めたのを忘れると、ビールは破裂しそうになります。)写真を撮りに出ただけだからすぐ戻るよ。(冷たい仕打ちにあってる、雪中寒梅ならぬ雪中ボージョレ・ヌーヴォー)ワインも詳しくないので、ボトルの裏の説明↓そのままどーぞ。Domaine Joel ROCHETTE(ドメーヌ・ジョエル・ロシェット)ボージョレでは希少な高品質少量生産のつくり手。このドメーヌの特色は、僅か6ha弱の畑(レニエ、ブルルイ、ボージョレ=ヴィラージュ)を、人手に多くを頼る昔ながらの丁寧な耕作方法を実践し、樹齢30~40年とボージョレにしては樹齢の高い樹から、長期熟成も可能なワインを生み出すことで知られている。そのドメーヌ・ジョエル・ロシェットが、今年は特別にフランス国内と日本へ向けて"ボージョレ・ヌーヴォー"をリリース。(日本には300ケース来たらしい)これ、ヌーヴォーじゃないみたいな・・・ ジュースっぽさ(砂糖の味)が全くない。何年か経ってから飲んでも大丈夫な気がする・・・ 追加注文するべきか・・・ワインにも合う、お手軽おつまみ大集合~! 丸井今井札幌店地下1階「柿安」さんの「中札内鶏ハーブロースト(切ってある)」を、クレソン・ベビーリーフなど草(?)の上にのせただけ。 カマンベールをスモークしたのって、初めて食べた。程よく軽くスモークしてあるのが嫌味にならずアクセントになって、クセになりそう。by北海道勇払郡早来、(有)プロセスグループ夢民舎。 出回り始めたホクホクの北海道産ゆり根(生産量日本一)を軽くゆでてから、ホワイトソースでさっと煮込みました。白×白で保護色になってますが案外イケます。 さけるモッツァレラチーズ(ストリングチーズ)に粗く砕いた白胡椒がツブツブ入ってます。胡椒を噛んだときの香りとピリっとくる爽やか~な辛さがイイ感じ。塩味が薄いので何かと和えてもいいかも。十勝開墾・入植100年の幕別・新田牧場で朝搾った牛乳を共働学舎新得農場がプロデュースする(有)NEEDSですぐにチーズにしてます。(共働学舎新得農場:身体が不自由だったり、精神的に安心できなかったりで一般の学校や会社に行かなかった人、行きたくない人、牛が飼いたくてやってきた人などが、様々な仕事を分担して共に働き、経済的にも精神的にも自立できるよう、互いに支えあって暮らしているそうです。)勤労感謝の日は、「サラリーマンNEO第3シーズン一挙再放送」を見て、大笑い。ただ、ダジャレを言うたびに「スケバン欧愛留(OL)来るぞ!」と言われるようになりました
2008.11.24
浮世舞台の花道は 表もあれば裏もある (by演歌の花道)「嗚呼・・・ぬる燗が、しみるねぇ・・・」 世界的金融危機とはいえ、ぽってりした「北の錦」の二合徳利を見ているとなごみます。お酒の神さまが宿る「杉玉(酒琳)」(右)も、すっかり秋色になりました。 【造り酒屋をもっと知る会 ~ 誰も考えなかった日本酒 特別講座】で、小林酒造(北海道栗山)・北の錦・純米吟醸「冬花火」と、岩見沢の酒造好適米「彗星」で醸された、純米大吟醸「ゆあみざわ」も、いただいてきました。瓶詰めたてホヤホヤの「冬花火」は、肉料理にも一歩も退かない力強い味わい、「ゆあみざわ」はスイスイ飲めちゃう大吟醸らしさの中にも個性を秘めた旨さでした。今さらですが、小林酒造さんはご近所さんが丹精して作られた北海道米を原料に、地元の米で地元の水で酒造りをされています。よって、汚染米とは、まったく無縁。(バカバカしくあったりまえな事をわざわざお断りしなくちゃいけなくなった農林水産省のしでかしに、うんざり。 がんばれ真っ当な日本人たち。) 築100年以上を経た蔵のレンガの隙間から芽吹いた白樺(たぶん)。世界的金融危機とはいえ、自然の力と健気さに出会うと元気が出ます。小林さんは、建物への影響も顧みず、取り去ることをせずに見守っていらっしゃるようでした。・・・忘れるとこじゃった・・・今回のテーマ、【竹輪の穴に何を詰めたら最強の日本酒の肴になるか】の結論は、多数決の結果、『竹輪にアボカドにわさび醤油』に決定~醤油の力がすごかったんだけど、小林さんが選んできたのは、『鶴醤(つるびしお)』(香川県小豆島/ヤマロク醤油)。~天然醸造/三十二石大杉樽仕込み・再仕込醤油/約二倍の原料と歳月をかけた醤油~真っ当に醸された日本酒に、真っ当に醸された醤油、ってことなのか。がんばろう日本
