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意味
必要に応じて人の身体を動かす
理由
動けなくなったり、上手く動かせず 同じ姿勢
でいると 悪いことが起きてしまう
から
動物は 動けなくなる
と生きていけない
特に人は生きるためのスキルを沢山持っていて、頭も体も 活動
させないと 身につけたスキル
も 下がって
いき最後には 0
になってしまう
なので誰かが身体を動かしてあげないと大変な事になってしまう
スキルが沢山有る分しなければいけない事も沢山あって覚えきれない
悪い事が起きている原因
重力による物理的な作用
例えば、正座などで足がシビレテ立てなくなるとか寝違えて朝起きると身体がおかしくなっていたなど
自分の重さ
で自分の身体を圧迫して腐らせてしまう 褥瘡
(細胞死)がポジショニングを世界に広めた
他には身体バランスが壊れて起きる障害
例えば、病気や事故など自分で体を動かせない時は状態に合わせたポジショニングが必要になる
原因が分らず間違った事をしてしまうと悪化させたり、無意味にストレスを与えているだけになってしまう事もある
なので、ポジショニングでは 必要に応じた分だけ
をシッカリ行うことが大切になる
つまり、 謎解き
をして アイテム
を探し 使いこなす
ことになる
代謝の異常
体を動かさない・動けない事によって、 然るべく代謝
を起こさないと正常な働きができなくなって 生命維持
に問題が起きてくる
廃用性筋委縮
体を動かさない事で 筋肉が劣化
していくと色んな症状が出てくる
痺れや痛み、、冷え性、体を重く感じたりと良い事はない
多くは骨格筋の事を言っているが、 代謝異常は連鎖する
ので脳を含む臓器など全身で起きていると考えておいた方が良い
人体にとって 必要な代謝が必要なだけ行われない
廃用的な生活は、老化を加速せ生命力を奪っていく
息ができない
呼吸不全
肺は自分で息をすることが出来ない 呼吸筋など筋肉を使って肋骨を広げたり、重力に引き延ばされたりしながら呼吸をしているので、筋肉が弱れば呼吸も弱くなる
死前兆候の一つで、見逃してしまうと取り返しがつかない
腹水・胸水
代謝異常で循環が上手くいかないと、体内に水が溜まり、肺が膨らむ事ができなくなって他界することも多く見られ、心臓や腎臓にも関係してくる
浮腫みは基準にならず、察するのが難しい
肺
や 心臓・腎臓
が悪くなったり、 呼吸筋
の働きが弱くなってしまうと、日常的に息苦しさやを感じる様になる
リハビリのポイントは、0からスタートで体全体と相談しながら地味なものになる
肩で息をする
と危ない状態と言われるのは呼吸筋の働きが追いついていないほどの 緊急事態
だから
原因としてどれが先かではなく、まず息をしやすい状態を作らなければ心臓の働きが追いつけなくなる
呼吸ができる位置
を探す
寝た状態から背中を
面
で押し上げていき本人が楽になる位置を探す
一定しないことも有る
肺は自分で動くことができないただの袋なので、肺が伸び縮みしやすい環境を重力の働きでつくるので、
ベッドのギャッジを少しずつ上げながら上半身を起こして調整する事になる
このとき首や肩の背面に大きな隙間が有ると安定感がなく 筋肉は無意識に緊張
するので柔らかいもので埋めてしまう
精神的な不安で自律神経が乱れる
と大きく左右される心臓はパニックになる
「大丈夫ですよ!安心して!」
などの声掛けや
スキンシップで身体に触れるなどは重要な事の一つになる
ポジショニングは 声掛けとスキンシップ
で完成度が決まると言ってもよい
舌根沈下
や無呼吸症候群だから ギャッジアップ
をして下さいと指示する医者はいないはず
睡眠時の舌の落ち込みを懸念して何故かギャッジアップをする施設が多い
根拠も裏付けもなく、その程度の対応は 気休めで危険な発想
腹臥位(腹ばい)
は本人のストレスも大きく介助としても 抵抗
がある
肩枕は死語
肩の位置を上げ、後頭部を下げて気道を確保するが少しの動きで動脈を圧迫してしまうので体位としては非常にリスクがある
救命では 「軌道確保」
と言い、もはや肩枕とは言わない
肩甲骨全体の広い面で浮かし首に負担なく顎が完全に上を向いた状態にする
少しの傾きでも舌は落ち込む
ので舌根沈下で
突然死を避けるには 側臥位
で工夫し 舌が口から出ても良い
くらいの思い切りが必要になる
医学的にも物理的にもフラットの側臥位
がメインと言える
抱き枕やクッションを使い安定させストレスの軽減をする
舌根沈下が見られたら体位交換でいち早く対応し医師や療法士、家族に現状報告をするのが先決になる
酸素吸引
一般では簡単で基本的な用具を使うので他に重度の疾患がなければ空気の漏れ防止で装着時はフラット仰臥位メインとなる
例えば夜間4~5時間使用で動きを制御する必要が有れば 褥瘡対策
として マットの見直し
も視野に入りる
臥床での食事介助
嚥下状態、麻痺、摂取物の逆流 消化活動
など身体状況で変わる
食事という活動で言えば90度に近い座位が取れるのが望ましいと言う 物理的な法則
でしか立証できていない
病院によっても対応が若干異なる
正直、医者でも エビデンスに基づいた対応
はできていない
ここは論議はやめて90度に近い座位が取れる工夫をし介護する側もされる側も一緒に頑張る関係を深める
突発的な動き
がある、 拘縮がある
など問題があれば 60度以上を目安
とする 段階
を踏みながら対応を考える
臥床生活とて手が動くのなら極力自力摂取してもらう
汚す、溢すは当たり前
で 全介助の目安
ではない
体力的な考慮や疲れに関しては、 もう無理かな?
