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オラ、仙台さ行くだ。ただし、新千歳空港発の飛行機が雪で欠航しなければ(笑)「中孝介コンサートツアー"キセキノカケラ"の開催地に札幌は含まれません」と知り、「よそで聴くなら東北しかないべー」と仙台のチケットを予約したのは数ヶ月前。なのに、出発前日だというのにまだ準備に追われているのはナ~ゼ~(涙)急きょ大連へ正露丸を運んだり、JR北海道がらみで小樽探訪に同行したり等々は、いい人たちに恵まれトラブルもなく、いろいろな物や人に出会え楽しく過ごせて、まったく苦にならず疲れもしませんでした。が、しかし、私生活で変なヒトの変なゴタゴタに巻き込まれてしまい、ふと鏡に映った自分の顔を見ると目の下にクマがくっきり!時間の余裕はなくなるし心身ともに疲れ果てるしでトホホのホ~です。遡ること、晩秋の十勝(ばんえい競馬も)、秋の小樽、北大第2バーンとその周辺、大連、そして冬の小樽などなど、写真はフォルダに収まったまま月日だけが過ぎ、すっかり真冬になってしまいました。東北から戻ったら「もう春まで帯広のばんえい競馬以外は出かけないぞ!」と決意し、ゆっくり整理しながらUPしようと思っています。コメントいただいてる皆さんのところへなかなかお返事にうかがえず申し訳ありません。帰ってきましたらまたあらためて出没させていただきます♪ ガオーあ、今回もJALマイレージバンクの特典航空券利用の旅ですが、いつからか行きと帰りで違う空港を選べるようになったらしく、帰りは北上して"いわて花巻空港"から戻るでがんす。1枚でいいから「リンダ、思わず東北へ行きたくなっちゃう♪」(古っ)ような写真が撮れるようがんばりまっす!ではでは、皆さんも風邪を引いたり凍結路面でコケたりしませんよう、どうかお元気でお過ごしください *^-^*
2011.12.16
見上げるような大きさの「あじあ号・特急あじあ」。 どこからともなく係りの人が現れて古い倉庫のとびらを開けると、威風堂々鎮座していました。第二次世界大戦の5年前(1934年/昭和9年)、満鉄により運行が開始された蒸気機関車です。最高速度130km/h、当時2日かかっていた大連―新京間701kmを、なんと8時間30分で走破したとか。車輪だけでも2m!平均的な身長の大人より大きい・・・車体の高さ4.8m(約5m・・・)の機関室へよじ登ってみました。釜爺(かまじい)・・・後部の客車を繋ぐ連結部。夏と冬で寒暖の差が厳しい満州の気候に対応し、当時はまだ欧米でも珍しかった冷暖房をも備えていたそうです。あじあ号を製作したのは川崎重工業株式会社ですが、足回りの部品に付いてたこのマークは「住友さん」か?鉄鋼などの調達先のひとつだったのかなースクラップにされず存在してくれていただけで嬉しいけれど、だいぶ痛みが目立ちます。瀋陽にある瀋陽蒸気機関車博物館にもたくさんの蒸気機関車が展示されているそうです。もう帰るという段になって「この建物も満鉄が建てたもので当時のままです」と言われ、あわててカシャツ!先に訪れた大連満鉄旧跡陳列館にも展示されてた満鉄のロゴが入ったマンホール。そこは撮影禁止でしたし、「大連市内にもうこのマンホールは残っていない」との説明でした。しかし、あじあ号が居た倉庫の床でまだ使われている満鉄時代のマンホールを発見♪<M=満鉄のM、I=線路の枕木。ミッションインポッシブルじゃありまっせん(笑)>「当時のままです」と言われた途端、煉瓦の様子まで気になり始めました。
2011.12.12
満州時代に馬が付けていたという鈴「馬鈴」を見たいなぁと言ってくれたtoughgirlさんと志麻ケイイチさんのコメントにお応えして。。。(笑) 横に置いた状態、馬鈴の下側から撮ると笑ってるように見えます。本当は馬に付けてあげれば馬鈴としても嬉しいんでしょうけど、残念なことにうちに馬はおりません・・・で、寂しくないよう馬耕が描かれた「ドメーヌ・レ・アフィラント」というローヌワインのコルクと(このワイン、ラベルにも農耕馬が描かれています)、馬鈴は「フ~、長い倉庫暮らしだった~。とりあえずビール!」とは言わないよなぁと思い、「とりあえず人参」を。立ててみました、吊り下げるとこんな状態かと。縦6cmくらいです。前後2ヶ所ずつ合計4個の穴のうち、1ヶ所は微かにしか空いていませんが、音色はやさしく柔らかです。「いい音がするから、削るのはこのへんで止めとくかぁ」って感じだったのかなぁ(笑)この馬鈴に出会ったのは「大連満鉄旧跡陳列館」。(満鉄=南満州鉄道株式会社)日本語による案内込みで入場料70元。(私たちのときは物静かな青年が穏やかに説明してくれ、ストレスを感じませんでした)ロシアの商業学校だった建物に改修を加え、1908年から終戦まで満鉄本社として使われてた建物。現在は「大連鉄道有限責任公司」として使われているその建物群の一角に「大連満鉄旧跡陳列館」があります。当時の様子が残る内部。(館内は撮影禁止の場所もあるので、確認しながら撮影)このぶ厚い扉の金庫も当時のままだそうです。金庫の中は広く、現在は古い書類などが保管されていました。会議室の大テーブルに彫られていた模様。きらびやかなここは展示室かと思いきや、倉庫に押し込まれていた満鉄時代の備品を少しづつ整理して販売しているんだとか。ゆえに倉庫内の満鉄時代の物品が無くなったらおしまいだそうです。「写真ダメでしょ?」と聞くと「いいですよ」と言ってくれたので撮影♪満鉄は江戸切子の職人も大連に連れてきていたそうで、人気のお土産"大連の切子"はその技術を現在に受け継いだ物です。(私は買いませんが、日本の切子よりラフな分、値段も格安)ここにある陶器や切子硝子などすべてに満鉄のロゴマークが彫られていました。(M=満鉄のM I=線路の枕木をイメージし組み合わされたロゴだそうです)こちらは中国国内から取り寄せていた硯や墨など。ツレの祖父は、瀋陽や長春で満鉄社員として働いていたそうです。で、ツレへのお土産に満鉄のロゴ入り切子硝子をひとつ。当時は手彫りだったそうで、揃わぬ線の太さや微妙に左右対称じゃないところはご愛嬌(笑)ツレは、息子がお土産に持たせてくれた中国の酒「白酒」(バイチュウ/パイチュウ)を、この満鉄のお猪口に注いで遺影の前に供えてました。しかしコレね、アルコール50度だし香りにもクセがあります。割ってない状態でグラスに顔を近づけると目にピリピリ沁みます。恐る恐るくちびるにちょっと付けてみるとスーーーッとして即時に揮発します。中国ではコレで延々と乾杯をつづけ飲み干す習慣があるそうですが、命の惜しい方は口車に乗って飲まされないように「NO!」と言える日本人になりましょう。 先ほどの馬鈴、もちろん私が見つけたのではありません。事実、目の前に陳列↓されていても私は馬の鈴だと気づきもしませんでした。切子硝子に見惚れてた私に、館内を案内してくれた青年が、「これ、先日僕が倉庫で見つけたんですけど、あまり無い、珍しいですよ馬の鈴。」とカラリコロリと鳴らしてみせ「興味ないよね」という表情で棚へ戻そうとしました。その横顔に、「えっ、馬の鈴!?私、馬が好きなんです!」と宣言する私(笑)へろ~っと見学してた日本のオバサンに突然「馬が好きなんです!」と告白されてもねぇ、ちょっと当惑したような顔で微笑んでましたわ。ココの職員は、この日私が訪問するのを知るわけもなく、まして私が馬好きなのを知る由もなく・・・本当に偶然倉庫の奥から探し出され、私の目の前でカラリコロリと存在を示された馬鈴。青年は「将校など偉い人の馬にだけ鈴が付いていたそうです」と言っていましたが、軍に従事する馬に音の出るものを付けるかなぁという気もするし、謎が残ります。日露戦争で騎兵として馬を預かっておられたというtoughgirlさんのお祖父さまが、農家へ馬を引き取りに行ったとき貧しい中から最高のもてなしをされ馬を託されたように、もう帰らないと知りながらせめてもと愛馬に付けて送り出した鈴なのかもしれません・・・中国で買い物をするつもりがなかった私、財布もパスポートと一緒にホテルのセーフティボックスに入れたまま・・・「欲しいんだけど、財布持ってきてなくて」と笑う私と、それでも静かに微笑んでいる青年の様子を見ていた息子が「俺が払うよ」と言ってくれ、「じゃあ申し訳ないから、切子は止めて馬の鈴だけにするわ」と言ったら、「いいから、両方買いなさい」ということになりまして、めでたしめでたし♪実は、財布を持ってきてたとしても緊急時のタクシー代200元(約2600円)くらいしか入ってなかったので買えなかったんですけど(汗)「ちょっとー、私って頭良くない?棚板の下から撮ったら満鉄のロゴが全部写るよー」と得意気に言ったわりには、ピントが合ってない裏から写真(笑)職員の方々は「頭良くない?」という質問にどう答えていいものか微かに目を泳がせながら、やっぱり静かに微笑んでました。
2011.12.08
12/2の朝、雨の成田空港を発ちまして、これ↓に左にちらっと見える四角くまとめたおこわとハーゲンダッツ、お味噌汁が付いたJALの空弁を美味しくいただき、「まだ映画を見終わってない!結末を見せて~」というくらい短時間で、あっけなく大連空港に到着いたしました。滞在したホテル(シャングリ・ラ ホテル大連/Shangri-La Hotel, Dalian)のロビー。入国審査も税関もスムーズすぎて13時ごろホテルに着いちゃいまして、繁忙期ではないせいか「お部屋はすぐにご用意できますよ」ということでチェックイン♪部屋から見えた大連の街並み。「大気汚染で白っぽいの?」と聞いたら海からの霧で霞むことが多いそうです。地上22階の窓の外に人がいてビックリ。散らかる前の部屋(笑)テレビでは「NHKワールド プレミアム」も見ることができ退屈しません。なーんて、わたしゃこの映像↓が気に入って繰り返し見てました。心の中で「噛みついたっていいんだよ、狼だもの!」(相田みつお?笑)と思いながら。 「SHARE THIS CAMPAIGN」のページで、TV用画像や壁紙などいろいろ貰えますよん☆今年はいろいろあったからかなぁ、クリスマスツリーを見てもあまり浮かれた気分になれない自分を発見しつつ、昨日、北海道地方の吹雪による欠航や運休が落ち着きはじめた夕方日本に帰国し、成田―新千歳も、新千歳空港からのJRも支障なく、何事もなかったようにのんきに戻って参りました。ゆかさん、あの優しい顔をした馬の名前を教えてくれてありがとーナリタボブサップ、もう忘れないよー大連に馬の姿はなかったけれど、当時の古い馬鈴(馬の鈴)に出会い札幌へ連れて帰ってきました。でも、この馬鈴が帰りたがってるのは、少なくとも私の家ではない気がします。
2011.12.06
ばんえい競馬・冬の朝調教(2011/02)の写真の山の中で、やさしい顔をしたばん馬を見つけた♪ 帯広の朝は、もうかなり冷え込んでいるんだろうなぁ・・・よぉし、この鼻先と目の周囲の模様をしっかり覚えて、帯広競馬場へ行ったときに君の姿を探し名前をつきとめよう!ちなみに注目のハヤテショウリキ&島津新騎手、11/28・9R「とかち風花賞」は5着でしたが、その前の11/21・10R「とかち雪便り賞」は見事1着♪ 常夏のシンガポールから、札幌と同じくらい冷え冷えらしい大連へ移った息子。今までと違い長袖や防寒着が必要で「買うのもったいないから、家にあるの送って」との事。しかし、面倒なのか忙しいのか一向に「どれとどれを送るのか」を指定して来ない・・・呆れて「ちょっとアンタ、寒くないの?」と電話したら、「うん。お腹の調子が悪くてさ、正露丸も送って・・・。あ、風邪薬も・・・」と言い出した。だいたいダンボール1個の衣類を送ると想定して見積もると送料がけっこうな額になり、おまけにヤマト運輸だと医薬品は「送れない物リスト」に入っちゃってる・・・面倒になり、冗談半分で「持ってっちゃっか?」(訳:持っていきましょうか?)と言ったら、「あれ?この国のこと嫌いなのに、いいの?」とまんざらでもない様子。それから「本当に行けるのかいな?」といろいろ調べると、新千歳(札幌)―大連の直行便はあるものの中国南方航空による火・土のみの運行。ツアーならアホほど安いのに航空券のみだと格安でも7万円くらい取られるということでボツ!諦め半分でJALを検索してみたら成田経由になるけど毎日便利に運行してました♪JALのマイルを使って予約できる席数はもう残ってないよなー、と思いつつ、ダメもとでパソコンからリクエストしてみたら、多少残席あり♪「国際線特典航空券ディスカウントマイル(2011/12/1~2012/02/29)」の期間内だと、通常アジア1地域まで20,000マイル必要なところ17,000マイルで交換でき、JALカード会員はさらに10%サービス、15,300マイルで航空券を手に入れられることが判明!これには新千歳―成田間の航空券も含まれていて、かな~りお得です。支払うのは「燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)」等だけ♪「荷物を置いたらすぐ帰るわ」と言ったらば、宿泊費は息子持ちということになり3泊だけしてくることになりました。そんなワケで明後日からちょっと留守にします。 白状すると荷造りもこれからデス・・・(^ー^;)いじらしくて抱きつきたくなる先ほど↑のばん馬の↓後ろ姿。NHK「坂の上の 田村麻呂 雲」に登場する旅順にも近い大連といえばかつての満州。満州といえば、うちの祖父がハルピンで軍の獣医としてたくさんの軍馬を扱っていたと思われ、仲良しのロシア人と中国人に助けられ子供8人を含む一家は無事に引き上げてこれたけれど、軍馬が引き揚げてきたという話は聞いたことがなく・・・あの地で何頭かだけでも生き延びただろうか、せめて子孫を残し血筋の一滴でも。いつか名代で、十勝の本別町にある「戦没軍馬鎮魂之碑」へ詫びに行かなければ。参考:戦後60年軍馬の涙<上>・<下>(北海道新聞社)(十勝の本別町は、1932年のロサンゼルスオリンピック「馬術大障害飛越競技」で金メダルを獲得し、後に硫黄島で亡くなったバロン西ともゆかりが深いそうです)話しは変わりますが「旅のチカラ・宇津井健80歳 馬上人生を過ぐ」 (NHK BSプレミアム)、人生を深く考えさせられるいい番組でした~ 再放送があったらぜひ見てみてください!飛行機の窓から旧満州が見えたら、まず君たちの祖先に謝るよ。佐賀県のイベント(お知らせ):「ばんえい十勝、九州初上陸!」12/4(土)12/5(日)は佐賀競馬場に集まれ~ばんえいPR馬ミルキー号や、なんと現役競走馬のドオーダッシュとの記念撮影、「ばん馬さん、にんじんをどーぞ、アーン♪」などとふれあうことができます。(羨ましい・・・)おまけに、十勝の特産品を販売する「十勝物産コーナー」も登場するらしいよ~詳しくはコチラ 「ばんえい十勝・お知らせのページ」で!