2008.10.13
土曜日なのに早起きして、札幌駅地下のドトールでガトーショコラを食べて元気をつけて、秋のウニ漁(右の写真)へ行ってきました・・・ え? ウニじゃない? 栗だ? ありゃ~、バレたか~って、この時期、10月にウニ漁が解禁なのは道東くらいですもんね。あー、それに漁業権持ってないし、泳げないし、とっくに海水冷たいしそうそう、栗山まで栗まんじゅうを買いに行ってきました・・・ え? なんか怪しい? そんなワケない? ありゃりゃ~、またバレたか~「無断出入り固くお断り」されているにもかかわらず(うそうそ)、 蔦が赤くなりはじめた、北海道栗山町の北の錦・小林酒造さんへ行ってきました!5月以来、4か月ぶりに再訪することができて、うれしかった~今回は、【誰も考えなかった日本酒 特別講座】、テーマは、【竹輪の穴に何を詰めたら最強の日本酒の肴になるか】。 日本酒に対する真摯な姿勢が滲み出てくる、むむむ・・・なテーマです。この日集まった約15名は、一緒に竹輪をまじめに考えた友といえるかもしれない・・・(無理やり)で、ダジャレ~婦人は、「竹馬の友」にかけて「竹輪の友」というタイトルを思いついたのでした。味わい深きことハンパねぇ(←使い方あってる?)小林酒造さんの日本酒と共に、自分の五感の鈍さを思い知らされた、秋の昼下がりでございました。つづく おしえたいような、おしえたくないような・・・今年8月に収穫されたばかりの富良野産のホップを生のまま使ったビール☆.。.:*・゜ サッポロクラシック'08富良野VINTAGE ☆.。.:*・゜10/21より北海道限定発売 & 3万ケースの数量限定でも、飲んでみたいですよねー楽天で検索したらもう予約終了でした・・・札幌の「酒屋DD.com」さんで10/10現在、6缶パックが28個だけ在庫があるみたいです。でも送料がかかっちゃうから、他の欲しいものとまとめて注文するといいかもしれません。
2008.10.10
カナダ最後の宿泊先は、1898年に建てられた、バンクーバーで最初のゲストハウス「The Victorian Hotel」ホテルの駐車場から見た、裏窓。年月を経たレンガの風合いを、現代で手に入れようとしても、無理。ダウンタウンの緩やかな坂道の途中に、ビクトリア様式の上品な出窓を並べ、周りの高層ビルを見上げながら、ちょこんと建っています。このホテル、X-ファイル、デット・ゾーン、スーパーナチュラルなどで使われたこともあるとか。チェックインを済ませてから、晩ごはんを食べにイエールタウンへ。イエールタウン・ブリューイング(Yaletown Brewing Co)の、今日飲めるビールのメニューうっれしいなっ、カナダ初地ビールです♪ 世界のヤマサ醤油に寄り添っているのは、黒板メニューの一番下の「Cassiopeia Wit Beer」カシオペア ウィット??? 酔うと「ウィッ!」となるから???夕飯時でも明るい夏のバンクーバーは、オープンエア(右)で食べても気持ちいいです。右上のSpinach & Artichoke Dip(ほうれん草とアーティチョークのディップ)=$8,99チーズのたくさん入ったニンニク風味の茶碗蒸しグラタンみたいなディップを、焼きたての香ばしいフラットブレッドにつけて食べるのですが、美味しかったー夜のガスタウンの蒸気時計 (撮影=息子)夜になってから、バンクーバー発祥の地「ガスタウン」へ行くと言い出した息子。ホテルのすぐそばですが、物騒かもしれない所へは近づかない主義の母はお留守番。息子はひとり、15分おきに蒸気で笛を鳴らす蒸気時計(Steam Clock)の写真を撮り、友人たちへのお土産なんぞ買って、無事に戻ってきましたわ。 創業1898年、ビクトリアンホテルのフロントと怪談階段。 木の部分の彫刻など「いい仕事してますねー」な暖炉。次の日の朝、ファミレス「ホワイトスポット(WhiteSpot)」で、美味しい紅茶と美味しいメープルシロップがついたパンケーキ&メタボな朝食をしっかり食べ、バンクーバー空港で息子と別れ、JAL017便~JAL3047便と乗り継いで、ひとりで札幌まで戻ってきたのでした~。 めでたしめでたし。 □ □ □ □ □ <秋の夜長に、里親になっていただきたく候> □ □ □ □ □ Fake~さん経由で、関東近郊の心優しい方々へのお願い!! 写真のワンちゃんの里親をさがしています。 よろしくお願いします。情報元は、http://b5.spline.tv/satooya2/?message=116
