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2011.01.27
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カテゴリ: カテゴリ未分類

雰囲気を出すためにハワイ語風の名前をカタカナで紹介しますが、
タコは“Tako the Octopus”になっています。


きょうの英語 Sea Anemone = イソギンチャク




The Whale who wanted to be small
By Gill McBarnet
1985年 アメリカ(ハワイ)
サイズ:186×255 P.29 ハードカバー


ハワイの島の光り輝く青い海に
小さな体になりたい鯨のカナニがいました。
カナニが小さくなれば、友だちの魚たちと遊べるからです。

ある日、海鳥のイワラニが叫びながら飛んできました。
「捕鯨船が近づいて来ているよ!」
「どこかに隠れなければ・・・」
でも、カナニが隠れるのに十分な所はありません。
カナニは困っていました。

タコがやって来て言います。
「わたしの墨を体に擦りつけると、捕鯨船に見つからないよ!」
カナニは墨を擦りつけますが、
大きな体を隠すだけの墨はありません。

ウナギのキリラがやって来て言います。
「わたしの洞窟へ案内しよう!捕鯨船に見つからないから!」
その洞窟の中は闇のように暗く、とても良い隠れ家です。
しかし、カナニの体を隠す広さはありませんでした。

きれいな声が岩陰から聞こえました。
それはイソギンチャクのレイナニでした。
「どうして体に花を付けないの?」
「捕鯨船が花を見たら、イソギンチャクだと思うよ!」
カナニはビーチの“レイ売り”を思い出しました。

カナニは多くのレイを体に着けましたが、
彼女はまだイソギンチャクのふりをする、鯨にしか見えません。

隠れる場所が見つからないカナニは、怖くなって泣いてしまいます。
そこに大きな鯨が現れます。
カナニのおじいさんのカプネカネです。
「カナニや、どうしたんだい、そんなに泣いて?」
カナニは捕鯨船が来ること、
色々な方法で隠れようとしたが、
大きな体で隠れることができないこと、
泣いている理由を話しました。

おじいさんのカプネカネは、やさしく話します。
海鳥のイワラニが見たのは捕鯨船でないこと、
それはホエールウォッチングの船だったこと、
だから、船の前でジャンプして、
大きな体を見せると喜ばれること。

カナニは今でも大きな体をジャンプさせています。



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洋書絵本のオンライン書店  『Bocky Books』





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最終更新日  2011.01.27 06:14:18
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