2011.11.29
日本固有の日本蜜蜂が集めた希少なはちみつ。ひと舐めしただけで多く出回っている西洋ミツバチのはちみつとの違いが判ります。ゆっくり地道にコツコツと集めた滋味が繊細に豊かに重なり合い、深みを通りこして力強さまで感じられる世界に誇れる蜂蜜です。shhd8さんのご厚意で「送料のみで10名に」とお知らせいただき、味わうことが出来ました。詳しくは志麻さんも以前ブログで紹介されてます。コチラこの御食国淡路島百華蜜、数に限りがありますが「御食国淡路島れんげ米」とともに<御食国淡路島>HPからも購入できますよん♪----- 「味なもの」はココ↑まで ・ ここから先↓は「奇なもの」コーナー -----こ・・・、この白いてろんとした物体は・・・、Ziplocの新商品か!?へへへっ、お味噌汁に半分使って残った絹ごし豆腐を、保存容器(Ziploc)に水を張って入れておき、翌日いざ使おうとすると!こんな型押し絹ごし豆腐が登場~立派にZiplocのロゴが刻まれていますが、味に変わりはございません(笑)冷奴の場合、このミゾにお醤油をたらすのもオツですねー (そうかぁ?)何かがおかしい南部せんべい・・・そう、ミミの部分だけ食べられています。セブン&アイの「東北応援コーナー」で買ってきた徳用袋入り南部せんべい、つい小さい頃のクセが出てミミだけ食べて放置していたら、帰宅したツレが「あ゛~???」と立ちすくんで凝視(笑)「小さい頃は、こうやって置いておくと残りは祖母ちゃんが食べてくれたんだけど」と言ったら、「オレは食わんぞ!」と冷たく一蹴されたので、仕方なく自分で全部食べました。ちぇ旭川行き特急スーパーカムイの座席背もたれの広告を見るともなく眺めていて、何かが引っかかり、見直してみた・・・下線のところ、Horsehair=馬の毛って書いてあります。無意識にHorse(馬)という文字に反応したんですね(笑)毛ガニは英語で「Horsehair Crab」っていうのか・・・ でもなぜ馬の毛なんだろう・・・前に停まった空港連絡バスの車体広告を見て目が醒めた!(運転免許持ってないから、助手席だからボーーーッとしてても大丈夫v) 根室のさんまと花咲ガニでしょうか。海産物の広告なのに皮肉にもナンバーは「29-29」(肉、肉)かと思ったら、「か29-29」、(カニ食う)と読めないこともない?(笑)
2011.11.26
以前は何があったところだっけ?たしか足を踏み入れづらいような飲み屋さんでしたっけ? 思い出せない・・・そんな長屋の古民家が、オヨヨ!可愛らしい雰囲気に豹変していたので日暮れ間近の帰り道に寄ってみました。え?どこの帰りかって?はぁ、「うさぎ治療院」からの帰り道ですピョン。注:ココはうさぎを治療する病院ではありません。私はうさぎではありません(笑)整体というかマッサージというか指圧というか。。。 詳しくはHPを施術中にイビキをかいて爆睡してるオバサンがいたら、それはたぶん私です(笑)実家からは近めだけど家からはちょっと遠いこともあり、特に痛い箇所があるワケでもないため年に3回くらいしか行ってませんが・・・ちなみに、初回は60分2800円とお得な料金です。あの白い建物のninoというお店の中にて・・・チョコクランチバナナカスタードこんにちは~しっとりもちもち、もたれない軽い甘さがクセになるクレープです。はい、ninoはクレープ屋さん。それも、北海道産大豆のおからがクレープ生地に練り込んであるという、カスタードには由仁町の平飼い有精卵を使っているという、牛乳は中標津から届いちゃってるという、"「よくぞやってくれました!」と言いながら固く手を握る"なクレープ屋さんです♪bodumのフレンチプレスコーヒー初体験。砂時計が落ちきったらフィルターをぎゅーっと押し下げ漉されたコーヒーをカップへ。たっぷり2杯分くらい入ってますv手際よくクレープを焼きいろいろトッピングする様子に、小さな子供も夢中♪子供でも見えるようにと足台の心遣いもやさしいし、手作りだという店内も温かみがあります。(写真掲載をお断りしてないので一応顔をカモフラ。もし苦情が発生したら削除せねばゞ)きゃ~、可愛い~みんな犬好きかなーと見計らいながら、犬好きのお客さん(とてもキレイな方でした)が控えの間(?)から連れ出してくれたninoの看板犬ぴーちゃん。とても正直なワンコで、子供が帰ろうとすると「ワン!(訳:帰らないで)」と吠えたのに、私が帰るときは無言・・・ スルーでした・・・夕方という時間帯もありお店に入った時は女子高生であふれていたのですが、オバサンの乱入により「私たち、もう帰ります」と席を譲ってくれまして・・・たぶん月寒高校の生徒さんかな?友達といつまで話していても楽しい年頃なのに、気を遣ってくれてありがとう。次回は、お邪魔しないようあなた方が授業中の時間帯に行くようにします!なんともはや、通らなければ気づかない、おまけに通る機会のあまりない場所にあるため、地図貼ってみました。おからクレープ店nino ~ 札幌市豊平区月寒東2条6丁目1-17営業時間 11時~19時(恐ろしいことに売切れ次第終了) 木曜休み Tel:ナイショ
2011.11.24
中孝介さんがお昼のトーク番組フジテレビ「ライオンのごきげんよう」に出演してました~引き続き11月24日(木)、25日(金)も出演します。キセキノカケラ(2011/10/19発売)、最近ず~っと聴いとります。"今ならここに"、"イニシアチブ★"などなど、ちょっと新鮮デス♪サイコロで「私、変わりました」が出た孝介さんが話す小・中・高校時代のことが、うちの息子とほとんど同じでびっくり!ずっと楽器が大好きで吹奏楽部(どちらかというとクラシック系)、高校はバレーボール部で(孝介さんは自主的に、うちのは中学の途中でバレー部の先生に拉致されそのまま高校でインターハイ・国体出場)ピアノの先生が「〇〇ちゃんの指がぁ~」と嘆き悲しんだところまで全く同じ(笑)以前、「合唱コンクールが大好きで・・・」と話してるのを聞いた時も、「うちの息子とおんなじだぁ~!」と思いました。どういうわけか合唱を指揮するのが好きでして、とうとう卒業式には全校合唱を指揮し、それを見て感動したよそのお母さんたちが泣くのを私が不思議そうに眺めていたという・・・(汗)そんなこともあり、ずっとファンなのかもしれません。このアルバムの中の「遺書の書き方」(作詞・作曲 中村中)という曲が、今年3月に末期の直腸がんで余命半年と公表した俳優・入川保則さんの遺作として制作された映画「ビターコーヒーライフ」の主題歌に決定したそうです。この映画のために作られた曲ではないのですが、歌詞の内容が映画の内容や入川さんの人生に重なるということで選ばれたとか。孝介さんはOfficial blogの中で、「神様は強い人にはそれだけの試練を与えるという話を聞いたことがあります。もしそうだとすれば、自分は弱いヤツなのかもしれない...。どれだけの人の心を支えてあげられるかはわかりません。それでも、弱いヤツは弱いヤツなりに、明日も唄を唄おう。」と結んでいました。今も奄美大島在住の中孝介さんつながりで(笑)、近所のスーパーで見つけた奄美・徳之島産サトウキビ酢が入ったサイダー「キビススパークリング/KIBISU Sparkling」(徳之島タートルベイ醸造)、キリリとドライで美味しいですよ~ん♪なんでも南九州のファミリーマート(宮崎・鹿児島)では大好評の鶏飯に続き、11/15から中孝介監修で奄美大島の郷土料理「油ぞうめん」が発売されてるとか。宮崎・鹿児島・・・ 買いに行けないけど・・・油ぞうめん:ゆでたそうめんを油で和え、しょう油やいりこだしベースの調味液で味付けし、錦糸玉子、玉ねぎ・人参・ニラ等をトッピング。昔から奄美地方で保存食として食べられている塩豚をオリジナルで作り使用することでより本格的な味わいを再現。中孝介コンサートツアー 2011-2012"キセキノカケラ"、残念なことに札幌公演はありませんが、前回は岩手県滝沢村の大きな馬(チャグチャグ馬コ)に引き寄せられた流れに乗り、岩手県奥州市の胆沢文化創造センターまで聴きに行っちゃいましたから (^ー^;)今回も、ツアーが行われる各都市、仙台市、千葉市、名古屋市、金沢市、群馬県みどり市、大阪市、愛媛県松山市、岡山県倉敷市、東京都、福岡市、鹿児島県肝付町・・・この中のどこかの町に「クマ出没注意」です、ガオ~。(ヒント:今回もJALマイレージのタダ航空券利用のため、千歳からJAL路線がある町かと)
2011.11.22
うひょー、シブイぞDEUTZ(ドイツ)のトラクター♪またぞろどこか郊外の田園地帯をウロウロして撮ったような写真ですが、なんと札幌市内!(西区発寒)、カフェ斉藤ファーム/旧三谷牧場の外観です。周りをショッピングセンターや高齢者用マンションに囲まれた、JR発寒駅から徒歩5分、地下鉄宮の沢駅からでも徒歩15分くらいの所にあり、その一区画だけ時間が止まっているよう。入り口は、ここがカフェだと知らなければ見落としてしまいそうな感じ(笑)昭和3年ごろ建てられた旧三谷牧場の煉瓦のサイロは、今もどっしりと踏ん張っていました。(札幌市の都市景観重要建築物)そんな牧場だったころの面影を残し2005年にオープンした「cafe&lunch斉藤ファーム」。道産食材5色30品目と謳ったランチは、これにお味噌汁、サラダ、自家精米の胚芽米ごはんが付いて1000円なり。おうちで食べてるお惣菜をたくさん並べてくれた感じでした。自家焙煎珈琲 Cafe&Lunch 斉藤ファーム札幌市西区発寒8条13丁目1-13 年中無休open:11:00~24:00 (ランチタイム12:00~14:30)
2011.11.20
北海道農業専門学校・八紘学園農産物直売所で見つけた美味しいもの。食用ほおずき。ヨーロッパでは流通しているそうですが、日本ではまだあまり見かけません。あの朱い、婆ちゃんが種を用心深く取り除き口の中でぶいぶい鳴らしていたほおずきとは、品種が違うんだとか。(観賞用のほおずきは苦くて食べられませんよね)食用ほおずき、甘酸っぱく、イチジクのような南国の果物のような香りが微かに広がります。別の言い方をすると「欧米のお菓子のような香り」(笑)誰かの「ワインにも合うんだよ」という言葉に納得。デザートの後で「チーズはいかがですか?」と言われて、つい「はい」なんて答えちゃうと、ワゴンに並んだ絶妙な熟成具合のチーズたちから好きなのを選ぶよう促され、それらに蜂蜜・コムハニーやナッツやドライフルーツが添えられた大きな一皿が登場。お腹がきつくて残したいところなんだけど、その美味しい組み合わせを知らしめてくれたことへの感謝を伝えたく完食する・・・そんな場面を思い出しました。食用ほおずき、そのまま食べても美味しいけれど、チーズやワインにも合うと思います。ラベルには「山田農園 フルーツほおずきゴールデンベリー」と記されていました。豊富なビタミン類に加え、「イノシトール」というコレステロールを下げ動脈硬化や脂肪肝を予防し、整腸作用、抜け毛防止、ガンを抑制したりなどの効用がある物質が含まれているんですって。八紘学園農産物直売所のような地元の食材を扱うお店での買い物は心配ないんですけど・・・「うわー!」という哲ちゃんの叫び声に何事かと思ったら、「信州って長野県だよな。長野県のカケラもないのに何で信州なんだ?」と差し出されたのがイオン・トップバリュの「信州そば」。ほんとだ、「信州そば」とドーーーンと表示されているのに、原産地が「中国」で、販売者が千葉県のイオンだ・・・ 信州のカケラもない・・・うちのように、風光明媚な信州の原材料で作られたそばだと思って買う人も多いでしょうね(嘆イオンで小分けのこんにゃくが「中国産」なのを見たときもめまいがしたけど、トップバリュの冷凍食品に製造国などが表示されてないのも不思議だったけど、どこの国で作られたか表記していない「トップバリュ塩ラーメン」から発がん物質が・・・っていうニュースを見たことはあったけど、ワケわからんです。ちょっと嬉しかったのは、ずっと探してた国産のきくらげを、セブン&アイ(イトーヨーカドー)で見つけたこと♪石狩市で栽培されているそうです by 株式会社北海道きのこ生産総合研究所食用ほおずきと国産きくらげ、もし見かけたら食べてみてください♪
2011.11.19
雪ですサッポロ~ 雪ですあ~なた~♪(森雄二とサザンクロス「好きですサッポロ」のメロディーで)積もったどぉ~今日の未明、札幌中心部で雪を跳ね飛ばす「ササラ電車」の動画はコチラでご覧になれます。向かいの公園のナナカマドも綿化粧。日射しに融けはじめ、首筋にぼたりと落ちてきた雪のまぁ冷たいこと・・・しかし、うちには未だ目覚めぬ会社を休んだ二日酔いがひとり・・・ 雪かきは私ひとりで頑張るしかなさそうです・・・それはいいとして、夜中の3時半に帰ってきて私を起こすのはやめてくださーい(笑)午前2時を過ぎても帰って来ないし雪は降り続くしで、「道に倒れて 誰かの名を呼び続けたことがありますか? 凍死しかけてるのではないか」と思い電話をすると「代行が来ないんだよね~ へへへ~」と笑ってたので一安心。「決して、私を起こしてはなりませぬ!」と伝え、メールでも念を押してから寝たのに・・・まったく効果がありませんでした。他人のことを言える立場ではないが、酔っ払いにつける薬はないものか・・・凍死といえば、「愛犬、命の灯包む 不明81歳と孫救出 浦臼」の、このワンコ(ジュニアくん)偉いねぇ・・・犬は人を見捨てず助けるけど、人の中には犬を安易に保健所に押し付け殺させる輩もおり、嘆かわしい限りです。真夜中3時半に起こされた敵討ちに写真撮り放題~~~ へっへへ~んだ左)下敷きになってる↓この手、そろそろしびれて冷た~くなってるんじゃないかなー ヒヒヒ・・・ 右)そうそう、哲ちゃんの足の指、長すぎると思いませんか?(サル?)私がそう指摘すると「お前の足の指が短すぎるんだ」と言い返されるんだけど・・・大変お見苦しいモノをお見せしました。気を取り直して、今朝撮りたてほやほやの「紅白」をどうぞ。暖かい部屋の中で見るのがいちばんですね。
2011.11.17
今年度の門別競馬場(地方競馬)開催日程は明日11/17が最終日!ということで(?)、実際に競馬で使われていたスターティングゲート(12枠発馬機)を通って人間が入場するという面白い門別競馬場の入場門「優駿ドリームゲート」です。好きな番号から入場し、それをその日のラッキーナンバーにするというのもいいかも♪こちらは入場門からスタンドまで運んでくれる電気自動車「ホクトくん」!広々とした門別競馬場は、歩いて移動しても気持ちいいですよ。せっかくスターティングゲートから入場したんだから、サラブレッドになった気分で全力疾走したいという方は自己責任でどうぞ!(笑)なんだかダルビッシュ、じゃない、ダルメシアン(101匹わんちゃん)が居るなぁーと眺めつつ、近づいてもいいのか写真を撮っていいのか様子が分からなかったので、通りすがりの守衛さんをつかまえ「あの馬は?」と尋ねてみました。すると、門別競馬場の誘導馬だそうで、「写真?どんどん撮ってください。もう少ししたらココを通りますから、そしてココで競走馬を一度待ちますから。もっと柵まで近づいても大丈夫ですよ。」との説明に一安心。騎乗している「優駿学園」の生徒さんが、「誘導馬カラトン号はアパルーサ種で15歳なんです」と教えてくれました。生徒さんが優しい気配りで近くまで寄せてくれようとすると、オバサンのアップは正視にたえなかったらしく思わず目を閉じるカラトン君(笑)ごめんよ、カラトン君・・・オバサンにも慣れてきたところで「ウインク」?「じゃ、次はほっぺにチュ~?」と期待したら、キッパリ「それは無理っ!」と断られました・・・いろいろ説明してくださった優駿学園の生徒さん(凛々しいね!)、どうもありがとうございました。門別競馬場、明日の最終日12Rは「農林水産大臣賞典第54回道営記念(H1)」デス。あ、今日も走ってます!