2008.10.09
「どーも、こんにちは。」 右手に「ようこそ、見てってちょ~」の看板を持ち、「Catch of the day.」と書かれたチョウチンアンコウのエプロンをして、上を向いた魚の口に入ったパンフレットを左手に持ったあざらしに出迎えられたのは・・・バンクーバー島へ渡るBCフェリーが出港する、Horseshoe(馬の脚)bay。他にもいろんなルートがあるのですが、「Horseshoe bay(ホースシューベイ)」、名前に惹かれて、ここから出発。5/12のブログで、~これからの世代(息子)に「ばんえい」の素晴らしさを伝えたい~と書いたのに、息子の身柄を確保できたのは、「ばんえい」じゃなくて、ばん・・・ばん・・・バンクーバー・・・。 惜しい、「ばん」までは合ってたのに・・・いつか絶対連れていくぞ(連れてってもらうぞ?)、「ばんえい十勝」出港まで時間があったので、車を降りてフェンスの向こうのHorseshoe Bayの町へ。さっきのあざらしが鎮座してたのは、このステキな青い壁のコーヒーハウスの入り口です。時間より早目に行動する律儀な日本人のDNAのせいで、朝ごはんが後回し。お腹が空くと不機嫌になる幼稚園児のような母親は(←息子に言われた事、根に持ってますね~)ここでやっと、一切れのバナナブレッドにありつけたのでした。(「たったこれだけ?」と言って、睨まれましたが・・・)あとでゆっくり写真を見ていてビックリコーヒーカップに「Kicking Horse(蹴る馬)」って書いてある~ここのコーヒー豆、買おうか迷って手に取って眺めてたんですよ・・・「Kicking House(ハウス)」、蹴る家ってなんだべ?と思って買わなかったんだけど、「Horse(ホース)」と、「House(ハウス)」、読み間違えてた~「馬」だったのかぁ~ 今回配車されたレンタカーはプリウス。JALのマイルが貯まるサイトから予約したそうです。発生したエネルギーがバッテリーに蓄えられたり、それが使われたりする様子が面白くて、ずっと、エネルギーモニターにして見ていました。「ガソリン、まだ3リッターしか減ってなーい!」と叫んでた日本人は、うちの息子です
2008.09.02
いろいろご心配いただき、ありがとうございます オバサンの扁桃腺の近況 : なんとか自分の自然治癒力で治そうと思っていたのですが、横になると耳や歯までズキズキして眠れない夜の辛さに降参して、金曜の夕方に耳鼻科へ。いや~、水を飲み込むのも痛かったのに、抗生物質ってすごいですね。1回飲んだだけで、1時間後には痛みが消えてグッスリ眠れました助かったけど、効きすぎて怖いような・・・扁桃腺が腫れる前日に行ってきた、山菜と日本酒の一日ツアーin小林酒造の様子<参>です。 空き倉庫に酒ケースを並べ板を渡した椅子が並ぶ、日本一渋い特設宴会場♪うっひょっひょ~左から、「特別純米 まる田」「蔵囲い 純米大吟醸」「まる田 大吟醸北の錦」「特別純米 北海二七八」「大吟醸 北の錦」これ全部飲んでいいんですかぁ~!? 大吟醸なんて、めったに飲んだことないです~ 採ってきた山菜たちを、みんなで手分けして天ぷらにしました。右の写真は、たぶんセリ。激うま天つゆを提供して下さったのは、↓小林酒造の敷地内にある昭和元年に建てられた民家で、北海道深川産のそば粉をお酒の仕込み水で打つ、錦水庵。 後の日に、ゆっくりと訪れたくなる佇まいです。 あらあら、また食べ物で遊んでしまいました炭焼きにした北海道のたけのこ(笹竹・姫竹)と、日本酒の入ったコップで、「オジサンの顔」の出来上がり~日本酒の味の違いがオバサンでも分かるように、二種類ずつ飲み比べていたんですが、分かったのは・・・、ココの酒はぜんぶ旨い!ってこと外では、小林酒造さんが一生懸命にタケノコやアスパラを炭焼きにしてもてなしてくださり、ほんとうにおいしい時間を過ごさせていただきました ありがとうございましたあ、そうだ、メールしなくちゃ。
2008.05.31
