私の人生論 (思考が運命になる)

私の人生論 (思考が運命になる)

2023年04月18日
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カテゴリ: 認識の歩み


平治の乱で源氏が敗北した際、
源頼朝は
敵方の嫡男(ちゃくなん・家を継ぐ者)として、
当然処刑されるはずでした。

しかし、「死んだ息子に似ている」との思いから、
情けをかけてほしいと平清盛に懇願した
清盛の母・池禅尼(いけのぜんに)により、
頼朝の命は救われます。

命を救われた頼朝は静岡県伊豆に追放され、
そこで静かに暮らすことになります。

牛若丸(源義経)は平治の乱の際、
生まれたばかりの赤子でした。

それ故、行く末は出家し、
僧になるとの条件で命を救われました。

牛若丸は京の鞍馬寺(くらまでら)に預けられ
修行の身となりました。

しかし、牛若丸は活発な男の子で
山中で一人武芸の稽古を行いました。

ある時、
一人の山伏(やまぶし・山の中で修行をする者)が
牛若丸と出会います。

その山伏は、
牛若丸を源氏の遺児と知って近づきました。

山伏は牛若丸を奥州藤原氏へ連れていきます。

そこから源氏の運命は
大きく変わることになるのです。

奥州藤原氏としても、
強大化する平氏は恐ろしい存在でした。

そこに源氏の遺児、
牛若丸が現れたのは幸いでした。

いざと言う時は全国各地に散っている源氏を、
牛若丸の名の下に集めることができます。

平治の乱以降、
各地に散らばってしまった源氏武士たちは
源氏再興の時を待っていました。

彼らに一筋の光を与えたのが
源頼朝と牛若丸兄弟の存命でした。

いずれ来る源氏再興の機会、
そしてそれに呼応して源氏頭領の頼朝と
牛若丸が立ち上がれば必ず勝てる。

そう信じていた彼らに、
とうとうその機会は訪れます。





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最終更新日  2023年04月18日 05時10分05秒
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