2011.11.16
沖縄野菜「シカクマメ/四角豆」は3cmくらいの可憐な花をたくさん咲かせてくれましたが 、やはり札幌の露地では涼しすぎたのか実は大きくなりませんでした。慣れぬ土地で苦労させてごめんよ。レッドムーンというじゃがいも、晴天が続いた後に収穫するのがベストだそうですが、庭仕事がストレス解消にもなっているらしい哲ちゃんが、我慢できずに雨の後に収穫したため日持ちしなさそうな予感・・・急いで食べるべ!<庭仕事が少なくなってからの哲ちゃん的ストレス解消法>BSジャパンなどで放送中のドラマ24「勇者ヨシヒコと魔王の城」を録画し鑑賞してますわ。宅間伸さんと山田孝之さんらの立派なアホっぷりには驚かされますが。魔法使いメレブの「今、お前の体内に少しずつプリン体が増えている。放っておくと痛風になり、お前の指は風が当たっただけで・・・」という緩慢な効き目の呪文には脱力しました・・・私は「琉神マブヤー」の方がストレスに効くと思うんだけど、こればっかりは好みだからなぁー10月ごろ、株を弱らせないように摘み取った花がらがキレイだったので写した1枚。花期が短くなろうとも自然に任せ枯れるまで好きなように咲かせた方がいいのかなぁ。そうすると株が弱っちゃうんだっけ?うーーーん・・・北海道各地に雪が舞い降りはじめた今日この頃、越冬させる植物は丈を剪定し鉢にあげて屋内に収容しました。しかし、まだ蕾があがってきているユリオプス・デージーを剪定するのが忍びなく・・・初夏に一度咲き誇り、ふたたび晩秋から冬もずっと咲き続ける花ですが、「半耐寒性」ゆえ北海道の屋外での越冬は無理かと。いつでも避難させられるよう植木鉢と土を用意してもう少し様子を見ようかな。今夜の札幌には、雪の予報が出ています。
2011.11.15
お天気がいい日を選んで、再び小樽へ。祝津沖を往く漁船をながめていたら、エイリアン登場~キャ~、食われる~!ご心配なく、地球を守るため私が素手でペロリと平らげましたv ぶはは・・・北海道沿岸では身の入りの良い11月ごろが旬のしゃこ(ガサエビ)。向こうのiPhone4↓と比べてみて、かなり大ぶりなのがお分かりいただけるでしょうか。カニやエビと似てるけど、また違う味わいと食感です。で、今週の土日は「小樽産しゃこまつり」でございま~す!2011年11月19日(土)~20日(日)午前10時~午後3時運河公園及び公園内施設(小樽市色内3-6 旧日本郵船小樽支店前)私のように手づかみで豪快にしゃこと闘う方は、ウェットティッシュをお忘れなく。けっこう手に海の香りが残りますヨ。「小樽産しゃこ祭り」へ行きたいのは山々ですが、天気予報とにらめっこして雨以外だったら私は帯広ばんえい競馬の方へ(笑)3歳の牝馬たちによる11/20(日)第36回ばんえいオークス(BG1)も気になるところですが、"太田宏昭「砂の絆」2012カレンダー"に、ばん馬と猫がぁ~~~(号泣)「2月」を飾るのは今年亡くなってしまった名馬アンローズとニャンコでぇ~そのニャンコを見つめるアンローズの瞳のやさしさったらこのうえもなく・・・奇しくもアンローズは2002年の第27回ばんえいオークスを制しており・・・あ、「翔けろ!!ハクバオウジ」さんのフォトギャラリーでカレンダーの写真が見られます!(白い枠内の写真をクリックしますと大きな写真で見られます!)「(2月の)この猫を見つめる馬が死んじゃったんだなぁ」と思うと、あなただって泣いちゃうかも。2011年の太田宏明ばんえいカレンダーは早い時期に売り切れてしまったそうなので、2012年のこのカレンダーを買うためにも帯広競馬場へ行きたいなぁと。"太田宏昭ばんえい競馬「砂の絆」2012カレンダー"は、全国市場.comなどで購入可能です。各ウィンズなど詳しい販売場所はこちら。※このカレンダーの経費を差し引いた収益は、ばんえい競馬振興のために使われます。また、最終的な売り上げの一部は被災馬支援に充てられます!小樽のつづき、Twitter、じゃないや「ツブ焼き」(笑)ニシンです、魚も無駄なく感謝していただきたいです。お客さんが増えてくると外の炭火にニシンが林立しはじめます(笑)雪が舞う冬も絵になる光景かもしれません、寒いけど (^ー^;)
2011.11.13
パソコンに保存してある写真をばっさばっさと削除していて見つけた写真たち-2。発泡鮭箱TM-6C!これは私にしてはまだ新しい画像で(汗、今年の10月初旬ごろでしょうか、ラベンダーとゼラニウムを挿し木で増やそうと、挿し芽用の土やらポットやら液肥やらを物色しに出向いたジョイフルエーケー大曲店の農業用資材売り場付近で発見しました。生鮭や新巻鮭を本州の知人・親戚に送るとき使うのか、それとも自分で釣った鮭の保管に使うのか・・・(去年は確か、「イクラ網」と「鮭袋」に釘付けだったかと。ちなみに11月11日は鮭の日)ジョイフルエーケーって、いわゆる広大なホームセンターでして、意表を突く品揃えが面白くてときどき入り浸り足が棒になるまで歩き回っています(苦笑今年の春には、エレベーターに乗り合わせた老夫婦が大事そうに抱えていた大輪で暗い赤(深紅?バーガンディー?)のゼラニウムを見て、一旦は駐車場を出て家路についたものの・・・私「さっきのゼラニウムさぁ・・・」哲ちゃん「あれ、いい色だったよなぁ」私「哲ちゃんも見てた?やっぱりそう思う?」と、クルマをUターンさせ買いに戻ったり(笑そう、挿し木で増やそうと目論んでいるのはこの色↑のゼラニウム♪ 増えろや増えろ~あれはたぶん去年、TEAM NACSファンの花さんに「そのうちUPしますね~」と言っといて、すっかり忘れてた自分に自分でも驚き、午前中呆然としてたのがコチラ。なんとまぁこのお店、今年の5月に札幌市中央区大通西17丁目へ移転しておりますから、それ以前サッポロファクトリーの近くにあったころの「昔のカスタネット」の写真でございます。思いおこせば、こんなポップで元気が出る雰囲気のお店でした。オリジナルデザイン"黄色いクマのカスタネットちゃん"の商品がぎっしり♪新しいカスタネットは北海道の素材で長く使えるもの・ここにしかないものたちが増強され、色合いも生成りというかナチュラルというか、うちでも愛用してる↓置戸町のオケクラフト製品などが並んでいます。オケクラフト × castanet オリジナル丸べら(右利き用) 北海道の松を使用長さが30cmくらいあり、軽くてとっても使いやすいですよん。あ、もちろん以前のように「くればいいっしょ!エコバック」とか楽しいものたちも健在ですv+ + + 5分7秒ほどお時間に余裕のある方、よろしければどうぞ + + +☆ 「カスタネットちゃんの眠れない夜」 by ReguRegu ☆
2011.11.11
パソコンに保存してある写真をばっさばっさと削除していて見つけた写真たち-1。今年、何度か通り過ぎた北海道庁の庭で見かけた生き物たちです。カモ 「アメリカ大陸に住んでるはずのアカミミガメくんたち、どうしてここに?」カメ 「お邪魔してるうえにこんなに数が増えてしもて、えろうスンマセン。最後まで責任もって飼わんドアホな人間が安直にココに捨てよったんが原因でんねん」カメ 「元から住んどる生き物らの生態系にも悪影響を与えてしもて、わしらも心苦しいんじゃが・・・ アメリカに戻るすべもなくてなぁ・・・」カメ 「おっ、あんたら、アメリカ大陸までわしらを背負って飛んでくれんか?」カモ父 「札幌ですっかり肥えたカメを背負って太平洋を越えるのは、自信ないカモ・・・」カモ母 「それに、居心地がよくって何年も"渡り"をせずココに定住してちゃってるしねぇ」「渡り鳥としてそれでいいのかどうかは、ときどき考えるけどな・・・」道庁赤れんが庁舎に向かって左側の池の中洲へ続く細い1本道で、「ここを通るならオレを倒してから行け!」と言わんばかりに道の真ん中に座り込んで動かぬ鳩ポッポ・・・ハイ、ここを通らないと外に出られませんから、邪魔しないよう道のはじっこギリギリを通り抜けさせていただきました。君らに警戒心はないのか?たまに逃げてみないか?(笑☆王子ネピア株式会社の↓「東日本大震災 支える人を支えよう!」クリック募金☆王子製紙株式会社と王子ネピア株式会社は、ネピアナショナルブランド全商品の売り上げの一部を、全国の消費者の思いとともに被災者支援に取り組む活動団体を支える為の資金として役立てています。それに加えてクリック募金にも参加中!クリック、よろしく↑ティッシュやトイレットペーパーを買うときもし迷ったら、ぜひネピアを選んでちょ♪
2011.11.10
一昨日(11/6)、さっぽろ羊ヶ丘展望台の駐車場の片隅にさりげなく停まっていたトラック・・・ このトッラクこそ、東日本大震災被災地支援車両(緊急通行車両)北海道第1号(民間)の「1万人への炊き出しプロジェクト・Cook Luck」号です!!詳しくはクックラック号のこのHPを過去(下の方)からずーっと読んでみてください。こういう、現政権ではなく民間(個人)による暖かい支え合いが、今も現地の要望に添いきめ細かく形を変えながら続いているのでしょう・・・この日、羊ヶ丘展望台では「羊ヶ丘鍋まつり」が開催されており、<東日本大震災の復興支援として売り上げの一部を寄付いたします>と聞き、足を運びました。(9月末でしたっけ、氷室京介さんの被災地へ6億6922万円寄付にはビックリしたなぁも~)天気予報をくつがえし、何とか青空 ・・・でも寒い (^ー^;)「また来たな・・・ "羊たちの沈黙"と"羊たちのチ〇ポコ"のアホな二人組メェ~」(ご存じない方はリンク先↑の8/25のブログを参照ください)「そして、ただ今わたくし羊メェ~はトイレ中なんですけど・・・」(私の吹けば飛ぶような名誉のために:写したのは哲ちゃんです!)緊急支援車両として何度も東北へ行ったクックラック号のいたる所に、風雨にさらされて薄くなりつつありますが、現地での感謝のメッセージと応援のメッセージが書き込まれていました。いち早くタマネギ180キロとジャガイモ60キロを提供した石狩管内新篠津村の佐藤農産をはじめ、月寒あんぱんから「月寒あんぱん5000個」、ワインバー・なちゅらから「手作りパウンドケーキ200本」などなどその他もろもろを、ぎゅうぎゅうに積み込んで出発したそうです。このキッチンカーに乗って実際に第1陣として炊き出しに行かれたという方が、「僕、カレーでも何でも今まで3人分くらいしか作ったことなかったけど、思い切って行けば何とかなるもんですねー、一度に300食作れましたよ!」と素敵な笑顔で話してくださいました。おっと、新篠津といえば北海道農業専門学校(八紘学園)の直売所で売ってる「新篠津米 こうじくん」(麹)、漬物にど〇ろくにと重宝しております! 右の「イケてる熟燻玉子~Smoken Baby」(札幌エレキスモーク)はクックラック号で売ってた半熟トロトロなのに燻製玉子という1個で2度美味しい燻玉です。こちらが、1万人の炊き出しプロジェクト・クックラック号が提供してくれていたトマト鍋(400円)♪リコピンが普通のトマトの8倍含まれている「シシリアンルージュ」たっぷりで作られたズッキーニなどの野菜もとろとろで濃厚な具だくさんのあったまる一皿デス♪(普段もどこかで提供されてるのなら、だれか教えて~)羊ヶ丘レストハウス内の鍋まつり会場では、お手ごろ価格でメニューを提供中。ということで、上ノ国町のあわび汁と、鶏のつみれがいい味出してた南部ひっつみ汁をば。 業務用角型蒸し器から溢れそうなあわび集団(笑)上ノ国町をはじめ、いろんな町から集まったのであろうスタッフの方々がみんな笑顔で、「写真どんどん撮ってって~」といい雰囲気だったのでついつい食べ過ぎました(汗北海道の味覚がいっぱい入った巨大な鍋のパエリアも、作るはしからどんどん売れて無くなるほどの盛況ぶりで、めでたしめでたし (^ー^;)クックラック号、11月末まで「被災地支援特別企画」として、LEDイルミネーションで『夢の光を届けようプロジェクト』に奔走しています。「冬の光は人が集い、冬の光は人の心を温める・・・」ということを、経験から身に沁みて分かっている北海道から湧き出るべくして湧き出た企画と言えるかも。被災された地域でのクリスマスがせめて暗く寒く寂しいものとならないよう、子供たちに夢の光を届けたいという心に寄り添う支援活動です。お詫び:「被災地に"ひかりもの"を届ける活動で12月にまた東北へ行きます」と伺ったとき、「"ひかりもの"ってLEDイルミネーションのことね、勘違いしてました。被災地に"しめサバ"や"ニシン"や"さんま"(ひかりもの)を届けるのかと思った~!"しめサバ"や"さんま"は東北の方が本場で美味しいのに変だな~と思ったんだけど」と言いつつも<トラックにぎっしりとしめサバが詰まった情景>を妄想していた私をお許し下さい。そうそう、札幌の大通公園はさぁ、イルミネーション無くても明るいんだからさ、なんも札幌市としてLEDイルミネーションどーーーんと届ければいいっしょ。ホレ、北海道電力も"電気つながり"で、何でもいいからどーーーんと届けちゃんなさ~い♪
2011.11.08
陸上自衛隊第7師団創隊東千歳駐屯地創立記念行事の盛りだくさんな出店たちのこと、UPしてませんでした。 ツレが甘辛のタレと豚肉から立ち昇るもうもうの煙の中に並んで買ってきてくれた「やきとりの一平」室蘭やきとり。どうして「鶏肉と長ネギ」じゃなくって「豚肉と玉ねぎ」なのに「やきとり」と呼ぶのかは、貧しかった時代背景と北海道の食糧事情などがあったようです。詳しくは室蘭市のHP「室蘭のやきとりを探る」を参考にしてください。私は北海道伊達市から出店してた「伊達おとこハンサム焼き」に目が釘付けになり、 一緒に売られてた「ぶう玉」もろとも謎を解くべく胸ときめかせ列に並びました。(「あのハンサムくん」て、どのハンサムくん???)玉子くらいの大きさの小ぶりな「ハンサム焼き」の焼き型・・・「伊達おとこ」・「ハンサム」というより、「えなりかずき」にしか見えないが、焼き上がると劇的変化を遂げ「オーランド・ブルーム」ばりな外見になるのだろうか・・・はたまた映画「ハンサムスーツ」のような奇跡が起こるんだろうか・・・空き地でゆっくり食べようと裏手へ回って見つけちゃった・・・情けない顔の「ハンサムくん」らしきキャラクターとともに「ハンサム食堂」とペイントされた可愛いトラック。なるほど、「あのハンサムくん」とは伊達市に店舗を置きつつ、この移動販売車であちこちに姿を現す「ハンサム食堂」のキャラクターなのねー野原に持参の敷物を広げて座りふと見ると、私のひざの上で寒さのせいかもうへろへろのシマハナアブが一休みしてました。ずっとそこで休んでていいよ~「ぶう玉」ですぶぅ~外見はたこやきのようですが、中味は「噴火湾産こんぶダシ・伊達黄金豚・しゃきしゃきキャベツ」など、伊達産食材で満ちています♪(タコは入ってません)「ハンサムにお目にかかれるかも」という期待を抱きながら「ハンサムくん」のイラストが散りばめられた紙袋の中から「ハンサム焼き」を取り出すと・・・え~~~っ!? 「焼き上がるとオーランド・ブルーム」どころか「鼻水たらしてヒヒヒ」 + 「国宝・中空土偶」もびっくりな顔! 私が食べたのは「つぶあん」。外側はパリッで中はモチッとした皮も、甘さ控えめの餡も美味しゅうございました。ハイ、なにせこの容姿↑ですから、遠慮せずにかぶりつくことができました(笑北海道には不思議な物がまだまだ存在するに違いない・・・
