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2016/11/03
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人はウソつき、隠し事をする。
これは本能に備わった防御であり、自分を優位に持っていく為です。
自然界で具合が悪い事を相手に知られることは死を意味します。
そこを踏まえて「「しつこい問診」」と言う事になります。

あなたが 部屋に入る瞬間から診察 は始まっています。
良い医者やマッサージ師は全身を見て違和感がないかを見るはずです。
癖を含め、 所作や初動には欠点、悪いところが現れます 。座る瞬間、立つ瞬間、屈む(かがむ)など細かい事を見落としていることは多いです。
そして何を正しい情報とするか?は患者の言葉と症状の一致点、不一致は何故かを追求することで一つひとつを消化していきます。
診断と原因追究は消去法 しかないからです。

例えば100の病気があれば固有の症状や特徴を押さえ該当しないものを消していくわけです。
ここで知識の幅がないと見落すことになります。現代はパソコン内でも良いわけで、とにかく情報を如何に拾い上げて照合するかに掛かってきます。
問題は患者さんからの口頭による情報 です
自身が思い出せない
待つしかありません。一年前のことを詳しく言える方はまずいませんから。一か月たって世間話の中で導かれるなんて事は少なくないです。
関係ないと思っている
自己判断で腕が悪いから脚は関係ないとか勝手に判断しています。
些細な事は言わない
治療(施術)中に、「そう言えば昔、悪くなって原因が分からなかったけど、いつの間にか治った」とか、特に子供の頃や若い頃の事は言わない人が殆どです。

病気=習慣=症状=癖
感覚を自覚してなくても悪いところをかばおうとして所作に現れてきます。
特に初動や単純な動きを繰り返す時に現れます。
なので、癖は症状の一つと言えます。
また、脳には 勘違いや、誤作動、混同 と言ったいい加減なところも多いので解明できれば消去の対象になります。
勘違いを正すこと自体が治療対象となったり、新たな原因場所が分かったりします。
原因場所と全く違う場所に痛みがある 関連痛は常識 ですが、脳が勝手に思い込む厄介なものでは足を切断したのに足が痛むとか、パニックでショック死なんて馬鹿げた事にもなります。
気絶は脳をリセットするための仕組みと考える研究者もいます。
突発的な一過性のものを消去 していくのも重要な作業となりますが、難しいと思います。
遺伝的因子が有っても必ず発症するものは限られているので、あとは生活習慣に潜む原因から発症のリスクを考え的を絞っていくことになります。

協力関係が生まれないと治療は機械的でケアも疎かになる
消去と同時に発症のリスクの両面から限定していく過程は、そのまま治療や施術に反映します。
そこを手を抜かず患者の懐に入り込み、分野を超えて情報を貪欲に取り入れる柔軟さが必須条件になります
その為には、 謙虚で正直で心があって向上心 がなくてはできません。
そんな立派な人はいませんが、そうなりたいと頑張っている人が良い医者やマッサージ師ということです。
そして患者さん自身も賢く接し、完治を目指して頂きたいものです。





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Last updated  2021/02/10 08:00:32 AM
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