その後の私の扁桃腺情報 : 耳の下のリンパまで腫れて物を飲み込むたびにイタイです。そして扁桃腺が腫れているあいだに、晴れて50000アクセス行きそうです、アイタタタ・・・ご連絡、お待ちしてます扁桃腺が腫れるその前に! 5/24(sat),北海道栗山の「小林酒造」で楽しんできました!(tokatchさんからの「酒造会社がなくなったらしい」というコメントのおかげで、あわてて小林酒造さんのHPを確かめに行き見つけた「山菜と日本酒の一日ツアー」です。アリガトー。)(会社更生法を申請したのは、明治22年に大洪水で全滅した奈良県吉野郡十津川村から入植した人々が開拓した新十津川町にある金滴酒造さん。川村たかし著「新十津川物語」はNHKでドラマ化されました。酒造りは続けていくそうなので、金滴酒造の酒、見かけたら飲むべし!)杉玉には日本酒の神様が宿っておられるそうです。昔は、杜氏さんをはじめ秋にここをくぐって酒蔵に入ると、春まで出てこられなかったそうな。 古そうな看板、上に「清酒覇王」、「北の錦」の左に赤い字で「名声轟四海」。 広い敷地の中に、国の登録有形文化財になっている酒蔵がたくさん建っておりまして、 敷地内の「北の錦記念館」の中では、試飲やレアなお酒を買うことができます。 展示されてる「陶器の酒樽」や、『北海道9蔵元のロゴ入りTシャツ』(数量限定) 「自分でつくる樽酒カップ」~!?、「北の錦・三年古酒・大吟醸」「栗山」という地名ですが、見る限りそんなに険しい山はなさそうな。遠くから見ると、うぐいすの鳴く「のどかな里山」「山菜と日本酒の一日ツアー」というからには、まずは山菜も採るわけで・・・「のどかな里山」も、一歩中に入って見ると・・・「スタッフ~!スタッフ~!!(←自称イケメン狩野英孝風に・笑) 道がないんですけど~」
2008.05.28
♪ヤーレン ソーランソーラン ソーランソーランソーラン♪ (ソーラン節)大漁だ、大漁だぁ~!とうとう、酒の肴を自前で調達するべく、オホーツクの枝幸町で漁師デビュー♪してませんて・・・何があったのか、ほとんど家飲みのオジサンから急にススキノへ呼び出され、「酒だ、酒だぁ~!」と、能天気にホクホク出かけていきました。予約ナシで入れてくれたのは『浜商・水産部』さん。アリガト~♪(鮭のお刺身を持ち去る、怪しいお箸・・・)お店の活気につられて、私、静かに人の悩みを聞くようなテンションとは程遠く・・・あまりお役に立てず、すいません・・・(究極の人選ミスかと・・・・・・)コレ↑、見た目は地味ですが、イチオシ!!丁寧にほぐしたカニの身にカニ味噌が乗ってるだけの、いたってシンプルなものですが、新鮮さで勝負! ヨッ! 道北、枝幸港! 前浜料理! ひゅ~ひゅ~♪気がつけば日本酒~。まる(「◎」)を見ると目がまわる~~~(◎ο◎)ノということで(?)小林酒造の「まる田」。 最近、小林酒造さんのお酒を飲むことが多いですこちらは「ガリ鯖」。日本酒には、お米ですね~ ???余程のことがあったのか、前代未聞!「ケーキを食べる。」と言い出しまして・・・「疲れると甘いものが欲しくなる」という風説を証明する場面に遭遇したのでした
2008.05.18
「やる気カニ~!」 毛ガニにスゴまれました・・・。 あわ(泡)てて、降参「生の毛ガニが安かった」とオジサンがスーパーから買ってきて、ゆでてくれた毛ガニです。北海道では一年中どこかで毛ガニが水揚げされてますが、流氷が海を返してくれる、3月末から5月ごろが毛ガニの旬だそうです。春先の「若ガニ」は身は少ないけれど甘みが勝り、夏から秋にかけては身がしっかり入って、蟹ミソもたっぷり実は、上の写真はゆでたてホヤホヤで、ひと晩冷ましておいたら、朝の日差しをあびて鮮やかな横顔をみせてくれました。「よく寝れたカニ?」毛ガニには、小林酒造(夕張郡栗山町)の特別純米酒「二七八」だべさ~ (二七八=北海道初の酒造好適米<初雫>の試験番号)小林酒造さんのお酒には、活性炭による処理をしていないので、「色」があります。イヤー、探しましたよー、「二七八」。北海道のお酒なんだから、ネットで取り寄せなくても見つかるはず!と、デパートや酒屋さんで気にして見てたんですが、見つからず・・・そしたら、灯台下暗し、札幌市清田区のスーパー「北雄ラッキー美しが丘店」で発見!価格も、720mlで1155yenと手頃です。やっぱし美味い、サッポロクラシックの瓶入りは、酒屋DD.comさんで購入できます。レアな『2008北海道洞爺湖サミット記念ラベル』のクラシックも買えますよ~あっらりんさーん♪