2011.11.06
思い起こしてみると、ここ数年は毎年2月に催される「雪あかりの路」のときくらいしか、小樽に足を運んでいないかもしれないなぁ。先週だったか、先々週だったか、ぱったりと風が止まった小樽運河に水中都市が現れたような秋の夜。待ち合わせの時間まで、お天気がいいから早めに行って海でも眺めようと算段していたのに、手際の悪さを発揮して小樽駅に着いたら既に日が暮れていたというテイタラク(笑)小樽の海へはお天気のいい日にまた出直します!日暮れてもう海なんか見えないよー でも待ち合わせまで少し時間があるよーと、他に当てもないから小樽駅から運河まで時間つぶしに坂を下ってみたら、古いレンガや石造りの倉庫を再利用した飲食店の賑わいまで運河に映っているようでした。ちょっと趣に欠けるけど蛍光灯はハッキリ映りますね(笑)しかし、この日の小樽運河沿いには、せっかく訪れてくれている観光客に場所を譲ろうともしない仏頂面の三脚軍団(男ばっかし)、一人だけ愛想よく「僕の三脚使ってもいいよ」とみんなに声をかけてた男性に、「ありがとうございます。でもフリーハンドで充分写るんで結構です。」と答えたら、一斉に私の(イヤ、哲ちゃんの)カメラをじろりと睨む仏頂面の三脚軍団、あろうことか観光客に「そこよけてください」とぬかし販売用の写真を撮ってる写真屋さん、などなどが蠢いておりました。小樽は「人気の観光地」であると同時に、「不愉快な思いをした!」という声がびっくりするほど多いのも仕方がないなぁ。「小樽の街」は素晴らしいんだけど・・・ ある意味こりゃあ「人災」と言えるなぁ・・・親切な人もたくさんいるのに一部の飲食店やお粗末なお店・人のせいで台無しなんて残念・・・そんな「なんだかなぁー」なことも、秋ならではのツタの紅葉と石造りの歴史的建造物群を鏡のように映す小樽運河を見てたら吹っ飛びましたけど♪全面が埋め立てられる運命だったのを運河保存の市民運動により生き延びた小樽運河は、時の流れを孕んだ独特の存在感で私たちを惹きつけています。
2011.11.04
「あ、もうこんな季節か」とスーパーのビール売り場で季節を実感して黄昏た自分にびっくり。今年もサッポロクラシック富良野VINTAGEが発売になりました。(北海道内だけの販売のようですが、ネットで検索したらどこかで買えるかもよ~)その隣で仲良く売られていたのは、サッポロ生ビール黒ラベル東北ホップ100%!爽やかで美味しいですよ~(これは全国展開かと)東北地区で収穫されたホップを100%使用した期間限定の黒ラベルだそうです、ぷはーおまけに!「売上の一部は、被災地における農業関連の復興支援のために役立たせていただきます」だそうで、こりゃ~売り切れるまでこのビールを飲み続けるの決定だべー東北ホップ!、ステップ、ジャンプだぜぃ!日没後、宵闇、暮色、逢魔が時、宵の口・・・日本語の豊かな機微に感心しているうちにまた日が暮れてしまうので(笑)えいやっ!と「黄昏」を選択。黄昏時のばんえい競馬場です。こんな切なく心細い空を眺めながら、「最後にやっとのことで残っているばんえい帯広競馬場が、もし無くなったらどうしよう」なんて想像してしまうと、女優じゃなくてもすぐ泣けることうけ合いです。あゝ、どうかばんえい帯広競馬場はずっとずっと先の未来まで残っていきますように。ばんえい競馬の情報も後手後手の私・・・「ばんえい十勝のドラマ"大地のファンファーレ"がNHKで放送されますよ」と教えてくれたのは、愛媛県のdekoponさんでしたし、「NHK"ひるブラ"が帯広競馬場から生中継」してたことに気付いたのは、愛知県のひとし33さんからのコメントだったりと・・・みなさんこれからもよろしくお願いします!(← こんな頼りないことでいいのか?)そんな私でもキャッチした情報がひとつ。NHK・北スペシャル「人と馬 世紀をこえて~十勝・最古の草ばん馬~」残念ながら北海道だけの放送のようですが、今年100回目を迎えた十勝・音更町の「東士幌輓曳競馬大会」を取り上げた番組が、11月4日(金)午後8:00~午後8:45 NHK総合(北海道)で放送されます。番組HPの詳細に、「開拓に欠かせない労働力だった馬の力比べとして道内各地で始まった"草ばん馬"。その最古となる十勝・音更町の大会が今秋100回目を迎えた。老いた愛馬に自分を重ね合わせ引退をかけて臨む馬主や若駒とともに初挑戦する町工場の社長など100組以上が道内各地から参加する。毎年地域をあげて準備・運営を続けてきた農家の思いを交え、伝統の大会にかける人たちを見つめる。」 とありました。全国でも放送されるといいのにねぇ。
2011.11.02
昨日(10/30)、北海道大学イチョウ並木が車両通行を規制して一般開放されました。普段はこの位置に立つとクルマに轢かれるかもしれませんね。あ、その前に門番さんに注意されるか・・・北大構内で迷う自信満々だったため(東京ドーム38個分の広さらしい)、某レジャー大生時代に(30年前か!?)経緯は忘れ果てたけど北大生に連れられて来て以来、足を踏み入れるのは初めて。それゆえ、北大キャンパスビジットプロジェクト「秋のキャンパスツアー」にくっついて歩きました(笑)あいにく、昨日は今にも雨が降り出しそうな暗~い曇天だったため、ツレにも「こんな日はキレイな写真は撮れないと思うよー」とダメ出しされつつの撮影でして、どうかこれくらいでご勘弁を。北大の学生さんたちが「イチョウ募金お願いしま~す」と各所で爽やかに頑張っておられまして、私も募金させていただいたら、お礼にと「手作りのイチョウの栞(しおり)」をもらいました♪オバサンの早とちりで「イチョウ並木保全の基金か」と思ってたら、「未だ多くの方々がご苦労されている東日本大震災復興を支援するため」の、学生有志による募金活動だそうです。詳しくはコチラ北大構内のあちこちで輝いていた誠実そうで心強い笑顔を目にすると、なんだか日本は大丈夫なんじゃないかって思えてきます。ありがとう!追記:この写真はイチョウ募金実行委員会松田さんの了解を得て掲載させていただきました。なんと10時~16時という限られた時間で431,377円もの募金が寄せられたとか!集まった募金は義援金として岩手県、宮城県、福島県に送られます。時間の経過とともに、人の性として記憶が薄れつつあるのも否定できない東日本大震災。「それじゃいけない!」と行動する若者の姿に、大切な何かを教えられる気がします。曇り空でも西南に380mつづく北大イチョウ並木・黄金の架け橋は凄い人出。「われ太平洋の架け橋とならん/I wish to be a bridge across the pacific.」で有名な大好きな岩手県出身の新渡戸稲造さんは北海道大学の2期生だそうで、花巻の新渡戸稲造記念館で解説を伺った時、感動で「ゾクッ!」となったのを思い出します。サステナビリティ・ウィーク2011の関連行事として、昨年大好評だったベロタクシーが今年も11/6まで北大構内に出没中♪なんでもドライバーは「環境を学ぶ現役北大生」、おまけに無料、CO2排出ゼロというありがた~い乗り物です。(靴を脱いで正座して乗る?)北大構内をぷらぷら歩きながら・・・かつての正門だったという時の流れが沁み込んだレンガにうっとりしてしまう南門。通りすがりの方なのか、今なお学んでおられる方なのか、素敵な笑顔をありがとうございます!クラーク博士の胸像。全身像ではなく、「青年よ、ススキノへ行け!」のポーズも取ってませんが、羊ヶ丘展望台と違って入場料を払わずに見ることができます(笑)恵迪寮祭のポスター、左下は馬の絵だろうかと気になってカシャッ!これ、メープルの葉っぱですよね?メープルって、カナダへ行かなくても見られるのかーじゃあ、国産メープルシロップも夢じゃないかも♪北大名物「ジンパ」現場。そう、ジンギスカンパーティー。北大生=「ジンパ」らしく日常的な光景だそうで、北大の風物詩のひとつかもしれません(笑)大学側が使用後の炭を捨てるバケツを設置してくれてたりの、懐の広さ、鷹揚さも心地よい大学です。「桜の木の下」じゃないけど、走り回りたい気分になる北大イチョウ並木、 あと2、3日、今週いっぱいくらいはこんな風景が見られます。
2011.10.31
小林酒造さんに道案内されつつ「どうしても今、伝えたいハシゴ酒の魅力~すすきの編」、ハシゴの4段目は、灯りの曖昧さが心地よいこんなお店。「明治風西洋酒場ロマンチ(ろまん家)」札幌市中央区南3西5 三条美松ビル3階 営業時間:18時~翌1時 日曜祝日休(どうやら「鶴岡雅義と東京ロマンチカ」や「小田急ロマンスカー」とは無関係のようです) 手作りのお惣菜っぽいフリしてかなり美味しいお通し。目に懐かしい酒器でまどろむのが似合う酒、そりゃ~やっぱし「北斗随想」だべー「吟風」も北海道の酒米だそうです、ヨロシクね♪北の錦・小林酒造の南杜氏が出演してるキュートな「北海道米のCM」はこちら。「故郷の地酒」↑、そう「ロマンチ」は栗山町出身の優しい姉妹が甲斐甲斐しく切り盛りしているお店。女性がひとりで安心して飲めるということで以前は女性客が多くを占めていたそうですが、今では「栗山姉妹」(?)の優しさがクセになっちゃった男性客が培養増殖中とか。小林さんなんて「僕、生きてきた中で一番優しくされたお店かもしれない・・・」と目を伏せるし・・・「もーなにがいったいどうしたんだ~!?ワケが分からんぞ~!?」と、私と同じ思いが湧きあがった方は、「ロマンチ」を訪れ引き戸を開けてみてください(笑)心地よい灯りと、静かに流れるクラシック音楽と、やさしい気配りのおもてなしが微笑んでます。栗山町もろはし精肉店へは、そうそう行けるものではないので、燻製してないという「もろはし精肉店自家製ソーセージ」をば。熟成した肉の香りと美味しいスープ状態の肉汁溢れる一品でした。あー、塩を持ち歩くのはいい事かもしれません。などと、小林さんが「今のイチオシ塩」とバッグから取り出した久米島「白銀の塩」やら、もろもろのお話しを心地よく聞きながら、カボチャやエリンギなどの自家製ピクルスとともに月夜は更けていきました。ここでタイムアップ!交通機関のあるうちに潔く解散するのがハシゴ酒を末永く楽しむコツのようです。そうこうしてたら、「茨城空港ができたから北海道は案外近いぞ」と北海道を訪れてくれてた花さんが私のケータイにこんな画像を送ってくれました。小林酒造「耕人(こうじん)」の写真 from 茨城~♪ (無理やり「ラブレターフロムカナダ」のメロディーで)新千歳空港「北海道本舗」でしか手に入らない限定品、北海道の酒米「吟風」を醸した純米大吟醸「耕人」は3500円/720ml。タンク1本分が売れちゃったらもうおしまいなんですって。花さんのご主人がとても気に入られて、一気に小林酒造ファンになってしまったとか。茨城にも石岡酒造などなど優れた蔵元がひしめきあっているというのに、北海道から重たい日本酒を買って帰っていただき誠にありがとうございました!
2011.10.29
お知らせ:明日10/29(土)、少人数参加に限る!貴重な企画「紅葉かっぽ酒と新米を楽しむ ~ あなたの知らない日本酒の世界4」北海道夕張郡栗山町 北の錦・小林酒造中庭あたりにて 10時~16時のお好きな時間(一人で対応するらしく、せっかちな方や大勢には向きません。詳しくはHP)先週、北海道の栗山に在ってくれているだけでありがたい酒蔵「北の錦・小林酒造」の「どうしても今、伝えたいハシゴ酒の魅力~すすきの編」に混入させていただきました。もーすっかりご無沙汰してるのに、お電話をいただいて嬉しかったです。この前日、宮島沼の渡り鳥たちに挨拶せずに美唄から帰ったら、その夜10時過ぎ家の真上を幾つかのマガンの大きな群れが鳴きながら南へ渡って行きまして、偶然だとは分かっているんだけど「切ない沼の底」に沈んだ心持ちだったため、渡りに船ならぬ「渡り(のショック)に酒」、おかげさまで浮き上がることができ助かりました。イギリスやドイツ、ベルギーのなんと樽生ビールが飲めちまう、「おいしいビールのお店 MANDA」!(狸小路6丁目)お電話いただいてから家を出たのに加え、ススキノですっかり道に迷いまして・・・間に合ったのは「ハシゴ酒」の3軒目のこの店から(笑"ようこそ途中参加"な企画だから問題ないんですけど。もしスラッガーズの前で小林さんが私を捕獲してくれなかったら、今もススキノをさ迷ってたかもしれません。(注:札幌中心部の道はほぼ碁盤の目になっているので、通常は迷わないハズなんだが・・・)3軒目からの参加って、ハシゴの3段目から登る感じでしょか?あっ、足が~、届かない~と言いながら、とっととベルギーの小麦ビールヒューガルデン・ホワイト(Hoegaarden White)の樽生飲んでます(笑このあたりのビールになるともう、胃にやさしい食べ物ですね。炭酸で胃を刺激しすぎることなく、なめらか~に流れ込みます。小林酒造さんのハシゴ酒ゆえ、たたみかけるように日本酒で来るのかと思いきや・・・この柔軟さや広がりが「小林企画」の居心地の良さのヒ・ミ・ツなのかも。お通しのお通り~ビール酵母入り自家製生地のピザ、ランチでも食べたいほど美味いよ♪あ、ランチもやってます、おまけにランチビールやハッピーアワーセットは破格にお得なお値段!懐かしくってナポリタンを頼んだら、昭和のナポリタンよりキリリと美味しいのが登場~或る電停、じゃなかった、アルデンテっす。こんな感じの気さくな店内(2階席)、1階にはカウンター席もあり、中2階もあり、一人でも大勢でも立ち寄りやすいお店ですよん。シネマコンプレックスとやらの醜悪な空間を押し付けられることなく映画が観られる、狸小路にあるシアター・キノや札幌東宝プラザで映画を観た帰りに寄るのに最適かも♪ベル・ビュー クリーク(Belle-Vue Kriek)を飲んだ誰かの「あ~、2度と忘れられない味だ~」という心の底からの叫びに、こっちまで嬉しくなりつつ、ハシゴ酒ゆえ居座ることなく次の店へ・・・ ハシゴ酒、さてあと何段?そして茨城の花さんが新千歳空港で買った驚愕の日本酒とは!?
