ココアののほほん日記

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2023年10月27日
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テーマ: 思い出話(57)
カテゴリ: オトタマのこと


これ、唐草模様の大風呂敷です。縦横各210センチで、オトタマ家に昔からあり、以前は和室で電子カーペットの上敷きで使ったりもしていました。

オトタマは風呂敷といえば唐草模様の風呂敷包みを背負った東京ぼん太を思い出すそうですが、ココアはその方、全く存じ上げません!(謎)
そんなオトタマが会社員だった若い頃、一反風呂敷と綽名を付けられていた還暦過ぎの嘱託雇用のおじちゃんがいたそうです。
このSさん、人柄は温厚で、お互いの家も近く、オトタマのご両親とも顔馴染みだったそうです。
但し綽名が示す通り、何事も大袈裟で、小銭でも大金、一汁一菜でも大御馳走、十人並の顔立ちでも絶世の美女で、初対面の相手はその言葉を信じるものの、慣れてくれば、あぁそうですかと…(笑)
でもってこの一反風呂敷という綽名、当時のオトタマはまだ若く、そのような隠語?など知らず、何気に母親に聞いてみたそうです。
それは大風呂敷と似た意味で、何事も大袈裟に言うとか、小さいものを大きく見せるとか、見栄を張るみたいな例えだよと教えられたそうです。
また大風呂敷を広げたとか、あの人の言ってるのは大風呂敷だとか、そんな意味合いで使われるものだと教えられたそうです。
ということで、大風呂敷とは、精選版日本国語大辞典によると
__① 大きなふろしき。または、大きなふろしき包み。

② 現実の状況に釣り合わない大げさなことばや計画。また、その人。__だとか。
風呂敷は包むものが何もなくても、広げた時の寸法は大きい、大風呂敷ならば尚更大きくなる。

そこから特に内容が無いのに大袈裟に言うことを大風呂敷を広げると言うようになったのだそう。
風呂敷ではなく大風呂敷なのがポイントなんですね。
また、一反とは寸法や面積を表すそうですが、昔の尺貫法ということで、今では殆ど使われないみたいですね。
一反風呂敷と呼ばれていたそんなSさん、退職の際の挨拶で、これで一反(一端?)大風呂敷はたたみますと言ったそうで、一堂皆が大笑いで見送ったそうです!(笑)





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最終更新日  2023年10月27日 10時55分08秒
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