2008.05.14
4/4、往年のキャンディーズファンと元スタッフによる大同窓会に約2000人が集いました不破防衛相の「キャンディーズを見習え!」発言まで飛び出し、会見後、防衛相周辺は「普通の役所に戻りたい」とつぶやいたそうで・・・♪春いちばんが~ 掃除したてのサッシの窓に~ ・・・お菓子食って 涙が出~そ~ぉ~ (微笑みがえし)♪春には会いたくて~ 会いたくて~ あなたを想う~あ、間違った。コレは中孝介さんの「春」だった・・・ ついつい・・・ランで~す! スーで~す!ミキで~す!!原材料:米・さつまいも・砂糖。 甘くてドロドロ美味い、奄美の甘みのミキで~す!!ミキ 「わたし、今日からふつうの飲み物に戻ります・・・(涙)」ミキちゃん・・・あなた、沖縄諸島から奄美諸島あたりではふつうの飲み物でしょうが・・・日本酒の酒かすで作る甘酒が飲める人だったら、きっと「みき」も好きだと思う 奄美のスーパーでオリオンビール「いちばん桜」季節限定醸造を発見。南国っぽい色の濃い桜のデザインが効いてますアサヒビール「長熟」に香りをプラスしたかんじのオールモルトビールでした ↑「風の谷のナウシカ」のオウム(蟲)か~!?イエ、イエ、奄美のスーパーで冷凍で800円で売ってた「夜光貝」中身は母と、お刺身にしてとっても美味しくいただきました味は、 (つぶ+本州のあわび) ÷ 2 ≒ 夜光貝 みみみ・・・さん、可愛いイースターエッグをありがとう!!
2008.04.05
♪ボロは 着てても 心は (やきとり「錦」/札幌市中央区南3西3第6桂和ビル1F/011-231-6406)前世は「蛾」だったのか、灯りに弱いのよね~。ふらふら~この日は少人数で、創業50年超のやきとり「錦」へ。やきとりは地元の生の素材を使用していて、レバーなんぞは絶品ですが、私がめざしたのは、めざし。炭火で焼くからか、新鮮だからか、今まで食べた中でココのがイチバンうまい!頭も骨もぜ~んぶ食べられます。連れらが「五合徳利~!!」って言うから「何だべ?」と思ったら、「ひょえ~!デカすぎませんか~!?重くてお酌できませんよー!」と言いつつ、「一番よい酒 千歳鶴」、3人で3本空けました・・・イヤ!私じゃないっ!私はそんなに飲んでないっ!あれっ? 早春のススキノが、、、にじんでる・・・
2008.03.24
山から闇がおりてきて 雪あかりの路に 灯りが浮かび上がるのを待つ間に 第三弾!頭上ノホシゾラ?雪あかりの路手宮線跡地会場、SAPPORO☆BEERアイスバーへつながるトンネルを抜け蒼い光に、まんまと吸い寄せられて(冬の蛾?)飲んできましたよ~ホットエビス・・・ホットエビス・・・(ビール酵母を煮詰めたような壮絶な味・・・)いい経験になりました、トホホ・・・数時間後にホットエビスな運命が待ち受けているとはつゆ知らず・・・明治45年に建てられた石造りの旧北海道銀行を改装し1998年にオープンした、ワインカフェとワインショップの小樽バインで無邪気にずうずうしく試飲しておりました「バイン(BINE)」の由来は[WINE]の頭文字の[W]を、ここを経営している「北海道中央バス」の[B]、北海道銀行の店舗(小樽市歴史的建造物)だったことから[BANK]の[B]と置き換えた造語に、ドイツ語の「ヴァイン」の意味合いも加えたのだそうです。ワインショップには「鶴沼トラミーナ2003/最後の1本です」とか「光芒1999」・・・「葡萄作りの匠・北島秀樹」、「鶴沼ヴァイスブルグンダー2004」などが所狭しと・・・道産の食材やワインが楽しめるワインカフェは、、、満席で入れず、、、その先にはホットエビスな運命が待ちうけていたのでした・・・(気を取りなおして)、ワインといえば、ささだあきらさんのブログで見つけてマネして買ったルスティコ(イタリア・泡・白・辛口)を先週飲んだのですが、美味しゅうございました~アリガトウゴザイマシタ
2008.02.15
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