2011.10.28
あーびっくりしたー、またまた偶然ではあるけれど、今朝(10/27)の朝日新聞道内版の久米淳之さん(道立近代美術館主任学芸員)の寄稿記事。「いいないいな、アルテピアッツァ美唄はきれいだなー」と感覚だけで楽しみ、本州へ渡る前のマガンたちに会いに宮島沼へ行くのをはしょってしまったことを悔やみつつ、暇に飽かしてつらつらUPしてた安田侃さんの作品にそんな意図や願いがこめられていたとは。自分のちゃらんぽらん加減に開いた口がふさがりません。先日紹介した真紅のカエデの手前に広がる「胸いっぱいの呼吸(いき)を」広場に新しく置かれた作品。カフェの窓からも見える「真無(まむ)」という作品の隙間ごしに、美唄の空がきれいでした。そう、その「安田侃の野外彫刻展・道行く人を誘う隙間や穴」というの久米淳之さんの記事には、有珠山噴火で閉鎖になった結核療養施設で亡くなられた方の魂を慰めるために制作され洞爺湖畔に置かれた<回生>にある地面との間の少しの隙間に、安田侃さんは「患者たちのたましいの軌跡」の意を込めたと書かれていました。さらに、後に洞爺湖畔に置かれた「意はかたち、心はかたちを求め、かたちはまた心に帰る」という意味を持つ「意心帰」は、子供をものみ込んだ有珠山の泥流から子供をかばってうずくまる母のかたちから生まれたのだそう。元気に遊ぶ"今"の子供たちが窪みをくぐったり登ったりして、地中の子と作品ごしに通じつながるよう、という願いも込められているそうです。木陰にころんと「新生」。記事の「ふだん目には見えない精神世界が、彫刻を通して視覚化されること、これが安田彫刻を支える礎、といってよいだろう」「(活気あふれる街中に配された)安田の彫刻は、消費目的で無意識に通りを急ぐ人々にふいに"感じる"ことを強いる」「我々が感動を覚えるのは、自分自身の感覚界とその場の世界がつながった瞬間、つまり自分を"とりもどした"時なのだと思う」などなど数々の解説に只々「ほぉ~」。(どこかに全文が掲載されたサイトがあるといいんだけど、見つけられず・・・)木造校舎の窓に映る青空に、カエデの黄葉が色を添えます。「また来てもいいよ~」と帰門。そう、「帰門」は優しいの。かたや「鬼門」は人が膿み出したもの、無いと思えば無いんだよきっと。この次訪れる時、窓にはどんな景色が映っているんだろう。「(安田侃の)彫刻は、私たちをとりかこむ世界へと我々の感覚を解き放つ、扉のようなものだ。こちらとあちら、表と裏、異空間の境目に位置するのが彫刻なのだ。安田侃の作品の隙間や穴は、我々をよき世界へと誘うため、待っている。」(10/27・朝日新聞朝刊道内版・"安田侃の野外彫刻展・道行く人を誘う隙間や穴"久米淳之より)「安田侃 野外彫刻展 -街に触れる-」 2011/11/20まで札幌市内のあちこちで待ち伏せ中。
2011.10.27
建物の中は暖かいからかなぁ。アルテピアッツァ美唄の木造校舎の中でカサコソと羽音を響かせていたのは、イトトンボたちでした。広場で見つけた赤とんぼにモテモテの電柱(笑)講演も行われる体験工房「ストゥディオアルテ」の向かいの土地にぽつんと石段が残されてました。冬、ストゥディオアルテの中では静かに力強く石炭ストーブが燃えているそうです。・萩原義弘写真展ヤマに在りヤマへ還る アーティストトーク 萩原義弘(写真家)ゲスト 佐藤友哉(北海道立近代美術館学芸副館長)2011/11/20(日)14~16時 場所:ストゥディオアルテ・萩原義弘写真展 ヤマに在りヤマへ還る2011/11/16(水)~11/30(水) 場所:木造校舎展示室A・Bゆんゆん艦長の炭鉱遺産日誌さん、↑行かないのかなー空き地に取り残された石段のコケやら古めかしさに見惚れてたらば、へっへっへー、メクラグモ(ザトウムシ)発見!(足長グモと呼んでいたのですが、違ってたらしいです)2本だけ脚が特に長くてね、怪しい私の気配を察知してか遠ざかろうと右往左往してました。あー、大きな銀杏の木はカメラの画角に入りきりません。後ろに下がれって? なんかね、ぽんと立ち止まった場所で撮るのが好きなんです。(横着者ともいう)お詫びに、幹の途中の脇枝で黄葉してた葉っぱのアップをどーぞ(笑)注:実は小さな蜘蛛も写ってます(笑) 虫愛ずる姫(堤中納言物語)でもあるまいに。ひさびさの実家犬。母が読谷(沖縄)へ行っちゃったので留守番に来ています。「ネコ科の犬」と異名をとる犬種バセンジーゆえ、ポーズだのカメラ目線は期待できません・・・高齢のためトイレが近く、朝5:30、7:30(散歩)、12:00、14:30(散歩)、22:00と外に連れ出すのが私のおもな仕事となっており、その他の時間は気ままに過ごせるため、貯まった画像をこうしてサクサクUPしておりますv
2011.10.26
螺旋(らせん)の外階段を上がり玄関で靴を脱ぐとき、廊下の向こうから「めばえ」の視線を感じますが、ひるまず中へ入りましょう!番犬じゃない、番彫刻?(笑)2階の窓の向こう、紅葉が鮮やかでした。懐かしい教室の中のギャラリーに、ぽつねんと「天秘」~「妙夢」~「相響」~「風」。近づいて触ってみるのも楽しいよ。安田侃さんの作品たちは、ただいま札幌市内各所にも数多く出没中です。「安田侃 野外彫刻展 -街に触れる-」 11/20まで 居所はコチラそこかしこに息づいている廃校になる前の残像。谷川俊太郎さま 「ビバ美唄(ビバイ)」のところがたまりません!この小学校に通ったことないのに見覚えがあるような気がする階段の踊り場に「天モク」がおりました。1階には美唄市立栄幼稚園が併設されています。ん?この建物の中に先にあったのは栄幼稚園だから、アルテピアッツァ美唄が栄幼稚園に併設されているというのが正しいのかも♪子供たちの元気な声が聞こえて、こりゃ~木造校舎もうれしいだろうなぁー空気があまり動かない階段の下にぼうっと色白の「天秘」。「紅葉をバックにカッコよく撮ってね♪」 と、「めばえ」がポーズを決めてました。炭鉱の歴史と運命を共にして廃校になった木造校舎は今日もにぎやかです。
2011.10.25
朝から青空だったのに・・・ 天気予報は「全道的に晴れ」だったのに・・・アルテピアッツァ美唄へ着いた途端に曇りだし・・・ひょっとして私は「妖怪雨おばば」なのか。そんな妖怪いるのか。廃校になった旧栄小学校をギャラリーや幼稚園に再生させた木造校舎と、白い大理石と水を組み合わせた安田侃(かん)の作品が点在する「水の広場」とが、違和感なく風景になっています。見る角度で印象がコロコロ変わるので、振り返り振り返りしてなかなか前へ進みません。水の流れを介して「天モク」から「天聖」へ一直線。自然の中に配置されている彫刻群は、季節ごと瞬間ごとに違った表情を見せてくれます。たとえば、白い大理石の玉石が敷かれた流れに偶然沈んでいた紅葉とか。水音が響く少し高い位置のヘリから水が流れ落ちる場所。大理石の濡れた部分に自然と集合してくっついた色とりどりの落葉たち。逆に高台の「天聖」から「天モク」を見下ろすと、また違う世界が広がります。青空がもどってよかったー、雨おばばじゃなかったー
2011.10.24
JR美唄駅前からキュートな美唄市民バスに乗ることほんの20分くらいで、自然と彫刻・過去と現在が寄り添う野外彫刻公園アルテピアッツァ美唄に到着します。思ってたより札幌から簡単に来れるのねー前回は確か一昨年、帰省してた息子に運転してもらいつつ帰りに「こはれの塩そば」に寄ったよなー、なんて思い出しながら・・・その後シンガポールで稼働していた息子、10月から自分で決めて中国の大連で稼働中。母としては安全そうなカナダ、せめてニュージーランドか北欧でと願っていたんだけど、「頑張れる若いうちに一番大変なところへ行っておきたい」そうで・・・住む所は会社の借り上げですし、職場内は英語で過ごせるそうですが、「"嘘をついたり人を騙すことはなぜいけないのか"を説明できるくらいに中国語を覚えたい」と言ってました。 うーーーん、道はとっても険しいと思われるぞ~あの時も周囲より薄暗く目立たない木立ちの間からこちらを覗いていた安田侃の「相響」。あ、居た! 忘れてないよ、覚えてたよ。ところどころに秋の葉色を映す「相響」の背後に回ってみました。やっぱり寂しそうだったから背中の上に広場で拾った松ぼっくりを乗せてきたけど、もしもくすぐったかったら風に頼んで退けてもらってください。「真無」を望む窓辺があるカフェアルテ/Caffe Arteにて、シンプルなオレンジタルトと嫌味のないコーヒーでひと休み。横ではぜる薪ストーブの香りとぬくもりが心地よい季節になっちゃいましたねぃ。はてさて、「芸術の秋」から「食欲の秋」への変わり身はこんなに容易(たやす)くていいのかい?
2011.10.23
追記:明日10/23(日)朝10時5分からのNHK「とっておきサンデー」(総合)の枠内で映画「森聞き」の主人公のひとりの「クニ子おばばと不思議の森」再々放送されます。(「森聞き」上映情報はコチラ。札幌はシアターキノで10/29から)先週、公園の森の中で目撃したけど見なかったことにしてしまいたかった雪虫が、今朝はとうとう家の庭を飛び交っていました。「飛びます、飛びます!」と、気合充分だけど、生憎、ああ憎たらしい今日は雨・・・雪虫にとって過酷な旅となりそうです。ほとんどの雪虫が雨粒に打たれて命を落とすのではないでしょうか。雪虫の生態について詳しくは、北海道発・情報発信ウェブマガジン・PucchiNet「雪虫(ユキムシ)、雪の妖精」を。体長5mmの天使みたいだねぇくっそ~、雨がだんだん激しくなってきました。昨日はよく晴れてたのに・・・札幌に初雪が舞い降りてくる日も近いと思われます。たまたまwowowで観た映画「トロッコ(川口浩史監督)」、なんだかいい映画でした。台湾を歩いてみたい・・・台湾の瑞々しい緑の中で生き生きと蘇った、芥川龍之介の短編小説「トロッコ」。美しく優しくちょっと悲しい「Made in Taiwanの日本映画」。レンタルも開始されてます。戦後世代だけど「寂しい悲しい思いをさせてごめんね」と自発的に言いたくなりました。あらすじ:父親が急死したその夏、少年とその家族は遺骨を届けるためにはじめて亡き父親の故郷・台湾にやってきた。そこには日本語を話すおじいちゃんが待っていた。
2011.10.22
お電話ありがとう。昨夜は下弦の月がキレイでした。いつものことだけど、フォルダの中で写真たちが右往左往しはじめ・・・まぁ急ぐ旅でもなし、雪の降る夜に初夏の写真をUPしてもいいではないか。それでは有効期限のあるものから順番に、 「GIFT FROM THE SEA 田中由美子個展」2011年10月27日(木)まで アルテピアッツァ美唄・木造校舎2階ギャラリーにて(火曜休館)雲が切れるとお日さまが四角い陽だまりをたくさん作るこんな廊下の左手で開催されています。田中さんは、テキスタイル作品を制作している札幌の作家さんだそう。(アルテピアッツァ美唄は概ね撮影フリーですが、一応スタッフに了解を得てから撮影)虫の翅か、植物かアルテのblogに、「海の近くに住んでいた頃に浜辺で集めたもの、森の近くに移ってからそこで拾ったものの数々」と紹介されていた宝物たちと、硝子や布、羊毛などの繊維との組み合わせが温かくてちょっと寂しい空間を創っていました。作品に、木造校舎の窓が映るヨ廊下の窓の向こうで笑ってたのは、作品とおんなじ温かい色。・「小樽ライトアップ散策ガイドツアー2011」も、10月末まで(火曜・金曜)です。
2011.10.21
昨夜、彼らが私の真上を南へ向かって飛んで行きました。早めに休もうと寝室に引けあげた夜10時過ぎ、幻聴か、よく似た何かの声かと思い、聞こえるたびに窓を開けて外を眺めたけれど、在るのは秋の夜更けの冷たい住宅地。でも、この声は確か去年宮島沼で聞いたことがあるんだ・・・何度目かに窓を開けてみた時、ふと墨色の空を見上げてみた。あゝ、薄ぼんやりと白くおぼろに見える大きなあのV字は・・・もっと早く気づき、何の力もないけれどせめて旅の無事を念じ見送ればよかった。「帰りが遅くなるから」とか「もう寒いし、マガンの数も少ないし、バスだし」と理由をつけ、この日私は美唄に居たというのに、君たちのいる宮島沼には寄らずに帰ってきたんだ。自分の不甲斐なさと、私の真上を渡りの道筋に選んでくれた奇跡のような幸せと。昨夜、いくつかのマガンの群れが鳴き交わしながら、私のおでこの真上を南へ向かって飛んで行きました。10/19、秋のアルテピアッツァ美唄/Arte Piazza Bibaiです。スタッフの可愛い女の子は「強風で葉っぱが落ちてしまって・・・」と笑っていたけれど、聞こえてきた市民バスの運転手さんと乗客の会話によると、「後ろの山はこれからもっと色づくんじゃないか?」というお話しでした。ぼーーーっとしに、行ってみませんか?アルテピアッツァ美唄、炭坑の衰退とともに廃校になった旧栄小学校跡地に生まれた安田侃さんの作品約40点やカフェ、ギャラリーなどが点在する彫刻公園です。大好きなクルクル落ちるカエデの種。落ちた葉っぱも好きでして、旧栄小学校の一角を利用した市立栄幼稚園の前で掃除をしていた方の邪魔をして、リヤカーに集められた落ち葉を撮らせていただきました(苦笑)散った葉もあり、残る葉もあり、肩や背中のあたりが軽くなるよな空間です。
2011.10.20
先週、公園を歩き回ったのを忘れてました・・・2おっと、前を行く人の帽子にとんぼ。"ぱんじゅう"か"たこやき"のようなキノコ、美味しそう~~~キノコはあちこちにたくさん出現してました。マイタケのようでマイタケでない、べんべん秋の味覚と言われるキノコですが、プロでも毒チームに属するキノコかどうかを見分けるのは難しいそうです。次の年のために朽ちる。湿地も紅葉してました。面影もないけどミツガシワかなぁー羽化したてっぽい大きな蛾が盛んに翅をパタパタ!美しい~これから冬だよ、がんばってネ!・・・そういえば、街中ではなく森の中でですが、雪虫が飛んでました。去年の雪虫はコチラ「口裏を合わせて見なかったことにしよう」と提案したのですが、「見なかったことにしても雪虫が出てしまった事実は変わらない」と言われ・・・あー、ご近所のみなさん冬タイヤの準備はお済みでしょうか(涙え?すでに峠越えには冬タイヤの装着が必須だからもう替えたの?そうかぁー、冬かぁー木の上まで高く巻き付いた山ぶどうから自然に落下した実。鳥や森の生き物たちの貴重な食料です。人間はスーパーへ行きゃ何でも手に入るんだしさ・・・人里まで降りてきて殺されたヒグマの胃の中はからっぽで、冬眠に向けての皮下脂肪も付いていなかったそうです。それじゃ、冬眠中は代謝が下がるといえども命を落とすのが目に見えてます。って、勇気を振りしぼりエサを求めて人里に降りても人間側の都合のみで殺されるんだけど。「山から採ってきた~」という話はよく聞きますが、「お返しに実のなる木を山奥に植えてきた~」という話は聞いたことがない。
2011.10.19
先週、公園を歩き回ったのを忘れてました・・・ 今ごろはもう散ってしまったかもしれません。ツリバナの近くには蜘蛛の巣が多いです・・・これもツリバナ。黄色 VS 緑色紅 VS 緑色チゴユリの種だと思われます。苔にも種が。きっと花も素敵だったろうなぁー何の花でしょ、自然にドライフラワーになってました。お馴染みのナナカマドも真っ赤です。家に連れ帰りたいのを「自然に手を加えちゃいかん」とグッとこらえました。見て下さい、この美しい形状!(うっとり)カナヘビの子供、上手く冬眠しなさいよー
2011.10.18
北海道・日高沿岸のししゃも漁、10/1から11月初旬まで解禁!ということで、まさしく旬の味!食いねぇ、食いねぇ、「ししゃも寿司」食いねぇ!門別競馬場ポラリス☆ドームの「うま八」さんにて750円というありがたい値段で売ってました。うま八さんでは、10月いっぱいくらいまでししゃも寿司が食べられるそうです♪(他の時期はマツカワという高級カレイや鮭のお寿司を出してるんですって)ししゃも寿司、口の中で繊細にとろけます・・・ 新鮮なホタテに負けない甘さもあります・・・今度、天然塩とか昆布塩とかで食べてみたいな~、塩持参で行こうかな~立派なお寿司屋さんへ行かないと食べられないのかと思ってた生のししゃもを、門別競馬場でこんな気軽に食べられるなんてシンジラレナ~イ!(ヒルマン監督、come back!)こんなのさ、もしススキノのお寿司屋さんで食べたらさ、お支払いの時どんな目に遭うか・・・(泣◇2011/10/30(日)は第41回門別ししゃも祭りです◇探偵はススキノのBARにいるらしいですが、「探偵はBARにいる」、雪の降らない地方の方にとっては、雪が積もってても寒くても平然と元気に飲み歩く人でにぎわう北国人の生態が見られる興味深い映画だと思います。札幌市の市電では10/31まで「探偵はBARにいる」特別車両の路面電車が運行中!こちらは外のテントで売ってたプリプリのたこ串と、貝のうま味あふれるつぶ串。弾けるような歯ごたえっていうのか、「タコは硬くないぞ~、プリッとすぐ噛み切れるぞ~!」と世界の中心で叫びたい・・・お昼ごはん食べずに送迎バスに乗り、門別競馬場に2時ごろ到着してから夜8時過ぎまであれこれ食べ歩いてたわけです。え?食べるのと写真撮るのとで、馬券を買う時間がなかったんじゃないかって?それが、ちょこちょこ複勝(1着から3着までのどれかを当てればいい)に投票しまして、ちょうど飲み食い&お買い物代金分くらいプラスになりました♪まだまだ・・・ 「がんばろう!日本」パローレパローレ(牝2歳・米川厩舎)予想なんて出来るわけないので、パドックでこんな風にぼーーーっと馬に見惚れ、「お尻のラインが美しい」とか(変態か?)、「何だか気になる」という理由で、スピーカーから聞こえてくる解説とやらで悲観的なことを言われまくってる馬であっても、「まぁ失礼な、ちゃんと走れるよね~」と心の中で馬の肩を持ちながら買うわけです。するとこんな風に100円が1490円になったり、ほどほどの金額が戻ってくるという幸せ・・・これ、分かります?そう、ホッケの開き、美味しそうでしょ♪小ぶりだけど新鮮だから目が干からびてません。(だってココは北海道の日高だもん!)残念ながらコレ、売り物じゃなかったんだなーたこ串を求めて私の前に並んでいた関西系のご婦人が「エエ匂いやねー、何コレ?」と尋ねると、「いやー、これ売り物じゃないんです。僕たちの"まかない"なんです」とすまなそうな答えが。私が冗談で「あら、売り物より"まかない"の方が美味しそうってどういうこと?」と言うと、「コレ、あんまりいいホッケじゃないんだよ、ホレ、小さいし・・・」と真顔で言い訳(笑)困らせてゴメンナサイ。たこ串とつぶ串が美味しかったので、帰りに「お店の写真撮ってもいいですか?」と聞くと、こころよく笑顔で「いいよ~」。しかし、シャッターを切る直前に彼らは気づき急に慌てだした(笑)「あ、今ちょうどさっきのホッケ食ってる!"まかない現場"の証拠写真撮られた!」と(爆笑)なんもいいっしょー、笑顔で一生懸命働いて束の間の食事時間だものー、えばって食べれー