と思ったときの 「もう一回」
これは支援介護全般における
そして必ず 労いとお礼と喜びを
伝える
認知症や廃用症候群、脳機能の欠落で 一時的に
飲み込み方が分からなくなる
ことは多く見られる
本当に何処か悪いのか?食べ方が分からなくなったのか?
一時的
なものを含め2~3日で断定できる事ではない
荒い繊維や小さな固形・薬などを異物とし吐き出すこともある
意思と本能が混同
し本人にとっては成すすべがない事も多いので、 声掛けが重要になる
誤嚥をおこさないよう 適したポジショニングは変動
するし支援介護も変わる
車イスでのポジショニング
まず、十分に対応できているところは無い
立とうとすれば怒られる
ので 朝から晩まで同じ場所
で、 同じ方向
で過ごしている方は大勢いる
ポジショニング以前の問題でこれは拘束になる
日々、何度も行われていれば虐待になる
日常生活で動く事が(活動)危ないとなると設備・整理整頓の問題
有ってはならないが現状ならば、尚更 コミュニケーションを取りながらのポジショニング
が必要になる
軽い屈伸・屈曲
を、その場でしたり、縮んでいれば伸ばし、重力で下がっていれば上げるなどしながら基本姿勢か?何か 取組みが有れば対応
した体位に導く
声掛けとしては 「 ちょっと、この姿勢を取ってみてもらえますか?何処かキツイところ有りますか?しばらく大丈夫ですか?」
など相手に 提案し伺う
要素が重要になる
可能な限り座位の 維持・向上
を試みるのなら 体幹前傾活動座位
フットサポートを上げ、床に足の裏がしっかり付き、膝は90度以上曲がっているのが目安
背中、腰、骨盤付近が背もたれから離れた状態(指が入る)
重心
は足の裏(先端寄り)へ向かい、重力は足裏・臀部から大腿部の面で分散
仙骨先端の負荷は工夫すれば限りなく0にでき、摩擦による背面の褥瘡防止も兼ねる
一方、 体幹後傾休息座位
は一見楽そうでも仙骨に負荷が掛かる
筋力が衰えていると背骨を湾曲させることになる
この姿勢のまま放置すると、脳が正しい(楽な姿勢)と勘違いし真っすぐ座る感覚が失われ、ぶつかったり転ぶ原因になる
体幹を休める
わけで多くの方は 自然にこの姿勢を取ってしまう
一番のその理由は何もしていない(する事がない)と言う事なので生活環境の問題が大きいと考える
間違った対応
としては、使用者がフットサポートから足を外したり、レッグサポートの淵に足を乗せていたりすると注意をし 定位置?
に戻してしまう
理由がある
わけですから 何故?
かを探り、必要であれば 行動改善
する。
その行動を奪うのではなく危険要素の点で危なくない様にサポートしなくてはならない
行儀が悪いとか、使い方が違うとか大きなお世話
それは 支援介護の根拠と裏付けには該当しない
また、使用者 自ら滑落
する姿勢を取っていたりスタッフの 対応の悪さ
(技術)で滑っているのに 車いすの所為
にしてしまう事は非常に多い
車いすを使いこなしていない事から始まっている
すべき事をしてから初めて検討に値するわけですから、まず様子観察をしっかりとし座上でのポジショニングに取り組むべき
浮腫が見られる場合
不必要に足を上げすぎる事は禁物で水分補給が十分なら、水平であり少しの動きがあれば体液は浸透圧もあり循環する
起床時には症状が治まっていて昼ごろから浮腫みが現れる程度なら軽い拳上で十分
ただ、廃用症候群としては、複数の原因が隠れているので優先順位を考えながら、ポジショニングしなければならない
深刻なのは 身体の微妙な動きを奪ったり重要な疾患を見落とす事
温めるのか冷やすのか?
問題も有りますが 足の挙上
は 腫れが引く緩和
と言う事で 外見だけの問題
と考えるのが無難。治療ではない
何故なら 根本原因の治療や改善
にはならない
腫れ具合や色艶、熱感、痛みなど懸念があるのなら、 対応は医療分野
血液かリンパ液か?内的要因か外的要因か?
深刻な問題が隠れている場合もある
足の挙上はクッションなどを使い寝ている間に外れても良い程度
ここは ポージング
で拘縮予防を兼ねた屈曲・屈伸で訪室の度に誰かが1分でも心掛ければいいが現状は難しいかもしれない
ギャッジなどを上げ固定し、長時間保たなければならないようなら、それこそ病院へ行くべき
体位交換・ポジショニング
は現在進行形で科学の先端を持って研究されている
褥瘡対策だけが目的の時代は終わり
他の事柄同様、 相手の状況次第
少なくとも今現代の根拠と裏付けをしっかり持ち、流れ作業で終わらせないようにしたい
ポジショニングは
声掛けとスキンシップ
で完成度が決まる
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