2011.10.17
「ラーメンプリンって???」という少数の声にお応えして、 ラーメンプリン、へいお待ち!1杯(?)550円ざます。付属のレンゲでいっただきま~す!冷凍で売られていたのを、門別から送迎バス、札幌駅を走って千歳方面行きJRに飛び乗り、新札幌から中央バスでガタゴトと運んできましたが、崩れることもなく無事でした~中味はとろとろ系のプリン、つやつやスープは 鶏ガラ カラメルゼリー、シナチクはキャラメル、ネギやチャーシューは、なんとビックリ!美味しいチョコレートやチョコムースで出来ています♪ヘンゼルとグレーテルのお菓子の家を彷彿とさせますが、門別競馬場に悪い魔法使いのおばあさんは居ませんのでご安心を(笑)それぞれの味とプリンの組み合わせを楽しみながら最後まで美味しく味わえました♪この門別競馬場のラーメンプリンとはちょっと仕様や価格が違うラーメンプリンで良ければ、日高町にあるパティスリー・パサパさん実店舗のHPから注文することができます。箱には「プリン・ア・ラ・モード」と読む途中でけっつまづいた感じになる、「プリン・あっ、らーめん?!」の文字(笑) 食べ終わった後には、可愛い小さな丼が残ります。5個買うと丼が5個手元に残るという不思議なプリンです・・・ ん?門別競馬場の「とねっこ広場」にあるパティスリー・パサパさんのオープンカフェ、素敵な窓辺の向こうに、パドックを歩く馬の姿が見えるという夢のようなカフェです。牛乳も玉子もバターも、地元の素材がいいから焼き菓子たちもなまら美味しいんですが、手作りの馬グッズや馬絵本、門別競馬場のオリジナルストラップやキーホルダー、グランシャリオのロゴ入り小物などなどが所狭しと並んでいます♪競馬場の建物に着いてキョロキョロしていると、入り口に立ってた警備員さんと係りの方が「あの建物の中でオリジナルグッズやお菓子が売ってるよ」「直売野菜もうまいよー」「今日はJpnIII、分かる?あ、分かんない?大きなレースがある日だから、タコ串やつぶ串、甘酒なんかもテントの所で売ってるからねー」といろいろ親切に教えてくれまして、「あのログハウスの中で食べられる"とねっこジンギスカン"も評判いいよー」と言われたのですが、えっ、ひとりジンギスカン・・・?そう言うと「なんも、ひとりでも大丈夫だって!なんでもないっしょ、ねぇ!」ということらしいので、次回、美味いと評判の「とねっこジンギスカン」単独実食に挑戦してみようと思います・・・「ぼろ」って知ってる? 「大阪で生まれた女/BORO」、youtubeはコチラ(笑) 「ぼろ」って馬フンのことなんです。で、「幸ウンのお菓子」となる訳で・・・(イラストにも注目)3種類あったんですが、いちばん見た目も「ぼろ」っぽいココア味を(笑)この場合「すご~い!ほんとにぼろみた~い!」っていうのは、ほめ言葉になるんだろうか・・・150円という良心的価格のコーヒーと一緒に外のテーブルでいただきましたが、素材の良さでしょうか、自然でやさしい、ほんわか柔らかいぼろ、あイヤ、焼き菓子でした。「あれっ?」と思ってコーヒー片手に立ち上がり塀の向こうを覗いてみたら、わー!パドックが目の前だーモグモグしながらこんな所から顔を出してゴメンね。「ぼろ」(という名のお菓子)を食べながら馬を眺める、また楽しからずや。アハハ、こんなの作ってくれるのパサパさんだけじゃないでしょうか?カラフルな所属ジョッキーの勝負服(騎手服)柄のクッキーです。カワイイけど、勿体なくて食べられなーい (^ー^;)門別競馬場のグルメやスイーツ、帯広競馬場に負けない充実っぷりでした。帯広ばんえい競馬場は真冬も開催してますが、道営門別競馬場は11/17までの開催です。あ、シシャモって知ってる? そうそう、干したのを焼いて食べると美味しいですよねっ♪それじゃ、シシャモが生で、お寿司やお刺身で食べられるの知ってる?だってココは北海道の日高、門別だよ~ん♪ (2011/10/30は第41回門別ししゃも祭り)次は、門別競馬場のシシャモ寿司をご紹介します♪
2011.10.15
ばんえい競馬じゃない競馬場初体験♪数日前、ぼーーーっとJRバスに乗っていて目に留まった中吊り広告。「道営競馬・門別競馬場へ無料送迎バス運行中 4/29~11/17の火・水・木」え~~~!?札幌在住なのにまったく知らなかった~~~というわけで、昨日「道営競馬・門別競馬場」へ行ってきました。サラブレッドの競馬はネット投票のみで実際に見たこともなくチンプンカンプンですが、ハナタレナックスで見た門別競馬場に存在するという「ラーメンプリン」に会いたくて。「はじめに食い気ありき」です(笑)行きたい日の前日までにJR苫小牧旅行センターに電話で予約を入れまして(詳しくはコチラ)、札幌駅北口12:30発のバスに乗り込むと、500円もするという競馬新聞までもらえました。ひゃー、競馬新聞を持つのも初めてだー(ケチなので買ったことがないし見方も分からん)なんと!ばんえいじゃない競馬では、スタートの場所がレースの距離によって変わるんですね!で、写真を撮る立ち位置を考えるのに、スタートの位置が示された図が役に立ちました。活用できたのはそこだけ・・・ ネコに小判、ブタに真珠、私に競馬新聞・・・高速道路をひた走り札幌駅北口からたった1時間半で門別競馬場に着いちゃうこのバス、耳に赤鉛筆のシブい集団が乗り込むのかなぁと思ってたら!若いお姉ちゃんやお兄さんたちがほとんどで、男女の割合も半々くらいでした。山ガールならぬ、馬ガールが増殖中なのかもしれませんぞ♪廃止・縮小の危機にさらされている地方競馬にとってうれしいことですねv「あのオバサンは、私(馬)を撮ってるのか、うちのお兄ちゃんを撮ってるのか・・・」2Rのパドックで。レディーボス(牝2歳・国信厩舎)、美しい馬です。いやー、ビックリ!ばんえい競馬場でもよく会い、「そらち炭鉱の記憶マネジメントセンター」でも遭遇し、その数々の偶然に驚いていたゆんゆん艦長さんに、門別競馬場でまたも会ってしまいました。って、タコ串持ったゆんゆんさんが「あ、いるなー」って見つけてくれたんですけど (^ー^;)なんだかちょっと分かった気がします。ばん馬は大地を逞しく踏みしめ立ち上がるけれど、君たちは大地の先へ先へと飛ぶんだね。帰宅後、ツレに「サラブレッドがあっという間に目の前を駆け抜けるので、写真が全部ブレました。ゆんゆんさんも"カメラの感度を上げて"って教えてくれたんだけど、AUTOモードで感度がどうすると上がるのか分かりませんでした」と言うと、「カメラを持ってる人で"ISO感度"が分からないヤツはお前ぐらいだと思うぞ・・・ゆんゆんさん、信じられなくて今頃うなされてるんじゃないか?気の毒に・・・」と呆れられました。更に「機械やカメラの操作をひとつ教えると3つ忘れる」とまで言われましたが(トホホ)、日没後のばんえい競馬を撮るのにも応用できる機能らしいので、くじけずちゃんと覚えるぞ~君たちが目の前を飛ぶように駆け抜ける姿をちゃんと写しに、日が落ちるとさすがに冷えるけど、カイロを持ってまた行こうかな、門別競馬場。
2011.10.14
「道楽らしい道楽もしてないので、ちょっと高いけどチョコレートの機械を買うゾ」そう言って六花亭の創業者・小田豊四郎さんが53歳の時に購入したニーダーが、当時を忘れずに挑戦を続けていくシンボルとして置かれている六花亭中札内工場。(ニーダー:チョコレートを混ぜる機械)あのマルセイバターサンドを作っているという六花亭中札内工場の左手に、荒れた耕地を本来あった自然の姿に戻し緑豊かな土地にという思いで手を加え、少しずつ自然が蘇りつつある「六花の森」があります。(詳細は、大林組さんの自然蘇生「六花の森プロジェクト」 をご覧ください)敷地の裏手には気持ちの良い川も流れていました。9月末、咲き残っていたハマナシ(はまなす)に黄金虫?六花の森には、六花亭の包装紙でお馴染みの坂本直行記念館や、はらたかよし作品館が周囲の景色に溶け込んで点在しています。クロアチアの古民家を移築し復元したそうで、建物の角の木組みの様子・・・ 釘を使ってないんでない?「(六花亭の)花柄包装紙に描かれた草花でいっぱいの森を作りたい」という六花の森では、四季折々順ぐりにいろんな花が咲き誇ります。可愛いツノが生えたような富貴草(フッキソウ)の実。とかち定期観光バスのガイドさんが、「あそこにトリカブトが咲いてます、興味のある方は行ってみてください」と教えてくれたので、写真に収めてきました。気がつくと、トリカブトの周りに興味津々集まってたのは4人だけ(笑)「誰かに恨みを持っている4人が集まったんでしょうか?」と顔を見合わせ苦笑・・・「僕、誰のことも恨んでないんだけどなぁ」とぼやく若者に、「フフ、自分でも気づかない潜在意識のどこかで誰かを恨んでいるのかもよ・・・」という言葉を投げかけてあげました。「僕は誰かを恨んでいるのだろうか?」と、まだこんな風↓に悩んでいたらゴメンね~♪遠くの丘の上で考え込んでいる大きな岩は、ローマとニューヨークで制作活動を行っている坂東優さん(帯広出身)の彫刻「考える人(ロダンから)」。自然に溶け込む工夫が散りばめられている六花の森、年を追うごとに自然に戻って行く姿を見るのも楽しみな進化形の庭です。六花の森 ~ 北海道河西郡中札内村常盤西3線249-6Tel:0155-68-3003 2011年は11/3まで営業2011/10/15・16、帯広ばんえい競馬場では「とかちばん馬祭り」が開催されま~す♪2011ワールド人間ばん馬チャンピオンシップ世界大会や、装蹄実演、十勝の味覚大集合の「とかち食べ歩き」、帯広市畜産フェア、フリーマーケットなどなど、馬券を買うのを忘れてしまいそうな充実した内容です(汗えっとー、ばんえい競馬が存続されるよう馬券も買ってね♪ 当たるかもよ~
2011.10.12
今日の写真はすべて「行こう」と言いだしっぺの哲ちゃんが撮ったものです。(帯広ネタでずーっと進めたかったんですけど、紅葉の写真があったのでね) 晴れ渡った昨日、紅葉越しに射す光。たまーにこんな風に色づいた木もあり、まだ緑のままの木もありな、ここはどこかといいますと・・・うひゃ~!初めて見ました陸上自衛隊北部方面隊の記念行事!「陸上自衛隊第7師団創隊56周年・東千歳駐屯地創立57周年記念行事」、一般開放もされる年に一度のイベントです。凛々しいなぁー第7師団は日本で唯一の戦車を主体とした機甲師団だそうです。息子が中学3年のとき、当時まだあった陸上自衛隊「自衛隊学生」のスカウトが来られて、(なんかね、"学費無料で給料貰えて優秀なら防衛大学校へ"というようなお話しでした)世間の厳しさをまったく理解してない息子が「航空なら行ってもいいです」と答えると、がっくり肩を落としていたのを思い出しました。「考えてみます」とか何とか言いようがあるでしょうに、親の顔が見たいわ。あ、私か・・・ユーフォニアム吹くし(自衛隊の音楽隊はレベル高いよ~)運動部だし体デカいしで、使えそうだと思われたんでしょうかね。運命が少し違う方に動いていたら息子がココにいたかも、と思い至った途端、隊員たちの真剣な様子になんだか胸が苦しく・・・ちょっと前まで「わたし、デカいトラクターとか工事現場の重機の方が好きだなー」とか言ってたくせに(笑)偶然通りかかった日本航空の旅客機、ひこうき雲でイベントを盛り上げてくれたのかも(笑)「大渋滞で千歳空港にたどり着けず飛行機に乗り遅れる~!」と旅人を震撼させている「千歳基地航空祭」より人出は少ないのだろうと思いますが、それでもかなりの混雑ぶりでした。航空自衛隊から駆け付けたT-4、川崎重工業製造の純国産ジェット練習機です♪帯広駐屯地第1対戦車ヘリコプター隊から来てくれたヘリだと思うんだけど・・・ん?帯広といえば鹿追駐屯地も一般公開してたような・・・フフッ、来年はそれでツレを帯広へ連れ出せるかも・・・前日は雨も降り、パレード前に除染車やタンク車がこんな風に並んで散水したにもかかわらず、戦車が走るとかなりの砂埃が舞い上がります。あ、白い馬のマークだ。ってね、いつもながら過労気味のツレったら、自分が見たいって言いだしたイベントなのに、いよいよこれから「戦車・装甲車400両の大パレード」っていうあたりでもう疲れちゃって、わたしも気づかぬうちに売店や展示の広場へ避難してたんです。知らずに最後までパレードを見てた私に後からかかってきた携帯電話でそう聞いたとき、思わず「どうしてカメラ置いていかないの?」と言ってしまいました。「AUTO」モードで良けりゃ、私でも写せますよ~だ、戦車くらい。自分でも不甲斐ないと思ったのか「馬のマークを写しといたよー」ですって。「馬」でごまかして機嫌を取ろうったって・・・ お、カッコイイじゃん♪自衛隊は他国を攻撃・侵略する「軍隊」ではなく、防衛や震災などの救援活動の任務をおびています。そのせいか「隠すものは何もないよー、どこでも自由に写していいよー」って雰囲気でした。本当に最近は周辺国の恥知らずなアホっぷりが顕著で(国民じゃなくて国がね)、突然「俺の島だ」とゴネて相手が諦めたら儲けものみたいなマナー違反で迫るから、軍備を縮小するわけにもいかないんでしょうね。ニュースをちゃんと見てない私は知らなかったんだけど、2機のロシア長距離爆撃機TU95が9/8に日本を一周したばかりでなく、(旧ソ連時代には領空に入った民間の旅客機を撃ち落としたくせによくやるわ)宗谷海峡をロシア海軍艦隊24隻が通過したそうで。第2次世界大戦終結後のどさくさに北方領土を略奪しといてケロッと居直ってるばかりか、そこに中国・韓国の人や企業を招へいしたりしてる気持ち悪い国家ですからね、次は北海道も危ないかも。困った周辺国には美容整形大国も含まれていますが、その国々の首脳の顔を見て思うのは、「美容整形では、尋常じゃない目つきまでは変えられないんだな」ということ。特にプーチン(笑)人の世の汚濁の及ばぬ、日本の秋です。 (10/9、東千歳駐屯地のカエデ)屋外でスピーカーを通して聞いていたため不確かですが、来賓が挨拶の中で「42名が殉職、うち4名は大震災の救援活動で」と仰っていたような。 合掌。
2011.10.10
「お花に負けないように」と毎日オシャレをして紫竹ガーデンに笑顔の花を添えているのは84歳とは思えないほどお元気なオーナーの紫竹昭葉さん。お花の向こうから私にも素晴らしい笑顔をくださいました。紫竹さんの近くにいるだけでこちらまでシャキッとなれる感じ。私よりもずっと生き生きとした健康なオーラをまとっておられる方です。私もこんな風に年を重ねたいなぁ・・・(憧)紫竹さんに負けないようにと、花たちも素直に美しく咲いています。だってね、NHKでも何度か紹介されているので(最近では9/12の「極める!」とか)ご存知の方も多いと思いますが、個性的な庭が点在する「北海道ガーデン街道」のひとつでもあり、宿根草を中心に約2500種類の花が季節ごとに咲き誇るこの1万8千坪の紫竹ガーデン、お水もやらず、農薬も使わず、肥料もほとんど施さず、植物たちの自然の力に任せているんですって!紫竹さんが「自分でお水をお探しなさいね」と花に言い聞かせると、花たちは深く根を張り、ちゃんと自分で水を探し、強く美しく咲いてくれるそうです。ガーデンアイランド北海道に寄せた、「私の庭は種子がどこからか飛んで来て好みの場所で芽を吹き、名もない草に寄り添って景色を作るので毎年同じ景色にはなれません。種子をまき花を植えたのは確かに私なのですが、自然の力は私が想像するより数段上です」という紫竹さんの言葉に、理想を見つけた気がしました。1983年にご主人を亡くされ、失意の日々を経て5年後に「花の農家になる」と立ち上がり、購入した6haの牧草地を3年かけて畑にし、1992年にオープンした紫竹ガーデン。「平均寿命が85歳なら、あと20年もある。どうやって生きるのが自分らしいのか・・・」と思ったのが彼女の出発点だったそうです。「子供のころ、あんなにたくさん咲いていた北海道の野の花たちを、もういちど自由に咲かせてあげたい」との願いから生まれたというこのお庭にたたずむと、小さい頃お祖母ちゃんちの庭で遊んでいた時の安息に満ちた心持ちが蘇ります。~レストランやショップもありますよ~とかち定期観光バスで立ち去る時、なーんか予感がして窓側に駆け寄り外を見ました。やっぱり・・・一期一会でしょうか、紫竹さんはいつまでも手を振って(目玉のついた可愛い長靴にも注目♪)いつか再びここを訪れるかどうかも分からない私たちを見送ってくれていました。「どちらから?」とひとりひとりに話しかけながら握手にも応じていた紫竹おばあちゃん。私も問われて「札幌からです」と答えると、「あら、じゃああなたは大丈夫、またすぐ来られるわね」と(笑)そっか、本州とか九州とか遠い所からだと、またいつ来られるかも分からない・・・疲れも見せず出会う人ごとに真心で接しておられたのは、そんなお気持ちからだったのかもしれません。紫竹ガーデンへ続く市道の路肩をずうっと向こうまで、風が運んだ"こぼれ種"から芽吹いたのかな、黄色い花が背伸びをするように咲いていました。紫竹ガーデン~帯広市美栄町西4線107~開園期間・4月第4土曜日~10月末開園時間・8:00~19:00(期間中は無休)~入場料金・大人500円、小中学生200円ワンちゃんなど動物は無料紫竹ガーデンに立ち寄る時間がない方に朗報!ばんえい帯広競馬場に隣接した「とかちむら」内にある紫竹ガーデンカフェでも、紫竹ガーデンで人気のドリンク、美味しい手づくりスイーツ、とかちむら限定のメニュー、紫竹ガーデンのオリジナルギフトなどに出会うことができますよん♪ヒグマ(羆)のこと、いろいろご心配いただきありがとうございます。みなさんのコメントを参考に、「山へ戻れ!人間なんかに見つかるな!」と念じ続けています。こ、こめかみのあたりがちょっとアイタタ・・・「熊が出たぁ!」と言いますが、熊にしてみりゃ「人が出たぁ!」なワケで、冬眠に備え食べ物を求めているだけで、決して人間を狙ってるワケじゃないんです。弱肉強食・食物連鎖などの自然の摂理から外れた所で、殺そうと意図して「人」を殺しているのは「人」だけではないでしょうか?
2011.10.07
冷えびえした季節に、オヤジギャクは寒いので止そうと思ってるんですけど、つい・・・「そこにいるのはダリヤ?(誰や)」「仕事のジャマだ、ハッチ(あっち)へ行け!」9月末の紫竹ガーデン(帯広市)、台風にもマケズ秋の花々が咲いていました。「こりゃまた花がまったく似合わないオバサンが来ちゃったなー」と言いたげなのは、デイジーちゃん(13歳)。63歳の時に帯広郊外に1万8千坪の牧草地を購入してこの紫竹ガーデンを作り上げた紫竹おばあちゃんの大切な家族です。その紫竹昭葉さんに「あなた、写すばかりじゃなくて写らなきゃダメよ」と促され、84歳とは思えないほど輝いてる紫竹さんとのツーショットに収まりましたが。。。もーね、10年ほど前に甲状腺腫瘍で甲状腺を半分切除してから、順調に体重が増え続けておりまして、人前に出せるアレじゃないので縮小しました(苦笑)医者は、「甲状腺ホルモンのせいじゃなく、食べ過ぎじゃない?」と笑いますが・・・ ちぇ。食い入るように手書き風の絵図面を見詰めてから「いざ庭へ!」、しかし途中で自分がどこにいるのか???に(笑)来園者はたくさんいたんですけど、落ち着き払った大地から立ち昇る静寂につつまれ心静かに花と向き合うことができました。カフェの前庭に大きな朴の木がありまして、愛嬌のある赤い実がたわわに実っていました。朴の葉(朴葉)はいろいろに使われていますが、このドラゴンフルーツとキワノとドリアンの親戚みたいな姿の朴の実は食べられないそうです。美味しそうなのになー紫竹ガーデン~帯広市美栄町西4線107~開園期間・4月24日~11月4日開園時間・8:00~18:00(期間中は無休)~入場料金・大人500円、小中学生200円 しらおいアイヌ民族博物館が円山動物園にやってくる!「アイヌみんぱくフェア in 札幌市円山動物園」 10/9(日) 11:00~15:00詳しくはコチラ今年もヒグマの食料となる木の実が不作なのか(山を荒らしているのは人間です)、札幌市内にもヒグマが食料を求めて姿を現しています。ごめんね、冬眠の最中に飢えて弱るのはとてつもない苦痛と恐怖だよね。北海道が示すいいかげんなヒグマの生息数は2000~3000頭。(もっと少ないと思う)平成21年に殺されたヒグマの数は601頭、平成22年は540頭・・・ (環境省HP)想像してみて、総人口の4人に一人が殺される大惨事・惨劇が毎年繰り返されているのよ、人間の手で。まだ殺すの?どうして人間中心なの?
2011.10.06
ばんえい競馬9/25の9Rは「第22回市役所サポーターズ記念(個人協賛)」でした。たぶん帯広市役所の有志のみなさんでずっと応援し続けてくれているんだと思います(感謝)「あ、出たな、変なオバサン!」白く美しいこのばん馬はトウリュウ(牡9歳・帯広生まれ・馬主佐々木啓文さん・西邑厩舎)。白馬に乗った おじさま 王子さまは、2010年に1000勝を達成された大口泰史騎手♪「オバサンの夜の挨拶、オバンですぅ~、ふっふふ~ん♪」トウリュウを見てるとなんだか「縁起がいい」気分になります。白いからでしょか?2011/9/25・第9R、トウリュウ、第2障害で遅れをとってしまいました。(日没後ですが、昼夜問わず動物にはフラッシュ厳禁ゆえ、写真がアレなのはお許しください)ゴールへの直線、追い上げるトモエエーカン(牡5歳・函館生まれ・馬主酒井兼益さん・西厩舎)・・・先頭のニシキセンプー(牡8歳・稚内生まれ・馬主村上廣昭さん・中島厩舎)ともだいぶ距離が・・・でもね、ばん馬たちは最後まで力いっぱい!帯広競馬場が修学旅行先に選ばれたり、子供連れの家族の姿も見られるのは、「1着、おめでとう~」だけじゃない、最後まで頑張りぬく姿から何かを学んでほしいからかもなぁ。そして、普段から世話をしている厩務員さんたちも、横を一緒に走りながら励まし見守ります。夜なので写っていませんが、馬よりも必死な表情の厩務員さんも少なくありません。トウリュウの優しいまなざし・・・ つい「女の子」だと思っちゃう(笑)中高年のアイドル(?)綾小路きみまろよりも強くオバサンの心をつかんで離さない横顔。次走は10/10・11R、うっひゃ~な強豪ぞろいだけど健闘を祈りますっ!
2011.10.04
私を帯広に1泊させる馬・ハヤテショウリキ(牡11歳、馬主・島津信さん、岩本厩舎)、昨日10/2の7Rでも見事1着だったようです♪ おめでとう~♪・・・9/24の12Rにも出走して1着だったんですね、見逃してました(泣)旭川に寄らず、帯広に直行していれば会えたのに~~~そのハヤテショウリキに騎乗した島津新騎手↑。2011年1月にデビューした新人です。三つ編みがゴージャスな馬はキタノギンガ(牡6歳、村上厩舎)、この写真の9/25・10Rで2着!とかち定期観光バスで立ち寄った工場見学もできる柳月スイートピアガーデンで、うわさの「ばんえい十勝チョコレート」を発見! フロアで案内をしていた柳月の社員さんに「帯広競馬場でも買えますよねー」と余裕で質問したら「いえ、競馬場には置いてないと思います」と言われ大慌てで購入(笑)箱の中にはこんなカードが・・・「馬と命をかけて歩んだ開拓の息吹きがこめられています」やさしく溶けるキャラメル風味の馬型チョコレート。馬チョコゆえ、「ウマくいく」と縁起もいいことから仕事や日常のお土産はもとより、「恋がウマくいきますように」とバレンタインに贈っても効果絶大かと。しかし十勝管内の柳月のみで取扱いなので・・・、十勝に来て買ってくださいっ!柳月のオンラインショップはこちら(配送料は北海道内350円、道外700円)柳月スイートピアガーデン内のカフェでは、その場で作ってくれるココだけのメニューをいただくこともできます。クリーム白玉ぜんざい~十勝産の小豆を使用した柳月自慢のつぶ餡とモチモチ白玉~無料でサービスされているコーヒーとこの↓あずき茶とともにいただく出来立てスイーツ、疲れがスーーーッと消えていくようです・・・♪お砂糖の入っていない小豆の香り豊かな「あずき茶」、体にいい小豆の成分がたっぷり摂れる健康飲料ですが、無料♪十勝にも「小豆あらい」がたくさん居そうな気がしてきました。「小豆とごうか、人取って食おうか、ショキショキ♪」 by 水木しげる
2011.10.03
旭川から帯広に直行し1泊、ということは朝から十勝を満喫できるってことでぃ♪(朝のJR帯広駅前のベンチ)が、帯広競馬場の朝調教見学ツアーの9/25は既に満席・・・そこへ偶然届いたJR北海道「悠遊旅倶楽部」(女性は50歳から登録でき、指定席特急料金が30%割引などなど特典満載)の会員誌「ライズ」が、いい特集記事を組んでくれてました。~「とかちまるごとパック」で行く心も秋晴れの1泊2日~~とかち定期観光バス、秋の十勝「旅行パック」~まるで私の事情に合わせてくれたかのような企画です(笑)「催行人数が集まったら」とか「土日だけ」じゃなく、毎日運行してくれてるのがありがたい「とかち定期観光バス」。十勝バスさん、ありがとう♪あちこちの入場料金も含まれて、午前=3000円、午後=3200円、両方(一日)だと更にお得で5000円♪広い十勝をこんな感じで回ってくれます♪ 最近知ってびっくらこいたんだけど、北海道って九州の2倍近くあるらしく、十勝だけでも岐阜県よりちょっと広いらしい・・・限られた時間でそんなバカっ広い所を見て歩くための救世主といえますね。おまけにいろんな所で使えるお得なクーポンやお土産、ばんえい十勝の入場券も付いてました~いやー、ばんえい十勝の入場券が付いてるんじゃ仕方ないなぁー無駄にしちゃもったいないし、行ってみようかなー(爆笑)ばんえいナイター開催中(10/10まで)は、とかち定期観光バス午後の部終了後でも7Rくらいに間に合います♪ナイター期間終了後は、観光は午前だけにして午後はばんえい競馬場へ行くか、観光1日、ばんえい1日という日程を組めば〇バスが最初に訪れた十勝が丘展望台。盛りを過ぎたブルーサルビアの花の中で、秋に急かされるように蜂たちが真剣に蜜を集めていました。10/23までのお天気のいい日には、珈琲・お茶・お水を無料提供するシーニックカフェが忽然と出現しますよん♪ボーヤファームの利口すぎる牧羊犬や、紫竹ガーデンの紫竹昭葉さんの笑顔などなど、きらきら輝く十勝のあれこれはヒトカケラずつお伝えしたいなと。。。
2011.10.02
旭岳でカムイ(神)への甘え過ぎをたしなめられるように雨と霰(あられ)に降られ、右足の靴下が湿って冷えたせいか足の小指とカカトの中間点に痛みが。(苦笑)最初、とうとう体の重さを支えきれず疲労骨折でもしたかと思ったんですけど、私の場合「冷え→痛み」に移行するのを思い出しまして、気にするのやめました。(案の定、帯広に着いてお風呂に入って寝て起きたら楽にv)旭川市内へ降りてしまえばウソのような青空。足の痛みより食欲を優先する家系なもので、旭川駅前から乗りこむ帯広行の高速バスの発車時間(17:00)を気にしつつ、悪天候でほとんど使えなかった一眼レフ&レンズを背負い(代わりにコンデジGRIIIが大活躍!)一路「ら~めん、ら~めん、旭川ら~めん♪」(←夏目友人帳のニャンコ先生風に)を目指したのでした。たどり着いたのは「旭川ラーメン一蔵」。こちら↓は「一蔵らーめん・味噌」でございます。「ワレ、旭川らーめんちゅうたら正油が筋じゃろが~!」と叱らないでください。冷えてたもんで気づいたら「味噌」を頼んでました。あ、旭川!(しりとりか!?)旭川といえば、ばんえい競馬はかつて旭川でも開催されていたんでした。でも、嬉しいニュースも!2010年、元厩務員の高村氏が旭川に再びばん馬の火を灯してくれました。去年から旧旭山パークゴルフ場で旭山草ばんば競技大会を開催してくださってます♪チラッと「中高年の希望の星」↑のお姿も見えたような。 *^-^*貴重な草ばん馬大会の情報は「ばんえい競馬 NEWS」さんがUPしてくれてます(感謝)次回は、2011年10月23日(日)・旧旭山パークゴルフ場にて10時スタートだそうですよ!一蔵さんの道産小麦100%使用の自家製麺は、若干細めでゆるいちじれ麺でした。「道産小麦100%使用」と聞いて柔らかめなのかなぁと思っていたら、なんのなんの、最後までかん水依存でない自然なコシが楽しめました。あっさり目のスープもクセがなく飲みやすかったです。(砂糖の味が前面に出ちゃってるスープあるしょ、あれは不機嫌になるほど大嫌い)一口大のチャーシューが4切れほどと玉子、メンマ、ねぎだくで950円。高いと感じるかどうか、意見が分かれるところだと思います。わたしはおかげで温まったから〇かなぁー(日替わりのランチセットは880円とお得だそうです♪)次回は壁に貼ってあった「蝦夷雪の下あんかけ鮭ぶししょう油らーめん」を食べよかなっ。ニャンコ先生で思い出した。(ΦェΦ)w「夏目友人帳」の緑川ゆき原作「蛍火の杜へ」、全国でぼちぼち公開中♪
2011.09.30
アンローズという名馬が星になってしまったそうです。(詳しくは「ばんえい十勝劇場」さん、「ばん馬のいる風景」さんの記事を・・・)帯広ばんえい競馬場に隣接した十勝の恵み満載のオシャレな施設「とかちむら」で、とかち野酵母・十勝産小麦の生地を足寄産のペレットを燃料にした石釜で焼き上げていた「ピザ・ラ・バンバ/Pizza La BAMBA」が、9/27をもって閉店されました。移転予定だそうですが、移転先・開店日はまだ未定とか。9/25(日)にテイクアウトしてタクシーに飛び乗り、釧路からのスーパーおおぞら14号が遅れたためJR帯広駅のホームのベンチで食べた最後の「ビザ・ラ・バンバのブロッコリ・アンチョビ・とかちマッシュ」のピザ。だってさ、ばんえいナイター開催中だからメインの11Rは20時05分発走なんです。札幌行き最終の特急スーパーおおぞら14号が帯広駅に着くのが20時42分ですから、(なんだか西村京太郎になった気分・・・ 十津川警部ならぬ十勝川警部、なんちゃって)11Rを観終わったら急いで帯広駅を目指さないと、「帯広にもう1泊」となるわけで・・・そうなると、そろそろ哲ちゃんに愛想を尽かされるやもしれず(笑)「ピザ・ラ・バンバ」のお兄ちゃんたらさ、20時閉店なのに「20時10分ごろ取りに来ます」という私のテイクアウトの予約をこころよく受けてくれて、「11Rは馬券買わずに、レース終わったらすぐ走ってくるから!」と言うと、「ゆっくりでいいですよ。来られるまでずっと待ってますから♪」と言ってくれたのよ(涙)彼のおかげでJRに間に合ったようなもんなのに、そうかぁ、移転かぁ・・・「味の極意 馬にあり!」 4/3の北海道新聞の記事だけどね、へへっ・・・香川県坂出市の鎌田醤油さんが「質のいいマッシュルーム作り」を目指して十勝に「鎌田きのこ」を設立。質のいいマッシュルームには馬の寝わらの堆肥が適しており、日本一の小麦産地である十勝の麦わらは最適なんですって。それをばんえい帯広競馬場でたくさんのばん馬たちが寝わらに使ってくれ・・・「帯広が良質の麦わらの馬厩肥が大量に安定して手に入る日本で唯一の場所だった」という、夢のような物語。鎌田きのこさんの「ばんえい競馬がなければ(きのこ栽培は)成り立たない」という一言、私が小麦を作ってるわけでも麦わらに寝てるわけでもないけど、なんだか嬉しいです♪そんな「とかちマッシュ」を使ったピザを提供してた「ピザ・ラ・バンバ」。今までありがと、またどこかでね♪ バイバイ「とかちマッシュ」は、帯広競馬場となりの「とかちむら産直市場」や、通販では「とかちマッシュと北の恵みHP」でも購入できます。とかちむら内の「NEED FARM CAFE & BAR」や他の飲食店でも、美味しいとかちマッシュを使ったメニューが提供されてますよ♪「夏目友人帳」の緑川ゆき原作 大ヒット上映中
2011.09.29
帰りぎわ、雲間から見えた大雪山系旭岳の雪景色 。(9/22に初冠雪)しかし、この後すぐまた雲に覆われてしまいました。紅葉よりもトレッキングしてる人たちの服の方が色鮮やかで・・・ (^ー^;)残念ながら先日の台風で色づくはずの葉が飛ばされてしまったこともあり、今年の「日本で一番早い紅葉」は旭岳より層雲峡~黒岳の方が見ごたえあると思います。下界は全道的に秋晴れだったこの日、もう少しで旭岳という地点から急に黒い雲に覆われ、冷たい雨まで降り出し、エミネムみたいにフードを目深にかぶって歩く人の列は、まるで巡礼のようでした。つい2か月前にはあんなに咲き誇っていたチングルマも綿毛に。そのうち、こんな風になって、最後はこうなるけれど、小さな体で極寒と積雪に耐え、また短い夏に可憐な姿を見せてくれることでしょう♪まだ頑張っていてくれたエゾオヤマノリンドウの青。真ん中の宝石みたいなのは実でしょうかね。夏に利用した、1.7kmの岩場&アップダウン有りなトレッキングコースにもかかわらず「1時間で帰ってきてくださいね~」と言う馬鹿げた定期観光バスに懲りごりして、今回は個人で訪れたのでゆっくりと噴気孔の方まで行ってみました。(「1時間では無理ですよ」って言ったんですけどヘラヘラ笑うばかりで・・・。「お前ら自分で全コース歩いてみたのか!?」って言いたかったです。案の定、四国から来ていた男性は間に合わないと思い走ったらしく全身汗だくで心臓が苦しそうでしたし、「1時間」と言われて散策を諦めた年配の参加者もたくさんいました。結局その前の立ち寄り箇所でも平然と集合時間に遅れてた母娘がまたも遅れてそれをバスの中で待つはめに。しかし注意するワケでもなく。それでも帰着時間に支障がなかったんですから最初から全員に時間を取って欲しかったですし、昼食のフラノーブルマツオであんなに長時間をとる必要もないと感じました)お~、地球は今日も生きている~岩の隙間にしがみついていた小さな赤。赤い実が落ちると、代わりに葉が赤くなるようです。景色を遮っていた雨雲(雪雲?)の隙間から数分だけ忠別湖が望めました。青っぽいのは来年用の「芽」なのかなぁ。小さい黄色見ぃつけた♪夏に来た時ここに咲いていたのはええと~、と考えても思い出せるはずもなく(笑)葉っぱの上で表面張力いっぱいいっぱいに光っているのは、雨粒といいますか、融けた霰(あられ)といいますか・・・写真で見る分にはキレイですけどね、しゃっこい(冷たい)んですからコレ(涙目)9/24、大雪山系旭岳では山頂じゃなくって1600mのあたりでも霰(あられ)が降ってました。うそでないってばー、ほれー私の二段腹のあたりにくっついてた霰(あられ)。ピョン吉のTシャツのようにびよ~んと服を引っ張りあられもない姿で撮影(笑)9月に初冠雪やら霰(あられ)やら・・・ 山をナメたらいかん・・・今日の札幌市内の気温は25度くらい。まだ残暑厳しい地方の方々へ、私の二段腹にくっついてた霰(あられ)では申し訳ないので、高山植物にくっついてた霰(あられ)の写真を贈ります。
2011.09.28
昨日、念願の帯広にいました。一昨日は旭岳であられ(氷の粒)に降られてました・・・とほほ帯広ばんえい競馬、9/25(日)に行われた重賞レース「第47回岩見沢記念(BG2)」。そのレース前のパドックで、私の横から「フクちゃん、フクちゃん」とお上品な声が。見ると私と違ってきちんと髪をセットしよそ行きのお召し物を着たご婦人でした。それはもう心配そうに愛おしそうに「フクちゃん、がんばってね、今日もきれいね」と話しかけるので、つい私も「本当にきれいな馬ですね」と会話に加わってしまい・・・(笑)自分以外で動物に話しかける人を見つけると、ホッとします。こちらがフクちゃんことフクイズミ(牝10歳・旭川生まれ・松井厩舎)。男どもの前を行く女王なのに、おっとりと天真爛漫な雰囲気をまとった淑女です。フクイズミの偉いところは、その小さな声で「フクちゃん」と呼ぶご婦人の声に応え、「そんなに心配しなくても大丈夫よ」と言うように余裕でじっと見つめ返すところ。きっと長い年月フクイズミを応援されている方なのでしょう、「ほんとに気まぐれなコだから、気が向けば簡単に勝つんだけれど」と微笑んでいました。そのご婦人が「あれ見て、あの髪飾りきれい!」とおっしゃるので、はいはい、何でも言ってください、私でよければ撮りますよ~と、フクドリ(セン5歳・浦幌町生まれ・皆川厩舎)の仙台の七夕みたいな髪飾り↓に注目!フクドリ 「厩務員さん、あそこに変なオバサンいる?今日って、変なオバサンが出る日?ビクビク」厩務員さん 「ううむ、最近出なくて幸いと思っていたんだが、久しぶりに出てしまったな・・・ 落ち着け、フクドリ」フクドリと同じく、こちらもまだ5歳のキタノタイショウ(豊頃町生まれ・服部厩舎)&大河原騎手。5歳っていえば3年前はまだたったの2歳だったんですよ!(当たり前?)百戦錬磨の諸先輩方に囲まれ、どんな戦いをするか楽しみです。「おばさーん、ボクはソリを曳く馬じゃないからねー」ふーん珍しい、重賞ともなると誘導馬がお出ましになるのねー「さぁ、お仕事の時間だわよ」おっ、フクイズミと尾ヶ瀬騎手の向こうに、2着に入ったギンガリュウセイ(セン7歳・訓子府町生まれ・久田厩舎)の姿が。なぜレース名が「岩見沢記念」なのかは、こちらのページをご覧いただければ。。。高速道路爆走中に助手席から撮った「ここから岩見沢市だよ~」の看板。そう、「ばんえい競馬」が描かれています。ばんえい競馬が危うく地球上から消えてしまうところだった2006年の「ばんえい危機」まで、ばんえい競馬は岩見沢・旭川・北見・帯広の4ヶ所を巡回して開催されていたそうです。私が「やべー、やべー!」とばんえい競馬に注目したのはそれ以降のことなので、岩見沢市でばんえい競馬が開催されていたことさえ知りませんでした。しかし、こうして看板にまで使われているということは、岩見沢を語るうえで外せない産業・文化遺産だったのだろうと想像できます。先ほどの「フクちゃん・・・」と声をかけていたご婦人が、「ばんえい競馬が帯広でも存続されなかったら、あのフクイズミ担当の厩務員さんね、フクイズミが処分されないようにフクイズミを連れて家出するって言ってたのよ。優しいでしょ」と話してくれました。私の頭の中は、【フクイズミの手綱を引きながら晩秋の枯れ色のサロベツ原野を(なぜサロベツなのかは自分でも不明)歩く厩務員さんの図】でいっぱいになりました。出馬表を見ると、今も岩見沢市が協賛してくださっているんですね♪おっ、鎌田きのこといえば、香川県坂出市の?油屋さんがばん馬の敷きワラを再利用し十勝でばんえいマッシュ・とかちマッシュを作ってる会社だ♪(後日、詳しく・・・)第47回岩見沢記念、最初に第2障害から姿を現したのはニシキダイジン(牡10歳・村上厩舎)!が、しかし、横からフクイズミと8番ギンガリュウセイが!フクイズミ抜けたっ、おしとやかそうでもやる時はやってくれるフクちゃんです!が、800kg超の重量を曳くこのレース、途中で止まるやもしれずまだまだ勝負は分かりません!うっそ~、フクイズミそのまま逃げ切りました~!私は小さな子供と知能が同じくらいなのか、着順より最後の一頭まで無事に第2障害を越えられるかが重要で・・・よく、小さな子供連れや若いカップルと一緒に第2障害の近くに残って最後まで応援しています。渾身の力でやっと最後の馬が障害を越えると、見知らぬ者同士歓声をあげて拍手!人間が前よりちょっぴり好きになり、馬のがんばりに我が身を少し省みることのできる瞬間です。トモエパワー、キタノタイショウ、ありがとう!何人かで君たちが越えるのを最後までずっと見てたよ。がんばる力をもらえた気がします。次は、次こそきっと君たちの上にも勝利の星が輝くと・・・最後の一頭が障害を越えるまでお父さんの肩の上から可愛い声援を送り続けていた男の子。あんまり可愛いので「後ろ姿、撮らせていただいていいですか?」とお断りしてカシャッ!君の未来にも、たくさんの幸せが待っていますように♪
2011.09.26
「私を帯広に1泊させる馬」ハヤテショウリキ号(牡11歳・瀬棚生まれ・岩本厩舎)、9/17(土)、島津新騎手が騎乗してほぼ1年ぶりに出走し見事に1着!!いやー、足を痛めたのかと思っていたんだけど無事だったんだね(涙)採算とか経費とか成績とかシビアな苦労が多い世界なのだろうと想像することしかできない無責任なミーハーファン(=私)は「ただ元気でさえいてくれれば」と思っていました・・・ハヤテショウリキ、もう11歳・・・ わたしも年を取るワケだ。ポロト湖畔でふと立ち止まりシャッターを切ったら、偶然に夕日の帯と、湖に反射した夕日が丸木舟(チプ)くっついて光って写っていました。 日暮れたあとのポロトコタンは、仲間に遅れた雲が湖面に映るばかり。ちょっと考え過ぎかもしれませんが、コタンへの入り口で左右に並んで立っていた木彫りのヒグマ、ひとりは「あ」で、「あ、出たな変なオバサン!」もうひとりは「うん」。「ううむ!どこからでもかかって来い!」いやいや、熊と相撲は取れませんて。あうん(阿吽)の狛犬のように左右で守っているのかもしれませんね。コタンの中にはチセ(家)の復元家屋群が並んでいます。小さそうに見えますが、このサウンチセ(手前の家)の収容人数は216人だそうです。アイヌ民族博物館・夜間特別プログラム「ポロトコタンの夜」が終わったあとは、かがり火に導かれてそれぞれの帰途に。アイヌ民族博物館/Ainu Museum ~ しらおいポロトコタン(大きい湖の集落)059-0902 北海道白老郡白老町若草町2-3-4
2011.09.24
アハハ・・・、旭岳と黒岳に雪降ったぁ~(呑気にも「まだトレーナー1枚で行けるべ」と思っていたので、動揺をごまかし笑ってみた)北海道の白老にあるアイヌ民族博物館/Ainu Museum、先日(9/11)天皇陛下も視察され、踊り手たちと7年ぶりの再会をされたそうです。アイヌ文化の調査研究、世界各地の先住民族との交流の拠点にもなっている博物館内部の展示を見ると、まんずまんず、どれも見事で圧倒されます。アットゥシ織、オヒョウの樹皮から繊維を採りアイヌ文様を施して着物に仕立てたのだそうです。狩猟に使われた道具もたくさん展示されていましたが、つい生活道具に目がいってしまうオバサン (^ー^;)機能美というのでしょうか、現代のキッチンツールに勝る魅力を感じました。樹皮やツルを利用し作られた編み袋や背負縄、どうしてこんなに柔らかくしなやかに作れるんだろう・・・小刀の装具の美しく手の込んだ装飾。おっ、いい色合いですねぇー前掛けや小物にも美しい刺繍がほどこされています。交易の民でもあったアイヌは、本州の漆器を漁猟で得た毛皮や海産物と交換したり漁場労働の報酬として手に入れました。豊かなアイヌたちは上座のイヨイキリ(宝物置き場)に漆器をうずたかく積み重ねたそうです。何かが気になって写したんだけど、よーく見るとうちの家紋「三つ巴」がチラホラ。(曾祖母ちゃん、まさか・・・)うーーーん、何度見てもすてきです。この日、到着したのが日暮れだったため見逃したものがた~くさん・・・ソブトバンクのお父さん犬「カイくん」の息子「空」がどこかに居たそうですし、(かつてアイヌ民族は北海道犬を狩猟犬として大切に育てていました)ヒグマ(神)も4頭いらっしゃったそうですし、文様刺繍や文様彫刻などの体験学習プログラムや、食用・薬用などに利用した植物約60種を移植栽培している「有用植物園」もあったらしく・・・未熟者ですいません、出直しますっ!恵比寿ガーデンプレイス「北海道はうまい!北の大収穫祭2011」など、東京、帯広競馬場(9/24はチャグチャグ馬コパレードも♪)、網走を巻き込んだ、3連休のばんえいイベントはコチラ!
2011.09.23
はい、写真の整理と選択が苦手で、なかなかリアルタイムでUPできないこのブログ。はい、 アイヌ民族博物館・夜間特別プログラム「ポロトコタンの夜」に行ったのは8/11です。しかし、花一家の北海道旅行の参考になるかと思い、ヨッコラショと重い腰をあげました。この他に、"博物館"と"ポロト湖など周囲の様子"とで、3つに分けてUPしようと思います。以前にも日程だけ急いで紹介したアイヌ民族博物館・夜間特別プログラム「ポロトコタンの夜」。夏の夜に数日間だけ白老にあるアイヌ民族博物館を夜間も開放して催される演目です。(ちなみに2011年度は7/29,30、8/5,6,11,12,13に行なわれました)ポロト湖畔がすっかり闇に沈むころ、案内されてチセ(茅葺き家)の中に入りました。金田一京助氏の研究を手伝いながら19歳の若さで心臓発作で亡くなられた知里幸恵さんの「アイヌ神謡集」の朗読につづき、イナウケ(イナウ削りの実演)~カムイノミ(神への祈り)が始まります。歌(ヤイカテカラ・イヨハイオチシ)やムックリの演奏。踊り(リムセ)には家族や村の平和、喜び悲しみを神々とともに分かち合う意味もあるそうです。トンコリヘチリ(樺太地方のトンコリ伴奏による歌と踊り)。山へ狩りに行き美しい鳥に矢を射ようかどうか迷っている動作を表現したクリムセ(弓の舞)。親子の鶴の深い情愛や飛ぶ姿を表現したサロルンチカプリムセ(鶴の舞)。チセの限られた光の中でアイヌの歌の心地良いリズムにもたれながら、流れるように踊る姿を見ているうちに、本当の鶴が舞っているように思えてきました。最も位の高い神である「熊」への感謝を込めて踊るイヨマンテリムセ(熊の霊送りの踊り)。イヨマンテはアイヌ民族の最も重要な儀式で、毛皮や肉を人間に与えてくれる熊に感謝したくさんの贈り物を添えて霊を送る崇高なものです。アイヌ民族の自然に根ざした生き方や食文化、独自の風習について、分かりやすい解説を添えながらポロトコタンの夜は更けていきます。あ、あの可愛い女の子が指差してるのは・・・天井一杯に吊るされた保存食、鮭の燻製(サッチェプ)だ!この後、試食させていただきましたv市販の鮭トバと違って味付け(みりんとか醤油とか・・・)を加えてない干したそのままだから、自然の塩味が心地よくどんどんイケます!はい、試食しながら「日本酒飲みたい」と口走り周囲に笑われたのは私です。終了後、かがり火の灯かりだけが頼りの闇の中で会うスタッフごとに開口一番「鮭の燻製どこ?」と聞きまくり笑われながらもしっかりとお買い上げ!一袋500円というお値打ち価格でしたよん♪さて、客席も参加して一緒に踊れる交流の時間、みなさん楽しそう~最後に、みんなの旅の安全と家族の健康を祈ってくださりながら、最初に作って願いをかけたイナウを火の神(アペ・フッチ・カムイ)に捧げます。イナウが燃えあがると同時に、私たちも願い事を祈りました。ちょっと違うかもしれないけど、肌で闇を感じながら、倉本聰先生が以前話されていた言葉を思い出しました。「自然の中で最も怖いのは、嵐でも豪雪でもなく、実は"闇"なんです。 闇を知っている人間とそれを知らない人間じゃ、まったく人種が違うと思いますね。」原子力の恩恵にどっぷり漬かって、ライターやマッチなしでは火も熾せないくせに、闇への畏怖を忘れていないか。
2011.09.22
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